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さてそれからいきなり四年後になる。理由?ジュンを追ってヨーロッパが舞台だとローゼン家の人々じゃ無くなるからさ。それに初期設定ではローゼン家の人々は大学生という設定だったんだから問題ないでしょ<br> <br> 8月、僕ももう二十歳、ここは成田空港、僕の目の前には四年前と同じメンバーが揃い踏みしていた、まぁローゼンさんはドイツで別れたけど<br> 「みんなただいま」<br> 「ジュン、お姉ちゃん寂しかったのよぉ、だ・か・ら今晩は寝かせないわよぉ。」<br> 銀姉ちゃんはまた胸が大きくなってるな。<br> 「何を冗談言っているの、ジュンは私に付きっきりで紅茶を淹れるのよ」<br> 真紅姉ちゃんはより優雅になってるよ、ただ胸は…<br> 「しょうがないチビ弟ですぅ、今晩は翠星石と蒼星石が一緒に寝てやるですぅ」<br> 翠姉ちゃんはまた髪伸ばしたんたね<br> 「そういう事だからジュン君、川の字で寝よう?」<br> 蒼姉ちゃんはスレンダーな足が…<br> 「ジュンはカナと寝るかしら!」<br> カナ姉ちゃんは胸が急激に育ってるな<br> 「ジュンはヒナとねるの~」<br> ヒナ姉ちゃんはまだ子供っぽいみたいだ。<br> 「ジュン…いっぱい溜まったでしょ…出してあげる」<br> 薔薇姉ちゃんもかわいいから美しいになっている<br> 「ジュン、あなたは四年間で逞しくなりましたわ、もうレディの肌に直接触れても許されますわだから今晩私と…」<br> 雪華姉ちゃんはより優雅な女性になったな<br> 「桜田君、お帰りなさい…」<br> 柏葉の胸は小さめと思っていたけどずいぶん…<br> 「ジュン、久しぶりだな」<br> 「ああ笹塚、彼女できたって?」<br> 「うん、今度紹介する」<br> 「ジュン、貴様モテやがって…」<br> 「お前だって彼女できたろ。僕は未だに無しだぜ」<br> こんな日常に僕は帰ってきたんだな。<br> <br> その夜ローゼン邸のテラスではパーティー…というより酒盛りが開かれていた、メンバーは僕と姉ちゃん達だ<br> 銀姉ちゃんはウィスキーをオンザロックで飲んでいる、カナ姉ちゃんはワインを傾けてほろ酔い気分で味わっている、翠姉ちゃんはビールで蒼姉ちゃんは日本酒か…雪華姉ちゃんと薔薇姉ちゃんは酎ハイ、ヒナ姉ちゃんは焼酎を苺ジュースで割って苺大福を片手に飲んでいる、真紅姉ちゃんは…紅茶だ、酒が駄目なんだろう。僕はと言うとカナ姉ちゃんとワインを飲んでいる、ヨーロッパにいたためか僕にとってワインは水みたいなものだ。ここで僕が今年二十歳なのにそんなことをいうのは変だと思われた読者もいるだろうがヨーロッパは酒に強い人が多いので飲酒できる年齢ははやく、イギリスで18歳、フランスに至っては16歳で飲めるのだから驚きだ。酒盛りは明け方まで続いた。<br> 結果翌日は酒を飲まない真紅姉ちゃんを除いてみんな二日酔いだった。ワインは水みたいなものだと思ってたから飲み過ぎたな…<br>

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