みっちゃん短編5
み「鬼は~外!」金「福は~内かしら~!」み「よし、もうそろそろいいかな。じゃあ次は年の数だけお豆を食べよっか。」金「は~いかしら~♪」ポリポリポリポリポリポリ…み「ポリポリ…ん?」金(じぃ~…)み「カナ?…私の方を見てどうかしたの?」金「ぎくっ…なっ、なんでもないかしら~!!別にみっちゃんが食べてる豆の数なんて数えてないのかしら~!!」み「……ねぇ、カナ?ちなみに今私はいくつまで食べたか分かる?」金「うん、22個までは数え…はっ!!」み「正解♪…じゃあご褒美をあげなきゃねぇ~(にっこり)」金「ひいいぃ!!ご…ごめんなさ……」カシラー!!
ジ「みっちゃんさん、まともページの短編数ミーディアムで初めて5まで行きましたね。」金「おめでとうかしら♪一時期短編が少ないと嘆いてたのが嘘みたいかしら。」み「ありがと……」ジ「あれ、なんなあまり嬉しそうじゃないですね?」金「どうしてかしらー?」み「だって……私 の 扱 い な ん か 酷 く な い ?」ジ「と…いいますと?」み「出番があることは嬉しいけど…なんかここ最近借金ネタやら年齢ネタでいじられてばっかのような…」ジ「それは…まぁしょうがないんじゃ?」金「ある意味キャラがはっきりしたってのはいいことかもしれないかしら?」み「そんなキャラ嬉しくなあああああああああい!!私だってロマンチックな恋愛話とか心温まるようなお話がいいのおおおおおぉ~!!」ジ「そういうのは『褪めた恋より…』の職人さんにでも言ってくださいよ。」み「しくしくしくしくしく…これじゃ薔薇水晶ちゃんのお父さん以上に痛いキャラじゃない…」??「貴女はいいわよねぇ…出番があって…」??「どうせ私たちなんか…はぁ…」み「だ…誰!?」金「あ…貴女達は!?」ジ「桑田さんに……姉ちゃん!?」の「うふふ…私なんて短編は2で止まってるわここしばらく主役のSSはないわ…はぁ…」
桑「私なんて出番どころか短編すらありゃしないし…はぁ…」み「な…何が言いたいのよ!?」の「つまり…出番があるくせに我が儘を言うような悪い人には…」がしっ桑「私たちと同じ暗闇を味わってもらうってことよ…」がしっみ「は…離して…きゃあっ!!」の・桑「「一緒に歩いて逝きましょう…ゴールのない暗闇の中を…」」ずるずるずる…み「嫌ああああああああ~!!カナ、助けてぇっカナああああああああぁ!!」ジ「金糸雀、見ちゃ駄目だ。」金「みっちゃんは…遠くに行ってしまったのね…」職人の皆さん、たまにはミーディアムの子たちにも愛の手を差し伸べてあげてください…m(__)m
金「ねえ、みっちゃんの理想のタイプってどんな人かしら?」み「そうねぇ…まず優しくって、一途で…」金「ふんふん…」み「包容力があって…それから…」金「それから?」み「いくらドールやお洋服を買っても怒らない人かな♪」金「……みっちゃん?」み「ん?」金「最後のハードルをちょっと低くしないとみっちゃんはずっと独身のままな気がするかしら…」み「……やっぱり?」
薔薇獄借金乙女貝のように黙りこむわたし決め込むは居留守の部屋ヤクザがドア蹴り飛ばしても隠れる場所に向かうだけ頬でなぞる金糸雀の頬は摩擦の熱 響く悲鳴たまりません逃げてるのが追われてるのがわからなくなるまでドールや服買って買って溺れハマりみつ地獄増える利息迫る期日生活を軋ませこれがマジでやばいようなら夜逃げも必要ですかああ疲れきった精神はカナの太陽のような笑顔のみで癒されるわ
みっちゃんと金糸雀はビデオ店に来ていますみ「今日は何を借りよっか?」金「あ、あの映画見たかったヤツかしら。わ~い♪」み「あらあらカナったら…えっと、私は何を借りようかな?」数分後…金「ふふふ~♪これとこれと…これにしよっと♪あれ?そういえばみっちゃんは…」キョロキョロ金「あ、いたかしら。あら?あのコーナーは…」みっちゃんがいた一画は屈強な男達のジャケットが目立つ任侠映画コーナーであった金「みっちゃんがあんな映画なんて…意外かしら…」するとみっちゃんはビデオを2つ手に取り…み「ミナ○の帝王?…ナ○ワ金融道?ケッ、笑わせんじゃないわよ…カス共が…」と呟いた…金「………みっちゃん…」み「あ…あれ?カナ…いたの!?あは…あはははは…やだなぁ、ビックリしちゃったじゃない…」金「あは…あはははは、ご…ごめんなさいかしら~…(何かしら?このやるせなさは…)」おまけ帰宅後…金「そういえばみっちゃん…何借りたのかしら?」ゴソゴソ『夜逃げ屋本舗』金「……洒落になってないのかしら…」
ジ「みっちゃんさん…僕ちょっと気になることがあるんですけど…」み「何?ジュンジュン。年齢と体重とスリーサイズ以外なら遠慮なく聞いていいわよ?」ジ「えと…みっちゃんさん原作じゃそばかすが目立つのにアニメ版じゃなんでそばかすがないんですか?」み「……」ジ「目をそらさないでくださいよ…」み「……ほ、ほら、お…大人の事情があるのよ…うん。」ベ「どうせただの毛穴の汚れじゃ…」み「イッペン…シンデミル?」アッー!
金「あれ?みっちゃんその服どうしたのかしら?」み「うん、昔買ってもらったのがさっき整理してたら出てきたんだ♪」みっちゃんが着ていたのは純白のワンピースであった。今は眼鏡も外し、いつも後ろで纏めている長い髪も今は背中まで下ろされているみ「ふふっ、つい懐かしくって着てみたんだけど…似合ってるかな?」金「うん!とーっても似合ってるかしら、お嬢様みたいかしら~♪」み「本当?ありがとうカナ。嬉しいなぁ♪」みっちゃんは上機嫌のまま片足でくるりと回ってみせたその時…『つるっ』み「あ…きゃああああっ!!」ドッシーン金「あぁ!みっちゃん大丈夫かしら!?」み「あうぅ…痛たた…」バランスを崩して前のめりに転んだみっちゃんが体を起こした時…金「ぎぃやあああああああああああああ!!」突如金糸雀の悲鳴が響き渡ったみ「え?カナ…どうし…」金「貞子!!」み「え?」金「まんま貞子かしら~!びえぇぇぇん!!怖いかしら~!!」み「ガーー∑( ̄口 ̄)ーーン!」上半身のみを起こしたみっちゃんの顔には長い髪が垂れ下がり、その隙間から目だけが覗いていたそれはまさに地面を這いずる某ホラー映画の一シーンそのものであった…み「……」
その夜…金「あの…みっちゃん?カナが悪かったからお部屋から出てきてほしいかしら…」み「うぅん…いいのよ…私なんかどうせ…もうキレイなお洋服なんて着ない…ぐすっ…」金「みっちゃ~ん!だから本当に似合ってたのかしら、キレイだったのかしら~。だからいじけないでかしら~!!」ドンドンみ「私なんて…どうせ私なんて…しくしくしくしく…」結局金糸雀は夜明け頃までみっちゃんの説得に時間を費やしたのであった…
金「お掃除お掃除~かしら~♪」ある休日、金糸雀は自宅の掃除をしていた金「お仕事で疲れてるみっちゃんが寝ている間に日頃の感謝も兼ねておうちをピカピカにしてあげるのかしら♪」金「えと、次はこのタンスの埃を落としてと…」パタパタ『ピラリ…』金「ん?何か落ちてきたかしら…これは…写真?」金糸雀が何気なくそれを拾い上げると…つ『』金「(゚Д゚)」一瞬金糸雀の時間が止まった…金「み…みっちゃん…これ…日付は…17年前ぇ!?」その時であった…「見たわね…」金『ビクゥッ!!』金糸雀は背後に凄まじい殺気を感じた…だが彼女はあまりの迫力と恐怖で蛇に睨まれた蛙のようにピクリとも動けないでいた。金糸雀の全身を冷たい汗が流れてゆく…「忘れて…貰わなきゃね…」金「!!」次の瞬間、金糸雀の首筋に針を刺されたような鋭い痛みが走ったそして瞬く間に金糸雀の意識は深い闇の中へと堕ちていった…金「ん…あ…あれ?カナ…どうして?」目が覚めた金糸雀は自室のベッドに寝ていたみ「あ、目が覚めた?カナってばリビングで貧血起こして倒れたのよ。だから私が部屋まで運んだの。」
金「そ…そうだったの…ありがとうみっちゃん…」み「いいのよ、まだ無理しないで…しばらくゆっくりしてなさい。」金「うん…あれ?でも何か忘れてるような…でも…思い出しちゃいけないような…」み「きっと怖い夢でも見たのよ。でも大丈夫…カナには私がついてるわ。」金「みっちゃん…うん、ありがとうかしら♪」み「うふふ…さ、何か朝ご飯持ってきてあげるから、もう少し休んでなさい。」金「ありがとうかしら~。」『バタン』み「…にやり」
写真を見て
白「17年前ですか…」み(ああ、白崎さんにまで…)「うう、そ、そうですよ。実年齢知りたくないですか?300万で手を打ちましょう」白「うーむ、わかりました」知りてぇーwwwwwみ「ごにょごにょ」白「なんですとーー、私より上だったんですか!?」み「他言したら即座に襲う」白「わかりました」翌日…銀「みっちゃんってピー才だったのねぇ」紅「いがいね」がやがやみ「白崎ぃぃぃ信じてたのにぃぃぃぃぃ」金「今夜は肉料理かしら、豪勢かしら」み「兎人間のよ」シクシク薔 ニヤリ
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