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チカンはベジータ」(2006/02/27 (月) 21:39:11) の最新版変更点

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<p>チカンはベジータ</p> <p><br> 下校時。水銀燈は人が多い電車にのっていた。すると後ろに男がきた<br> 銀「(はぁ満員電車ってやだなぁ)きやっ(嘘?!痴漢?!)」<br> 銀「う…(お尻さわられてるぅ。怖くて声だせないよぅ)」<br> 銀「ひっ…(きゃあパンツ脱がそうとしてる!やめて!やだ!)」<br> 男「(うひっ、可愛いケツしやがってパンツ全部脱がせてやるぜ)」<br> ジ「おい、何やってんだ。」<br> 男「え?!」<br> 銀「え!?」<br> ジ「痴漢野郎。誰か!こいつ痴漢です!捕まえてください!」<br> 男「やべっ!」<br> 人「痴漢め!捕まえたぞ!」「逃がすか!」</p> <br> <p>ジ「大丈夫か?水銀燈」<br> 銀「あ、ありがとう。ジュン君!」<br> ジ「別にいいよ。それより気をつけた方がいいぞ。最近痴漢多いみたいだから」<br> 銀「う、うん。」<br> ジ「あ、じゃあ僕ここで降りるから。」<br> 銀「あ、私もこの駅で降りるの。」<br> 駅をでた二人<br> 銀「さっきはほんとにありがとう。」<br> ジ「だから、別にいいよ。」<br> 銀「ううん。よくない!あ、じゃあジュン君の役にたてる事があったら何でも言って。何でもするから!ね?」</p> <br> <p>ジ「何でも?」<br> 銀「うん。でもやらしい事はなしね」<br> ジ「そんなこと頼まないよ。」<br> 銀「じゃあ何?」<br> ジ「水銀燈ってご飯作れる?」<br> 銀「ある程度はできるよ?」<br> ジ「じゃあ…今日、家の晩ご飯作ってくれないかな?」<br> 銀「え?ああ、そんな事ならいいよ。でもお姉さんがいるんじゃないの?」<br> ジ「それが今部活の試合で4日ぐらい家にいないんだ。それで自分で作ろうとしても美味くできないからさ。頼んでいいかな?」<br> 銀「うん。いいよ!助けてくれたお礼だもん。腕によりをかけて作ってあげるよ!」<br> ジ「じゃあついてきて。家こっちだから」<br> 銀「うん」</p> <br> <p>こうしてジュンの家についた二人。<br> ジ「キッチンはここ。わからない事あったら何でも聞いてくれ。隣の部屋にいるから…」<br> 銀「うん。じゃあ冷蔵庫の勝手に使うよ?」<br> ジ「あ、うん。悪いけどお願いな」<br> 銀「うん。任せといて。ジュン君が絶対美味しいって言うの作るから。ウフフ」</p> <br> <p>銀「フフフ…ふーんふーん♪♪」<br> ジ「(なんか楽しそうに作ってるな…ご飯作るのそんなに楽しいかな?)」<br> キッチンからは水銀燈の鼻歌とリズムカルな包丁の音、鍋の煮立った音がしてきていい匂いもしてきた。<br> ジ「(何作ってんだろ?)」<br> 銀「ねぇジュン君。塩ってどこ?」<br> ジ「え?ああ、右手の戸棚に…」<br> 銀「ありがとう。もうすぐできるからね。ウフフ♪」<br> ジ「あ、ああ。」</p> <br> <p>しばらくして水銀燈はキッチンから料理を持ってきた<br> 銀「はい、おまたせ。肉じゃがよ。ご飯もあるからね♪」<br> ジ「すごいうまそう。(涎がでてくる)」<br> 銀「見た目だけじゃなくて味もいいと思うから。たんと召し上がれ♪」<br> ジ「いただきます。パク…うまい…うまいよ、この肉じゃが!」<br> 銀「そ、そう?嬉しい。今日は結構頑張ったんだぁ。私」<br> ジ「あっという間に食べられるよ。この味なら」<br> 銀「ウフフ。あ、私そろそろ帰らないと。」<br> ジ「ああ。今日晩ご飯作ってもらって悪かったね」<br> 銀「気にしないでよ。お礼だから。じゃまた明日学校でねぇバイバーイ」<br> ジ「うん。さよなら。」</p> <br> <p>次の日の昼休み<br> ジ「購買でパン買うかな…」<br> ジュンは昼休みになるといつもパンを食べていた。水銀燈はそれを見て<br> 銀「ジュン君って弁当つくれないのかなぁ?聞いてみようっと」<br> 放課後<br> 銀「ねぇジュン君。」<br> ジ「ん?水銀燈」<br> 銀「ジュン君っていつもお昼パンだけど…弁当作らないの?」<br> ジ「ああ、面倒くさいし、起きてらんないしね」<br> 銀「そんなんじゃ体に悪いよ?でさ、もし良かったら…ジュン君の弁当作ってきていいかなぁ?」<br> ジ「え?!いいの?」<br> 銀「うん。家族の分私が毎日作ってるけど余っちゃうから…」<br> ジ「お願い!ありがとう。水銀燈!」<br> 水銀燈の手を握るジュン<br> 銀「うん。明日は期待しててねぇ?」<br> ジ「うん。期待してる!じゃな」<br> 銀「バイバイ。 フゥ」<br> 薔「お姉ちゃんは積極的だね…」<br> 銀「薔薇水晶!ち、違うの。私はジュン君の体を心配してるだけだから!えと…」<br> 真「銀姉さん。頑張ってね。」<br> 銀「あぅ。真紅までぇ。もう私先帰るからね!」</p> <br> <p>銀「あの、ジュン君。お弁当作ってきたんだけど…」<br> ジ「あ、ありがとう。実はパン飽きてたんだよ」<br> 銀「んん。気にしないで。これもあの時助けてくれたお礼だから。ニコッ」<br> ジ「そ、そう。(笑顔可愛いなぁ)」<br> 弁当を食べ終わった後<br> ジ「水銀燈。おいしかった。卵焼きが特に」<br> 銀「そんなにおいしかった?」<br> ジ「うん。それでちょっと頼みたい事があるんだけどいい?」<br> 銀「なぁに?」<br> ジ「料理の作り方教えてもらいたいんだ。やっぱり自分で料理作れるようにならないと…」<br> 銀「う、うん。いいよ。教えてあげるよ、私で良ければ…」<br> ジ「じゃあさ今日家に来てもらっていい?」<br> 銀「うん。いいよ。じゃあ、い、一緒に帰ろうよ?」<br> ジ「う、うんわかった」</p> <br> <p>一緒にジュンの家にかえってきたジュンと水銀燈<br> 銀「何教えればいいかな?」<br> ジ「簡単でうまいもんがいいな…オムライス、教えてくれない?」<br> 銀「うん。わかった。じゃあまずはご飯炒めないとね。これはできる?」<br> ジ「やったことないから…」<br> 銀「じゃあ最初から教えてあげるからね。まず具を切って。そしたらフライパンで具から炒めるの」<br> ジ「野菜をきるのか…トントントン…結構大変だな」<br> 銀「ジュン君持ち方が怖いよ。包丁はこう握るのよ。」<br> ジ「こうか…むぅトントントン…ガリッうわっイテ!指切っちまった!」<br> 銀「あ、見せて。ジュン君。こういうのは舐めて消毒しなきゃ。ペロ」<br> ジ「水銀燈!(うおっなんか可愛いしエロい)」<br> 銀「あ、ご、ごめん!汚いよね。」<br> ジ「いや!そんな事ない!むしろ嬉しい…あ、いや」<br> 銀「え?(それって…)あの…」<br> ジ「あ、バ、バンソウコウ貼ってくるから」<br> 銀「う、うん…ドキドキ」</p> <br> <p>しばらくして<br> ジ「水銀燈。さっきはありがとう。」<br> 銀「ううん。汚かったでしょ?ごめんね」<br> ジ「そんな事ないって!水銀燈が教えてくれてたのに、ごめん」<br> 銀「あ、オムライス作っておいたんだけど…」<br> ジ「あ、じゃあ二人で食べよう?」<br> 銀「うん…そうだね…」<br> ジ「うまい!やっぱ水銀燈の作るのはうまいよ」<br> 銀「そう?…」<br> ジ「水銀燈…そんなに落ち込んで…ごめん!ごめん!」<br> 銀「違うの!そうじゃないの!ジュン君に嫌なことしたって思って…」<br> ジ「嫌なことしたのはこっちだよ!」<br> 銀「ジュン君…」<br> ジ「実は…さっき水銀燈が傷なめてくれたとき嬉しかったんだ。」<br> 銀「え!?そんな。私はてっきり嫌なことしたって思ったのに…」<br> ジ「そんな事ないって言ったろ?!だってぼ、僕は…水銀燈の事…好きだから!」<br> 銀「!!カァァァァァ」<br> 顔が紅潮し、体が火照る水銀燈<br> 銀「えっ…あの…」</p> <br> <p>銀「ジュン君。あのっ…ほんとにそう思ってる?」<br> ジ「嘘なんてつかないよ!僕は水銀燈の事好きだ!僕に弁当だって作ってくれたし…」<br> 銀「ジュン君…あなたが私の事好きっていうのが嘘じゃないなら…私はジュン君の事が好きよ。」<br> ジ「え…」<br> 銀「私もジュン君の事好きだったの。だから料理の作り方教えてって言われた時すごく嬉しかった。」<br> ジ「ほんとに僕の事好きなのか?」<br> 銀「うん。好きだよ。」<br> そう言ってジュンに抱きつく水銀燈。ジュンも水銀燈を抱きしめる。<br> ジ「水銀燈も僕の事好きだったのか…」<br> 銀「ねぇ、さっき言った事絶対嘘じゃないって証明して?」<br> ジ「目閉じたら。証明してあげるよ」<br> 目を閉じる水銀燈。ジュンは静かに水銀燈の唇に自分の唇を重ねた。<br> 水銀燈が目を開けて<br> 銀「ジュン君…だぁいすき♪」</p> <br> <p>終わり</p>

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