『郷里』
『郷里』 白崎が横目でちらりと見た槐は、助手席で窮屈そうに座っていた。じっさい窮屈なのだろう。槐は二メートルを超す大男である。が、槐の身長にあわせて車を選ぶわけにもいかないから、ここは我慢してもらうほかない。 槐の全身から発せられているいらだちは、なにも車内の狭さだけが原因ではなかった。帰省ラッシュである。盆休み真っ盛りに、白崎たちも里帰りをはじめたところ、この渋滞があった。 白崎は指でステアリングを叩いた。いったい、この車はいつになったら目的地へ到着するのか。「日が沈みそうだ」「あっちじゃ、もう沈んでいるかもな」 慍然として言った槐は、腕を組んだまま座席に体を沈めた。が、時計を見れば、三時を過ぎたばかりである。郷里が盆地にあるとはいえ、日没には早すぎる時間だった。 それでも、実家へ着くのは、日没後になると思われた。それほど車は進まない。景色に変化が見られない。退屈なこと夥しかった。「まるで進まないな」「いや、進んでいるよ。ほんのちょっとずつだけれどさ」「ぼくにはわからん」 槐はアクセルを踏むまねをした。その時、槐の携帯電話が鳴った。槐は出ない。気づいていないのかと思った白崎は、槐に教えてやった。槐は口の中で小さく驚きの声を発して、電話に出たのだから、やはり気づいていなかったのだろう。 白崎はとくに聞き耳を立てていたわけではないが、会話は終始筒抜けだった。槐もあえて声をおさえるようなことはしなかった。聞かれて困る話でもない。なんのことはない、槐たちの到着は何時くらいになるのか、その確認の電話だった。 槐はすぐに電話を切った。「草笛さん、どんな感じだった」 と、白崎は槐の話し相手について簡単に訊いた。「声を聞くかぎりじゃ、元気そうだった」槐は答えて「しかし、あいつ、まだ集落を出ていないらしい」 槐は呆れたように大きくため息を吐いた。 それを見て白崎は苦笑して、「彼女、今なにやっているの」「ぼくの家にいる」「きみの家にって、なんで」 白崎に訊かれて、槐は首を振った。そこまでのことを、槐もあの短い会話の中では聞いていない。槐の実家の電話をつかってかけてきたのだから、今はそこにいるのだろう。どういう状況でそうなっているのかは、槐の知らないことである。 彼女が帰省中でないことは、話していてなんとなく想像できた。集落から出ていないのなら実家暮らしだろうが、外へ働きに行っているのかもしれない。まさか土いじりだけの生活をしているなんてことはないだろう。「OLでもやっているのかな。クリエイティブな仕事に就きたいと言っていた気がするけれど、あれはどうなったんだろう」「服飾デザイナーだな。大口叩いておいて、まったくなにをやっているんだか」 槐は、今度は怒っているような言い方をした。郷里にいるかぎり、そういった仕事の勉強も就職もむずかしいに違いない。 槐と白崎は、東京で小さなドールショップをやっており、これの開店当初に草笛を誘ったが、その時はむげに断わられた。男二人・女一人なんて怖いわ、と、そういうふうに断わられた。 ――なにも一緒に住めと言っているんじゃあ、ないんだ。 と、槐が怒りながら言っていたから、白崎は当時のことをよく憶えている。白崎は最初の頃は店の方で槐と同居していたが、今は近場のアパートを借りてそこに住んでいる。工房を拡げたいと槐が言ったために、突貫工事で生活スペースを削った結果、白崎の寝床を確保できなくなったのである。さいわい、槐に比べて白崎は貯蓄に余裕があったし、店も軌道にのりはじめたところだったので、そのあたりは大した軋轢も生ぜずにすんだ。 とりあえず、白崎と槐は、東京で自分たちの夢を叶えたことになる。 その夢と草笛の夢は大差なかったのだが、いつのまにやら、三人の夢が二人の夢になってしまったようだった。彼女は単独で自分の夢を叶えたいのかもしれない。が、草笛は槐や白崎と同年齢だから、二十歳台の終わりまでもう何年もないはずである。だのに、ずいぶんとのんびりしているものだ、と白崎は内心ちょっと呆れた。 ――ま、一緒に店をもとうとか、夢を叶えようとか、そんな約束していたわけじゃないし、どうこう言うのは筋違いだよなあ……。 白崎は首を回してから、腕を伸ばした。 また車が進まなくなっている。 となりの槐は、「会ったら、からかってやる」 と言って、唇の端をわずかに上げた。 夜のしじまに沈んだ頃になって、車はようやく集落へ入った。集落の子どもたちが、これを出迎えた。車は子どもの足にあわせて、のろのろと進み、子どもたちはそれを追った。 ここへ帰って来るのは一昨年の盆以来だから、この習慣を見るのも二年ぶりということになる。外部へ出て行った者が帰って来ると、子どもがそれを見物に来て、後を追いかけまわす習慣がこの集落にはある。白崎も槐もかつてしたことだった。 途中で槐の実家に着いたので、白崎はいったん車をとめ、槐をそこで降ろした。 槐はドアを閉める前に、「挨拶すませたら、早くこっちに来いよ」 と、白崎に言った。「よせやい。ぼくは東京からずっと運転していたんだぞ」 休ませろ、と白崎は言って笑った。「じゃ、また明日」 と言った白崎が右手を上げると、槐もそれをまねて、残った左手でドアを閉めた。 槐が家の門を通ると、しばらくして陽気で満ちた声が庭先から聞えた。「よっ、槐くん、飲んでいるかい?」 声の主の草笛が庭からやって来て、槐の肩を叩いた。「なにが、よっ、だ。どうして、きみが、ここにいる」 玄関戸に手をかけていた槐は、それで草笛の手をのかし、庭へ向かった。縁側でかるい宴会が実施されているらしかった。縁側にあつまる連中は、皆大いに酔っていた。草笛はその中にあって、酔っていないほうなのかもしれない。言葉も足どりもしっかりしたものだった。他の者のような醜態ではなかった。槐の父はすでに酔いつぶれて居間でいびきをかいており、母の姿は見えなかった。たぶん、台所か風呂だろう。 草笛は縁側の端に座り、そのとなりをビールのアルミ缶で叩いた。ここに座れ、ということである。槐はそれにしたがい、草笛の差し出したビール缶を受け取ってプルタブを開け、一口だけ飲んだ。槐はあまり酒につよくない。「今日ねえ、カナが上のほうへ行っているのよ」 と、草笛は言った。さきほどの槐の問いへの返答だった。〝上のほう〟というのは、言葉どおり集落の北端にある丘の上のことで、ここらではいちばんの有力者の結菱氏が屋敷をかまえている。 草笛の姪の金糸雀と時計屋の息子の一樹と、それに槐の歳の離れた妹の雪華綺晶――、このあたりが、お泊りに行っている。それぞれの家に代わる代わる泊まるということをしており、今日の泊まり先が、翠星石・蒼星石という双子の姉妹がいる結菱の屋敷だった。夏休みだから、そういうこともあるのだろう。 要するに草笛は、同居中の姪のいないのがさびしくて、槐の実家まで飲みに来たのだった。 ――雪華綺晶も、か。 槐は嘆息した。雪華綺晶は来年中学に上がる年齢になっている。いい歳をして、幼稚なことに参加する妹だ。そして、兄が帰って来るのを知っているはずなのに、なんて薄情な妹だ、とも思った。「それ、ローテーションみたいなのは、どうなっているんだ」「今日で最後。一夜ずつ泊まっていって、締めが結菱さんのお屋敷ってこと」 と、草笛は言った。槐は納得してみせた。それなら、雪華綺晶は明日には帰って来る。安堵の息を一つ吐いて、槐はまた一口だけビールを飲んだ。 槐は、はたとあることに思い当たった。「すると、きみは、金糸雀がよその家に泊まっているあいだじゅう、ここに来ていたのか」 と、槐は草笛に言った。 草笛はけたたましい笑声を放つと、槐の背を平手で打った。「そんなわけないでしょ」「そっちこそ、なにをしていたの。正月にも帰ってこないでさ」 と、草笛は話をきりかえしてきた。「仕事に決まっている」 人形を作るのが槐の仕事である。一度入り込むと、中々工房から出ない。出る気にならない。それがために、このところの盆・正月など、いっさい帰省しなかった。白崎はそれにつきあったかたちになる。彼は実質的な販売員である。「じゃ、盆も正月もずっと工房にいたんだ」「いた」「クリスマスやバレイタインや自分の誕生日も――」「いたよ。一日中入っているんじゃないから、それなりに飲み食いして盛り上がったりはした」「白崎くんとふたりっきりで――」「そう」「あんたらホモ?」「馬鹿め!」 槐は立ち上がって怒鳴った。よくもそんなことを真顔で言えたものだと思った。しかし、草笛はたしかに真剣そのものといった表情で言ったが、本気で言ったのでなく、冗談に違いなかった。彼女の酔眼では、どうして槐がそこまで怒っているのか察することはできなかったし、また槐自身も、どうして自分はこんなささいなことを怒鳴りつけているのかわからなかった。 ――馬鹿め! と、槐は心の中で自分を怒鳴った。たった二口か三口、飲めぬ酒を飲んだだけで、もうこんなに酔っている。酔っているから、短気になっているのだと槐は信じた。 槐は夜空を見上げた。満天の星だった。槐は、自分が久しく星を見ない生活にあったことに気づいた。と同時に、集落を出ずにこの星を見続けているのだろう草笛が、むしょうにねたましく思えた。「きみは、なにをしているんだ」 槐はどっかと縁側に座りなおして、草笛に訊いた。 草笛はすまし顔で、「なんにも」「働きに出てはいないのか」「全然。家でだらだらしているわ。畑にも出ていないんだもの」 草笛はひらひらと手を振り、ビールを飲んだ。 槐は、また怒鳴りたくなった。怒鳴る代わりに、ビール缶を取り上げた。「まだ残っているのに……」「もう飲むな。それで、寝ろ。明日の夜、話したいことがあるから、きちんとしらふでいるんだぞ」 と、槐は、それこそ酔ったような、ひどくたよりない語気で言った。 なにそれ、という草笛の質問に、槐は答えなかった。そんなことは、明日答えてやればよいことだった。槐は、今度こそは羽交締めにしてでも、この女を東京へ連れて行くべきだと思ったのである。突然こんな思いつきをした槐は、たしかに酔っていたのかもしれない。 翌日の昼頃になって、雪華綺晶が帰って来た。名に似つかわしくなく、すっかり日焼けしていた。槐はほのかに感動した。二年ぶりに生で見る妹は、なるほど少しは成長しているようだった。来年中学に上がっても、恥をかくことはないと思われた。日焼けしていることもあって、ことさらたくましく見えたものだった。 槐は、雪華綺晶との再会もそこそこにすませると、身なりを整え、白崎や他の帰郷者と合流して、結菱の屋敷へ向かった。帰郷して来た者は、例外なく結菱の屋敷へ顔見せしに行くのが、昔からの決まりだった。 六人ほどの集団である。「結菱の爺さん、まだ生きているのか」 途上、誰かがそんなことを言った。結菱の屋敷の主人は、正確な年齢はわからないものの、まもなく七十歳に達そうかという老人である。九十や百まで生きるのがそうめずらしくないから、まだ死ぬ時期でもない若さにあると言えば、そう言えた。「孫の顔を見るまでは死なんだろう」 と、言う者がいた。 背後で上がった声に、並んで歩いていた槐と白崎は振り返った。「孫なら、もういるじゃないか」 と、白崎が言うと、「いや、あれは孫じゃなくて娘だよ。養女。だいいち、あの爺さんがいつ結婚したんだ」 という返事があった。双子の姉妹のことである。そういえば、結菱の爺さんが娶嫁したという話は、ついぞ聞いたことがない。集団が小さくざわめいた。年齢差から、孫だと勝手に思い込んでいた者が、けっこういるらしかった。あるいは、そもそも幼い娘があの屋敷に住んでいることを知らなかった者も、いたかもしれない。 屋敷に到着した。和洋折衷のしゃれた屋敷である。瓦葺でない屋根は、この近辺ではめずらしかった。 集団は、初老の女中に出迎えられ、客間まで案内された。内部はおおむね和風で、西洋の香りに乏しいものだった。 客間も畳座敷だった。そこで茶と菓子を馳走され、夕方には屋敷を出た。 子どもの頃は、どこまでも気むずかしい老人という印象しかなかった結菱の主人が、ここ数年でずいぶんと柔和になっている。娘ができるとそうなるものなのかな、と白崎は槐に耳うちした。 ――さて。 と、槐は考えた。自分の父親は、雪華綺晶が生まれて以後、どうだったのだろう。もともとかるい性格の父で、それはもうずっと変わっていないが、以前と以後とでは、やはり少しくらいは違っているのだろうか。「多少、落ち着いたか」 と、槐は言った。槐は自分の父についてそう言ったが、むろん白崎にわかるはずがなく、「昔から落ち着いた物腰の人だった。そこに柔らかさが加わった」 と、見当違いのことを言った。「今日はうちに来るんだろう」 と、槐は白崎に言った。白崎はうなずいた。今着ている服はいちおう正装なので、いったん家にもどって着替える必要があった。そのまま槐の家まで連れだって行くことはできなかった。 その後は無言で歩いていたが、丘のすそまで来たところで、槐は白崎に、「草笛さんを店に誘おうと思うんだ」 と言った。白崎は、あっ、と一瞬驚いたが、「そうか。それはいいと思うよ。ぼくは反対しない」 と言った。男ばかりの店に女が入って来たら、さぞ華やかになるに違いない。草笛の参加は白崎にとって慶祝すべきことだった。ぜひ草笛に諒承してほしいと思った。「なにか、うまい文句はないかな」槐は白崎に訊いた。「手荒なことは、ちょっとしたくない」 槐は口下手なほうだろう。ひきかえ、白崎はいくらか達者である。それで相談したのだった。「手荒とは、また物騒なことを言うなあ。まさか、縄で縛って連れ帰るわけじゃないんだ。ふつうに誘えばいいだろう」「いや、最悪そういう手段に及ぶかもしれん。とにかく、ぼくは、なにがなんでも彼女を店に入れたい」 と、槐は言った。 ――だいたい、自堕落なのはよくない。他の誰がそうあっても、彼女だけはそうあってはならん。学生時代を思い出してみろ。彼女はいつだって、皆の一等だったじゃないか。視力とスポーツはからっきしだったが、勉強と裁縫と気格においては、誰だって彼女の下風に立ったものだ。めっぽう陽気で、しかし、やたらと神経質だったじゃないか。大ざっぱなようで、じっさいに大ざっぱで、そして、ひとの心の機微には敏感な女だった。そういう性格だから、彼女は、ぼくら――いや、ぼくをひっぱることができたのだろう。彼女は、だから今でもそうでなけりゃならんのだ。歳を食ったからなんて、そんなものは理由にならん。とにかく、彼女は自堕落であっちゃいかん。もっとしっかりしてもらわなきゃ、ぼくは困るんだ。…… こういうことを、槐は、烈しい・熱っぽい口調で言った。これは、まったく草笛の事情を考えない言い分だった。槐は彼女の自堕落になった理由を訊こうと思わなかったし、また、訊かなかった。 槐は高校を出てすぐに上京したから、草笛の姿や記憶といったものは、ほとんどそこで停止していた。たまに帰郷した時に会ったが、彼女の生活をのぞいたことはなかった。三十歳を目前にして、昨日ようやくそのあたりを知った。 自分の中のうつくしい思い出をくずされたくないという、きわめて勝手な・幼稚な理由で、槐は草笛を、東京まで連れて行こうと思ったのだった。 槐は、もはや物置部屋同然になっている自室に、草笛と白崎を招き入れた。槐が帰って来るということで、それなりにかたづけられていたが、それもせいぜい布団を敷ける程度のものだった。槐と白崎は、部屋の荷物を廊下のつきあたりに抛り出した。「酒は抜けているか」 と、槐は、まず草笛に訊いた。草笛は、あれっきりなめてもいない、と言って、ちょっと舌を出し、人さし指で下唇を押さえてみせた。この上、足もとに置かれているのは酒でなくてラムネである。言った草笛はむっつりと唇をつぐんだ。 槐が正座になったので、白崎と草笛もそれに倣った。「ぼくの言いたいことは、だいたいわかっていると思うが、……」 と、槐は腿の上の両手を回して肘をまげ、身をのりだして言った。「そんなに顔を近づけなくたって、聞えるわよ。――東京来いとか就職しろとか、そんな感じかしら」 と、草笛はぎゃくに背をそらせて言った。「そのとおりだ。こっちに来い。一緒に店をやろう。きみが、そうだらだらとしているのは、よろしくない」 と、槐は姿勢をもどして言った。 草笛は、存外あっさりと返答した。ただし、承諾したのではなく、「考えておくわ」 と言った。 それだけだったが、草笛のこの返答は、一顧だにされないと思っていた槐を満足させるものだった。 東京へ帰る日になった。 草笛が集落の入口まで見送ってくれた。 槐は窓から頭だけを出すと、「来いよ」 と、口もとに笑をつくって、草笛に言った。「東京って空気がきたないって話だし、どうしよう」 と、迷っているような言い方をした草笛の声に、槐は、自分の声をぶつけるようなかっこうで、「きみのような女はびくともせんだろう。きみの場合は、まあ、空気や水くらい、にごっているほうがいいんだ」 と言った。事実、槐の記憶にある、草笛のもっともうつくしくかがやいている姿というのは、沼を渉ったり泥をかむったり、というようなことを、好んでするところがあった。「大人になって、変に落ち着いちゃったんだろうが、それがいけない。きみはもっと行動すべきだ」 と、槐は草笛に説教じみたことを言った。「また極めつけるわねえ」 呆れた草笛が言うと、「最近はすっかり落ち着きがなくなっていけない」 と、白崎が微苦笑して言った。「昔のクールだったあなたはどこへ行ったのかしら」「きみがもどれば、ぼくももどる。それじゃ――」 槐はそう言って、首をひっこめて窓を閉めた。 呆然とつっ立つ草笛を置いて、車が動きはじめた。 車内で白崎が槐にむかって、彼女はきっと東京に来るだろうと言った。なんでそんなことがわかるのかと、槐が訊くと、白崎は、「今にも車に乗りそうな顔をしていた」 後部座席にね、と肩越しに指さして言った。帰省の初日に槐の実家にいたのも、似たような理由があったからではなかったのか。白崎はそういう想像をはたらかせ、それを槐に言った。槐は一度もそんな想像をしたことがなかったが、――だといいなあ、と口の中で言って、助手席に自分の長身を沈めた。 おしまい。
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