「ジュンはみんなと節分を楽しむようです」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>ジュンはみんなと節分を楽しむようです<br /><br />
銀「お豆買って来たわよぉ」<br />
ジ「今日は節分だったか。鬼は外ーって豆まくのか?」<br />
銀「え?そんなもったいないことしないわよぉ」<br />
ジ「…じゃあ何に使うんだ?」<br />
銀「これをいっぱい食べてヤクルトも飲めばおなかが膨れるの。三日間はこれで空腹をしのげるわぁ」<br />
ジ「水銀燈…?」<br />
銀「豆って安上がりだからこういうときは助かるわぁ。季節柄堂々と大量に買えるしぃ…」<br />
ジ「水銀燈…」<br />
銀「つらくなんかないわ…つらくなんかないのよ…」<br />
ジ「それ、年の数だけ食べたらなんか食べにいこう、な?」<br />
銀「うぅ…ありがとぉ…」</p>
<hr /><p>金「豆まきをするかしら!」<br />
ジ「ていっ」ヒュッ<br />
金「あたっ!おでこに投げないでほしいかしら!」<br />
ジ「いや、なんかいい感じに的があったもんで」<br />
金「だからといって当てないでほしいかしら…意外と痛いかしら」<br />
ジ「ははは、ごめん。もうしないよ」<br />
金「わかればいいのかしら!」<br />
ジ「そいっ」<br />
金「あうっ」<br />
ジ「・・・・・」ワクワク<br />
金「楽しまないでかしらー!」</p>
<hr /><p>ジ「今日は節分か…。今頃豆まいてる人もいるのかな?」<br />
翠「ウチの近所の寺では落花生と一緒にみかんも投げてたですよ」<br />
ジ「みかん…?あまり聞かないな。何か意味があるのか?」<br />
翠「意味があるからやってるんじゃないですか?」<br />
ジ「それもそうか」ヒョイッ<br />
翠「あっ!最後のみかんは翠星石のものですぅ!」<br />
ジ「いいだろ。お前はずっとこたつの中にいたんだから」<br />
翠「それとこれとは話が違うのですぅ!」<br />
ジ「しょうがないな。ほら、食べさせてやるから口開けろ。」<br />
翠「なっ…ば、ばかなことを言うなですぅ!」<br />
ジ「あーん」<br />
翠「…あーん」<br />
ジ「美味いか?」<br />
翠「甘酸っぱいですぅ…」</p>
<hr /><p>ジ「ただいまー」<br />
蒼「・・・・・・」スッ<br />
ジ(ん?恵方巻きか…)モグモグ<br />
蒼「・・・・・・」モキュモキュ<br />
ジ「・・・・・・ごちそうさま」<br />
蒼「・・・・・・!」ハムハム<br />
ジ(ん、なんか食べるのが早くなったか…?)<br />
蒼「・・・・・!・・・・!」パクパク<br />
ジ(両手で持って食べてる…意外と可愛い)<br />
蒼「・・・・・・」モキュモキュ、ゴクン<br />
ジ(あ、食べ終わった)<br />
蒼「ふぅ…お帰りなさいジュン君。これ結構美味しいね。ジュン君少し食べるの早くないかな?」<br />
ジ「…もしかして喋りたかったから急いで食べてたのか?」<br />
蒼「…うん。恵方巻きって無言で食べないといけないから…」<br />
ジ「あれじゃ喉に詰まらせても文句言えないな。もうちょっとゆっくり食べてても僕は気にしなかったけど」<br />
蒼「それは…ちょっとでも長くジュン君とお話ししたかったから…//」<br />
ジ「…照れるな//」</p>
<hr /><p>真「ジュン。紅茶を入れて頂戴」<br />
ジ「あのな…今日ぐらいは日本のお茶を飲んでも良いんじゃないか?」<br />
真「今日はなにか特別な日なの?」<br />
ジ「お前ほんとに日本人か…?今日は節分だ。豆まいて鬼退治したりするんだよ」<br />
真「へぇ…知らなかったのだわ」<br />
ジ「ちょうど目の前にいいかんじの赤鬼がいるな…そりゃっ!」<br />
真「きゃっ!」<br />
ジ「と、まぁこんな感じに豆をまいてだな…ん?どうした真紅?」<br />
真「……鬼を退治するのに豆なんかいらないのだわ…」<br />
ジ「え…ちょっと、真紅?ねぇ真紅さん!?その右の拳は何ですか!?」<br />
真「うるさいのだわ!レディーに豆を投げつける鬼なんか退治してくれるわ!絆ックル!」<br />
ジ「アッー!?」</p>
<hr /><p>雛「せつぶんなのー!お豆さんまくのー!」<br />
ジ「ほら、豆買って来てやったぞ」<br />
雛「おにはそとー!ふくはうちー!」<br />
ジ「うわぁまたいっぱいまたまいて…家の中は掃除が大変なのに…」<br />
雛「いっぱいまいたの!楽しかったのよー」<br />
ジ「じゃあ恵方巻きでも食べるか。今年の恵方はどっちだっけな?」<br />
雛「うわーい!美味しそうなのー!」<br />
ジ「…雛苺、なんだその白くて柔らかそうでやけにでかくて長いのは?」<br />
雛「うゆ、恵方うにゅーなの!のりがつくってくれたのよー」<br />
ジ「うちの姉の料理の創作意欲は異常」</p>
<hr /><p>ジ「あー、きらきー?」<br />
雪「なんですかジュン様?」<br />
ジ「今日は節分だな?」<br />
雪「そうですわね」<br />
ジ「節分には恵方巻きを一本食べ、豆をまいた後に自分の年の数だけ食べるんだ」<br />
雪「もちろん存じておりますわ」<br />
ジ「じゃあこのプラスチックの空き袋の山はいったいなんなんだ!?」<br />
雪「だって恵方巻き一本と豆じゃ足りないんですもの」<br />
ジ「恵方巻きってボリュームあるんだぞ!?少なくとも僕は一本で充分だった!」<br />
雪「あれくらいの量なら十五本くらいはいけますわね」<br />
ジ「Oh…」</p>
<hr /><p>薔「ジュン…これ…」<br />
ジ「ん?なんだこりゃ。鬼のお面か?」<br />
薔「うん…今日は二月三日…」<br />
ジ「あー節分か…。で、これを僕にかぶれと?」<br />
薔「わたしが豆をまく…」<br />
ジ「しょうがないな…ほら、かぶったぞ」<br />
薔「……ふふふふふ…」<br />
ジ「…どうしたばらしー?」<br />
薔「いいぞベイベー!」<br />
ジ「うわっ、なんだ!?」<br />
薔「オラオラー!逃げるやつは鬼だ!逃げないやつはよく訓練された鬼だ!」<br />
ジ「えっちょっばらしー!なんでそんなものすごい勢いなの!?」<br />
薔「ホント節分は地獄だぜフゥハハハハー!」<br />
ジ「!?」</p>