今日は大晦日…
今日は大晦日…銀「今日は無礼講よぉ♪じゃんじゃん飲むわよぉ~☆」ジ「いくら忘年会だからって一応僕ら高校生だろうに…」翠「カタいこと言ってんじゃねぇですぅ!!昔から飲まねー阿呆に飲む阿呆、同じ阿呆なら飲まなきゃ損々って言うじゃねえですか。」ジ「…なんか微妙に違わないか?」そんなこんなで…一同『王様だ~れだ?』舞台は飲み会の定番王様ゲームへと移っていた薔「…私。」銀「げぇっ!!よりにもよって薔薇水晶なのぉ!?」翠「最悪ですぅ…」真「最初っからハードになりそうね…」薔「でわでわまずは軽く…2番が…4番に指の付け根までカンチョー。」蒼「ええっ!?」←2番翠「なんですとぉ!?」←4番薔「王様の命令は?」蒼・翠「うぅ…ぜったぁ~い…」真(よ…よかったのだわ…私じゃなくて…)金(軽くって…十分キツいかしら…)蒼「翠星石…」翠「し…しゃーねえです…ひ…ひと思いにやりやがるですぅ…」翠星石が尻を突き出す蒼「ご…ごめん!翠星石!!」『ドンッ!!』翠「はぅあっ!!」薔「おっけ、おっけー♪さぁ、次だよ…」翠「ぐ…あぁ…お尻が割れるですぅ…薔薇水晶…覚えてやがれですぅ…」
もう割れているというツッコミは無視するとして、翠星石は尻を押さえながら呪いの声を上げた…2回戦…一同『王様だ~れだ?』雛「はいは~い、ヒナが王様なの~♪」ジ「雛苺か…」雪「まぁ…さほど凶悪なことは…」雛「なら1番が王様に不死屋のうにゅーを買ってくるの~♪」金「えぇ!?今から不死屋はちょっと厳しいかしら!」←1番雛「うるせぇの~、ならグダグダ言ってないでさっさと行って来るの~!!」金「ヒドイカシラー!!」30分後…金「ギ…ギリギリ滑り込んできたかしら…もぅ…駄目かしら…」バタッ雛「お疲れなの~、よきにはからえなの~♪」真「雛苺…恐ろしい娘!!」3回戦…一同『王様だ~れだ?』銀「あらぁ、私のようねぇ♪なら…5番が一発芸よぉ。」真「なっ!?い…一発芸って…」←5番銀「ちなみに面白くなければ罰ゲームねぇ。(にやにや)」真「くっ…わ、わかったのだわ…でも一発芸だなんて何をすれば…」薔「銀ちゃん…ならお題を私が出していい?(にやり)」銀「あらぁ、その顔…いいわぁ、薔薇水晶、いっちょ真紅に相応しいお題を出してあげなさぁい(にやり)」薔「おっけー…ならお題は…『ウミガメの産卵』。」
真「はぁっ!?」薔「はい、小道具…頑張ってね…」薔薇水晶は真紅に数個の白いピンポン玉を渡した真「ちょっ…」銀「ほらほらぁ、さっさとやんなさぁい♪(にやにや)」真「くうっ…わ、わかったのだわ!!」真紅は腹ばいになり体に力を入れ苦しげな声を放った真「んぅ~…うぅ~!!」真紅の青い瞳に徐々に涙が滲み…『ポーン…ポーン…』真紅は股の間から白いピンポン玉を投げた…それはまさに涙を流しながら産卵するウミガメそのものであった…銀「あははははははははははwww♪いいわぁ~、最高よぉ真紅ぅ~♪」薔「ぷくくくく…」翠「ぎゃはははははははははははは♪」ジ「し…真紅…」蒼「哀れだ…」雪「私ならお嫁に行けませんわ…」真(くうぅ…水銀燈に薔薇水晶…いつか絶対に○してやるのだわ!!)第4回戦一同『王様だ~れだ?』蒼「あ、僕みたいだね。」ジ「蒼星石か。」翠「ちょっとほっとしたですぅ。」蒼「う~ん、ならさっきのもあるし…2番が7番にケツキックね(にっこり)」銀「げぇっ!?」←7番真「うふふ…お~っほっほっほっほっほっほ♪GJよ蒼星石!!」←2番
銀「よ…よりにもよって真紅だなんてぇ…」真「さぁ、とっととケツを出しな…6つに割ってやんよ…」『ブォン!!』←素振りの音ジ「誰だよお前…」金「憎しみでキャラが崩壊してるのかしら…」翠「蒼星石…貴女も非道なことしやがるですね…」真「さぁ、王様の命令は?」銀「う…うぅ…ぜったぁ~い…」水銀燈は諦めの目で壁に手をついた真「はあああああぁぁ…」『ゴゴゴゴゴ…』銀「ちょWWWWW気合い入れ過ぎ…」真「絆クリム○ンスマッ○ュ!!」『ガゴォッ!!』銀「ふぐおぉっ!!」ジ「それなんて555?」雪「凄い音でしたわね…」蒼「水銀燈…生きてるかい?」銀「あが…あぁ…うぅ…」真「あら、立てないの?私が歩き方を1から教えてあげるのだわ。」『ぐいっ』銀「ひぐぅ!!ちょ…今動かさないで…はうぅ!!」真「貴女ならできるわ…そぅ、とっても美しいわよ?あははははは♪」ジ・翠・金・雪・蒼『お…鬼だ…鬼がいる…』若干オーベルが入った外道真紅にジュン達は心から恐怖した…数分後…真「あぁ、すっきりしたのだわ♪」銀「うぅ…お父様…お父様ぁ~…しくしく…」
薔「あんな気弱な銀ちゃん初めて見た…」雪「よっぽど堪えたんでしょうね…」真「さ、第5回戦よ♪」第5回戦一同『王様だ~れだ?』ジ「あ、僕だ。そんじゃ忘年会らしく6番と8番に隠し芸でも見せてもらおうかな。」雪「あらあら…」←8番蒼「か…隠し芸かい?」←6番ジ「そ。大丈夫だって、どんなのでも構わないから。」蒼「で…でも僕隠し芸なんて…」雪「大丈夫ですわ。蒼星石さん、私に合わせてくださいまし♪」蒼「えぇ!?いきなりそんなこと言われても…」雪「うふふ…ご心配なく、私が運命の糸車を廻してさしあげますから…さて、これより皆様に不思議なイリュージョンをご覧にいれますわ♪」雛「うわ~い♪手品手品~♪」金「待ってましたかしら~♪」雪「こっほん、まずはどこからか取り出したる可愛い鳩…これを…あ~ん♪」一同『げぇっ!?』鳩「くるっくうぅうぅぅ~!!」『パクっ…』雪「ふぅ、さぁ、皆様にご覧にいれましたように鳩さんは私のお腹の中ですわ。さて、それでは蒼星石さん?貴女のシルクハットを構えてください。」蒼「え?あ…うん、これでいいのかな?」雪「はい…では、1…2…3!!」『バサァ!!』
なんと雪華綺晶の掛け声と共に蒼星石の帽子から先程の鳩が飛び出してきた雪「いかがでしたか?」雛「すごいすごいの~♪」ジ「いや…それ以前に…」銀「どこからツッこめば…」蒼「き…雪華綺晶?これは一体…」雪「企業秘密ですわ♪」蒼「……」それから数時間…薔薇乙女たちによる血で血を洗う王様ゲーム…いや、キングデスマッチが繰り広げられた…真「……さぁ、次で最後にしましょう…」金「もう…誰も信じられないかしら…」蒼「どうせ僕なんて…はぁ…」雛「ケハァ…」銀「みんな…みんなジャンクになればいいわぁ…」翠「DEATHぅ…」雪「廻る…廻る…廻る…うふふふふふ…」ジ「みんな…相当参ってるなぁ。」薔「だらしない…ちょっと罰ゲームしたくらいで…」ジ「ちょっとって…」この数時間、互いに恨みを晴らそうと筆舌にしがたい攻防が交わされそれはまさに地獄絵図であった…最終ラウンド…一同『王様だ~れだ?』薔「…私♪」一同『ぎゃああああああああああああああああああぁぁ!!』銀「な…なんで最後の最後で薔薇水晶なのよぉ!?」蒼「最悪だ…」雪「悪夢ですわ…」金「みっちゃん…さよならかしら…」
薔「みんな失礼…私だって人の子…そこまで鬼じゃない…」翠「最初っから私にあんなことしといてよく言うですぅ…」真「貴女のせいでウミガメが嫌いになったのだわ…」薔「むっ…じゃあ命令行くよ?」金「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…どうかカナが選ばれませんように…」雛「神様仏様うにゅー様…お願いなの~…」薔「2人共…心配しなくていいよ?(にっこり)」雛・金「へ?」薔「旅は道連れ…王様以外の全員が……ゴニョゴニョ…」一同『いいいいいいいいいぃっ!?』そして年明け間もない神社…『ざわざわ…』銀「や…やっぱり見られてるわぁ…///」ジ「言うな…わかってる…///」真「何故私がこんな…///」蒼「いっそ殺してくれ…///」翠「もうお嫁に行けねぇです…///」金「正月早々こんな生き恥を晒すなんて思わなかったかしら…///」雪「ばらしーちゃん…覚えてらっしゃい…///」雛「でも結構あったかいの~♪」一同『黙ってろ!!』雛「う…うぃ…」薔「ぷくく…」←離れてビデオを回している薔薇水晶が課した罰ゲーム…それは王様以外の全員が肉じゅばんで初詣に行くことであったという…何はともあれ、皆様よいお年を…了
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