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「いやな夢」(2007/11/28 (水) 23:12:40) の最新版変更点
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<p>☆水銀燈が甘えん坊な設定です。<br>
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夢を見た。<br>
水銀燈が泣いている夢だ。<br>
あいつがなぜ泣いていたのだろうか。<br>
色白の肌に流れる涙。<br>
おきて憂鬱な気分になっていると、<br>
「駅の路地裏へ早く行け」<br>
と誰かがうるさかった。頭が痛い。<br>
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駅の路地裏。あそこらへんは危ない。<br>
変なひといぱーい。<br>
というわけで向かってみた。<br>
<br>
路地裏。片端から見ていく。心配という気持ちが<br>
湧き上がってくる。<br>
「水銀燈!いたら返事してくれ!」<br>
必死に呼んでみる。<br>
5分ほど探しただろうか。<br>
路地裏でなく水銀燈を見つけた。<br>
「ッ・・・・!」<br>
声もなく水銀燈は俺に抱きつき、泣きじゃくった<br>
「怖かったのよぉ~・・・グスッ、ヒグッ」<br>
「大丈夫。もう大丈夫だから・・・」<br>
さらさらとした髪からいい香りがする。<br>
暖かい涙が肩にしみた。柔らかい。<br>
とりあえず俺は水銀燈を介抱し、家まで帰った。<br>
「なんで泣いていたの?」<br>
「そこ歩いていたら、変なおじさんに追いかけられて、<br>
路地裏に隠れていたのよぉ」<br>
まだほほには涙の後がある。<br>
「それで怖かったのか。」<br>
「怖かったに決まってるじゃない~」<br>
また泣き出してしまった。よほど怖かったんだろう。<br>
俺のひざでしばらく泣いている。<br>
お姫様抱っこをする形でベッドへ運ぶ。<br>
「っちょ、ジュン!?///」<br>
ベッドに乗せる。<br>
「俺のひざで寝られたら面倒だしな」<br>
「・・・ひざで寝たかったわ」<br>
「今なんと?」<br>
「なんでもないっ!」<br>
「何だよ」<br>
「・・・えっと、一緒に・・・」<br>
「寝てほしい?」<br>
「・・・うん」<br>
布団へ入る。いいにおいがする。<br>
不意に水銀灯が抱きついてきたので、<br>
びっくりするが、抱き返してやると顔をうずめてきた。<br>
<br>
夜は更けていく・・・。</p>