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「複数短編121」(2008/07/02 (水) 22:40:26) の最新版変更点
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<p align="left">ジ「あああ~、宿題が終わんねー!明日までに終わらせないとまた梅岡の個人授業が…それだけは、なんとしても…」<br />
プルルルル、ガチャ<br />
巴『はい』<br />
ジ「お、柏葉か?ジュンだけど」<br />
巴『桜田くん?どうしたの?』<br />
ジ「あのさ、明日までの宿題あったろ。あれがどうしても終わらなくてさ…良かったら今から教えてもらいに行っていいかな?」<br />
巴『わかったわ。じゃあシャワー浴びて布団敷いて待っ』<br />
ガチャッ!<br />
プルルルル、ガチャ。<br />
め『はいはーい』<br />
ジ「僕、ジュンだけど。いきなり悪いんだが、明日までの宿題教えてくれないかな?」<br />
め『ああ、あれね。難しいわよね』<br />
ジ「ああ。だから頼みたいんだけど…」<br />
め『じゃあ交換条件にしましょう。私が宿題を見せる。だからジュン君は生まれたままの姿にランドセルを』<br />
ガチャッ!<br />
プルルルル、ガチャ!<br />
薔『…はい』<br />
ジ「僕だ!薔薇水晶!至急頼みたいことがあるんだ!」<br />
薔『何言ってるの?』<br />
ジ「え?」<br />
薔『私はジュンの愛の奴隷…頼むなんて言わないで用件だけを言ってくれればいい…私はそれを実行するだけだよ』<br />
ジ「ありがとう…薔薇水晶…助かるよ。でな?明日の宿」<br />
薔『わかった。脱げばいいんだね?』<br />
ガチャッ! <br /><br />
ジ「くそぉ!なんで僕のクラスメートはこんなヤツばっかなんだ!?えっと後は…そうだ!違うクラスだけどアイツならもうやってるかもしれない!」<br />
プルルルル、ガチャ。<br />
真『何かしら』<br />
ジ「真紅か!?ジュンだ!明日までの宿題が終わらないんだ!もうお前しか頼れるヤツがいない!助けてくれ!範囲は数学の」<br />
真『いやよ、めんどくさい』<br />
ガチャ。ツーツーツー…<br />
ジ「………」<br /><br />
の「ジュンく~ん、お姉ちゃんもう寝るけど…って、なんで部屋の隅で膝を抱えて泣いてるのぅ?何かあったの?お姉ちゃんに話してみて?」</p>
<p align="left"> </p>
<p align="left"> </p>
<hr /><p><br /><br />
キーンコーンカーンコーン<br />
水「ん~、ようやくお昼ねぇ。…あら?私のお弁当が…ん、はぁ…」<br /><br />
ガチャ<br />
め「ふふ、やっぱり来てくれたのね水銀燈」<br />
水「貴女が来いって書き置きしたんでしょお?まったく屋上なんかに呼び出して…それで、私のお弁当はどこなのよ」<br />
め「ごめんなさい。そんなつもりはなかったんだけど…つい食べちゃった。自分でもビックリ」<br />
水「………」<br />
め「でもね、聞いて水銀燈。私、思うのよ…どうしてこんなことしたんだろうって。本当は一緒に屋上でお弁当したいだけだったんだけどね。きっと私…あのお弁当に貴女を重ねてしまったの。美味しかったわ…とっても。<br />
ねえ、お弁当って料理とは少し違うわよね?いつもお弁当を作ってる水銀燈なら解ると思うけど、お店とかの料理は出来立ての熱々が出てくるからそりゃあ美味しいに決まってるわ。お弁当もチンできれば温まるけど学校ではそれも叶わない…<br />
つまり、お弁当は冷めたものを食べる事になるわ。本来ならそれは愚行…時間が経った上に冷めてるものを食べるんですもの。でも、じゃあどうして私は貴女のお弁当を食べて美味しいと感じるのか。<br />
まさにそう、それは貴女なのよ水銀燈。貴女と同じなの。<br />
貴女は確かに人当たりは冷たいのかもしるない。冷めた人だと言われるのかもしれない。でもね?決してそれだけじゃない…だって、貴女の事を考えてるだけでこんなにも胸が熱くなるんだもの。それだけのはずないじゃない。<br />
コンビニで買った冷めたお弁当は美味しくない…でも、貴女が作ってくれたお弁当は冷めたって美味しい…そう、水銀燈が私に冷たいようで、ちゃんと私を受け入れてくれたあの時みたいに…<br />
ふふっ、ちょっとムード出しちゃったわね。酔ってるのかしら。ええそう…貴女が私を酔わせているのね…もう、罪な人なんだから…<br />
あんな強い太陽の光でさえ、貴女が浴びればそれはたちまち美しい月光になるのね。ルナティック…月は人を酔わせてしまう…そうしてこんな私ですら、あっという間に詩人にしてしまう…<br /><br />
知ってる?夜の女神ヘカテは復讐の女神でもあるのよ。貴女のその眼差しの先は、何を憎み、何を写すのかしら。私は、その中に居られるかしら。貴女にどれだけ憎まれれば、その瞳にの中に居る事を許されるの…?<br />
私は水銀燈を愛してしまった。女神に恋をした罪でこの身を焼かれたとしても、その炎を貴女が少しでも美しいと感じてくれるなら、私はその刹那に生きることさえ厭わないのよ。<br />
だからね、水銀燈。私…」<br />
キーンコーンカーンコーン<br />
め「…もう、いつだってそう。時は無粋で残酷よね。いいわ、放課後また話しましょう。だから水銀燈も…あ、あら!?居ない!?水銀燈が居ないわ!?どうして!?私じゃ見ることすら叶わぬと言うの!?水銀燈!お願いよ…その姿を見せて…水銀燈ー!!」<br /><br />
ジ「さて教室戻っ…あれ?水銀燈今日学食だったのか?」<br />
水「そうよぉ。めぐにお弁当食べられちゃったの」<br />
ジ「あはは、お前も大変だなぁ。あれ?教室にめぐ居ないぞ。アイツどこいったんだ?」<br />
水「さあねぇ。屋上でUFOでも探してるんじゃなぁい?」<br /><br />
め「水銀燈!何処なの水銀燈!?え…まさかあの月の中なの!?遠い…遠いわ水銀燈…!私じゃ貴女に届かない…だから私は貴…あら!?今何か光った!あれが水銀燈?そんな、速すぎるわ水銀燈!待って!私も連れて行ってー!!」</p>
<p> </p>
<hr /><p><br /><br />
【冷凍】【雛苺】<br /><br />
「ヒナ凍ってしまったの」<br />
「あぁ…何てこと」<br />
「ジャンクにしてあげるわぁ」<br />
「水銀燈の羽が炎を纏って雛苺を取り囲んだのだわ!」<br />
「うよ?溶けたの!」<br />
「ふん、今日のところは見逃してあげるわぁ」<br />
「水銀燈…あなた…ツンデレだったのね」</p>
<p> </p>
<hr /><br /><br />
「ひ、雛苺!」<br />
「きゃあああ!」<br />
「おい柏葉!どうするんだよ!雛苺が凍ちゃったじゃないか!」<br />
「え!?私のせいなの!?」<br />
「そうに決まってるだろ!お前が、雛苺をそそのかしたせいだろ!<br />
雛苺もきっと冷凍庫に入れるって!雛苺はこのスレじゃ人形じゃないんだぞ!」<br />
「私は、そそのかしてないわ!ちょっと冷蔵庫の中に忘れられる苦痛をと…」<br />
「それがダメなんだ。ほら柏葉、雛苺を脱がすのを手伝ってくれ。<br />
雪山治療法をやる。裸で男女がくんずほぐれつだ。」<br />
「OK.私もやるわ。」<br /><br />
「ちょっとまてかしら」<br /><br />
いつかの巴メイデンから思いついた
<p> </p>
<hr /><br /><br />
「のり、夏場はお菓子にたかる目障りな連中が増えるわよね」<br />
「ええ、そうねえゴキブリさんとかハエさんとか色々夏場は来るわよぅ」<br />
「それで、そいつらの適当な処分法を教えてもらいたいんだけど」<br />
「お姉ちゃんはその、叩き潰すのはかわいそうだし、殺虫剤は体に良くないから何かで捕まえて、<br />
容器に閉じ込めて冷蔵庫で…その……凍らしちゃうわ」<br />
「なるほど、参考になったわのり」<br /><br />
「雛苺!あれほど言ったのにまた苺大福に勝手に手を出したわね!」<br />
「うゆ、だって夏はおなかが空くの!」<br />
「のりにお菓子にたかる害虫の駆除の仕方を教わってきたわ。覚悟なさい。」<br />
「ひ、い、いやああああ!!!」<br /><br /><br />
「さあ、お夕飯の支度しなくっちゃ。冷凍庫からミックスベジータ…<br />
ひいいいいい!雛ちゃんが凍ってるうぅぅぅぅ
<p align="left">ジ「あああ~、宿題が終わんねー!明日までに終わらせないとまた梅岡の個人授業が…それだけは、なんとしても…」<br />
プルルルル、ガチャ<br />
巴『はい』<br />
ジ「お、柏葉か?ジュンだけど」<br />
巴『桜田くん?どうしたの?』<br />
ジ「あのさ、明日までの宿題あったろ。あれがどうしても終わらなくてさ…良かったら今から教えてもらいに行っていいかな?」<br />
巴『わかったわ。じゃあシャワー浴びて布団敷いて待っ』<br />
ガチャッ!<br />
プルルルル、ガチャ。<br />
め『はいはーい』<br />
ジ「僕、ジュンだけど。いきなり悪いんだが、明日までの宿題教えてくれないかな?」<br />
め『ああ、あれね。難しいわよね』<br />
ジ「ああ。だから頼みたいんだけど…」<br />
め『じゃあ交換条件にしましょう。私が宿題を見せる。だからジュン君は生まれたままの姿にランドセルを』<br />
ガチャッ!<br />
プルルルル、ガチャ!<br />
薔『…はい』<br />
ジ「僕だ!薔薇水晶!至急頼みたいことがあるんだ!」<br />
薔『何言ってるの?』<br />
ジ「え?」<br />
薔『私はジュンの愛の奴隷…頼むなんて言わないで用件だけを言ってくれればいい…私はそれを実行するだけだよ』<br />
ジ「ありがとう…薔薇水晶…助かるよ。でな?明日の宿」<br />
薔『わかった。脱げばいいんだね?』<br />
ガチャッ! <br /><br />
ジ「くそぉ!なんで僕のクラスメートはこんなヤツばっかなんだ!?えっと後は…そうだ!違うクラスだけどアイツならもうやってるかもしれない!」<br />
プルルルル、ガチャ。<br />
真『何かしら』<br />
ジ「真紅か!?ジュンだ!明日までの宿題が終わらないんだ!もうお前しか頼れるヤツがいない!助けてくれ!範囲は数学の」<br />
真『いやよ、めんどくさい』<br />
ガチャ。ツーツーツー…<br />
ジ「………」<br /><br />
の「ジュンく~ん、お姉ちゃんもう寝るけど…って、なんで部屋の隅で膝を抱えて泣いてるのぅ?何かあったの?お姉ちゃんに話してみて?」</p>
<p align="left"> </p>
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<hr /><p><br /><br />
キーンコーンカーンコーン<br />
水「ん~、ようやくお昼ねぇ。…あら?私のお弁当が…ん、はぁ…」<br /><br />
ガチャ<br />
め「ふふ、やっぱり来てくれたのね水銀燈」<br />
水「貴女が来いって書き置きしたんでしょお?まったく屋上なんかに呼び出して…それで、私のお弁当はどこなのよ」<br />
め「ごめんなさい。そんなつもりはなかったんだけど…つい食べちゃった。自分でもビックリ」<br />
水「………」<br />
め「でもね、聞いて水銀燈。私、思うのよ…どうしてこんなことしたんだろうって。本当は一緒に屋上でお弁当したいだけだったんだけどね。きっと私…あのお弁当に貴女を重ねてしまったの。美味しかったわ…とっても。<br />
ねえ、お弁当って料理とは少し違うわよね?いつもお弁当を作ってる水銀燈なら解ると思うけど、お店とかの料理は出来立ての熱々が出てくるからそりゃあ美味しいに決まってるわ。お弁当もチンできれば温まるけど学校ではそれも叶わない…<br />
つまり、お弁当は冷めたものを食べる事になるわ。本来ならそれは愚行…時間が経った上に冷めてるものを食べるんですもの。でも、じゃあどうして私は貴女のお弁当を食べて美味しいと感じるのか。<br />
まさにそう、それは貴女なのよ水銀燈。貴女と同じなの。<br />
貴女は確かに人当たりは冷たいのかもしるない。冷めた人だと言われるのかもしれない。でもね?決してそれだけじゃない…だって、貴女の事を考えてるだけでこんなにも胸が熱くなるんだもの。それだけのはずないじゃない。<br />
コンビニで買った冷めたお弁当は美味しくない…でも、貴女が作ってくれたお弁当は冷めたって美味しい…そう、水銀燈が私に冷たいようで、ちゃんと私を受け入れてくれたあの時みたいに…<br />
ふふっ、ちょっとムード出しちゃったわね。酔ってるのかしら。ええそう…貴女が私を酔わせているのね…もう、罪な人なんだから…<br />
あんな強い太陽の光でさえ、貴女が浴びればそれはたちまち美しい月光になるのね。ルナティック…月は人を酔わせてしまう…そうしてこんな私ですら、あっという間に詩人にしてしまう…<br /><br />
知ってる?夜の女神ヘカテは復讐の女神でもあるのよ。貴女のその眼差しの先は、何を憎み、何を写すのかしら。私は、その中に居られるかしら。貴女にどれだけ憎まれれば、その瞳にの中に居る事を許されるの…?<br />
私は水銀燈を愛してしまった。女神に恋をした罪でこの身を焼かれたとしても、その炎を貴女が少しでも美しいと感じてくれるなら、私はその刹那に生きることさえ厭わないのよ。<br />
だからね、水銀燈。私…」<br />
キーンコーンカーンコーン<br />
め「…もう、いつだってそう。時は無粋で残酷よね。いいわ、放課後また話しましょう。だから水銀燈も…あ、あら!?居ない!?水銀燈が居ないわ!?どうして!?私じゃ見ることすら叶わぬと言うの!?水銀燈!お願いよ…その姿を見せて…水銀燈ー!!」<br /><br />
ジ「さて教室戻っ…あれ?水銀燈今日学食だったのか?」<br />
水「そうよぉ。めぐにお弁当食べられちゃったの」<br />
ジ「あはは、お前も大変だなぁ。あれ?教室にめぐ居ないぞ。アイツどこいったんだ?」<br />
水「さあねぇ。屋上でUFOでも探してるんじゃなぁい?」<br /><br />
め「水銀燈!何処なの水銀燈!?え…まさかあの月の中なの!?遠い…遠いわ水銀燈…!私じゃ貴女に届かない…だから私は貴…あら!?今何か光った!あれが水銀燈?そんな、速すぎるわ水銀燈!待って!私も連れて行ってー!!」</p>
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<hr /><p><br /><br />
【冷凍】【雛苺】<br /><br />
「ヒナ凍ってしまったの」<br />
「あぁ…何てこと」<br />
「ジャンクにしてあげるわぁ」<br />
「水銀燈の羽が炎を纏って雛苺を取り囲んだのだわ!」<br />
「うよ?溶けたの!」<br />
「ふん、今日のところは見逃してあげるわぁ」<br />
「水銀燈…あなた…ツンデレだったのね」</p>
<p> </p>
<hr /><p><br /><br />
「ひ、雛苺!」<br />
「きゃあああ!」<br />
「おい柏葉!どうするんだよ!雛苺が凍ちゃったじゃないか!」<br />
「え!?私のせいなの!?」<br />
「そうに決まってるだろ!お前が、雛苺をそそのかしたせいだろ!<br />
雛苺もきっと冷凍庫に入れるって!雛苺はこのスレじゃ人形じゃないんだぞ!」<br />
「私は、そそのかしてないわ!ちょっと冷蔵庫の中に忘れられる苦痛をと…」<br />
「それがダメなんだ。ほら柏葉、雛苺を脱がすのを手伝ってくれ。<br />
雪山治療法をやる。裸で男女がくんずほぐれつだ。」<br />
「OK.私もやるわ。」<br /><br />
「ちょっとまてかしら」<br /><br />
いつかの巴メイデンから思いついた</p>
<p> </p>
<hr /><br /><br />
「のり、夏場はお菓子にたかる目障りな連中が増えるわよね」<br />
「ええ、そうねえゴキブリさんとかハエさんとか色々夏場は来るわよぅ」<br />
「それで、そいつらの適当な処分法を教えてもらいたいんだけど」<br />
「お姉ちゃんはその、叩き潰すのはかわいそうだし、殺虫剤は体に良くないから何かで捕まえて、<br />
容器に閉じ込めて冷蔵庫で…その……凍らしちゃうわ」<br />
「なるほど、参考になったわのり」<br /><br />
「雛苺!あれほど言ったのにまた苺大福に勝手に手を出したわね!」<br />
「うゆ、だって夏はおなかが空くの!」<br />
「のりにお菓子にたかる害虫の駆除の仕方を教わってきたわ。覚悟なさい。」<br />
「ひ、い、いやああああ!!!」<br /><br /><br />
「さあ、お夕飯の支度しなくっちゃ。冷凍庫からミックスベジータ…<br />
ひいいいいい!雛ちゃんが凍ってるうぅぅぅぅ
<p> </p>
<hr /><br />
『東方薔薇咲野~The Rose Field~』<br /><br /><br />
現実と幻想。「人間界」と「幻想郷」。その二つを隔てる場所に建つ神社、「桜田神社」。<br />
ここに住まう神主、桜田ジュンは妖怪退治のエキスパートであり、異変解決の第一人者であり、<br />
そして何より、ひきこもりであった。<br />
そんな出不精な妖怪退治屋のもとに、一つの依頼が舞い込んでくる。<br />
それは、「幻想郷のあちこちに、色とりどりの薔薇が咲いている」というものであった。<br />
幻想郷では未だ、薔薇の季節では無いのにも関わらず、である。<br />
とりあえず今のところ、薔薇による実害はないらしいが、姉に無理矢理外に引っ張りだされ・・・<br />
もとい、自分の意思でこの異変へと挑むのであった。<br /><br />
主人公<br /><br />
桜田ジュン 種族:人間 能力:空を飛ぶ程度の能力・誰よりも手先が器用な程度の能力。天才。<br /><br />
ヒッキー。妖怪退治の専門家であるにも関わらず、人間、妖怪、わけ隔てなく接する。<br />
というかどちらも適当にあしらっていることが多い。けれど姉には逆らえない。<br />
ぶっきらぼうな言動が目立つが、心根は優しく、一度依頼を受けたら決して投げ出さない。案外真面目。<br />
普段は自分の部屋で巫女の服を延々と作っている。なので部屋は巫女の服で埋まっているらしい。<br />
巫女さん募集中。 <br /><br />
妖怪たち<br /><br />
水銀燈<br />
種族:妖怪(鴉天狗?) 能力:羽を操る程度の能力・黒薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:極低 危険度:極高<br /><br />
近作のラスボス。<br />
と言っても最後に出てくるだけである。今回の事件が彼女の所為というわけではない。<br />
幻想郷のありとあらゆるところに黒薔薇を咲かせていた。<br />
近寄り難いオーラを纏っている。そして気性が非常に荒い。<br />
勿論近づいたら餌食になる。それは妖怪にとっても同じである。<br />
けれど病弱な人間と電波な人間にはどうしても弱いらしい。<br />
また、人間の里には彼女を自由に使役する人間もいると言われている。<br />
それでも極力近づかない事にするに越した事は無い。<br /><br />
スペルカード<br />
翅符「双頭の龍」<br />
羽符「私の黒い天使様」<br />
翼符「私はジャンクなんかじゃない」<br />
黒符「彼方からの鎮魂歌」<br />
長女「狂愛の黒薔薇」 <br /><br />
金糸雀<br />
種族:妖怪(騒霊?) 能力:音を操る程度の能力・黄色の薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:普通 危険度:極高<br /><br />
最終面の中ボスとして登場する。<br />
幻想郷のありとあらゆるところに黄色の薔薇を咲かせていた張本人。<br />
幼い女の子のような風貌をしており、人懐こい。餌付け可能。そしてドジ。<br />
実際餌付けされて着せ替え人形にされているのを見ることすらある。<br />
けれどその能力は危険そのものである。<br />
その気になれば音波を操ってありとあらゆるものを破壊することができる。<br />
本気を出せば近作最強とも言われる。<br />
上手く味方につければ、心強い。<br /><br />
スペルカード<br />
楽符「攻撃のワルツ」<br />
金符「ピチカート日和」<br />
次女「思慮深き黄薔薇」 <br /><br />
翠星石<br />
種族:妖怪(ドッペルゲンガー?) 能力:植物の成長を早める程度の能力・緑の薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:極低(極高) 危険度:低<br /><br />
2面の中ボスとして登場。<br />
幻想郷のいたるところに緑色の薔薇を咲かせていただけでなく、他の薔薇の成長を早めていた。<br />
口が悪い。常にけんか腰。だけどビビリ。本気で喧嘩する気は毛頭無いし、<br />
そもそも彼女が喧嘩して勝てる相手の方が多くない。姐御肌。よく他人の世話を焼く。断じてパシリではない。<br />
人間よりも弱っちいので人間にも敵対心むき出し。だが手なづけると、驚くほど態度が変わる。<br />
事件の後は、桜田神社によく出入りし、家事を手伝っているという噂も聞く。<br />
神社に妖怪が入り浸ってて大丈夫なのだろうか。<br />
余談だが、緑色の薔薇は幻想郷だけでなく人間界にも存在するらしい。<br /><br />
スペルカード<br />
三女「優しい緑薔薇」<br />
翠符「みどりのゆび」 <br /><br />
蒼星石<br />
種族:妖怪(ドッペルゲンガー?) 能力:植物の成長を止める程度の能力・青の薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:低 危険度:高<br /><br />
2面のボスとして登場。<br />
幻想郷の色々な場所に青の薔薇を咲かせ、また成長を止める事で長い間薔薇を咲かせたままにしていた。<br />
大人しく、口数が少ない。<br />
能力のほかに、大きな鋏を持っており、さらにこれを自在に扱うことができる。<br />
こちらから危害を加えない限り襲ってくることはまずない。姉妹の中でも理知的な部類に入る。<br />
あとは、あんまり姉をいじめていると襲ってくる。<br />
男の子みたいだね、と言うと、9割9分9厘泣くので、非常時はこれを言ってやって逃げるといい。<br />
ただし次に会ったときに姉に半殺しにされることは覚悟しなければいけない。<br />
最近は桜田神社の周囲を徘徊しつつ、神社の方を何だか悲しそうな目で眺めているという光景がよく見られる。<br /><br />
スペルカード<br />
断符「庭師の鋏」<br />
鋏符「永遠の緑」<br />
蒼符「眠れる城」<br />
四女「不可侵の蒼薔薇」 <br /><br />
真紅<br />
種族:人間(?) 能力:花びらを操る程度の能力・紅薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:低 危険度:高<br /><br />
3面のボスとして登場。<br />
幻想郷のあちらこちらに紅い薔薇を咲かせていた人物。<br />
高飛車。上から目線。傲慢な性格だが、常識を知らず、簡単に言いくるめられる。<br />
けれど格闘戦だったらまず負けない。女の子だからといって甘く見るとボコボコを超えてデコボコにされる。<br />
「お父様」のために薔薇の花を咲かすことを最初に思いついた。<br />
事件の後は桜田神社に住み着いて巫女としてブイブイ言わせているらしい。<br />
神主曰く、「真紅にだけは何があっても家事をやらせちゃ駄目だ」とのこと。<br /><br />
スペルカード<br />
花符「禁じられた遊び」<br />
紅符「名無しの森」<br />
五女「誇り高き紅薔薇」 <br /><br />
雛苺<br />
種族:妖怪(妖精?) 能力:蔦を操る程度の能力・桃色の薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:高 危険度:低(高)<br /><br />
1面の中ボスとして登場。<br />
幻想郷のいたるところに桃色の薔薇を咲かせていた張本人。<br />
小さな子供のような姿をした妖怪。<br />
普段は蔦を伸ばして人を転ばせたりして楽しんでいる。<br />
本来は殆ど危険はなく、せいぜいイタズラをする程度の妖怪ではあるが、活動のために人のエネルギーを食う。<br />
長期間一緒にいると大量のエネルギーを食われてしまい、かつて病院に運び込まれた人もいるほどである。<br />
だけれど、そちらの方には雛苺はいっさい悪気がなく、心から申し訳なく思っているらしい。<br />
孤独を嫌う。<br /><br />
スペルカード<br />
苺符「近くて遠いゆめ」<br />
六女「幼き桃薔薇」 <br /><br />
雪華綺晶<br />
種族:妖怪(雪女?) 能力:夢を操る程度の能力・白薔薇を咲かす程度の能力<br />
人間友好度:極低 危険度:極高<br /><br />
EXモードのラスボスとして登場。<br />
幻想郷のありとあらゆるかしょに白薔薇を咲かせまわっていた。<br />
人の魂を食うと言われており、彼女に魅入られるとたちまち眠気に襲われ、<br />
永遠の夢の中に囚われてしまうと言われている。まずは彼女に目を合わせないこと。<br />
嫌がらせが大好きで、分かっていて目を合わせようとしてくる。シャレにならない。顔が近い。<br />
ストーカー体質。気に入った人間を見つけると、延々とつけ回す。ふと鏡を見たらいた、なんてことも。<br />
幻想郷では珍しく、ホラーな人物である。<br /><br />
スペルカード<br />
雪符「氷の城」<br />
華符「夢食い」<br />
綺符「襲いくる眠気」<br />
晶符「だァれが殺した駒鳥さん♪」<br />
七女「幻影の白薔薇」 <br /><br />
柏葉巴<br />
種族:人間 能力:剣術を操る程度の能力<br />
人間友好度:普通 危険度:普通<br /><br />
ていうか普通の人間だから。<br />
1面のボス。雛苺の実質保護者。<br />
別に庭師ではない。<br />
ここのところは彼女も、雛苺をつれて桜田神社によく遊びにきているらしい。神主とも昔からの顔なじみ。<br />
最近は妖怪退治も始めたらしい。でも妖怪より自分の方がアブない人だとは気付いていない。<br />
スペルカードがふざけてるのは仕様。<br />
というか疲れてしまった。<br /><br />
スペルカード<br />
刀符「断じてタマちゃんとやらとは違う」<br />
巴符「進む」<br />
鬼符「雛苺に手を出したら【自主規制】する」 <br /><br />
幻想郷のありとあらゆるところに薔薇が咲き乱れる事件。<br />
それは誰も気付かぬうちにひっそりと始まり、そしてひっそりと終わっていった。<br />
一斉に咲き誇った、色とりどりの「薔薇」それは「ローゼンメイデン」と呼ばれる、<br />
6体の妖怪と一人の人間が引き起こしたものだった。<br />
彼女らのルーツは、「ローゼン」と呼ばれる存在であり、種族は違えど、<br />
それぞれ同一人物に「創られた」存在であった。<br />
今、ローゼンはどこにいるのか分からない。もしかしたら、幻想郷、あるいは現実、<br />
もしくは最早どこにもいないのかもしれない。<br />
だけれど、彼女たちは、せめて自分たちが元気に生きていることを知らせたかった。<br />
そのために、彼女らの父親、ローゼンが愛した薔薇の花を咲かせることにしたのである。<br />
しかしそれぞれ、異変解決のプロフェッショナルによって説得され、薔薇は、その花を閉じた。<br /><br />
異変が解決したのち、彼女らはそれぞれの居場所を手に入れた。<br />
きっと彼女らはその場所で元気にやりつつも、やっぱり父親を想い続けているのだろう。<br /><br /><br />
ローゼン<br />
種族:??? 能力:生命を作り出す程度の能力<br />
人間友好度:不明 危険度:不明<br /><br />
「ローゼンメイデン」たちを創った人物。目的、正体、容貌、所在など一切不明。<br />
データ求む。