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「「ばらげん!」第0話」(2006/05/27 (土) 09:27:01) の最新版変更点
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「一万年と二千年前からあっいっしってる~~~♪八千年過ぎた頃から<br>
もぉっと恋しくなぁ~~~~~ったぁ~~~~~♪」<br>
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午前8時10分、薔薇水晶は今日も学校に向かって元気に歩いていた。<br>
しかも、ipodに好きなアニソンを入れて楽しそうに歌いながら。<br>
授業が終われば今日も大学にいってげんしけんの面々とアキバめぐり。<br>
桜舞う4月の通学路、薔薇水晶以外にも生徒達は和気あいあいと<br>
学校へ向かって歩いている。<br>
ここは私立英央学園、同級生同士は名前に「さん」をつけて呼び、<br>
上級生を呼ぶ時は「さま」をつける。挨拶の言葉は「ごきげんよう」。<br>
スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは<br>
翻らせないよう・・・って、これは違う漫画のお話だ。<br>
英央学園高等部は同じ敷地内に大学がある珍しい高校である。<br>
校風は極めて自由で、学校が指定する校則はない。<br>
代わりに、生徒自身による統治がモットーであり、生徒会、風紀委員会が<br>
主になって学校を治めている、それ以外はいたって普通の学校。<br>
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「待て真紅っ!カバンくらい自分で持てっての!!」<br>
「あら、それ位持つのは下僕の役目ではなくて?」<br>
歌う薔薇水晶の横を手ぶらの真紅とリョ手のふさがったジュンが通り過ぎる。<br>
「ジュン、大変そうなのぉ・・・・ヒナお手伝いするっ♪」<br>
「そうだね雛苺・・・ねえ桜田君!私も持とうか?」<br>
すぐ後ろを歩いていた巴と雛苺も二人を追いかけていく。<br>
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「ふあぁぁ~、うぅぅ~寝不足ですぅ・・・」<br>
「大丈夫かい翠星石?ここ最近いつも寝不足みたいだけど・・・・・」<br>
「あ~・・・・翠星石はぜーんぜん大丈夫ですよ。蒼星石が心配するまでも<br>
ねぇです。だから安心するです!」<br>
「そう?なら良いんだけど・・・」<br>
「そうです、そうですぅ♪(と言うか原稿が終わらねぇだけですけどね・・・)」<br>
薔薇水晶の少し後ろの方では目の下にクマを作った翠星石と<br>
蒼星石が二人並んで歩く。<br>
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「待つかしらベジータ先輩と笹塚先輩!!3年になったのだから今年こそ<br>
悪行をやめるかしら!!!大人しくお縄を頂戴するかしらっ!」<br>
「誰が止まれるか!逃げるぞ笹塚!!」<br>
「がってんしょうち!!」<br>
高校の校門前を疾走するベジータと笹塚。学園のトラブルメーカーを<br>
後ろから追いかける風紀委員会会長の金糸雀。<br>
「今年こそは絶対風紀委員の名にかけて捕まえるかしらぁ~!」<br>
学園名物のこの光景を他の生徒達はいつもどおりに見物している。<br>
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「ふぅ・・・毎朝毎朝よくやるわぁ。ほんっと・・・お馬鹿さぁん・・・」<br>
そんな三人を眺めながら化学実験室で仮眠を取り始める水銀燈。<br>
おそらく、このまま授業をサボるつもりだろう。<br>
しかし・・・<br>
「そうは問屋がおろしませんよ、水銀燈センパイッ♪」<br>
「・・・・仕事は遂行させてもらう、風紀委員の任務だ。」<br>
その声に即座に振り向く。<br>
「げっ!!ど、どうしてここがバレたのぉっ!!??」<br>
保健室前にたたずむ二つの影、金糸雀と同じ風紀委員である霧亥と天枷美春だ。<br>
「風紀委員だからな。」<br>
「関係ないじゃないっ!」<br>
「どうでも良いな・・・英央学園高等部生徒会会長、水銀燈。生徒会からの要請で<br>
会議にアンタを出席させるようにとの事だ。おとなしく来てもらう。」<br>
「そうですよセンパイ!会長なのにさぼるのはいけません!」<br>
じりじりと水銀燈に詰め寄るふたり。<br>
「さ、最悪だわぁ~・・・・・」<br>
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ここは英央学園、春の桜舞うこの学園を舞台に、今日から高等部と大学で<br>
様々な話が繰り広げられる。<br>
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ようこそ「ばらげん!」の世界へ<br>
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薔薇「『ばらげん!』次回予告だよ、にゃ♪」<br>
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咲「あれ、今回は私たちの出番はなし?」<br>
大野「みたいですね。ちょっと悲しいです・・・」<br>
笹原「でも、次は俺達の出番みたいですよ。」<br>
斑目「ま、オレ達が出てもいつもとかわらなさそうだな。」<br>
田中「それを言っちゃおしまいだろ・・・」<br>
久我山「で、でもそれがオレ達らしいような・・・」<br>
荻上「はぁ・・」<br>
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薔薇「次回『第一話 うぇるかむ、ようこそ、こんにちは』だよ。<br>
げんしけんの部室にいつもの風が吹く・・・」<br>
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斑目「んで、新キャラって『ダカーポ』と『BLAME!』だよな?」<br>
薔薇「それは言わない秘密だロボ・・・」<br>
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