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第30話「フラグ」」(2006/05/21 (日) 22:41:01) の最新版変更点

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<p>J「~♪」</p> <br> <p>今ジュンは、最高にハイな気分だ。<br> 数日前に、女子に嬲られたことも忘れ、陽気に風呂で寛いでいた。</p> <br> <p> J「いやー、やっぱり風呂はいいねぇ、穢れという穢れを洗い流してくれる。」<br> J「風呂から出たら何しようか・・・外のコンビニに買い物?いや行くなら、大きい所だな。」<br> J「そうだなぁー・・・よし、山中電気にでも行こう。」<br> J「そうだ、業者でも呼ぶか。」<br> J「ああそうだ、再生者が居たら大変だ、対策用キットも買おう。」<br> J「後は・・・銃と、銃剣か。」<br> J「うーんまぁ、弾と、剣だけでいいか。」</p> <br> <p>そんなことを言いながら、時間は過ぎていく。<br> その頃、蒼星石はというと・・・</p> <br> <p>蒼(・・・何分経ったんだろう・・・)</p> <br> <p>まだジュンの部屋で、縛られたままだった。</p> <br> <p> 蒼(・・・暇だなぁ・・・ふあーあ・・・寝ちゃってもいいよね?・・・御休み・・・)</p> <br> <p>そう言うと、蒼星石は深い深い眠りに付いた。<br> その頃、蒼星石を縛った張本人達と言ったら。</p> <br> <p> 銀(コクリ・・・コクリ・・・ガクン・・・)「すー・・・すー・・・」<br> 翠「ぐーぐーぐー・・・」</p> <br> <p>完全に眠り扱けていた。<br> そして、その頃スネークはというと・・・</p> <br> <p>ス「・・・(ガチャン、パチン、ギーギー)・・・」</p> <br> <p> 自分の銃、デザートイーグルの整備、そして手持ちのナイフを研いでいる所だった。<br> 何時にも無く真剣なその表情は、まるで戦争に行く漢の様な顔だった。<br> そして、ジュンはと言うと・・・</p> <br> <p> J「けどやっぱ、運び屋にやって貰うか、何か有ったらやだし。」<br> J「そろそろ、風呂から上がりますか・・・」</p> <br> <p>そんな事を言って、風呂からあがった。<br> 風呂からあがると、MP3を聞きながらマッサージチェアに座った。<br> ボンヤリ考え事をした後、電話で仕事屋に商品を頼むと、少し欠伸をしてコンビにに向かった。<br> 途中、犬が眠りこけていたが、特に気にも留めなかった。<br> コンビニで季節外れの花火と、アルコール、そしてバナナを買ってコンビニから出た。<br> 途中でバナナを即行でカッ喰らうと、走って家まで向かい、自分の部屋に向かった。</p> <br> <p>J「・・・後は・・・体重か・・・やれやれ。」</p> <br> <p> ジュンが自分の部屋のドアを開けると、蒼星石が眠っていた。</p> <br> <p>蒼「すーすーすー・・・ムニャムニャ・・・」<br> J「・・・あれ?部屋間違えたか?」<br> 蒼「モゴモゴ・・・スースー」<br> J「あれ?これは俺のへやだよねぇ?何で蒼星石さんが、猿轡して涎垂らしながら、俺のベットで寝てんの?」</p> <br> <p> 疑問だらけである・・・もしかして、夢見病にでもなった?そしたら、蒼星石には幻滅する事になるが。</p> <br> <p> J「おーい・・・(タッタッタ・・・ドスッ)うぐは!!」</p> <br> <p> 蒼星石を起こそうと近づくと、パンチングトラップに引っかかり。<br> その後、バケツトラップetc、etc、に引っ掛かり、ボロボロになってやっと、ベットにたどり着いた。(投げ飛ばされた)</p> <br> <p>J「・・・ハッ!蒼星石は囮だったんだよ!!」</p> <br> <p> 今更かよ!みたいな突っ込みを期待したが、生憎誰も起きてる人が部屋に居ない為、少し挫折しかけたが。<br> 取り合えず、蒼星石を起こそうとする。<br> 先に、猿轡をちゃっちゃと外して。</p> <br> <p> J「蒼星石さーん、起きてくださいーい・・・(ガシッ)へ?」</p> <br> <p>その瞬間、天と地が入れ替わる。<br> ジュンは思った、またか?またあのトラップの山に突っ込むのか?と。<br> しかしその予想は、外れだった。<br> 引っ張ったのは蒼星石で、ジュンを抱き枕と勘違いしているようだ。</p> <br> <p> J「あれ?コレは・・・デジャブですか?そうですか・・・」</p> <br> <p> 蒼星石とジュンの顔は、もう直ぐでキスする寸前である。<br> ジュンは力を入れて、逃れようとするものの。<br> 何時も暴れている翠星石を、逃さないように鍛えているのか。<br> もう直ぐで離れそうな所で、離れられない。</p> <br> <p>J「・・・諦めが肝心・・・ってか?」</p> <br> <p> 仕様が無く項垂れていると、蒼星石が僕を回転させて、僕の背中を取る。<br> ちょっと、ヤバイ気がしてきた、蒼星石は行き成り耳に甘噛みをして来る。<br> 一体如何いう私生活を送っているんだ?と思いながらもやはり抜けられない。<br> このままでは寝るにも寝れないので、蒼星石に起きろというがやはり起きない。</p> <br> <p>蒼「・・・ジュン君・・・暖かぁい・・・」</p> <br> <p> 蒼星石は寝惚けていっているんだろうが、もしこの姿を誰かに見られたら、私刑ものだ。<br> このままだとまた、あの8人に嬲られてしまう。<br> という分けの分からない恐怖に煽られ、人間は身体の其処かに異常をきたすと、起きるという事を思い出し。<br> 実行に移すことにした、腕は動かない、足も絡まされて動けない、もうぶっちゃけキスな訳だが・・・</p> <br> <p>J「・・・許せ!蒼星石!」</p> <br> <p>ジュンが蒼星石の口にキスをした。<br> 哀れなことに、ビデオが回ってるとも知らずに・・・</p> <br> <p> 蒼「うーん・・・ふぁ?・・・(あれ?何でジュン君が・・・何してたんだっけ・・・ああ!?)んーんー!!」</p> <br> <p> 蒼星石は顔を真っ赤にして、ジュンから離れようとする。</p> <br> <p> J「ぷはぁ、やっと・・・はぁはぁ、起きた・・・はぁはぁ・・・か・・・」<br> 蒼「き,君は!!い,一体な,何をし,しているんだい!?」<br> J「はぁはぁ・・・まぁ・・・皆に嬲られるのから逃げようかと・・・」<br> 蒼「!?一体君は何を・・・」</p> <br> <p> その時、ジュンは蒼星石の目の前で、猫騙しをして驚かせて、目の前に指を出し蒼星石に一点を集中させ、落ち着かせる。</p> <br> <p>J「取り合えず、落ち着け。」<br> 蒼「・・・はい・・・」</p> <br> <p> その後、ジュンは蒼星石を落ち着かせると、訳を話し。<br> 蒼星石は自分が原因だった事を思い出すと、黙り込んでしまった。<br> ジュンは今まで戦ったり、走り回っていたので、もう起きる気力はない。</p> <br> <p>J「と言う訳で、もう寝るから。」<br> 蒼「~・・・~み・・・~も~は~。」<br> J(あー、何言ってんのかわかんねえ・・・)「・・・分かっ・・・た・・・」<br> J(バタン・・・スースースー)<br> 蒼「・・・え?良いんだ・・・」<br> 蒼(フラフラ・・・あれ?何か・・・凄く・・・ね,む,い・・・バタン・・・スースースー)</p> <br> <p> それもその筈、数十分拘束されたりするだけでも、人間は物凄い疲れるのである。<br> そのまま2人は眠った。<br> 動いているのは、無情なビデオだけ。</p>

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