おさななじみなふたり 第四話
目を覚ます何やら違和感をあったので寝起きの呆けた頭で考えてみた「あ、そうか柏葉が起こしに来ないんだ。今日は。」時計を見ると十二時になろうとしてる「寝すぎだよな。我ながら。」普段は休日でもあいつが起こしに来るから朝は早いんだよな「……朝飯、朝飯。」まあ、殆ど昼だけど……
「あ、朝飯無いんだ。」キッチンに来てから気がついたそう、今日は自分で用意しないといけないんだ「うーん、仕方ない。パンでも焼くか。」とりあえずトーストで昼は誤魔化そうと思い探して見るが……「あれ?食パンが無い……。」パンは無かった「困ったな。」パンが無いなら仕方ないご飯にするかそう思い炊飯器を開けると「げ!米も無い。」ご飯は炊けて無かったそう言えば普段は柏葉が夕食後、朝炊ける用にタイマーをセットしてくれていた「何も無いな。」仕方ない。ここは文明の機器に頼るとしよう「チャラチャッチャチャーン『カップヌードル』。」お湯を注いで三分。これぞ人類の英知。文明万歳。「うーん、朝だしあっさりと塩味にしますか。」お湯を沸かし注いで待つこと三分「いただきまーす。」・・・「ご馳走様。」人類の英知は少し味気なかった
朝食兼昼食を済ませ暇潰しに掃除など初めて見るも一時間ほどで終わってしまった「普段からまめにして暮れてるもんな。」時計を見てもまだ二時過ぎ「……暇だな。」そうだ同じく暇を持て余しているであろう奴らに声を掛けてみるかまずはベジータにでも……「すまんな。今日はこれからバイトなんだ。」「そうか、なら笹塚に声掛けてみるよ。」笹塚に……「ごめん。今日は外せない用事があるんだ。」「そうか、なら仕方ないな。」ちぇっ、友達がいの無い奴ら仕方ない。ゲーセンでも行くとしようついでに帰りにスーパー寄って帰ろう
スーパーで買い物を済ませ家に帰り晩御飯の用意を始めたそう、始めたまでは良かった……「うお!痛っ!指切った!」「熱っ!」慣れない事はするもんじゃないな……
今日のメニュ-塩鯖(ちょっと炭化してる)味噌汁(煮干って腸取らないといけなかったね)ご飯(半分お粥化)
「……マズ。」普段、誰かが料理してくれる有り難味がよーく分かったまあ、明日は翠星石が来てくれるし大丈夫だろう……
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