蒼星石×翠星石8
「はわわわわわわ蒼星石!これは!これは!」「どうしたんだい?そんなにあわてて」「プレゼントですぅ!翠星石にサンタさんからプレゼントが届いたです!」「すごいじゃないか翠星石!君が良い子にしてたのをサンタさんはちゃんと見ていたんだよ」「あ・・・開けるですぅ!早速開けるですぅ!」ガサガサ(フフフ・・・翠星石ったらあんなに喜んで・・・)「!・・・・・・・・・・・」「!?ど・・どうしたんだい翠星石!?」「・・・・・・・・ですぅ」「え?」「・・・・・羊羹ですぅ・・・・30センチ四方の馬鹿でかい羊羹ですぅ・・・」「?良かったじゃないか・・翠星石君は羊羹大好きじゃないか」「好きですけど・・・・こんなにはいらねーですぅ・・・wiiとかかと思ったですぅ・・・拍子抜けですぅ・・・」「そう・・・・そりゃあ残念だったね・・・・・」「何処に逝くんです?蒼星石なんか元気ないですよ?」「いや・・・ちょっと顔洗ってくるよ・・・」バタン「変な蒼星石ですぅ・・・」「・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・翠星石・・・君の困った顔・・・たまらないよ・・・」ゾクゾク
空。地球にいる限り、どこにでもあり、ずっと昔から私達を見守っていてくれたモノ。大きくて、優しくて、色んな顔を見せてくれて。私を包み込んでくれるモノ。でも、私は、私だけの空を知っている。暖かい、空を。「…蒼星石…」「…、何?」「蒼星石は、お空みたいですね…」「……そら…?どうして?」「大きくて、優しくて、色んな顔を見せてくれるし、包み込んでくれるです…」「…そうかな?」「そうです」「……じゃあ、翠星石は僕にとって…花、かな?」「花…ですか?」「うん。決して大きなモノじゃないけど、優しくて、様々な顔を見せてくれる。そして、守りたい思う…」花。地球にいる限り、どこにでもあり、ずっと昔から僕達を見守っていてくれたモノ。小さくて、優しくて、様々な顔を見せてくれて。僕が守りたいと思うモノ。でも、僕は、僕だけの花を知っている。凛と咲く、花を。貴方が望むなら、私は……僕は……貴方だけの花になる。貴方だけの空になる。
蒼「雪だね姉さん」翠「雪ですぅ」蒼「雪だるま作ろうよ」翠「寒いから嫌ですぅ、翠星石はこたつでみかんが良いですぅ」蒼「僕はせっかくの雪なんだから姉さんと遊びたいのに。」翠「蒼星石は独りで遊んで来れば?ですぅ」蒼「姉さん寒いからってこたつで丸くなっていたら肥るよ」翠「こんな日に外で走り回るのは犬か蒼星石くらいなもんですぅ」蒼「僕は犬じゃないよ姉さんの猫女」翠「姉を捕まえて猫女とはなんですかですぅ」翠蒼「ふん!」でも10分後には仲直り
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