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第25話「覚醒弾」」(2006/04/29 (土) 15:32:10) の最新版変更点

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第25話「覚醒弾」<br> <br> ア「さてと、喰い終わった所で、皆話を聞け。」<br> <br> そう言うと皆はアーカードの方を向いた。<br> その刹那、7人が気絶した。<br> <br> ア「ククク、ちょっとした荒手術だ、気絶してもらわんと洒落にならん。」<br> J「俺と笹塚、あと雪華綺晶は?」<br> ア「気絶なし、全身麻酔の荒治療だ。」<br> 笹「ちょっと待て、状況が読めないが?」<br> ア「言ってなかったな、私は吸血鬼で催眠術を使い、さっきの薬の効果を開花させる。」<br> 笹「ジュン、死を覚悟した方が良さそうだ。」<br> J「俺は出来てる、お前は?」<br> 笹「薬のときできたよ。」<br> J「幸がおおからん事を。」<br> 笹「南無三」<br> 雪「・・・私も?」<br> ア「YESYESYES。」<br> <br> その後、地下の病室からギャアアアアアアアアアア!!!と言う声が3人分した。<br> 約3時間後、朦朧としたままの3人が、やつれて現れた。<br> <br> <br> <br> J「見えたよ天国とやらが・・・」<br> 笹「・・・(発狂寸前)・・・」<br> 雪「・・・(あー眠い)・・・」<br> ア「お疲れのところ悪いが、この7人を運んでもらおう。」<br> 雪「・・・分かりました。」<br> <br> そして、皆は部屋に戻り倒れて眠った。<br> 奇妙な夢を見た。<br> 其処に私が居る、だがしかし赤子だ何故だかそれは自分だと確信が沸いた、しかし見ているのも自分。<br> どうやら、赤ちゃんの頃の記憶らしい。<br> 寝ているが話し声が聞こえる。<br> <br> よく見ると、写真で見た自分の父親に似ている。<br> <br> <br> <br> J(・・・親父?母さん?)<br> 父「この子もか、酷い物だなローゼンも。」<br> 母「ええそうですね、私たち一部の者にだけ、奇怪な力を授けた。」<br> <br> どうやら、こっちの会話は聞こえていないらしい。<br> <br> 父「時間の旅人か・・・」<br> 母「サンジェルマン伯爵、彼は何故こんな物を授けたのでしょう。」<br> J(世紀末の謎の人か、聞いたことはある。)<br> 父「しかし、この子が物心がつく寸前に私とお前だけ旅立てとはな。」<br> 母「それも定めです、諦めましょう。」<br> 父「そうだな、残りの者を集めなければな。」<br> 母「この子達は、そうしなくてはいけない、黒水晶の破壊者なんですから。」<br> 父「そうだな、そろそろ行こうか。」<br> 母「ええ、のりちゃん、後は任せたわよ。」<br> の「分かったわ、私頑張る!」<br> 母「良い子ね、それじゃあ行ってくるわね。」<br> の「うん!行ってらっしゃい!」<br> J(・・・定めか、何なんだろうな定めって。)<br> <br> <br> <br> J(何時も俺の邪魔をする、あと少しって所で・・・畜生・・・)<br> J(・・・嫌なことまで、思い出すところだった。)<br> <br> 其処まで聞くと、意識が消えていった。<br> パチン!目蓋を開けると其処は自分の部屋だった。<br> ・・・どうやら、14時間眠っていたらしい。<br> <br> J「(コキン、パキン)やれやれ厄介なことに、生まれたときから包まれていたらしいな。」<br> <br> そう言うと、ジュンは自分の部屋を出た。<br> 皆もおきて来たらしく、話しかけてきた。<br> 真「奇妙な夢を見たわ、私の父親が貴方の父親と話していたわ。」<br> J「皆も、か。」<br> <br> そう言うと皆は、縦に首を振った。<br> <br> J「何なんだろうな、運命って。」<br> <br>

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