《薔薇国志》 第一章之間乃三
《薔薇国志》 第一章之間乃三ラ「トリビアァルっっっ!―今回は命の危機がなくて安心、だけどちょっぴり残念なの☆ 裸夫羅素ですぞ」ジ「変態兎と二人だけなのが、心底嫌だ………」ラ「まぁまぁ、取って食おうと言う訳ではないですし。どちらかと言うと、私は食われる方ですし」ジ「聞いてない。―えーと、前回に続いて、能力値の公開で良いんだよな?」ラ「ですぞ」ジ「変な合頷だなぁ………。 とりあえず、統率:75 武力:52 知力:85 政治:80 魅力:65 って所だな」ラ「ふぅむ………」ジ「………なんだよ?」ラ「いえ、けして低い訳でもなく、かと言って高すぎると言う事もなく。 ぶっちゃけ、いじりがいのないステータスですなぁ」ジ「うるさい。―大体、是でも知力は呉の孫権より高いんだぞ?」ラ「彼の方は軍士ではない筈ですが」ジ「ぐ。あぁ言えばこう言う………」ラ「加えて言うならば、他のステータスは全て負けているではないですか。大幅に」ジ「………そもそも、一国の皇帝と比べるのが間違ってるんだ、うん」ラ「一国の軍士にも大幅に知力で負けていますなぁ。 具体的に言うと孔明殿や司馬懿殿、陸遜殿に」ジ「建国の右腕と比べるなぁ!」ラ「はっはっは」ジ「くそ、もう言う事はないからな、帰るぞ」ラ「おやおや、行ってしまわれましたか。 ――ま、彼の場合、一応覚醒イベントが在るようですが………はてさて」
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