みっちゃん短編16
み「こうやって飲むのも久しぶりですね。」槐「そうだな…最近忙しかったからな。」み「師走ですからねぇ…私もここんとこ残業続きですよ。」槐「無理はよくないぞ……まぁ、僕も人のことは言えないがな。」み「自営業もツラいみたいですね。…そうだ、槐先生はクリスマスとか用事あるんですか?」槐「そうだな…できれば薔薇水晶と一緒に……といきたいとこだが、最近あの娘も年頃のせいか友達と遊ぶほうが楽しいようだ。」み「ふふっ、お父さんは大変ですね。」槐「そう言う君はどうなんだ?やはり金糸雀君と過ごすのか?」み「そう言いたいんですが…うちもそっちと似たようなもんです。」槐「ふっ、お母さんも苦労してるんだな。」み「カナは姪っ子です!私はまだそんなトシじゃありません!」槐「それは失礼した。だが…それもまるで僕が中年みたいな言い方だな……」み「違うんですか?」槐「五月蝿い!こう見えてまだ40前だ。」み「あはは…まぁ、お互い色気ない年末みたいですね。」 槐「君はまだ一応20代だろう、僕以外に飲むような相手はいないのか?」み「むっ…一応って何ですか?こんなピチピチ美女をつかまえて…」槐「最近の若い女性ピチピチという言葉自体使わない気が……悪かった、悪かったから落ち着きたまえ。まずその振り上げている灰皿を下ろそうか?」み「もうっ……そんな相手がいればこうして槐先生となんて飲んでませんよ。」槐「なんてとか言うな。そうか、それなら……」み「?」槐「独り身通し、クリスマスは何か食べにでも行くか?」み「槐先生……それ、もしかして口説いてますか?」槐「そんなのではない。どうせ暇なんだろ?」み「うぐっ…悪かったですね。」槐「嫌なら構わんが…どうする?」み「わ、わかりましたよ。しょうがないですね…。その代わり、一応年上の男性なんですし、奢ってくださいね!?」槐「ふっ…君も素直じゃないな。」み「ど、どっちがですか!?(///)あぁもう、マスター!もう一杯ください!!」槐「僕も貰おうか。…では改めて乾杯といこうか。」み「えぇ、その…一応楽しみにしときますから…(///)」槐「ふふっ、努力しよう。では……」槐・み「「乾杯。」」カツン…
「みっつみっつにしてあげる~♪」「………(無言で茶をすする)」「みっちゃんさん自重して下さい!金糸雀もせめて突っ込んでやれ!」みっちゃんの元ネタ:初音ミク
ベ「だっはっはっはwwww」J「何一人で笑ってんだよ?気持ち悪いヤツだな・・・」ベ「おう、ジュンか。ちとコレを見てみろよ。」J「ん~・・・?これは、初音ミクか?」ベ「正解だ。この俺様が手塩にかけて調教したのだ!」J「なんかお前が言うとヤだなぁ・・・で、これがどうした?」ベ「まぁ見てろ・・・ポチッとな。」『♪みっちゃんみちみちウ○コ垂~れて~♪』J「うわぁ・・・綺麗な声でこれはないわ。」ベ「だろwww他にも・・・ん?」J「・・・・あ。」み「ベジータくぅん・・・私がその歌大ッッッ嫌いなの知ってるかなぁ・・・?」ゴゴゴゴ・・・J(な・・・なんという殺気だ!!)ベ「い・・・いや・・・これはみつ嬢のことではなくて・・・!」み「言い訳は・・・・・あの世で言えやゴルァァアアアア!!!!!!」ベ「こ・・ここからが本当の・・くぁすぇdrftgyふじこlp;@!!!!!!」J「南無・・・。」
「もういき遅れなんて言わせないわ」胸を張って、みっちゃんさんが何か変なことを宣っている。この部屋には。みっちゃんさんの部屋には。今、みっちゃんさんと僕だけしか居ないわけで。──その発言の趣旨に少なからず僕が関わっているのでは。そう気付いた時、僕の視界の、みっちゃんさんの顔との焦点がずれた。つまるところ。みっちゃんさんが迫ってきていた。極、至近距離に。「ジュンジュン。…いえ…その…ジュンくん」後ろには、無情にも壁が存在していた。…みっちゃんさんの、若干アップに堪えない肌が、接近する。「お、お、お…お姉さんと、結婚してください」その刹那、ベッドの傍らに丁寧に折りたたんであったドール服を僕は手に取った。そして、 自らの胸ポケットに収納してあるコンパクト裁縫箱の中を瞬時に探り、糸切り鋏を取り出す。「何故そのような世迷言を仰るのか、 頭の悪い僕にも理解できますように、簡潔にご説明願います」 突きつける。突きつける。人質として、突きつける。刃物を、ドール服に。ドール服に、刃物を。瞬きすら許されない、空気。張り詰めた弓の震える弦の如き、緊張感。みっちゃんさんは、口内に溜まった唾液を嚥下しながら、一歩ずつ後ろへと退いていく。「だ…だって…その、皆に…馬鹿にされるし… 2X歳にもなって、彼氏いない歴と年齢に等号を引けるの…厭だし…」実に身勝手な口上だった。少しイラっとキたので、鋏のストッパーを外してみたりする。「…何より……私、ジュンくんのこと…好き、だから」──はぁ。この人は。僕は糸切り鋏を裁縫箱に仕舞い、丁寧にドール服を折り畳み、 まだ膝を震わせているみっちゃんさんの許へと歩み寄った。「……これから…みっちゃんさんは犯罪者になります」「…え?」みっちゃんさんは眉を上げ、頭上に疑問符を浮かべた。「…こういうことですっ」──本当に、面白い人だ。ぎゅっと。ぎゅっと抱き締めたみっちゃんさんの身体は、暖かかった。火照っていた。そして、僕は彼女の耳元で、できるだけ優しく。暖かな、春の風のように、囁いた。「通報しますた」
子供の頃やったことあるわ、色褪せた記憶ね近所の友達とかくれんぼ・おままごと・あはっ♪大人になり忘れてた記憶、好きだった漫画に書いていた憧れの王子様・ウェディング・きゃっ(///)でも今じゃそんなことも忘れて腐女子と呼ばれるまま毎日生きてる振り返ってもあの頃には戻れない…オークション・借金苦・はぁ…orzみんなはどこにいるの?家庭を持っているの?婚期はぼやけたままで…でも今じゃそんなことも忘れて、返済に追われるように毎日生きてるカナがくれた勇気はおっくせんまん!おっくせんまん!過ぎ去りし季節はドラマティック膨れ上がった負債もおっくせんまん!おっくせんまん!消え去りし諭吉はもう帰らない……orz
【オークションがやめられない】歌:草笛みつ♪気が付いたら紙幣がもう少ししかないそしていつもそこでカードを使う諦めずに落札すべく入札するからすぐに残金なくなる♪♪もう少し倹約すればきっと家計も楽になるけど何回やっても何回やっても…♪オークションがやめれないよあの魅力は何回やっても止めれない可愛い洋服カナに着せても次から次に欲しくなるネット禁止も試してみたけど欲望相手じゃ意味がないそして次も絶対落とすため、私ボーナスだけは最後まで取っておく~♪ジ「金糸雀…また家出してきたのか?」金「何も言わないでほしいのかしら…。」
み「ふんふ~ん♪」ピラッ後輩「あ、草笛先輩。何か落ちました……よ…!?」つ『極秘書類:聖夜のアルティメットバトル2007~赤き衣の偽善者に正義の鉄槌を~』み「ねェ…何か見たァ?」ゴゴゴゴゴ…後輩「ひぃぃいいっ!何も…何も見ていませぇぇええん!!」み(明日カナはジュンジュンと一日中お出掛け…私は今年もおうちで一人酒。そんはクリスマスなんて…恋人たちのクリスマスなんて…私がぶち壊してやるッ!!)み「クックック…あーっはっはっはっはっはァ!!」ガキ「ママー、あのおばちゃん何笑ってるのー?」母親「しっ!見ちゃいけません。」
み「ねぇ…“祝う”と“呪う”ってなんか似てると思わない?」金「ちっとも似てないかしら。」
みっちゃんたちは商店街に来ています。み「さて、クリスマスも終わったし…お正月に向けてお買い物しなきゃね。」金「かしらー♪」み「まずは食べものから……あら?」金「どうかしたかしら?みっちゃん。」そこにはクリスマスを過ぎたため半額まで値引きされたケーキが山積みにされていた。店員「さぁ~在庫一斉処分ですよー。今なら半額から更に値引き!驚きの激安価格です。いらっしゃいませいらっしゃいませー!」通行人A「どうせ賞味期限ギリギリなんだろうになぁ…」通行人B「ホントホント、そんな売れ残りわざわざ買う奴の気が知れないぜ。」み「……」金「み…みっちゃん?どうしたのかし……ヒィッ!!」ビクッ!TV「今日未明、桃種市内の商店街で意味不明な言動を繰り返しながら暴れたとして草笛みつ容疑者(年齢不祥)を検挙しました。目撃者の話によると草笛容疑者は「売れ残りで悪かったな!」などと意味不明なことを大声で喚きちらしながら近くにいた男性数人に暴行を加え、駆けつけた警官数人に取り押さえられました。警察では近く精神鑑定なども検討に入れて原因を追求したいとしています…。」ジ「………」の「ジュン君?テレビの前で何固まってるのぅ?」
み「カナー、カナちゃ~ん、出ていらっしゃーい?」金「ガタガタガタ…」み「そんなにこの富士山の着ぐるみが嫌だったのかなぁ?じゃあせめてこのナスの着ぐるみを!!」金「さよならみっちゃん…カナは旅に出るのかしら。」
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