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みっちゃん短編12」(2007/08/30 (木) 01:12:22) の最新版変更点

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<p>銀「私、ハワイに行ってきたのぉ。いいでしょ?」<br> 紅「…ちょっとだけね。」<br> 蒼「僕達も久しぶりに行きたいね」<br> 翠「そうですねぇ」<br> 雛「雛はヨーロッパに行きたいの」<br> ワイワイガヤガヤ<br> <br> 金「かしらー…」<br> <br> 金「ねぇ、みっちゃんって、海外旅行にいったことはあるのかしら?」<br> み「んー?あるわよー。」<br> 金「みっちゃんばかりずるいかしら!カナもいきたいかしら!」<br> み「…やめといたほうがいいわ。外国は怖いわよ。<br>   初めていったのは、アマゾンに動物園に販売する大蛇を捕獲しにいったんだったっけ。<br>   二回目は、カニ漁でベーリング海へ…<br>   その他にも、トンネル工事で世界中を転々としたりもしたっけ…<br>   猛獣の捕獲、密漁、運び屋なんかもやったわね…<br>   ドイツで売春婦にさせられそうになったときはさすがに逃げたっけなぁ…<br>   カナ、外国は危険よ……」<br> 金「わかったかしら…。外国に行きたいなんて二度といわないかしら…。」<br> み「わかってくれたらいいのよ…」<br> <br> <br> 蒼「僕も、なんだか行きたくなくなったなぁ」<br> 翠「ですぅ…」<br> 紅「旅行、キャンセルするのだわ」<br> 雛「びえええぇぇぇぇんんん!!!!外国怖いのぉぉぉぉ!!!!」<br> 金「みんな、わかってくれてうれしいかしら」 </p> <hr> <p> </p> <p>み「あうぅ…最近太ったかも。」<br> 金「大丈夫かしら、みっちゃんは全然綺麗かしら!」<br> み「カナ、ありがと。でもやっぱお腹とか二の腕がねぇ…」プニプニ<br> <br> 金「そんなことないかしら。<br> 仮に、みっちゃんはちょっとくらい『ぼってり』してても充分可愛いのかしら~♪」<br> み「ぼっ…!」<br> 金「…あれ、みっちゃんどうしたのかしらー?」<br> <br> J「金糸雀…それを言うなら『ぽっちゃり』じゃないか?」<br> 金「……あっ。」<br> <br> み「う…うふふ…いいのよ、どうせ私なんて…<br> このまま誰にも相手にされないまま中年太りしていく運命なのよね…うふふふふふ…orz」<br> <br> 金「かしら~!みみみ、みっちゃん!ごめんなさい、間違えたかしら!カナはそんなつもりじゃ…」<br> J「それ以前にそこでぽっちゃりしてたほうがどうこういうのも微妙じゃないのか?」</p> <hr> <p> </p> <p>み「ふぅ、今日も暑いなぁ…」<br> 夕飯の材料を購入したみっちゃんは熱を帯びたコンクリートの街中を歩いていた。<br> 夏休みやお盆ということもあり、街の通りには老若男女、様々な人々が行き交っている。<br> み「今日は人多いなぁ…ま、当然といえば当然よね。」<br> そう言うとみっちゃんは重くなった買い物かごを握り直し、我が家へと向かう。<br> <br> ーーちょうどそんな時であった。<br> み「…ん?」<br> ふいに背後から視線を感じたみっちゃんは後ろを振り向く。<br> すると、そこには今しがたすれ違ったばかりの男子高校生の姿がった。<br> 彼もまたみっちゃんと同様に後ろを振り向いていたが、みっちゃんと目が合うと同時に慌てた様子で視線を前に戻しそそくさと歩いて行った。<br> み「…変なの?」<br> その様子を些か不思議に思いながらもみっちゃんは再び前を向き歩き出す。<br> ーーところが。<br> <br> 「わっ…すげ…(///)」<br> 「あの女の人…ヤバくね?(///)」<br> <br> 「今の人…お前声掛けてこいよ。(///)」<br> 「ヤダよ、俺にそんな勇気ねぇって。(///)」 <br> <br> 妙なことに、すれ違う多くの若い男性のはみっちゃんのほうを振り向き赤い顔で何かを話しているではないか。<br> <br> み(ど…どうしたのかな?でも…不思議と悪いことを言われてる感じはしないわね。<br> …………まさか!!)<br> この事態にみっちゃんはひとつの結論を導き出す。<br> <br> み(まさか私の放つ大人の女のフェロモンがみんなを虜にしていたりとか…<br> いいえ、そうよ…きっとそうよ!!<br> …よ~っし、そうと決まれば…)<br> <br> みっちゃんは不適な笑いを浮かべるとモデルのようにしなやかな足運びで通りを歩き始めた。<br> そして先程と同様、背後から視線を感じて振り向くとそこには中・高生だろうか、数人の男子学生がみっちゃんを見ていた。<br> <br> み「…うふっ♪」<br> <br> それに気付いたみっちゃんはニヤリと笑うと彼らに向かい色っぽくウィンクを送る。<br> 「~~~!!(///)」<br> すると、彼らは同じタイミングで顔を真っ赤にしながら一斉にみっちゃんの前から走り去っていくではないか。<br> <br> み「やっぱり……これは凄いわ!<br> 自分でも薄々悪くはないかなぁ~って思ってたけど、私はついにここまでの域に達したのね!!」 <br> <br> 正直今まで一度も異性からモテたことのなかったみっちゃんは自らが秘めていた力がついに覚醒したのだと実感し、拳を強く握る。<br> み「この力があれば…他のみんなを押さえて一気にモテモテキャラになることも夢じゃないわね!<br> そして、あわよくば私も夢にまで見た素敵な彼氏とあんなことやそんなことも…<br> う、うわっひゃぁ~!そんな…みっちゃん困っちゃうなぁ~!!(///)」<br> 妄想を膨らませたみっちゃんは街中だということも忘れて体を捩らせながら奇声を上げた。<br> <br> <br> それから一時間後…<br> <br> み「カナ、ただいま~♪」<br> たっぷりと実験を試み、その結果に満足したみっちゃんはようやく我が家に帰宅した。<br> 金「遅いかしらみっちゃん!カナもう腹ペコかしら~!」<br> み「ごめんごめん、でもさ…聞いて聞いて!今日街でね…」<br> みっちゃんが先程のことを金糸雀に話そうとしたそのときである…<br> 金「あぁっ!みっちゃん、ズボンのお尻のとこ!!」<br> み「…へ?」<br> 金糸雀が指差した先にみっちゃんは目を向けた。<br> <br> すると、何かに引っ掛けたのだろうか?彼女の履いていたジーンズは後ろが大きく破れ、そこからレース付きの純白の下着と、それに包まれた白桃のようなお尻の一部が丸見えになっていたのだ。 <br> <br> そう、彼らはこのみっちゃんのお尻を見て顔を赤らめていただけなのだ。<br> そう考えるとあの態度もすべて説明がつく。<br> <br> 金「まさか…これで街中を?」<br> み「……あ。」<br> そのことを認識した途端、今更ながらみっちゃんに猛烈な羞恥心が火山の如く湧き上がった。<br> み「〇☆※△▽@Σ◎∀〆%¥$θ~~ッ!!!!(////)」パタッ!<br> みっちゃんは声にならない叫びを上げるとショックでそのまま倒れ込んでしまった。<br> <br> 翌日、ベッドの上で意識を取り戻したみっちゃんであったが、しばらくの間1人で街中に出ることができなかったという…。<br> <br> <br> 完</p> <hr> <p><br> み「はぁ…私って魅力ないのかなぁ?」<br> ベ・笹・梅「「「そんかことはないぞ!」」」<br> み「わぁっ!微妙な人達きたぁ!!」<br> <br> ベ「みつ嬢は普通に上玉だぞ!付き合うのは御免だけど!」<br> 笹「みつさんはまだまだ若いじゃないですか!ギリギリで!」<br> 梅「もっと自信を持つんだぞ☆結婚はしたくないけど!」<br> <br> <br> み「………挽き肉にしてやる。」<br> ベ・笹・梅「「「わ~、年増が怒ったぁ~、逃げろ~www」」」<br> み「待てやゴルァアッ!!<br> てめぇらのその薄汚ねぇチ○ポすり潰して鼻から流し込んでやらぁああああああッ!!」ダーッ! </p> <hr> <p><br> 注・この作品はフィクションであり、かなりあのなく頃にの作者、作品およびひぐらしとは一切関係ありません。<br> <br> <br> <br>  最近、草笛さんは金回りが良いらしい。<br>  この間はネットオークションで買ったというドール服を自慢していたし、彼女の部屋の人形も増えている。<br>  同居者の金糸雀にそのことについて質問しても、分からないという。<br> <br>  僕がそのことについて考えていたある日のこと、この閑静な薔薇見沢に金糸雀の悲鳴が響いた。<br> <br> 「たっ、大変かしらー! みっちゃんがつかまっちゃったのかしらー!」<br> 「な、なんだってー!?」<br> <br>  金糸雀の話によると、草笛さんは脱税の容疑をかけられているらしい。<br>  こうして、唐突に謎は解けた。<br> <br> <br> <br> <br> かなりあがなく頃に ~所得隠し編 完~</p> <hr> <p><br> 白「つかぬことを伺いますが…草笛さんって結婚願望とかはないのですか?」<br> み「…へ?何ですか急に…」<br> 白「いえ、貴女ほどの女性なら言い寄る男の1人や2人いてもおかしくないのではと思いましてね。<br> いや、お気を悪くしたのなら謝りますが…」<br> み「い…いやぁ、私にはカナの面倒とか仕事とかも忙しいですし…。<br> そりゃ結婚もしたくないって言えば嘘になりますけど、私みたいに地味で浪費家で腐女子入った女を受け止めてくれるようか素敵な男性はなかなかいないんじゃないかな~ってのが正直なとこで……あはは…。」<br> 白「まぁ、普通に考えたらそりゃそうですね。」キッパリ<br> <br> <br> み「……ちょっとはフォローしろや。」 </p> <hr> <p><br> 金「ああー、夏休みも終わりかしらぁ…」<br> み「そうねぇ、もう終わっちゃうわねぇ…<br>   …ん?そういえばカナは宿題は終わってるの?」<br> 金「もちろんかしら!しかも、去年みたいに提出する直前に川に落っことしてしまわないようにジュンに預けてあるかしら!<br>   それから、自由研究のレポートなんか最高の出来かしら!<br>   調子に乗って三本も書き上げてしまったかしら!」<br> み「へぇー!テーマは何?」<br> 金「―借金の増え方とそのメカニズム<br>   ―借金のもっとも適切な返済手段・借金額ごとにおけるその見解<br>   ―親族の莫大な借金についての対応法<br>   かしら!!それぞれレポート用紙200枚以上の大作かしら!」<br> み「カ、カナぁー…」<br> <br> <br> 金「みっちゃん、みっちゃん!あのレポートが自由研究日本大賞をもらったかしら!」<br> み「え、えええええ?すごいじゃない!…ところで、私の名前は出してないわよね?」<br> 金「へ?ばっちり出してるし、これはノンフィクションですって断りも入れたかしら!<br>   もういくつかの出版社から出版のオファーも来てるかしら!<br>   それから、風の噂じゃノーベル経済学賞にノミネートされたとか…」<br> み「イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」</p>
<p>銀「私、ハワイに行ってきたのぉ。いいでしょ?」<br> 紅「…ちょっとだけね。」<br> 蒼「僕達も久しぶりに行きたいね」<br> 翠「そうですねぇ」<br> 雛「雛はヨーロッパに行きたいの」<br> ワイワイガヤガヤ<br> <br> 金「かしらー…」<br> <br> 金「ねぇ、みっちゃんって、海外旅行にいったことはあるのかしら?」<br> み「んー?あるわよー。」<br> 金「みっちゃんばかりずるいかしら!カナもいきたいかしら!」<br> み「…やめといたほうがいいわ。外国は怖いわよ。<br>   初めていったのは、アマゾンに動物園に販売する大蛇を捕獲しにいったんだったっけ。<br>   二回目は、カニ漁でベーリング海へ…<br>   その他にも、トンネル工事で世界中を転々としたりもしたっけ…<br>   猛獣の捕獲、密漁、運び屋なんかもやったわね…<br>   ドイツで売春婦にさせられそうになったときはさすがに逃げたっけなぁ…<br>   カナ、外国は危険よ……」<br> 金「わかったかしら…。外国に行きたいなんて二度といわないかしら…。」<br> み「わかってくれたらいいのよ…」<br> <br> <br> 蒼「僕も、なんだか行きたくなくなったなぁ」<br> 翠「ですぅ…」<br> 紅「旅行、キャンセルするのだわ」<br> 雛「びえええぇぇぇぇんんん!!!!外国怖いのぉぉぉぉ!!!!」<br> 金「みんな、わかってくれてうれしいかしら」 </p> <hr> <p> </p> <p>み「あうぅ…最近太ったかも。」<br> 金「大丈夫かしら、みっちゃんは全然綺麗かしら!」<br> み「カナ、ありがと。でもやっぱお腹とか二の腕がねぇ…」プニプニ<br> <br> 金「そんなことないかしら。<br> 仮に、みっちゃんはちょっとくらい『ぼってり』してても充分可愛いのかしら~♪」<br> み「ぼっ…!」<br> 金「…あれ、みっちゃんどうしたのかしらー?」<br> <br> J「金糸雀…それを言うなら『ぽっちゃり』じゃないか?」<br> 金「……あっ。」<br> <br> み「う…うふふ…いいのよ、どうせ私なんて…<br> このまま誰にも相手にされないまま中年太りしていく運命なのよね…うふふふふふ…orz」<br> <br> 金「かしら~!みみみ、みっちゃん!ごめんなさい、間違えたかしら!カナはそんなつもりじゃ…」<br> J「それ以前にそこでぽっちゃりしてたほうがどうこういうのも微妙じゃないのか?」</p> <hr> <p> </p> <p>み「ふぅ、今日も暑いなぁ…」<br> 夕飯の材料を購入したみっちゃんは熱を帯びたコンクリートの街中を歩いていた。<br> 夏休みやお盆ということもあり、街の通りには老若男女、様々な人々が行き交っている。<br> み「今日は人多いなぁ…ま、当然といえば当然よね。」<br> そう言うとみっちゃんは重くなった買い物かごを握り直し、我が家へと向かう。<br> <br> ーーちょうどそんな時であった。<br> み「…ん?」<br> ふいに背後から視線を感じたみっちゃんは後ろを振り向く。<br> すると、そこには今しがたすれ違ったばかりの男子高校生の姿がった。<br> 彼もまたみっちゃんと同様に後ろを振り向いていたが、みっちゃんと目が合うと同時に慌てた様子で視線を前に戻しそそくさと歩いて行った。<br> み「…変なの?」<br> その様子を些か不思議に思いながらもみっちゃんは再び前を向き歩き出す。<br> ーーところが。<br> <br> 「わっ…すげ…(///)」<br> 「あの女の人…ヤバくね?(///)」<br> <br> 「今の人…お前声掛けてこいよ。(///)」<br> 「ヤダよ、俺にそんな勇気ねぇって。(///)」 <br> <br> 妙なことに、すれ違う多くの若い男性のはみっちゃんのほうを振り向き赤い顔で何かを話しているではないか。<br> <br> み(ど…どうしたのかな?でも…不思議と悪いことを言われてる感じはしないわね。<br> …………まさか!!)<br> この事態にみっちゃんはひとつの結論を導き出す。<br> <br> み(まさか私の放つ大人の女のフェロモンがみんなを虜にしていたりとか…<br> いいえ、そうよ…きっとそうよ!!<br> …よ~っし、そうと決まれば…)<br> <br> みっちゃんは不適な笑いを浮かべるとモデルのようにしなやかな足運びで通りを歩き始めた。<br> そして先程と同様、背後から視線を感じて振り向くとそこには中・高生だろうか、数人の男子学生がみっちゃんを見ていた。<br> <br> み「…うふっ♪」<br> <br> それに気付いたみっちゃんはニヤリと笑うと彼らに向かい色っぽくウィンクを送る。<br> 「~~~!!(///)」<br> すると、彼らは同じタイミングで顔を真っ赤にしながら一斉にみっちゃんの前から走り去っていくではないか。<br> <br> み「やっぱり……これは凄いわ!<br> 自分でも薄々悪くはないかなぁ~って思ってたけど、私はついにここまでの域に達したのね!!」 <br> <br> 正直今まで一度も異性からモテたことのなかったみっちゃんは自らが秘めていた力がついに覚醒したのだと実感し、拳を強く握る。<br> み「この力があれば…他のみんなを押さえて一気にモテモテキャラになることも夢じゃないわね!<br> そして、あわよくば私も夢にまで見た素敵な彼氏とあんなことやそんなことも…<br> う、うわっひゃぁ~!そんな…みっちゃん困っちゃうなぁ~!!(///)」<br> 妄想を膨らませたみっちゃんは街中だということも忘れて体を捩らせながら奇声を上げた。<br> <br> <br> それから一時間後…<br> <br> み「カナ、ただいま~♪」<br> たっぷりと実験を試み、その結果に満足したみっちゃんはようやく我が家に帰宅した。<br> 金「遅いかしらみっちゃん!カナもう腹ペコかしら~!」<br> み「ごめんごめん、でもさ…聞いて聞いて!今日街でね…」<br> みっちゃんが先程のことを金糸雀に話そうとしたそのときである…<br> 金「あぁっ!みっちゃん、ズボンのお尻のとこ!!」<br> み「…へ?」<br> 金糸雀が指差した先にみっちゃんは目を向けた。<br> <br> すると、何かに引っ掛けたのだろうか?彼女の履いていたジーンズは後ろが大きく破れ、そこからレース付きの純白の下着と、それに包まれた白桃のようなお尻の一部が丸見えになっていたのだ。 <br> <br> そう、彼らはこのみっちゃんのお尻を見て顔を赤らめていただけなのだ。<br> そう考えるとあの態度もすべて説明がつく。<br> <br> 金「まさか…これで街中を?」<br> み「……あ。」<br> そのことを認識した途端、今更ながらみっちゃんに猛烈な羞恥心が火山の如く湧き上がった。<br> み「〇☆※△▽@Σ◎∀〆%¥$θ~~ッ!!!!(////)」パタッ!<br> みっちゃんは声にならない叫びを上げるとショックでそのまま倒れ込んでしまった。<br> <br> 翌日、ベッドの上で意識を取り戻したみっちゃんであったが、しばらくの間1人で街中に出ることができなかったという…。<br> <br> <br> 完</p> <hr> <p><br> み「はぁ…私って魅力ないのかなぁ?」<br> ベ・笹・梅「「「そんかことはないぞ!」」」<br> み「わぁっ!微妙な人達きたぁ!!」<br> <br> ベ「みつ嬢は普通に上玉だぞ!付き合うのは御免だけど!」<br> 笹「みつさんはまだまだ若いじゃないですか!ギリギリで!」<br> 梅「もっと自信を持つんだぞ☆結婚はしたくないけど!」<br> <br> <br> み「………挽き肉にしてやる。」<br> ベ・笹・梅「「「わ~、年増が怒ったぁ~、逃げろ~www」」」<br> み「待てやゴルァアッ!!<br> てめぇらのその薄汚ねぇチ○ポすり潰して鼻から流し込んでやらぁああああああッ!!」ダーッ! </p> <hr> <p><br> 注・この作品はフィクションであり、かなりあのなく頃にの作者、作品およびひぐらしとは一切関係ありません。<br> <br> <br> <br>  最近、草笛さんは金回りが良いらしい。<br>  この間はネットオークションで買ったというドール服を自慢していたし、彼女の部屋の人形も増えている。<br>  同居者の金糸雀にそのことについて質問しても、分からないという。<br> <br>  僕がそのことについて考えていたある日のこと、この閑静な薔薇見沢に金糸雀の悲鳴が響いた。<br> <br> 「たっ、大変かしらー! みっちゃんがつかまっちゃったのかしらー!」<br> 「な、なんだってー!?」<br> <br>  金糸雀の話によると、草笛さんは脱税の容疑をかけられているらしい。<br>  こうして、唐突に謎は解けた。<br> <br> <br> <br> <br> かなりあがなく頃に ~所得隠し編 完~</p> <hr> <p><br> 白「つかぬことを伺いますが…草笛さんって結婚願望とかはないのですか?」<br> み「…へ?何ですか急に…」<br> 白「いえ、貴女ほどの女性なら言い寄る男の1人や2人いてもおかしくないのではと思いましてね。<br> いや、お気を悪くしたのなら謝りますが…」<br> み「い…いやぁ、私にはカナの面倒とか仕事とかも忙しいですし…。<br> そりゃ結婚もしたくないって言えば嘘になりますけど、私みたいに地味で浪費家で腐女子入った女を受け止めてくれるようか素敵な男性はなかなかいないんじゃないかな~ってのが正直なとこで……あはは…。」<br> 白「まぁ、普通に考えたらそりゃそうですね。」キッパリ<br> <br> <br> み「……ちょっとはフォローしろや。」 </p> <hr> <p><br> 金「ああー、夏休みも終わりかしらぁ…」<br> み「そうねぇ、もう終わっちゃうわねぇ…<br>   …ん?そういえばカナは宿題は終わってるの?」<br> 金「もちろんかしら!しかも、去年みたいに提出する直前に川に落っことしてしまわないようにジュンに預けてあるかしら!<br>   それから、自由研究のレポートなんか最高の出来かしら!<br>   調子に乗って三本も書き上げてしまったかしら!」<br> み「へぇー!テーマは何?」<br> 金「―借金の増え方とそのメカニズム<br>   ―借金のもっとも適切な返済手段・借金額ごとにおけるその見解<br>   ―親族の莫大な借金についての対応法<br>   かしら!!それぞれレポート用紙200枚以上の大作かしら!」<br> み「カ、カナぁー…」<br> <br> <br> 金「みっちゃん、みっちゃん!あのレポートが自由研究日本大賞をもらったかしら!」<br> み「え、えええええ?すごいじゃない!…ところで、私の名前は出してないわよね?」<br> 金「へ?ばっちり出してるし、これはノンフィクションですって断りも入れたかしら!<br>   もういくつかの出版社から出版のオファーも来てるかしら!<br>   それから、風の噂じゃノーベル経済学賞にノミネートされたとか…」<br> み「イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」<br> <br></p> <hr> <br> この世界に特別なことなんかない。<br> このありふれた日常の中、僕ずっと止まったままでいた。<br> <br> あの日までは…<br> <br> ベ「うぉ~いみんな!ビッグニュースだぞ~!!」<br> 朝っぱらから暑苦しい大声を上げてベジータが教室に飛び込んできた。<br> <br> 銀「朝っぱらからうるさいわねぇ…あんたはいちいち大袈裟なのよぉ。」<br> 薔「ベジータが言うと…何でもビッグニュースになっちゃう…。」<br> ベ「違ぇーよ!今回はマジでビッグニュースなんだよ!<br> なんと!担任の梅岡が急に学校辞めたんだってよ!!」<br> <br> ベジータの言葉にクラス中がどよめく。<br> 蒼「確かにビッグニュースかも…。」<br> ベ「それだけじゃないぜ?ここからが本当のビッグニュースだ。<br> 聞け!男子諸君!新しくこのクラスの担任になるのは美人の女の人だぁああッ!!」<br> <br> その瞬間、クラス中に僕以外の男子の割れんばかりの歓声が響いた。<br> <br> ベ「何だ何だジュン、お前も嬉しいだろ?え?」<br> ジ「別に…。」<br> <br> くだらない…それがどうしたってんだ。 <br> <br> ベ「あぁ~ん、ノリ悪ぃなぁ!お前もおっさんよか若い女のがいいだろ?」<br> ジ「ちょっ…暑苦しい顔近付けんな。」<br> <br> あぁ、鬱陶しいな!<br> 僕は毛穴が見えそうなほどに接近したベジータの顔面に拳を叩きつけようとした。<br> そのときだった…<br> <br> 片隅でガラリという音が聞こえたと思うと、ざわついていた教室が一気に静かになったのだ。<br> <br> ジ「ーー?」<br> 目を向けたそこには眼鏡をかけた1人の若い女性が立っていた。<br> <br> 「み…みんな、席に着いてもらえるかな?」<br> 銀「貴女…誰ぇ?」<br> 「あ、私は…」<br> <br> その女性は少し歩くと黒板に白いチョークで自らの名前を書いた。<br> <br> み「え~っと、私が今日からこのクラスの担任になった草笛みつです。担当は現国。先生のことは気軽にみっちゃんって呼んでください。<br> よろしくね♪」<br> <br> そう言ってにっこりと笑う草笛先生。<br> その瞬間、僕の中で止まっていた時間が、ゆっくりと加速を始めた…<br> <br> <br> 新連載・「おねがい☆みっちゃん」<br> 今秋スタート! <br> <br> ………<br> ……<br> …<br> み「…こんなんどうよ?」<br> ジ「いや、どうよって言われても…」<br> み「新任の美人教師とピュアな10代の純粋でちょっぴり切ない物語!これはいけるわよ~♪」<br> <br> <br> ジ「なぁ、金糸雀…みっちゃんさんどうしたんだ?」<br> 金「こないだ旅行で長野にある木崎湖ってとこに行ってからずっとあんな調子かしら…<br> ことあるごとに『最優先事項よ!』とか言ってくるのかしら。」<br> ジ「あー、納得…あそこはあのアニメの聖地だもんな。」<br> <br> <br> 『先生…僕は…』<br> 『こーら、ジュンジュン。視線がエッチだぞぉ?』<br> 『っ!先生…先生!!』ガバッ!<br> 『やんっ♪ふふっ、甘えんぼうさんね。ジュンジュンは…』<br> モヤモヤーン…<br> <br> み「うふふ…やっぱこぉ~んな感じでぇ…ふふふっ…」ジュルリ<br> <br> <br> ジ「寒気がするんで人で勝手に変な妄想しないでください!!」

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