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ACT3,誘われちゃったよォォーーッ」(2009/06/20 (土) 15:26:58) の最新版変更点

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<p>雪「中々見つかりませんね」<br /> 薔薇「もう…みんな帰ったのかも」<br /> 雪「とりあえず、売店に行ってみましょう」<br /> 薔薇「おっけ~」<br /><br /><br /> 雪「さて、売店に着いたことだしまずは何か買いましょうか」<br /> 薔薇「目的が違うよ…」<br /> 雪「でも、何か食べたくなるのが普通でしょう」<br /><br /> 雪華綺晶はとても良く食べる。所謂食いしん坊と言うところだろう<br /> なのに彼女は太らない…<br /> 他の女子は羨ましく思っているのだろう<br /><br /> 薔薇「もう…。…あ、あの二人じゃない」<br /> 雪「あ、そうですね」<br /><br /> 別のテーブルで座っている二人組みの男子生徒に近寄っていく<br /> むこうもこっちに気付いたのか、こっちに眼差しを向けてきた<br /> そして雪華綺晶は、二人に声をかけた</p> <p>雪「あの、ちょっといいですか?」<br /> ???「ああ、別に良いぜ」<br /> ◆◆◆「椅子も空いてるし 座りなよ」<br /><br /> リプトンのパックを置いて、椅子に座るよう促す二人<br /> その不良のような風貌からは、はるかにかけ離れた行動である<br /><br /> 薔薇「ありがとう…」<br /> 雪「早速だけど、今度パーティーを私の家でやるんですが、参加してくれますか?」<br /> ???「パーティ!? おい仗助 なんだか面白そうじゃねぇか?」<br /> 仗助「へぇ ずいぶん洒落た事やるんだな 驚いたぜ」<br /><br /> 仗助と呼ばれたリーゼントヘアーの少年は、驚いた表情を見せた<br /> そのリーゼントを馬鹿にされるのが大嫌いと言うことは、今や常識だ</p> <p> </p> <p>仗助「で、いつやるんだ? こっちも都合つけねーといけないみてーだしよォ」<br /> 雪「詳しいことはこの紙に全て書いてあります」<br /> ???「ほほ~… で、この漢字は何て読むんだ?」<br /><br /> そう言いながら見せてきた漢字は『宴』<br /><br /> 雪「ウソでしょ…!!」<br /> 薔薇「『うたげ』…」<br /> ???「そっか『うたげ』か、ありがとうよ。オレって馬鹿だからよォ~~」<br /> 仗助「億泰 おまえ本当に分からなかったのか…」<br /><br /> もう片方の少年の名は億泰、両サイドに金髪剃り込みを入れている<br /> 普段は仗助と二人でよくつるんでいるのを見る<br /><br /> 仗助「…ゴホン とりあえず、オレたちは参加させてもらうぜ。良いよな 億泰」<br /> 億泰「ああ」<br /><br /> 雪「それでは、参加と言うことで承りました」<br /> 薔薇「それじゃあ、また土曜日ね」<br /> 仗助「おう 気をつけて帰れよ」<br /> 億泰「誘ってくれて ありがとうなァァ~~ッ!」<br /><br /><br /> 仗助「行っちゃったな オレたちも帰るか。…って 何泣いてるんだよォー」<br /> 億泰「初めて、女の子に声をかけられた…ううう~っ」<br /> 仗助「おいおいおい…何も泣くこたぁねーだろうがよォ」</p> <p> </p>

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