【恋愛百景】Waltz第六話
【恋愛百景】Waltz第六話…遂に来た、運命の時「遂に来たわねぇ」「うん」「これで、僕達の春が決まるんだからね」「では、テストを返す」遂に来た、テスト返却やばいよ怖いよ。数学ピンチだよ「笹塚」「はい」「水銀燈」「はぁい」「これは…ジョルノ…誰だ?」「あ、それ僕です」「お前…名前を勝手に変えるな」「フヒヒwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwww」さて…お待ち兼ねの結果を見てみようかなちょっと期待しているけど… /\___/ヽ ++/""" """:::\|(●), 、(●)、|| _ノ(、_,)ヽ_ :|| `-=ニ=-′ ::|++\ `ニニニ′.::/_イヽ、ニ__ー―ノ゙-、"|ヽ \__ノ| ヽi | \/(_)\| 〈| > ヽハ | ||「なぁにい? そのものっそいほどにすっきりした顔は」「数学…赤点…」「ご…ごめんなさぁい」「水銀燈は?」「私はぁ…科学が赤点ねぇ…幸い追試の心配は無いけどねぇ」「どうしよう…このままじゃ…」そう、このままじゃ愛すべき(殴)水銀燈と離れ離れに…水銀燈が2年で僕が1年…「…そんなの…そんなの嫌だ…」「あらあらぁ…泣かないでぇ」え? 泣く? あ、何だか水銀燈が霞んで見えたのは涙のせいか…「う…あ、ごめん…」「良いのよぉ…貴方と別の学年になれば、私も寂しいし…」「水銀燈…」「貴方…」「お二人さん、メロドラマは放課後にして欲しいね」「あ…」うん、人目をはばからずにメロドラマしてたんだ…「と、とりあえず、多分大丈夫よぉ」「だ、だよね」「じゃあ質問、君の一年間の数学のテストの平均点は?」「…30点ギリギリ…」「際どいわぁ…」「あとは神様に祈るしか無さそうだね」「うん…そうするよ…じゃ、僕は帰るね…」「あ、私も帰るわぁ」…神様に祈るしかない…か…こりゃ本気で追試を覚悟しないと…「留年する訳じゃないんだからぁ…」「そう言うけどね…僕数学はどんな問題でも50点以上は稀だから…」「…」沈黙…「仕方が無いわねぇ…」「ん…わっ」何をするかと思えば、急に水銀燈が僕の事を抱き寄せて来た「おばかさぁん…貴方が留年する訳ないわぁ…」「水銀燈…」「それは私が信じてるもの…留年なんか…」「ごめん…僕が気弱になりすぎたよ」「分かってくれれば良いわぁ」「ごめんね」「良いわぁ…それより、喫茶店に行かない?」「…分かったよ。僕の奢りね」「分かってるわねぇ」僕達は喫茶店へと足を運んだその後、水銀燈をちゃんと送って家に帰って…ガクブルしてたけどとりあえず進級出来たって事でありがとう。水銀燈第六話・完
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