スマイル一番イイ♀ 第五話
僕の隣はもちろん薔薇水晶。「楽しいね……」「みんな楽しそうで何よりだよ。」前は両親がいなかったから、クリスマスなんて嫌いだつたけど…今は真逆だ。「あぁ!雛苺ーそのケーキはカナのかしらー!」「うゅ?だって金糸雀食べてないの…」「お楽しみに取っておいただけかしらー!」
「ほらほら、ケーキは逃げないから……姉さんも雛苺のケーキの苺だけ食べちゃダメだよ。」「うっ…ばれたですか……」「翠星石意地汚いのー」「うっせぇですぅ!チビ苺のくせに…」ギュム「うゅー!痛いのー!巴ー!蒼星石ー!翠星石が雛のほっぺ引っ張るのー」「ほら、姉さん…」「蒼星石に免じて許してやるです…」
あいつら元気だなー・・・「ちょっと!水銀燈!これはお酒なのだわ!」「シャンパンぐらいいいじゃなぁい…」「私達はまだ未成年なのだわ」「そんなことだからいつまでたっても胸が大きくならないのよぉ」「なっ…!す、水銀燈……貴女…!」
「それにシャンパンには胸を大きくするのよぉ」また水銀燈はそんな嘘を……いくら真紅でもそ『コクッコクッコクッ』れは……って、えぇぇぇ!一気飲み!?「水銀燈、あるだけ持ってきなさい」「ちょ、真紅…さっきのはうs」「早く持ってくるのだわ!」「は、はい!」水銀燈はこの時初めて嘘をついたことを後悔した
「わぁ…真紅……すごい……」「すごいと言うか……単純じゃないのか?」「……みんな笑ってるね」「いや、それは気のせいだ。むしろ殺気を感じる」「…え?」僕はそっと指を指す。その先には……「なぁ、笹塚……」「なんだい、ベジータ」「JUMが羨ましい……いや、恨めしい!」「ベジータ…僕は、友達だよ。さ、飲もうか…」「笹塚……くっ、JUMめぇ…!」
「な?」「殺伐……」「本当だな……」それから二時間後「す、すいぎんちょー……ちゅ、ちゅぎを持ってきゅるのだわ……うぇ…」「もう無いわよぉ……」
「このケーキは雛のなのー!」「カナのかしらー!」「翠星石のに決まってるですぅ!」蒼星石と柏葉はというと、シャンパンを飲んで以来ずっと寝ている。保護者がいないからやりたい放題だ。
それから一時間後「水銀燈、真紅をよろしくな……」「シャンパン8本空けたのよぉ、この娘…」「で、それか」「次を持って……zZ」「翠星石も、蒼星石を頼むぞ」「全くだらしない妹ですぅ」「たまにはしかたないさ」「ま、JUMに言われなくても平気ですぅ。」「なら安心だ」
「雛苺も、柏葉を頼むぞ」「雛に任せるのー!」「金糸雀は一人で平気か?」「駅でみっちゃんが待ってるから平気かしらー」「そっか、気を付けてな」「ほら、お前等……いつまでも泣きながら僕を睨んでないで早く帰れよ」「俺は誇り高きサイヤ人の王子だあぁぁー!」「・・・笹塚、ソレ頼んだ・・・」「はは、わかったよ」
「はい、メリークリスマス」「…わぁ、ありがと……開けていい…かな?」「どーぞ」それと同時に薔薇水晶は小箱を開ける、中身は……「ネックレス?」「安物だけどな」ネックレスは半分半分。二つがくっつくと本来の絵柄になる。その絵柄とは『雪の結晶』季節的に合ってるかなと思ってコレにした。正直、買うのが恥ずかしかった。
「私からは…ジャーン」「これは?」見ると、ぬいぐるみ…とでも言うのか……二体の人形。「前にJUMからならったお裁縫……頑張ってみた。」「これは…僕達?」「…当たり。正解したJUMには【等身大ばらしークッション】が勝手についてくる」「すごく……柔らかいです……」ふにふに「…JUMのエロス………」「ほっぺ引っ張っただけだろ……」ふにゅふにゅ「……いふぁい、いふぁい」「ははは…」
軽く笑ってほっぺから手を離す。「今のでわかった……JUMはドS」パシッ・・ビョーーーン「……!…あっ…待ってJUM……それ以上のばされたら……私……壊れちゃ【ビターン!】ニャ!!」伸ばした眼帯が薔薇水晶の鼻にクリーンヒット。その間の薔薇水晶の言葉は気にしたら負けだ。鼻を擦りながら彼女は言う
おまけ JUM帰宅後・・・「はぁ…寒いな、早く風呂入るか……」僕はシャワーもかけないで湯槽にルパンダイブ。ジャポン「あっちゃあぁぁぁあぁぁあぁぁあ!!!」死ぬほど熱い。温度を見る・・・58℃。あの姉は殺す気か!もう天然ってレベルじゃねーぞ!
おまけ 薔薇水晶帰宅後・・・「……寒い。お風呂はいろ」ちゃぽん「………!!…下のほう……まだお水だった。」さらに……「なんで、お父様が脱衣所にいるんですか?」「いや、なんだ、薔薇水晶……昔みたく一緒にお風呂にでもは『入りません、嫌です』い・・・うわぁぁぁぁぁぁん!」
おまけ ベジータパーティー中「蒼嬢…これ、もらってくれ」「これは?」「スカウターだ、俺の故郷のものだ。」「ありがとう」よっしゃぁぁあ!蒼嬢が受け取ってくれたぁ!!一時間後「ヒナヒナヒナヒナヒナ」「カナカナカナカナカナ」「ほらほら雛苺、これあげるからおとなしくね」そ、それはスカウター!?「蒼星石、なんですか?これ?…ごみ箱はどこですか……あったです………シュート!ですぅ」見事ごみ箱へ。全ベジータが泣いた
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