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蒼星石独白」(2006/12/15 (金) 13:01:45) の最新版変更点

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ぐーたらしていた娘達が(略)それぞれ家を建てるようです。<br> <br> case1:オオカミがジュンの場合<br> ジ「さてさて、手薄な家はどこかな~っと」<br> 三女は藁の家を建てました、次女は藁の家を建てました、長女は藁の家を建てました。<br> 真・水・金「いらっしゃいなのだわ/ませ~/かしら~」<br> ジ「ちょwwwおまえらwww」<br> <br> case2:兎の場合<br> ラ「フヒヒ、オオカミという大義名分を手に入れ今度こそいい目を見せて貰いますぞ<br>   それでは空いている家は………と」<br> 三女は煉瓦の家を建てました、次女は煉瓦の家を建てました、長女は煉瓦の家を建てました。<br> ラ「ひどいですぞーーーーーーーーーー!」<br> しかしさすがにあきらめきれないのか煙突から入り込もうとする兎。<br> ラ「フフフだてにヒョロっちい体はしていませんぞ!」<br> しかし所詮は兎、原作を知らないのかそのまま。<br> 『ドッボーン』 ラ「アッツッツツイウアイイャアアアー!」<br> 鍋行き。<br> 薔「……兎鍋」 雪「……兎鍋」<br> どうやらスジッぽくて不味かったそうです。<br> <br> case3:Mハゲの場合<br> ベ「家すらねえええええええええええええ!」<br> 全員引っ越していきました。<br> ベ「はっ! 1つだけ家が残っている! あそここそが俺に唯一残されたエルドラドかー!」<br> 『ガララッ!』<br> 梅「ようこそこの世最後のエルドラドに」<br> ベ「ここア´ッー!<br>
<p> 僕は止まない雨の中を一人行くあてもなく歩いている。<br> 傷ついた心に雨が染みて、知らず知らずのうちに涙が溢れてくる…<br> 肌に絡みついてくる凍りのざわめきを殺し続けて、僕はいつまでもこの雨の中をさまよう。<br> <br> …君から貰った愛を忘れることができるまで…<br> <br> 眠りはまさに麻薬のよう。途方に暮れた心を静かに優しく溶かしてくれるから。<br> 捨てきれなかった彼への愛を空へ踊らせ、冷えて震える体を記憶の中の薔薇で包み、僕は眠りにつく…<br> 止まない雨よ…僕の心の傷に降り続いてくれないかい…?<br> それで悲しみを全て忘れさせてくれ…そうでもないと…僕は壊れてしまいそうだから。</p> <br> <p>「蒼…石…僕…は…君…愛して…」<br> 「ジ……く…」<br> <br> 君と過ごした楽しかった日々がゆっくり僕の記憶から消えていく…<br> ヤだ…やっぱり忘れたくないよ…<br> <br> 「…蒼星石」<br> 「ジュン君!?」<br> 僕の目の前には大好きだった君が笑顔で立っていた。<br> …たまらず君のもとへ走りより、抱きしめようとする。<br> <br> しかし…それは叶わなかった。<br> <br> 僕が君を抱きしめようとすると、君は僕の目の前で消えてしまった。<br> ……そうか…これは幻か…君はもういないんだ…もう僕を抱きしめてくれないんだ…<br> </p> <br> <p>「ん…夢か……」<br> イヤな夢だ…君のことを忘れようと昨日雨にあたったのに…思い出しちゃったじゃないか…<br> 「ぐすっ…ジュンくぅん…やっぱり…えぐっ…君がいないと…僕はダメだよ…帰ってきてよぉ…」<br> シーツを抱きしめ、声にならない言葉を繰り返してみても、もちろん君は帰って来ない。<br> そんなこと…そんなことわかってるハズなのに……<br> <br> ふと外を見る。<br> 昨日から降っていた雨はまだ止まない。<br> 普段なら雨なんて大嫌いなのに、今は何故か心地よく感じる。<br> </p> <br> <p> 「この雨と一緒に…思い出も流れてしまえばいいのに…」<br> もう戻ってこない君のことを思い出しても辛いだけ……<br> でも…完全に忘れてしまうのは…怖い。<br> 矛盾してるってのはわかってる。でも…やっぱりまだ僕は君のことが好きみたいだから…<br> <br> ジュン君…もう一度僕を君の傍にいさせてよ…もう一度君の優しい心に触れたいよ…<br> </p> <br> <p> 傷つけあった言葉も、重ねた涙も…いつかは思い出になる。<br> だから…僕は君と別れた日に途切れてしまったメロディを胸に抱きしめて、明日も生きる。<br> もう…君に会えなくても。<br> <br> 僕は歌う…君と二人でよく歌ったあの歌を…<br> 隣にはもう君はいないけど…僕は君のために歌うよ。<br> だって…まだ僕は君のことを愛しているから。<br> <br> 僕の思い出の中にはまだ君がいて…優しく僕を受け止めてくれている。<br> 傷つくだけかもしれかいけど、僕の心を君に伝えたいんだ。<br> <br> だから…一人にしないでよぉ…<br></p>

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