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『大厄日。』」(2006/04/09 (日) 12:29:30) の最新版変更点

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<p>『大厄日。』</p> <p> 「早く終わったし、さっさと帰って紅茶でも飲むのだわ」<br>  4月7日金曜日、午後5時30分。 <br>  私は仕事を終えてさっさと帰ることにした。<br>  会社の駐車場にとめてある私の車に乗り込むと即エンジンを掛けて発車させる。</p> <p>  大通りは帰宅ラッシュということもあり、結構込み合っていた。<br>  まあ、これもいつものことだった。<br>  信号待ちで停まってはゆっくりと進み、また停まってはゆっくりと進み……<br>  そんな繰り返しにもすっかり慣れてしまっている。</p> <p>  何度目かの信号待ちで止まったとき、目の前の歩道橋の横断幕の文字が目に入った。</p> <p>『春の全国交通安全運動実施中』</p> <p> ……それがどうだって言う話なのだわ。<br>  私は特に気にもせず家路を急いだ。</p> <p>  しかし――その後、その考えをした事を非常に後悔するなんてその時の私は知る由もなかった。</p> <br> <br> <p> 丁度、先程の歩道橋を過ぎた時だった。</p> <p> ……え?<br>  目の前の歩道に警官が立っていて、『止まれ』と書かれた三角形の旗を私の車の進行をさえぎるようにかざしていた。明らかに停止命令を出していたのだった。<br>  ひょっとしたら私かしら……でも何も違反することは……あっ!?<br>  気付いた時には遅かった。</p> <p> ――シートベルトをしていなかったのだった。<br>  迂闊だったわ。<br>  ふと道の方に目をやると、この広場より先は車の流れが良くなっていた。<br>  考えてみればこの付近ではあまり渋滞は起こらないのに……もっと深く考えるべきだった。</p> <p> 道の脇の広場に警官に誘導される。<br>  そこには車が数台といわゆる『サイン会場』であろう警察のマイクロバスが停まっていた。<br>  そこの出入口に人が数人並んでいる。恐らく私より先に捕まった先客だろう。<br>  警官に指示されるままに私もその列に並ぶ。<br>  10分ほどして後に私の番が来て、バスの中に入る。</p> <br> <br> <p>「シートベルトをしていなかったな」<br> 「はい」<br> 「シートベルトの着用は義務だ。とにかく、着けていなかったことはこっちでも確認済みだから。<br> じゃあ、これにサインと印鑑、なければ拇印を押して」<br>  警官が青い紙を差し出す。交通反則告知書、いわゆる青キップといわれるやつだ。<br>  違反をしたのは事実であり、私は言われるままにサインをして、鞄から印鑑を取り出して押す。<br>  <br>  (蛇足1 記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月7日午後5時52分 警視庁○○警察署 警部補 桃白白<br>  ○○区XX7丁目6-18地先 座席ベルト装着義務違反 1点 (反則金なし)』</p> <br> <p><br> <br>  ――たまったものじゃないわ。<br>  私は即座にサイン会場を後にすると車を走らせる。<br>  ただ、違反といっても1点と軽く、反則金もない。<br>  ――あと5点もあるし大丈夫だわ。<br>  しかし、気分が悪いのには変わりがない。<br>  早く帰って、紅茶が飲みたい。<br>  <br>  途中、いくつかの混雑を通り過ぎて、ようやく県境の橋を通り過ぎて隣県に入る。<br>  ここからだと、家まではまだ1時間近く掛かる。<br>  ――今のうちにJUMに紅茶の準備をさせたほうがいいわね……。</p> <p> 私は携帯を取り出すと家に電話を掛けた。<br> 「もしもし、桜田ですけど」<br>  出たのはのりだった。<br> 「真紅だけど、のり。JUMはいる?」<br> 「ちょっと出掛けてるけど……」<br> 「使えない下僕ね。まあいいわ。あと1時間ほどしたら家に着くから、紅茶の準備をしておいて頂戴。 ダージリンの最高級品が台所にあるはずだからそれでお願い」<br> 「それって、こないだJUMが買ってきたやつよね。どこに置いてあるかな」<br> 「確か冷蔵庫の横の戸棚の2段目に……あっ!!」<br>  話をしている途中で私は目の前の異変に気付いて、即座に電話を切った。<br>  でも、遅かった。</p> <p>  進行方向には警官が先程と同じように『止まれ』の旗を掲げていた。</p> <p> ――やられたのだわ……。</p> <br> <p><br> <br>  先程と同じように私は警官に誘導されて、道路わきの駐車場に車を停める。<br>  そこにはやはり数台の車とサイン会場のマイクロバスが停まっていた。<br>  やはり、先客がバスの前で順番待ちをしている。<br>  私は車を降りるとその列に並んだ。10数分して私の番が回ってくる。</p> <p> 「携帯で話しながら運転したら危ないぞ。違反になるってのも散々こっちも言っておる」<br> 「はい」<br> 「とにかく、通話中だったのは見ておったからな。言い逃れはきかんぞ」<br> 「はい」<br> 「これにサインせい」<br>  差し出された青キップにサインをして印鑑を押す。<br>  さらに反則金の納付書を渡された。金額は6000円。1週間以内に銀行か郵便局で振り込めとのこ<br> とだった。</p> <p>(蛇足2 記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月7日午後6時18分 神奈川県警察△△警察署 警部 鶴仙人<br>  △△市◆◆区※※町5丁目23-17地先 携帯電話使用等(保持) 1点 (反則金6000円)』 </p> <br> <br> <p>  サイン会場から出ると、携帯で再び家にかける。出たのはのりだった。<br> 「もしもし、あっ真紅ちゃん。何かあったのかと思ったわよ。いきなり切っちゃうから……」<br> 「ごめんなさいね。実はさっきは運転中に電話したものだから」<br> 「それ危ないわよ。事故したらどうするの。しかも、今は交通安全運動の期間だから取締りも結構<br> やってるわよ。<br> 現にゆうべも近所の国道で飲酒の検問をやってたし」<br> 「そうなの。事故はしていないし、今は車を停めているから大丈夫だわ。ともかく帰るのもうちょっと遅くなりそうだわ。<br> 紅茶の準備はそれにあわせて頂戴」<br> 「分かったわ。気をつけて帰ってきてね」<br>  私は電話を切った。</p> <br> <p><br>  ――1日で2回も取り締まりに遭うなんて情けないのだわ。しかし、警察も油断がならないのだわ。<br>  ため息をつくと車に乗り込み、サイン会場を後にした。<br>  当然、シートベルトはしている。</p> <p> これで2点。しかも今回は反則金のおまけ付き。<br>  でもあと4点あるし、重大な違反をしなければ大丈夫だ。<br>  過去には1年半前にネズミ捕りで速度違反2点をとられたことがあるが、これは1年以上経っている<br> ので点数には加算されない。<br>  ただ、3年間無事故無違反の項目には該当しないので、最初のベルト違反の点数はカウントされな<br> いという特例は適用されしない。<br>  結局、油断は禁物だ。</p> <p> ――しかし、警察も躍起になりすぎなのだわ。<br>  交通安全運動は実は交通取締のノルマ追い込み期間で、警官のボーナス査定に響く最重要期間<br> だという噂を耳にしたことがあるが、これまでの様子を見ているとその通りだと言いたくなる。</p> <br> <p><br>  道は比較的すいていた。他の車も比較的飛ばしている。<br>  流れに乗って車を走らせている。</p> <p> やがて、目の前に踏み切りが見える。<br>  周囲に車は見当たらない。<br>  西に向かっているため、夕日が逆行になってまぶしくやや見えにくい。<br>  踏み切りは開いているため、特にスピードを落とさず、何気なく通過する。</p> <p>  すると、その夕日を背にして見えたのは――『止まれ』のチェッカーフラッグ。</p> <p> 二度あることは三度ある。<br>  って、いい加減にして欲しいものだわ。<br>  頭にきたので、このまま制止命令を無視して走り去ろうとしたが、すぐ近くにはパトカーが控えてい<br> て逃走車を今にも追いかけようとする様子だった。<br>  腹立たしく思いながらも、警官の誘導に従って踏み切り脇の空き地に車を停める。<br>  そこにはお約束というかなんというか……数台の車とサイン会場のバスの姿があった。<br>  例によってそこには数人が順番待ちをしていた。</p> <br> <p><br> 「踏切では一旦停止だろ。教習所で習わなかったのか?」<br> 「……習いました」<br> 「だったら、なんで一旦停止をしない」<br> 「……ちょっとぼんやりしてまして」<br> 「それが事故に繋がるんだ。以後気をつけるように。とにかくこれにサインして」<br>  やはり差し出されたのは青キップと反則金の振込用紙。<br>  目の前の警官の物言いに腹が立って、掴みかかってやろうかと一瞬思った。<br>  だが、そうすると公務執行妨害でそれこそ刑務所行きになるのは間違いない。<br>  うっとうしいと思い、その場は踏みとどまり、サインをして印鑑を押す。</p> <p>(蛇足3 記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月7日午後6時41分 神奈川県警察**警察署 巡査部長 ターレス<br>  **市◎◎町2丁目16-3地先 踏切不停止等 2点 (反則金9000円)』 </p> <br> <p><br> 「もしもし、桜田です」<br>  サイン会から開放された後、家に電話をかける。出たのはJUMだった。<br>  今まで何をのんびりしていたの?<br> 「私よ」<br> 「真紅、どうしたんだよ」<br> 「どうしたのじゃないのだわ。違反取られて警察に説教されていたの」<br> 「まったく何してるんだよ。とにかくあとどれくらいで帰れるんだ?」<br> 「そうね、高速使うから30分もしたら家につくわ」<br> 「そうか。紅茶はそれに合わせて用意するから気をつけろよ。<br> そういえば、翠星石のやつもなんかきつい取締りくらってかなりヘコんでたみたいだし。<br> 取締りが今日は多いみたいだから」<br> 「そう……」<br>  私は電話を切った。<br>  そんなこと言われなくても分かってるのだわ。<br>  1日で3回も取締りをくらうなんて……つくづく自分が情けないのだわ。<br>  脱力しながらも車に乗り込み、サイン会場を後にした。</p> <br> <p><br>  ――今日は厄日なのかしら……<br>  早く家に帰って、紅茶を味わってのんびりしよう。<br>  すぐ行った所で高速に乗る。<br>  高速は混んでいるということもなく順調に流れていた。<br>  流れに乗って走行車線を走らせるものの、前に遅い車が走っていて流れが時折悪くなる。<br>  ――遅いのだわ。<br>  即座に追越車線に移り、速度を上げる。<br>  左側を走っている車が抜かれるのを横目にしながら、快調に飛ばす。<br>  このままいけばちょっとだが早く帰れる。<br>  ていうか、ただでさえいらついているのに遅い車の後についていたらますます不機嫌になりそうだ。<br>  ちょっと飛ばし過ぎかもしれないなとは思いながらも、気分は多少は晴れたような気がした……が。</p> <br> <p><br>  ファァァン!</p> <p> いきなり背後からサイレンの音がした。<br>  驚いてバックミラーを覗くと、そこには赤色灯を光らせた覆面パトカーが張り付いているのが見えた。</p> <p> 『そこの横浜500た○×-○◆の青のステージア止まりなさい!。速度超過です!左の路肩で止まりなさい!』<br>  拡声器で流されているナンバーと車種は明らかに私の車のものだった。<br>  <br>  ――もう勘弁して欲しいのだわ。<br>  ――というか、もうどうでもいいのだわ……。</p> <p>  私は力なくパトカーの指示通りに車を左側の路肩の広いスペースに寄せた。<br>  止まると、パトカーから警官が出てきた。パトカーの後部座席に乗るように指示されたのでそれに従った。</p> <br> <p><br> 「ここ制限速度は100キロだけど、137キロも出ていたぞ。ほらこのメーターを見て」<br> 「はい……」<br>  言われるがままに運転席に特別につけられた取締り用のスピードメーターにはデジタルの数字で137km/hと表示されていた。<br> 「とにかく37キロ超過だ。3点だな。まあ、高速だったからよかったものの一般道だったら免停だぜ」<br> 「……そうですか」<br> 「とにかく、告知書書くから、これにサインして、ここに印鑑か拇印を押してくれ」<br> 「……はい」<br>  力なく答えると、出された青キップにサインをして印鑑を押す。<br>  結構手馴れてきたななんて思ったりする自分が本当に情けない。<br> 「おい……お前免許センターに照会したらこれで免停じゃないか」<br> 「……そうですか」<br> 「1日でここまでやるとは。ともかく今日はゆっくり休んで。免停の通知は後日に送付されるから、その指示に従えよ。<br> で、反則金の振込みは1週間以内だから忘れないように」<br> 「……はい」</p> <p> これで7点。これで免停確定。<br>  全身から完全に力が抜けていくのを感じた。</p> <br> <p>(蛇足4 記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月7日午後7時6分 神奈川県警察交通部▲▲方面交通機動隊 巡査長 人造人間17号<br>  ×○市*※町236-29地先(東名下り xy.z kp)速度超過 指定速度違反(高速道路関係)<br>  《37km/h超過  100km/hのところ 137km/h》 3点 (反則金35000円)』 </p> <p>  私は警官から解放されると、突きつけられた現実に思わず失神しそうになりつつも車を走らせた。<br>  合計4枚7点の青キップと合計3枚50000円の反則金の振込用紙を助手席に乗せて……。</p> <p> ――やっぱり……今日は完全に厄日なのだわ……。<br>  私は車をふらつかせながらも何とか家にたどり着いた。<br>  8時前だった。<br>  JUMが淹れた紅茶は……完全に冷め切っていた……。</p> <br> <p> 後日――。<br>  案の定、免停通知が届いた。<br>  そこには免停講習の案内も同封されていた。<br>  私の場合は30日の免停にあたるが、その講習を受けてテストの結果次第で1~10日以内に短縮されるのだという。<br>  ただ、費用は13800円で、まる1日時間がつぶされて、免許証もそのときに預けなきゃいけないのだが。<br>  6点だったら受けたら点数がチャラになる違反者講習も受けられるのだが、あいにくそれには該当しない。<br>  ともかく、講習の日と仕事の休みがかぶっていたので受けに行くことにした。</p> <p> 免許センターまでバスで行く。<br>  車で行くと帰りには検問が待ち構えていることが多く、見つかれば無免許運転の罰則が付け加えら<br> れて免取になるから絶対にバスで行けとのりに口すっぱく言われたのだ。<br>  免許センターに着いたものの、開講までは時間があったので待合室で紅茶を啜りながら待つことにした。</p> <p>「真紅ぅ、なんで貴女がここにいるのぉ?」<br> 「まさか真紅もですか?」<br>  聞き覚えのある声がしたので振り向くと、見知った顔があった。</p> <p> ……水銀燈と翠星石だった。</p> <br> <p><br> 「なんでって、免停食らったからにきまってるでしょ」<br> 「ふーん、お馬鹿さぁん……て言いたい所だけど、私も言える立場じゃないわぁ」<br> 「まったくです」<br> 「で、貴女はなんでこうなったのぉ?」<br>  水銀燈の問いかけに、私はこうなったいきさつも話す。<br>  当然、1日に4回も取締られて、50000円を一気に払う羽目になったことも。</p> <p>「何よぉ、まだマシなほうじゃなぁい!」<br> 「まったくですぅ!そんなのまだ軽すぎるもいいとこなのですぅ!」<br>  なぜか逆上しだす2人。<br> 「なんでここでキレるのか分からないのだわ」<br>  そんな2人に私はただ戸惑うしかなかった。<br> 「私なんか移動オービスにやられて一撃6点よぉ!一発免停だわぁ。免許取り上げられて、<br> 裁判所行かされて、赤キップ渡されて、78000円も払ったわぁ!」<br>  強烈な違反をやったものね。</p> <br> <p>  だが、そんな水銀燈にもつかみかかる勢いで……翠星石が続けた。<br> 「私なんか……酒気帯びの検問で捕まったですぅ!当然一発免停で220000円も払わされたですぅ!」<br>  何というか……酒を飲んでの運転は下手したら免取確実だってテレビなんかで散々言われてたはずなのに……。<br> 「まあ、6点で許してもらったのが幸いよぉ」<br> 「でも、納得いかねぇですぅ!ちょっと飲んだだけなのにですぅ!」<br> 「貴女、生中ジョッキで3杯も飲んだら確実よぉ。下手したら取消だったのによく許してもらえたものだわぁ。奇跡ものよぉ」<br>  私と水銀燈で怒り狂う翠星石をなだめるのに手を焼いてしまった。<br>  そうこうしているうちに講習の開始を知らせるアナウンスが流れる。<br> 「時間だわ。行きましょう」<br> 「そうするわぁ」<br> 「はいですぅ……」<br>  私たちは力なく、講習会場へと重い足取りで向かうのだった。</p> <br> <p><br> (ラプラス登場)<br>  また蛇足で申し訳ありませんが、水銀燈と翠星石の違反キップを示しておきましょう。</p> <p> (蛇足5 水銀燈の赤キップ記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月7日午前2時48分 神奈川県警察交通部◆×方面交通機動隊 警部 クウラ<br>  ▲◆市○*町123-5地先(国135) 速度超過 指定速度違反 <br>  《43km/h超過  50km/hのところ 93km/h》 6点   (罰金78000円)』 </p> <p> (蛇足6 翠星石の赤キップ記載事項(抜粋)は以下のとおり)<br> 『平成18年4月6日午後11時36分 神奈川県警察×▲警察署 巡査長 ラディッツ<br>  ×▲市◎○町4丁目7-5地先(国1) 酒気帯び運転(0.15ppm以上0.25ppm未満) 6点 <br>  (罰金220000円)』 </p> <br> <p>  まあ、3人とも普通で考えればありえない無茶をしたものです。<br>  普通に考えれば分かるのが常識。<br>  普通に考えられないのは非常識。<br>  彼女たちは後者が支配していたのでしょう。<br>  まあ、そんな彼女たちは自業自得なのでほうって置いて、皆様は気をつけてくださいね。<br>  今が交通安全週間の時期だからじゃなくて、これらを守ることが事故を防ぐ最良の手段なのですから。<br>  まあ、こんな彼女たちを反面教師にして皆さんも交通安全で……</p> <p>「うるさいわぁ!」<br> 「黙れですぅ!」<br> 「うっとうしいのだわ!」</p> <p> ドゴッ、ボカッ、バギッ!<br> (同時にラプラスの顔面に3人のパンチや飛び蹴りがヒット)</p> <p> 「ううっ……では……皆様……ごきげんよう……ぐふっ!」<br>  バタンッ!(←倒れる音)<br>                                            終</p> <p><br></p>

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