「二日目-3」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「二日目-3」(2010/01/04 (月) 09:00:34) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>それから、私達は近くのレストランで昼食をとることにした。<br />
レストランはごった返していたが、何とか八人が座る事のできる席を見つけたわ。<br />
外は太陽が照り付けていたが、中は冷房が効いていてとても涼しい。<br /><br />
翠「はぁ~……涼しいですぅ」<br />
銀「そうねぇ。外は暑くて暑くて……冷たいものが食べたいわぁ」<br /><br />
翠星石と水銀燈が胸元をあけて、手でパタパタ仰いでいる。<br />
周りの男子が胸元をちらちら私達の方に視線を送っている。<br />
おそらく二人の胸元を見ているのだろうけど……オスはやっぱり下劣ね。<br /><br />
蒼「とりあえず、何か頼まない?」<br /><br />
蒼星石がメニューをすっとみんなの前に出した。<br /><br />
雪「そうですね……私はこの『BIGオムライス! 30分で食べ切れたら無料』に挑戦してみようと思います」<br />
金「ええ~~っ!? 本当にやるかしらー!?」<br />
雪「もちろん。ここで引き下がったら負けですもの」<br /><br />
金糸雀が驚きの声をあげる。<br />
確かに、写真を見る限りボリュームは十人前はありそうだ。<br /><br />
苺「ヒナはね~……『イチゴソースパスタ』にするの」<br />
紅「うっぷ……絶対まずそうな名前なのだわ」<br />
翠「ちびちび、ぜってー残したら駄目ですよ」<br />
苺「絶対残さないの。イチゴ大好きなの~♪」</p>
<p> </p>
<p>雛苺……本当に食べきれるのかしら?<br />
それにしても、そんな料理を扱っているこのレストランって……<br /><br />
金「カナは、『卵尽くし』にするかしらー!」<br /><br />
金糸雀は相変わらずの卵料理だ。<br />
毎日卵で飽きないのかと思っているけど、私が紅茶を毎日飲んでも飽きないのと一緒なのかもしれない。<br /><br />
蒼「僕はちょっと高いけど『飛龍御膳』っていうのにしてみようかな」<br />
薔「……私も同じモノにしよう」<br />
紅「私も……それでいいわ」<br />
銀「私は『ステーキセット』でいいわぁ」<br />
翠「翠星石も水銀燈と同じやつにするですぅ」<br /><br />
みんな注文がまとまったみたいだ。<br />
翠星石が通りがかった店員さんを呼ぶ。<br /><br />
店員「ご注文は?」<br />
蒼「『イチゴソースパスタ』と『飛龍御膳』が三つ、ステーキセットが二つに『BIGオムライス』が一つ」<br />
店員「繰り返しますね、『イチゴソースパスタ』(ry」<br /><br />
しばらくすると、料理がやってきた。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>みんなで手を合わせて、いただきます。<br />
早速、雪華綺晶が大盛りオムライスをすっすっとスプーンを使って口に運んでいる。<br />
特撮映像のように、オムライスが雪華綺晶の口の中に吸い込まれていく。<br />
リアルフードファイトを見ている気分よ。<br />
隣では雛苺が、イチゴソースパスタをゴミを吸う掃除機のように吸い込んでいた。<br />
このイチゴソースパスタ、イチゴのソースの上にホイップクリームがたっぷり乗っている。<br />
紅と白のコントラストが毒々しい。<br /><br />
苺「いっちご味のースパゲッチィー! いっちごっもいっぱい入ってるー! スパゲッチィー! ウォォ(ry」<br />
翠「うっぷ……見ているだけで胸焼け起こしそうですぅ……」<br />
紅「同感よ……」<br /><br />
翠星石が胸に手を当ててえずいている。<br />
はっきり言わせてもらえるなら……下品よ。<br />
まわりにソースが飛び散っているのにも構わず、雛苺はパスタを食べ続けている。<br />
そして、ものの一分で完食してしまった。<br /><br />
苺「ごっちそうさまなの~!」<br />
蒼「速いね……」<br /><br />
蒼星石も普段見慣れているとはいえ、唖然としている。<br />
しかも早食いして脂肪が胸にしかつかないのだから、もう本当になんと言うか不平等ね。<br />
私もお腹や太ももじゃなくて、胸に脂肪がいってほしいのだわ!<br /><br />
薔「私達も……食べない?」<br />
蒼「そ……そうだね。つい二人に気圧されちゃって……」<br />
紅「私もよ……」</p>
<p> </p>
<p>私や蒼星石も『飛龍御膳』に箸をつける。<br />
うん、おいしいわ。<br />
特にこの山菜料理。敬遠していたけど、かなり美味だ。<br /><br />
銀「このステーキ、ジューシーねぇ」<br />
翠「とっても柔らかいですぅ~」<br /><br />
二人はステーキにかぶりついていた。<br />
肉汁がお皿に滴り落ちている。<br />
かなり美味しそうね……私も食べてみたいわ。<br /><br />
紅「水銀燈、貴方のお肉一切れと、私のお刺身二切れを交換しない?」<br />
銀「待って頂戴、ちょっと考えさせて……」<br /><br />
トレード交渉をしてみる。<br />
水銀燈は『考える人』の様にしばらく考えた後、お肉を一切れこっちに渡してきた。<br /><br />
銀「いいわよ。交換してあげる」<br />
紅「そう。ありがとう」<br />
銀「ふふ、どういたしまして」<br /><br />
私も海老と赤身を小皿に入れて渡す。<br />
翠星石と蒼星石も私達と同じ様にステーキとお刺身を交換していた。<br />
今更だけど、二人は本当に仲が良い。<br />
金糸雀と薔薇水晶も互いの料理を交換している。<br />
美味しそうなスコッチエッグだ。<br />
この光景を見て、私の頭の中に『隣の芝生は青く見える』と言う諺が浮かんだ。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>私達は料理を食べ終え、少し時間もあったので、お土産を見ていくことにした。<br />
旅行地特有のお土産は、見ていて飽きなかったわ。<br />
私はのりさんのために『高原クッキー』を買った。<br />
雪華綺晶はまたもや自分のおやつと言って大量のクッキーを買っていたわ。<br />
BIGオムライスも間食したのに、まだ食べられるのかしら……すごい。<br />
雛苺は苺パスタソースが売っているのを見て、ホクホク顔でそれを籠にいれている。<br />
金糸雀は私と同じ『高原クッキー』を買うらしい。卵にしないのと私が聞いたら、売ってるわけ無いかしら! と返された。<br />
もう……冗談よ、冗談。<br />
蒼星石と翠星石は二人でおもちゃの方を見ていた。『飛龍の笛』を物珍しそうに見ていた。<br />
水銀燈は薔薇水晶と一緒に、ストラップコーナーの方に行っていた。どうやら、新しい携帯ストラップが欲しいみたいだ。<br />
そんなこんなで、私達の高原散策は終わった。<br />
次の目的地は『チャイナタウン』<br />
とっても楽しみなのだわ。</p>
<p>それから、私達は近くのレストランで昼食をとることにした。<br />
レストランはごった返していたが、何とか八人が座る事のできる席を見つけたわ。<br />
外は太陽が照り付けていたが、中は冷房が効いていてとても涼しい。<br /><br />
翠「はぁ~……涼しいですぅ」<br />
銀「そうねぇ。外は暑くて暑くて……冷たいものが食べたいわぁ」<br /><br />
翠星石と水銀燈が胸元をあけて、手でパタパタ仰いでいる。<br />
周りの男子が胸元をちらちら私達の方に視線を送っている。<br />
おそらく二人の胸元を見ているのだろうけど……オスはやっぱり下劣ね。<br /><br />
蒼「とりあえず、何か頼まない?」<br /><br />
蒼星石がメニューをすっとみんなの前に出した。<br /><br />
雪「そうですね……私はこの『BIGオムライス! 30分で食べ切れたら無料』に挑戦してみようと思います」<br />
金「ええ~~っ!? 本当にやるかしらー!?」<br />
雪「もちろん。ここで引き下がったら負けですもの」<br /><br />
金糸雀が驚きの声をあげる。<br />
確かに、写真を見る限りボリュームは十人前はありそうだ。<br /><br />
苺「ヒナはね~……『イチゴソースパスタ』にするの」<br />
紅「うっぷ……絶対まずそうな名前なのだわ」<br />
翠「ちびちび、ぜってー残したら駄目ですよ」<br />
苺「絶対残さないの。イチゴ大好きなの~♪」</p>
<p> </p>
<p>雛苺……本当に食べきれるのかしら?<br />
それにしても、そんな料理を扱っているこのレストランって……<br /><br />
金「カナは、『卵尽くし』にするかしらー!」<br /><br />
金糸雀は相変わらずの卵料理だ。<br />
毎日卵で飽きないのかと思っているけど、私が紅茶を毎日飲んでも飽きないのと一緒なのかもしれない。<br /><br />
蒼「僕はちょっと高いけど『飛龍御膳』っていうのにしてみようかな」<br />
薔「……私も同じモノにしよう」<br />
紅「私も……それでいいわ」<br />
銀「私は『ステーキセット』でいいわぁ」<br />
翠「翠星石も水銀燈と同じやつにするですぅ」<br /><br />
みんな注文がまとまったみたいだ。<br />
翠星石が通りがかった店員さんを呼ぶ。<br /><br />
店員「ご注文は?」<br />
蒼「『イチゴソースパスタ』と『飛龍御膳』が三つ、ステーキセットが二つに『BIGオムライス』が一つ」<br />
店員「繰り返しますね、『イチゴソースパスタ』(ry」<br /><br />
しばらくすると、料理がやってきた。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>みんなで手を合わせて、いただきます。<br />
早速、雪華綺晶が大盛りオムライスをすっすっとスプーンを使って口に運んでいる。<br />
特撮映像のように、オムライスが雪華綺晶の口の中に吸い込まれていく。<br />
リアルフードファイトを見ている気分よ。<br />
隣では雛苺が、イチゴソースパスタをゴミを吸う掃除機のように吸い込んでいた。<br />
このイチゴソースパスタ、イチゴのソースの上にホイップクリームがたっぷり乗っている。<br />
紅と白のコントラストが毒々しい。<br /><br />
苺「いっちご味のースパゲッチィー! いっちごっもいっぱい入ってるー! スパゲッチィー! ウォォ(ry」<br />
翠「うっぷ……見ているだけで胸焼け起こしそうです……」<br />
紅「同感よ……」<br /><br />
翠星石が胸に手を当ててえずいている。<br />
はっきり言わせてもらえるなら……下品よ。<br />
まわりにソースが飛び散っているのにも構わず、雛苺はパスタを食べ続けている。<br />
そして、ものの一分で完食してしまった。<br /><br />
苺「ごっちそうさまなの~!」<br />
蒼「速いね……」<br /><br />
蒼星石も普段見慣れているとはいえ、唖然としている。<br />
しかも早食いして脂肪が胸にしかつかないのだから、もう本当になんと言うか不平等ね。<br />
私もお腹や太ももじゃなくて、胸に脂肪がいってほしいのだわ!<br /><br />
薔「私達も……食べない?」<br />
蒼「そ……そうだね。つい二人に気圧されちゃって……」<br />
紅「私もよ……」</p>
<p> </p>
<p>私や蒼星石も『飛龍御膳』に箸をつける。<br />
うん、おいしいわ。<br />
特にこの山菜料理。敬遠していたけど、かなり美味だ。<br /><br />
銀「このステーキ、ジューシーねぇ」<br />
翠「とっても柔らかいですぅ~」<br /><br />
二人はステーキにかぶりついていた。<br />
肉汁がお皿に滴り落ちている。<br />
かなり美味しそうね……私も食べてみたいわ。<br /><br />
紅「水銀燈、貴方のお肉一切れと、私のお刺身二切れを交換しない?」<br />
銀「待って頂戴、ちょっと考えさせて……」<br /><br />
トレード交渉をしてみる。<br />
水銀燈は『考える人』の様にしばらく考えた後、お肉を一切れこっちに渡してきた。<br /><br />
銀「いいわよ。交換してあげる」<br />
紅「そう。ありがとう」<br />
銀「ふふ、どういたしまして」<br /><br />
私も海老と赤身を小皿に入れて渡す。<br />
翠星石と蒼星石も私達と同じ様にステーキとお刺身を交換していた。<br />
今更だけど、二人は本当に仲が良い。<br />
金糸雀と薔薇水晶も互いの料理を交換している。<br />
美味しそうなスコッチエッグだ。<br />
この光景を見て、私の頭の中に『隣の芝生は青く見える』と言う諺が浮かんだ。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p>私達は料理を食べ終え、少し時間もあったので、お土産を見ていくことにした。<br />
旅行地特有のお土産は、見ていて飽きなかったわ。<br />
私はのりさんのために『高原クッキー』を買った。<br />
雪華綺晶はまたもや自分のおやつと言って大量のクッキーを買っていたわ。<br />
BIGオムライスも間食したのに、まだ食べられるのかしら……すごい。<br />
雛苺は苺パスタソースが売っているのを見て、ホクホク顔でそれを籠にいれている。<br />
金糸雀は私と同じ『高原クッキー』を買うらしい。卵にしないのと私が聞いたら、売ってるわけ無いかしら! と返された。<br />
もう……冗談よ、冗談。<br />
蒼星石と翠星石は二人でおもちゃの方を見ていた。『飛龍の笛』を物珍しそうに見ていた。<br />
水銀燈は薔薇水晶と一緒に、ストラップコーナーの方に行っていた。どうやら、新しい携帯ストラップが欲しいみたいだ。<br />
そんなこんなで、私達の高原散策は終わった。<br />
次の目的地は『チャイナタウン』<br />
とっても楽しみなのだわ。</p>