「第34話「夢の終わり」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第34話「夢の終わり」」(2006/05/28 (日) 22:04:52) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p>翠「こーらー!!!待つです!!」</p> <br> <p> 此処はジュンの夢の中、何故か幼い状態のジュンを、翠星石が追いかけている状態だ。<br> しかし流石夢の中、疲れることも怪我も無い。</p> <br> <p> 翠「畜生・・・埒が明かないです・・・しょうがないです、スタンドを使いますか。」</p> <br> <p> いい加減、ガキのお守りなんて、やり切れなくなったのか、如雨露を取り出しジュン目掛けて発射した。</p> <br> <p>翠「いい加減に・・・するですぅー!!」</p> <br> <p>其処から出てきた蔦が、ジュンの足に巻きついた。</p> <br> <p>J「ゲッ!?何だこれ!?」</p> <br> <p>其れもその筈、子供の力では到底取れる物ではない。</p> <br> <p>J「とりゃぁ!!(ブチブチブチ!!)ヘッヘーンだ!」</p> <br> <p>其れが、本当に子供の力ならだが。</p> <br> <p>翠「何もんですか!?あのガキは!?」<br> J(カチン)「餓鬼餓鬼うるせー!」<br> 蒼「!?翠星石!危ない!」</p> <br> <p> そう言うと、ジュンは何時近寄ったのか、翠星石を凸ピンで数メートル吹っ飛ばした。</p> <br> <p>J「弱いのに、舐めるんじゃねー!」<br> 翠「うう・・・化け物ですか、あの餓鬼は・・・」<br> 蒼「翠星石!大丈夫!?」<br> 翠「大丈夫です、夢ですからダメージは無いようです。」<br> 蒼「ジュン君、喧嘩を止めなさい!」<br> J「チェ・・・蒼星石姉ちゃんが言うんなら止めるよ・・・」</p> <br> <p> 蒼星石には素直だなぁ、この糞餓鬼・・・蹴り倒すぞ?とか翠星石は考えていた。</p> <br> <p>J「まぁ良いや、所で何のよう?」<br> 翠「大きいほうのジュンは何処ですか?」<br> 蒼「翠星石が現実のジュン君に悪戯したから、謝りに来たんだけど・・・」<br> J「ああ・・・それなら今、あそこの木の下にいるよ。」</p> <br> <p>そう言うと、とても大きい木の下を指差した。</p> <br> <p>蒼「有難う、それじゃあもう行くから。」<br> J「うん、バイバイ蒼星石姉ちゃん!」<br> 翠「ちぇ・・・糞餓鬼め・・・です。」</p> <br> <p>そう言うと、2人は木の下目指して出発した。</p> <br> <p>J「(ニヤニヤ)・・・まぁ・・・嘘だけど・・・」</p> <br> <p>歩く事感覚的に10分、其処にジュンはいた。<br> だが、本を読んでいて此方に気が付いていない。</p> <br> <p>翠「(ニヤァ)さっきの餓鬼の仕返しですぅ・・・」<br> 蒼「あ!姉さん!」</p> <br> <p> 言うが早いか、飛び蹴りを食らわすのが早いのか、翠星石はジュンに飛び蹴りを食らわした・・・筈だった。<br> ジュンは翠星石が跳び蹴りしているのに気が付くと、翠星石の踵を掴んで地面に力を受け流し、翠星石は気が付くと地面に立っている形になった。<br> しかもよく見ると、デカイ、身長はゆうに180を超えている。<br> おまけに、何かを悟りきった、そんな目をしていた。</p> <br> <p>J「・・・危ないよ・・・」<br> 翠「な、ななな!?」<br> 蒼「す・・・凄い・・・」<br> J「・・・そうか双子か・・・何か用?・・・」<br> 蒼「・・・姉さん、ちゃんと言うんだよ?」<br> 翠「うっ・・・き、昨日はすみませんでしたですぅ・・・」<br> J「・・・そう・・・他に伝える事は?」</p> <br> <p> 素っ気無い、余りに素っ気無い、何時ものジュンなら元気が無くても、あいよとかぐらいは言うはずである。</p> <br> <p>蒼「?何か可笑しいな・・・本当にジュン君?」<br> J「私はジュンであり、ジュンで無い。」<br> 翠「?可笑しな奴です・・・」<br> J「確かにね・・・其れと、もう直ぐ私は目覚めるようだ、早く出て行ったほうが良い。」<br> 翠「もうそんな時間ですか・・・さよならです。」<br> J「・・・さようなら。」</p> <br> <p>そう言うと、双子はジュンの夢から出てきた。<br> 時計を見ると、もう直ぐ朝のようだ。<br> ジュンは何時もの姿形で、ベットに横たわっていた。</p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: