甘い保守シリーズ
1:甘い保守を致すのだわ「私と貴方…幾ら暇だからって…なんで若い男女が教室で二人してしりとりなんて…『紅』」「…て言いながら、続けてくれてるじゃないか―『いあ』」「勘違いしないで欲しいのだわ、私は楽しんでなんか…何、その単語」「語彙の豊富さが鍵だから子供の遊びと言い切るのは早いぞ。で、召喚文字の冒頭単語な」「なんか卑怯ね…続けてあげるけど、次はなしよ?―『赤』「よし、わかった―『菓子』」「たんま、人名はありよね?」「ねーよ」「……よく考えたら、人名じゃなくても意味は通じるわ―『真紅』」「わざとくさいなー…―『櫛』」「何とでも言いなさい…また『し』?―『シス』」「仕方ないなぁ…ん、なんだそれは」「ハリウッド映画だったかしら、シスの暗黒卿とかなんとか」「関係なくないか、それ―『鋤』」「レイア姫はなかったわよね。…んと、『キス』」「…戸惑うなよ、変な所で。うぉ、また『ス』ぅぅ?―『すき』」「煩いのだわ。……ちょっと待って、それ二回目じゃない?」「いや、一回目。動詞だからな」「ないわy―いえ、いいわ。動詞はありなのね?じゃあ、私は―――(ちゅっ」「……………………反則じゃないか、こういうサプライズ」「―――ずるいのはお互いさまでしょう?で、まだ続けるの?」「―Non、是以上の行為は此処ではまずそー」「―そっちの話じゃないわよっ」
2:甘い保守を致すですぅ「ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ~♪」「お池の周りにお花が咲いたよ、ぶんぶんぶん、蜂が……飛んでるなぁ…」「……待ってろですよ、チビ人間」「へ?いや、お前、明らかに危ないだろ」「うっせぇです、翠星石はあの花が欲しいんですよ―突げーきぃぅぇっ」「あぁもぉわかったから―ちょっと待ってろ」「ふ、服を引っ張るなですぅ…ふぇ?」「取ってきてやるから―とっ」「え、え、え?あ、あれは翠星石がお前ぇに贈るから意味があるもので…っ」「サン、リャン、イー―でぇぇぇやぁぁぁぁっっっ」「意味不明な雄たけびで行くなですぅじゃなくて人の話をーっ」「…………ほらよ」「お前ぇはもうちょっと人の話を聞くですよ…」「お前に言われたかないよ―いらないのか?」「誰もそんな事は言ってねぇですぅ―所で、チビ人間は是の花言葉を知っているですか?」「いやぁ?名前も知らないなぁ」「無学なチビですねぇ。いいですか、是はナデシコというですよ」「へーそーいうなまえなんだー―て、蜜なんて吸って…美味かったっけか?」「ん―是から美味しくなるですよ。ほら、こっち向くですぅ――(ちゅぅ。―ぷはっ、……ね?」「………確かに。―いや、よくわからなかったな」「な!?この翠星石の…純で大胆、無邪気な思慕がわからないと言うですか!?」「うん―だから、もう一回。―『いつも愛して』るから、な」「な………っ!?お前ぇ、わかってて…!調子に乗るなですぅぅぅ!」
3:甘い保守を致すんだよイベント名―真夜中の王子様 場所―学校:体育館「『君よ、美しき君よ、今宵出会えた幸福をなんと例えれば良いだろう』」「『あぁ、王子様、しかし、もう鐘がなってしまいます』―こんな時間まで何やってんだ」「『君よ、麗しき君よ、それがどうしたと言うのだい』―って、ぅわ、君こそ何してるのさ」「『あぁ、王子様、私は帰らなくてはいけません』―薄情な友人達が起こしてくれなかったorz」「『君よ、可憐な君よ、それはどうしてだい?』―あはは、それは災難だったね」「『あぁ、王子様、かけられた魔法が解けてしまうからです』―で、お前は?」「『君よ、純粋な君よ、それはどういう魔法なんだい?』―見ての通り、劇の練習中」「『あぁ、王子様、それは誰にも言えません』―文化祭近いからって、無茶するなよ」「『君よ、清廉な君よ、なんて悲しい事を言うんだい』―皆期待してくれてるから…少し位はね」「『あぁ、王子様、―王子様、鐘の音が響いて―』―って、危ないっ!?」「え?―わ、ぅわわ、おち、落ちるー!? ―――あ痛たたぁ…」「……王子様は意外と軽い様で…痛てて…」「意外とって失礼だね!―わ、ぇと、ごめん、すぐにどくか―」―きーんこーんかーんこーんきーん……―「―鐘の音が鳴り終わりそうだけど…まだ『王子様』?…そろそろお姫様に戻ってほしいんだけど」「―え?…んと、じゃあ、ボクが戻るの、手伝ってもらっていい?」「手伝うって…僕は何をすればいいんだ?」「動かないでいてくれればいいよ。ボクだけの王子様………(ちゅ」「………戻ったか?」「えへへ………うんっ」「じゃあ、次はもっと濃厚なので、お姫様から純粋で清廉を奪―」―………こーんかーんこーん―「『あぁ、王子様、鐘が鳴り終わりました』―早く帰らなくちゃねっ」
4:甘い保守を致すかしらイベント名―貴方は卵焼き 場所―学校:体育館「あぅあぅ、どきどきするわ、どきがむねむねするのかしらっ」「またベタな。…人前で演奏するのは慣れてるんじゃないのか?」「それは…小さい頃はそうだったけど…久しぶりだから…」「今でも小さいじゃないか―悪い、怒るな、ヴァイオリンは武器じゃない!」「まったく…貴方はいつも一言多いかしら」「昔からの性分だ、悪く思うな」「思うわよ!―あぁぁ、くだらない事を話している間にもう後少しで…」「…ったく。―いいか、観客を野菜と考えるんだよ」「か、カナは子どもじゃないかしら!そんな子どもだましで―」「じゃあ、オムライスやオムレツ、スクランブルエッグ…」「……それならいけそうかしらっ」「うん、まずは涎を拭く様に。―十分、子どもだと思う…」「そう考えてくると、なんだかお腹がすいてきたわ」「拭いてやるから動かない様に。―普通に子どもだな…」「子ども子どもって―…んー、観客の皆がオムライスとかなら―」「うん?」「貴方は卵焼きなのかしらっ」「なんかグレード落ちてないか!?―つーか、絶対子ども…」「あら、カナが一番好きな食べ物よ、卵焼きさん。それはもう―……食べちゃうくらいに、かしら―――(ちゅっぱ」「………訂正、子どもじゃない…かもな」「うふふ…胸のどきどきも…違うモノに変わったから…もう大丈夫っ」「役立てた様で何より。で、not子どもを確定にする為に次は僕が―」「行ってくるわ、卵焼きさん―食べかけは後で齧ってあげるかしらー♪」
5:甘い保守を致すわぁイベント名―私の夢 場所―学校:屋上「あぁ~、なんかもぅ色々めんどくさいわぁ」「…それがHRをエスケープしてこんな所で寝ころんでる理由かよ」「はぁい、ダーリン。だってぇ…高校生にもなって『将来の夢』なんて言われてもねぇ」「お前、男は全部それなのな…―具体的なモノじゃないんだから書き易いじゃないか」「具体的なモノじゃないから書きにくいのよぉ、ダーリンはお子様ねぇ」「……駄々こねて大の字になってるヤツに言われたくないね」「うふふ、怒っちゃったぁ?―びゅぅっ―っとと、風が結構きついわねぇ」「……………………いや、その。スカートを抑えて欲しいんだけど……」「んぅ?やぁよ、めんどくさい。見たくないならそっぽでも向いてなさいぁ」「いや、だから、それができないから抑えろと……っ」「くすくす…赤くなっちゃってかぁわいい~」「………。そりゃな。幾ら『お子様』の僕でも、何も履いてないと照れる」「え?……えぇぇぇぇ!?ちょっと、それは幾ら私でもぉ…!」「嘘だよ。―ふふ、あはは、水銀燈でも焦る時ってあるんだな」「…やってくれるじゃなぁい。その笑顔、他の娘に見せないでよぉ―んしょっと」「ん、なんて?―漸く戻ってくれるか。えーと…なんか微妙な微笑みが怖いんですが…」「失礼ねぇ―具体的なモノじゃない夢ができたものぉ」「そ、それは良かった…って、ぅわお前顔が近―!?」「乙女の恥ずかしい姿を見たんだから―責任、取ってもらうわよ―あ・な・た……(ちゅぅぅ」「…………ぼくはなにをされたんでしょうか」「接吻。―言わせないでよぉ、私も初めてで恥ずかしいんだからぁ」「そおですか。…………あの、そのいきおいでつぎのステップも」「『お子様』にはまだまだ早いわぁ―ほら、戻りましょう、アナタっ」
6:甘い保守を致しますわイベント名―はしたないと仰いますか? 場所―学校:食堂「ふぅ…御馳走様、ありがとうございました」「が、学食で…首里城が散るとは…雪華綺晶を侮っていた…」「勘違いなさらないで。腹八分目で抑えていますのよ」「……お前に奢るって言った僕が馬鹿だった…」「そんなに凹まないでくださいな。美味しく頂きましたから」「まぁ…あれだけ美味そうに食べているのを見ると、僕も満足だけど」「…………ワタクシ、そんなにはしたなく食べておりました?」「食べる速度は凄まじかったけど、そうは感じなかったかな」「それならばいいのですが…。なんだか、少し恥ずかしいですわ」「量を気にして欲しかった…orz―と、ちょっと動くなよ」「え、え、急にそんなお顔を近づけあぁ御髪のいい香りがあらあらあ―」「動くなってば―ん、よし、ご飯粒取れたぞ」「……あらあらあらぁ…そーいう事でしたか」「つけたままだと恥ずかしいだろ?…あの、顔がお怖いんですが…」「気のせいですわ。―所で、知っていらっしゃいますか?」「いや、絶対気のせいじゃーなにをでございましょうか?」「別腹の原理ですわー例え満腹でも、好きなモノの匂いを嗅ぐと、胃が広がるんですの」「あぁ、だからデザートは食べられるって話だよな。…え~と」「うふ、デザート、頂きますわね」「ちょっと待て食べ物のましてやデザートの匂いなんか嗅がせて―!」「ワタクシの嗅覚は捕えましたわよ、貴方様の香りを。ですので―頂きますわ―――(ちゅ………っぱ」「……僕は食べられたんだろうか」「うふふ、ご馳走様―ですわ」「お粗末さまでした。…じゃあ、次は僕が雪華綺晶を―」「あぁ、お腹は満腹、胸も一杯ですわ。―教室に戻りましょう―うふふ」
7:甘い保守を致す…イベント名―ばらしーが あらわれた 場所―学校:PCルーム「き・す・し・て・い・い、き・す・し・て・い・い・?…んー…」「……新手の呪文か何かか…?」「するとを呼び出すのだ―」「…北欧神話だったっけ?なんでまた…」「しかし、ばらしーのMPではたりなかった!」「…いや、お前にMPはないだろ。昔のネタは認めん」「てけり・り、てけり・り」「…あー、えーと。クトゥルフ?お前と話していると、いらん知識が身につくなぁ…」「いぁ!いぁ!はすたー!」「…いやちょっと待て。脈絡がないと言うか、会話をしてくれ」「いちまんねんと二千年前からあ・い・し・て・るー…もうちょっとだから」「…薔薇水晶!会話はキャッチボールだぞ!お互いが意味を把握しないと……え?」「??―ぅし、ばらしーは完了。次は貴方の番。―M78星雲と言えば!」「う、ウルトラマン?…いや、だから、僕が全然話についていけないんだけどっ」「…次でぇ、らすとぉぉぉ。初代パプワ君のOPは!」「んばばラブソング。……だぁぁ、いい加減にわかる様に説明し―!?」「…えへー、かーんせい。では―お言葉に甘えまして―――(ちゅぱっ」「……もぅなんか説明とかどうでもよくなってきたけど、一応聞いていいか?」「たてよみ、たてよみ」「うん、やっぱりわかんないな。―因みに、続きとかを所望するのは―?」「だめ。『たう』じゃ意味が分かんない」「……とりあえず、お前と一緒にいるのは大変な事はわかった」
8:切ない保守を致します
イベント名―幼馴染 場所―学校:教室「こんな所で寝ちゃって…疲れてるなら、帰って寝ればいいのに…」「……zzz」「……待っているのね、あの子を……」「……zzz」「―ねぇ、…もし、私が『待ってて』って言ったなら…貴方は同じ様に待っていてくれた?」「……zzz」「……待っていてくれたかも…ね。貴方は…嫌なほど、優しいから」「……zzz」「もう少しちゃんと、傍にいていれば…良かったのかな…」「……ん…し、…く…」「―そうすれば、私も昔みたいに…名前で呼んでくれたかな。…………私も、貴方を………名前で呼べたかも、ね」「………しん、く……」「諦める…わ―風邪をひかない様にね。さよなら、―…大好きな…貴方―――(ちぅ」「(とことこ…からから、からから、と)―…委員会終わったの、真紅?」「え…巴?―いいえ、30分ほど休憩よ。…えと、教室の中に…」「…いるわよ。寝ちゃってるから起こしてあげて―じゃあね」「………?えぇ、また―(からからから、とん」「――さようなら、大好きなー大好きだった、貴方」巴に甘いシリーズは用意されておりません。追加ディスクを挿入してくd(ry
9:甘酸っぱい保守を致します(切ない保守を致します:追加ディスクverイベント名―幼馴染以上… 場所―学校:教室「こんな所で寝ちゃって…疲れてるなら、帰って寝ればいいのに…」「……zzz」「……待っているのね、あの子を……」「……zzz」「―ねぇ、…もし、私が『待ってて』って言ったなら…貴方は同じ様に待っていてくれた?」「……zzz」「……待っていてくれたかも…ね。貴方は…切なくなる位、優しいから」「……zzz」「もう少しちゃんと、傍にいていれば…良かったのかな…」「……ん…、と…え ゃん……」「―そうすれば、私も昔みたいに…名前で呼んでくれたか……え?」「………とも…ちゃん……」「――――!…………諦める…諦め…―そんな事…できないよっ」「(からからから、と―)待たせ……巴?」「……しん、く。―アドバンテージは、貴女の方が遙かに上、だよね」「……何の話…なのだわ」「私、柏葉巴は、貴女の思い人が―この人が好き。だから―挑戦状、受け取ってもらうね――(ちゅっ」「な、な、な……!?」「真紅、貴女は、挑戦を―受けますか?受けませんか?」「―いい笑顔ね、巴」「―貴女こそ、真紅」「受けとめるわ。―ふふ、あははっ」「…ありがとう。―く、ふふふっ」―鮮やかな夕刻に響くのは、少女二人の賑やかな笑い声。
10:切ない保守を致すわよっイベント名―最良の親友、最愛の教え子 場所―学校:体育館「こぉら、君!こんな所で何油売ってるの!」「へ?草笛先生…?いや、金糸雀の演奏が始まるのを待って―」「言い訳無用っ!センセーは悲しいわ、君がこんなにも乙女心がわからないなんて!」「いやあの、とりあえず落ち着い―」「カナは久々の演奏会で緊張しまくってるんだから、君が傍にいてあげないと!」「人の話を聞いてくださいよっ。―それに、そういうのは先生の方が適n―」「はい聞いたっ。―あの子も年頃なんだから…私よりも君の方が適任なのよ」「ぅ…でも、僕が行っても何も…」「君が行く事に意味があるのよ。―そのままの君に、あの子は安心するんだから」「――わかりました。行ってきます、草笛先生!」「うんっ。―――頑張れ、男の子……」「…あぁもぉ、なんでカナの演奏が始まる前から景色が滲んで見えるんだ、私は」「―幾ら君でも、失恋すれば涙くらい出るだろうさ。草笛先生」「―是は汗です。もしくは目から流れる鼻水ですよ。槐先生」「……妙齢の女性がそう言う事を言うモノじゃない」「相変わらず、槐『先輩』は女の子に幻想抱いてますね。―出歯亀ですか?」「…草笛『君』が女の子…?いや、それはいい、―君の声が大き過ぎるんだ」「さぃですか。次からは注意しまーす」「……良かったのか―あの選択で?」「……カナは最良の親友で、最愛の教え子ですから。…恋敵にはなれません」「……そうか。―今日は一杯付き合おうか?」「男ヤモメと振られ女で、ですか?」「偶には悪くないと思うが」「―よござんしょ。よーし、今日は学生時代に戻ってぶっ潰れるわよー!」みっちゃんに甘いシリーズは(ry
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