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「桜田ジュンの恐ろしい語り」(2007/10/14 (日) 18:34:29) の最新版変更点
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<p>みなさん、こんにちわ。桜田ジュンです。<br>
世の中には、自業自得という、恐ろしいものがあることをしっていますか?<br>
それはまさに、自己責任の究極形と呼べるもの。<br>
あなたがもし蟻を踏み潰したとしたら、あなたは間違いなく蟻に踏み潰されるのです…。<br>
例えば、こんな話があります。<br>
熟女と若者のちょうど中間に位置する、今が食べごろの美しい女性草笛みつさん。<br>
彼女は最近勇気を振り絞って告白した男性に振られ、少々荒れていました。<br>
彼女は荒れるといつもお酒を飲みます。<br>
それは日本酒。<br>
そう、彼女は辛党なのです。<br>
<br>
その日も浴びるように酒をかっくらい、ナンパされたりツケを踏み倒したり路地裏に連れ込まれそうになりながら帰り道を辿っていました。<br>
そして家に着くと彼女は水も飲まずに玄関先で倒れるように眠りました。<br>
今日はいつもよりお酒の量を大目にしてしまったのです。<br>
これがどういう結果を招くかも知らずに…。<br>
<br>
次の日、目が覚めると彼女は朝ごはんを作りにかかりました。<br>
けれども昨夜水を飲まなかったせいで二日酔い。<br>
卵焼きに塩をひとつまみ振る代わりに砂糖を大量にぶち込んでしまいました。<br>
おかげで卵焼きは甘すぎ。<br>
とても食べれた代物ではありません。<br>
仕方がないので姪に押し付けてしまいます。<br>
すると…。<br>
姪は大喜びで食べ始めました。<br>
おいしいかしらー!おいしいかしらー!と、絶叫しながら。<br>
内心薄気味悪く思いつつもみっちゃんは必死でその思いを押さえ込みます。<br>
けれども。姪はみっちゃんに卵焼きを突き出し、みっちゃんも食べて?と、勧めてきます。<br>
断ろうとしても姪の目に浮かぶ狂気が断らせてくれません。<br>
みっちゃんはその吐き気を催す邪悪な甘さの卵焼きを涙を浮かべながら食べます。<br>
そこへ、姪が一言。<br>
これからはもっと甘くした卵焼きをもっとたくさん毎日作ってね?<br>
<br>
桜田ジュンの恐ろしい語り。どうでしたか?<br>
そうそう、みっちゃんはそれから毎日その卵焼きを肴に日本酒を飲まされているそうです。<br>
まさしく、自業自得ですね。<br>
ちょっと違う気もしますが、僕が言うからには自業自得で自己責任の賜物なのです。<br>
そう。<br>
それはベジータが掘られキャラなのと同じぐらい、必然なのです…。</p>