ドラクエメイデン5
ランシールジ「…落ち着いたか?」翠「な、何とか…吐き過ぎてクラクラしますけど…」ジ「無理するなよ。ここで一休みしよう」翠「な、何言ってるです…!翠星石は無理なんてちっとも…ホェ~」フラ~ジ「駄目だなこりゃ…仕方ない、宿屋へ行こう」翠「翠星石は大丈夫だって言ってるです~」ジ「どこが大丈夫なんだよ…水銀燈も真紅もいないんだから、 無茶する訳にはいかないんだぞ」翠「あの二人がいないくらいで…ん…?二人が…いない!?」ジ「ん?どうかしたか?」 翠「どどどどういう事ですか!?二人がいないって!?」ジ「覚えてないのかよ…バシルーラで飛ばされただろ」翠「そ、そういう事言ってるんじゃねぇですぅ!」ジ「はぁ?」翠「だって、だって、だって!」翠(ジ、ジュンとふたりっきりですぅ~~~~!!///)ジ「…どうした?」翠「な、ななな何でもねぇです!…あっ」クラッジ「危ない!」グイッ翠「ほわっ!?」ポフッ(抱き寄せられる)ジ「…ったく、ボーッとするなよ」翠「!!!!くぁwせdrftgyふじこlp;///!!!!!」翠「だだだ大丈夫ですぅ!大丈夫だから、翠星石に触るんじゃねぇですぅ!/////」ジ「何だよせっかく助けてやったのに…とにかく宿屋だ、無理にでも休んで貰うぞ」翠「わ、わかったですよぉ…」 宿屋ジ・翠「部屋が一つしか開いてない?」宿主「へぇ、団体さんがお泊りで個室が一つしか開いてねぇズラ」ジ「そうか…」宿「まぁお客さん方はカップルさんみてぇだから問題ないズラね」ジ「え…いや、僕達は旅の仲間で…」翠「そ、そうですぅ!カッポゥじゃねーですぅ!///」宿「またまた~wほい、部屋の鍵ズラ」 宿屋・503号室ジ「ご丁寧に枕二つ用意してるし…」翠「////」ジ「それじゃ僕は買い物に行ってくるから、休んでるんだぞ」バタン翠「あっ…」翠「……」翠「…とんでもねぇ事になったですぅ」ポフン…翠「ふぅ…」…ふたりっきりになるなんて思いもしなかったです……でも、これは千載一遇のチャンスです!ここで一気にジュンとの距離を縮めて…!『え…いや、僕達は旅の仲間で…』……………ジュンは翠星石の事をどう思ってるんですか?…ジュンにとって…翠星石は旅の仲間でしかないんですか…?やっぱり水銀燈みたくおっぱいぼいーん!じゃないと駄目ですかね…サワサワ………何か考えてたら段々悲しくなってきたですぅ…む~…今あれこれ考えてもドツボに嵌まるだけな気がするし…とりあえず寝るです!寝てから考えれば…ちっとは…マシに……Zzz…翠「Zzz…ムニャムニャ」ジ「よく眠ってるな…そっとしとくか」翠「ジュン…危ないです…ムニャムニャ」ジ「何の夢見てるんだろなw……コイツも寝顔は可愛いんだけどなぁ」翠「駄目です…男同士なんて…ムニャムニャ」ジ「…マジで何の夢見てるんですか?」翠「Zzz……んあぅ?」ジ「あ、起きたか」翠「ぅ…おはようですぅ…」ジ「もう夜だよ」翠「そんなに寝てたですか…くぁ~~~っ」ジ「とりあえずヨダレ拭けよ…体の調子はどうだ?」翠「ん…もう大丈夫ですぅ」ジ「そっか…よかったな、治って」翠「もう船はこりごりですぅ…」ジ「安心しろ、当分は船旅だ」翠「うぐ…」ジ「ま、慣れるしかないな」翠「冒険は大変ですぅ…」ジ「だな」…………か、会話が終わっちまったです…な、何か話題を!翠「そ、そういえばお腹空きましたね!何か食べにいくです!」ジ「あ、僕はお前が寝てる間に済ませたけど…」翠「そ、そうですか…」き、気の利かねぇ野郎です…いや!今はそんな事いいです!そんな事より会話を続けて…えと…う~翠「んあぁ!」ジ「(ビクッ)な、何だ!?」翠「お、お風呂入ってくるです!」ジ「あぁ、風呂か…僕も今のうちに済ませるか」ほあぁ!?今のうちに済ませるって…まさか!こ、混浴…///ジ「んじゃ、僕こっちだから」そうですよね…男女別れてますよね…常考…ハハ…翠「…ハァ」チャプ…空回りしまくりです…こんなんじゃ距離を縮める以前の問題ですぅ…未来が真っ暗ですよ…蒼星石…フフ…蒼「あ、翠星石?」翠「(ビクゥッ)そ、蒼星石!?何でここに!?」蒼「何でって…旅の途中で立ち寄ったんだけど…」翠「そ、そうですか…」あ…でも蒼星石の顔を見たら少しだけホッとしたです…蒼「あれ?」翠「どうしました?」蒼「あ、うん…旅の仲間と一緒に来たんだけど…まだかな…」(男湯から)「あぁんジュン様ぁ♪お久しぶりですわぁ♪」ジ「なっ!雪華綺晶!?」翠・蒼「!?」雪「うふふ…こんな所で出会うなんて♪やっぱり二人は赤い糸で結ばれてますのね♪」ジ「な、何を訳の判らない事を…つーか前隠せ!///」雪「照れてらっしゃいますのね…♪でもそんな可愛いトコも大好物ですわ♪」ジ「え!?僕食べ物!?」蒼「な、何してるんだよ雪華綺晶!も~!」翠「な、仲間って雪華綺晶ですか!?」蒼「え、知ってるの?ってそれどころじゃない!早く止めないと!」翠「…翠星石が行くですぅ!」ザバッ蒼「えっ行くって…ちょ、翠星石!?」あそこから男湯へ行けるですぅ!雪「さあ、お覚悟なさいませ♪今宵二人は結ばれる…これぞまさにデェスティニィー!ですわぁ♪」ジ「恐い!恐いって!」雪「…もう辛抱たまりませんわ!ジュ♪ン♪さ♪ま~♪」ピョーンジ「きゃー!ルパンダイブー!」翠「バギマー!」雪「アーーレェーーー…」キラーン☆ジ「あ…?」翠「ジュン!無事ですか!?」ジ「す…翠星石…」翠「よ…よかった…」ヘナヘナジ「翠星石…」翠「ジュンに何かあったら…翠星石は…グス…」ジ「いや、だから翠星石…」翠「え…?」ジ「その…ま、前…/////」翠「んわきゃあああああああああああああ!!!!!?????」※翠星石はバギクロスを覚えた!ジ「エンッ」翠(ジュンに見られた、ジュンに見られた、ジュンに見られた、ジュンに見ry///////)蒼(…グッバイ、雪華綺晶)敬礼 宿屋・503号室ジ「……」ボロッ翠「ご、ごめんです!あ、あんな事になるなんて思ってなくてその」ジ「あ~いや気にするなよ…ほら、僕も悪い訳だし、な」翠(その優しさが今は辛いですぅ~~!)翠「で、でもホラ…」ジ「…今日はもう寝よう、な」翠「あ…!…わかったですぅ…」シュンさ、最悪です…完全に嫌われたです…!毛布と枕だけで床で寝てるし…ジ「……ハァ」ムク翠「ど、どうしたんですか!?」ジ「何だ、まだ寝てなかったのか…いや、やっぱり床じゃ眠れなくてさ」翠「そ、そうですか…」あれ…?こ、これはもしかしたらチャンスかもしれないです!でもそれってつまり……えぇい!翠星石も女です!当たって砕けるですよ!翠「ジ、ジュン!」ジ「え?」翠「こ、ここここっち来て一緒に寝るです!////」ジ「え…そ、それはマズイだろ…////」翠「す、翠星石がいいって言ってるからいいんです!でも勘違いするんじゃねぇですよ!? リーダーに風邪ひかれたりしたら困るから仕方なくですからね!/////」ジ「あ…えと…うん////」翠「……」ジ「……」き、緊張して眠れねぇですぅ…!
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