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『酒は飲んでも飲まれるな!』」(2006/05/27 (土) 10:13:11) の最新版変更点

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『酒は飲んでも飲まれるな!』<br> <br> 今日は6月も中盤に差し掛かったある夜。ジュンたち薔薇学の生徒は、4日間の大学祭を終え、その苦労をねぎらう為の<br> 打ち上げ会を行っていた。初めは軽く居酒屋で飲み会。次は薔薇水晶のリクエストでボーリング。次にカラオケの順だった。<br> ココまで来るとさすがに金銭面で苦しくなり、最後の四次会は、ジュン宅で飲む事となった。時刻は午前二時。<br> 水銀燈と蒼星石、翠星石、金糸雀は麻雀を打ち、残る真紅と雪華綺晶、薔薇水晶はチューハイを片手に雑談をしている。<br> <br> ジ(はあ…明日の後片付けが大変だな…明日の講義が午後からだから助かるけど…)<br> 真「ちょっとジュン!おしゃけがたりないわよ!」<br> ジ(既に呂律が回ってないときた)「はいはい今出すよ」<br> 真「はいは一回ってにゃんどもいってるのだわぁ!躾のなってない下僕には困ったものだわ!」<br> ジ「はいはいはいh『すかさず絆パーンチ(ボコッ!!!』ゲフゥ!!!ボ、ボディーは反則だって…」<br> 雪「ジュン様?チューハイはもういいですわ。私が持参したバランをお持ちになって?」<br> 薔「ていうか雪華ちゃん、それ爺やのだよ?いいの?」<br> 雪「いいのですよこれくらい。飲まずにずっとほったらかしにしておく爺やが悪いのです。」<br> 薔「ふ~ん。まあいっか。ジュン!私はどぶろくとシウマイ!」<br> ジュン(つーかむしろ飲まずに保管しておいた方がプレミア付くだろソレ。明らかに樽出しのヤツだし。)<br> ジュン「ああ…はいはい。今もって来るよ。つーかよくまだ飲めるなぁ。真紅は何がいい?」<br> 真「ジュン?2秒に一回は酒持ってくるって言ったじゃない!?何を血迷ってるのぉ!!!」<br> ジ(ダメだ。意味不明な上に会話が成り立たない…)<br> <br> <br> <br> <dl> <dd> こちらではジャラジャラと麻雀が行われていた。まだ学生で金が無いという事でノーレートだが、<br> 幾分かは本気で打っている。それもそのはず、負けたものは日本酒1カップいっき飲みという罰ゲームだったからだ。<br> <br> 金「ふっふふふ…コレは通るかしらッ!!!」<br> 銀「ダメダメよぉ!ロン!リーチ、一発、四暗刻!」<br> 金「ハ、ハサーンかしら~!!!!!!!!」<br> 銀「ハッサン?」<br> 金「違うかしら!」<br> 蒼「つ、強いな水銀燈は…(僕も危なかった…)」<br> 翠「ふん!デコ助が弱っちいだけですぅ!(うぉのれ水銀燈!!国士テンパってたのにぃ~!!!!)」<br> 蒼「ノーレートでやってたのが幸いだったね。負けたらお酒一本いっき飲みっていうのもキツいけど。」<br> 翠「コラちび人間!!お酒がないですぅ!早くしやがれですぅ!」<br> ジ(こっちでも同じか)「はいはい、大関ね。ほらっ!」<br> 翠「ほ~らデコ助!の・み・や・が・れ・ですぅ!」<br> 金「はうッ!んぐぐぐぐ………んっく…んっく…」<br> ジ「だ、大丈夫か?」<br> 金「…ぷはぁ!ま、まだまだかしら~。こんな事で負けはしないかしら~」<br> 銀「ジュン~。次勝ったらルール変更して、今度は口移しで私に飲ませてぇ?」<br> ジ「な、何言ってんだバーローwwww」<br> 銀「なによぉ~。いいじゃない~。…あっ!変わりに胸をマッサージしてくれるってのは?<br>   ほらこことかよく凝るのよぉ」(ムニムニ<br> ジ「ちょwwwねーよwww」<br> 金「却下!」<br> 翠(水銀燈!!!コイツぬっ殺す!!!)<br> 蒼(それは困るなぁ。そんなことしたら全力で阻止するよ?)<br> <br> <br></dd> <dd> ジ「ふう、焦った…あっちはあっちで盛り上がってるなあ…。」<br> 雛「ジュン~」<br> ジ「ん?どした?」<br> 雛「眠いの~」<br> ジ「そっか。」<br> 雛「お布団のあるところがいいのぉ…」<br> ジ「分かった分かった。じゃあ、客間に行ってくれ。のりの布団持ってくるから。」<br> 雛「うい~」<br> ジ(こいつもそうとう酔ってるなぁ。そういや一番大人しくしてても、一番飲んでるのもこいつだ)<br> <br> <br> ジ「ほら持ってきたぞ。敷くから待ってろ。」<br> 雛「サンキューなの。」<br> ジ「じゃあ、おやすみ。何かあったらすぐに言えよ?それと念のためにビニール袋用意したから。」<br> 雛「待ってなのジュン!!」<br> ジ「ん?まだ何かあんのか?」<br> 雛「えっとね…おやすみのチューは?」<br> <br> <br> ジ「……………今、なんと?」<br> 雛「おやすみのチューって言ったのぉ!!」<br> ジ「何で俺が!?」<br> 雛「嫌なの!?雛とするのが嫌なのぉ!?雛の事嫌いなのぉ~!?」<br> ジ「んなことはないが、いきなり変な事言うなよな。」(こいつも酔ってやがるな。)<br> 雛「雛、おやすみのチューないと眠れないのぉ。」<br> ジ「そんな事は知らないよ!いいから眠れ、ってか何引っ張っt」(グイッ!!<br> 雛「ん!」<br> ジ「んんッ!?」<br> <br> <br> 雛「…………………………………」<br> ジ「…………………………(///)」<br> <br> <br> 雛「…これがおやすみのチュー…」<br> ジ「と、突然何してんだお前は!」<br> 雛「じゃあ、おやすみなさいなの~!」(ガバッ<br> ジ「おい!勝手に寝に入るな!おいってば!」<br> 雛「Zzz」<br> ジ(寝ちゃったよ…はあ…何なんだ一体…酔ってるからって、こんなことまでやりだすなんて…)<br> ジ(しかも胸当たってたよ。意外とでかい上に柔らかかった。(///))<br> <br> <br> 真「ジュ~ンッ!!!酒が足りないって言っているでしょこの鞭々マシーン野郎がッ!」<br> ジ(うるさいのが呼んでる。)「分かった、今行くよ!…よ、よし!雛苺は大丈夫だな。うん。」(トットットットッ…<br> <br> <br> 雛(…………………………………)<br> 雛(……………………知ってた?)<br> 雛(雛ね…酔えない体質なのよ?)<br> <br></dd> </dl>

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