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「想いを込めて」(2006/03/01 (水) 13:27:46) の最新版変更点
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<p><a title="suiseisekisaihou" name=
"suiseisekisaihou"></a>蒼「あれ?JUM君ボタンが取れかけてる。」<br>
J「あ、ほんとだ。どこかで引っ掛けたのか。」<br>
JUMは制服を脱いで裁縫道具を取り出そうとするが・・・<br>
翠「待つです。ここは翠星石に任せるです。」<br>
J「ん?おまえ裁縫できんのか?」<br>
翠「しっつれーな。翠星石の腕前は神技級ですぅ。」<br>
翠「チビがすこーしできる方とはいえ所詮は男、翠星石にはかなやしねぇですぅ。」<br>
蒼「まぁ確かに裁縫は姉さんの担当だけどね。」<br>
J「そこまで言うならやってもらおうか。お手並み拝見だな。」<br>
翠「ふ、ふんっ。あとで吠え面掻いても知らねーですよ。(作戦成功ですぅ)」<br>
蒼「じゃあ直してる間JUM君には花壇の剪定を手伝ってもらおうかな。」<br>
J「わかった。ちゃんと直してくれよ。」<br>
蒼(姉さん、頑張って!)</p>
<br>
<p>
蒼星石にうまくJUMを連れ出してもらったところで準備に取り掛かる。<br>
翠「翠星石が直してやればJUMもメロメロのベタ惚れフォーリンラブ間違いなしですぅ。」<br>
ボタンを直そうと手元に引き寄せたが、翠星石はそのまま制服を抱きしめた。<br>
翠「JUMの制服、JUMの匂い・・・。」<br>
翠「はっ悶えてる場合じゃねぇです。早く直さないと・・・。」</p>
<br>
<p>ひと針ひと針 想いを込めて<br>
私の気持ちが あの人に届くよう 私の想いが あの人に伝わるよう</p>
<br>
<p>(続く)</p>
<hr>
J「おーい蒼星石、こっちは終わったぞ。」<br>
蒼「ありがとうJUM君。・・・そろそろ裁縫終わってるんじゃないかな?」<br>
蒼「後片付けは僕がしておくから行ってきなよ。」<br>
J「そうだな。見に行ってみるか。」<br>
<p>J「おーい、できたかー?」<br>
翠「・・・すぅ。・・・すぅ。」<br>
J「何だ寝てるのか・・・制服は無事だなw」<br>
たたんであった制服に袖を通しながらその出来を確認する。<br>
大言を吐くだけあって修繕の出来は素直に感心できるほどだった。<br>
J(普段は生意気だけどちゃんと女の子なんだな。)</p>
<br>
<p>翠「・・・JUM?」<br>
J「あ、目が覚めたか?翠星石。」<br>
翠「い,いつからそこに?あっ制服・・・。」<br>
J「ちゃんと直してくれたんだな。」<br>
翠「・・・JUM。」<br>
翠「ど、どうです翠星石の腕前は。思い知ったかですぅ。」<br>
翠(あーもうっこんな時くらい素直になりやがれですぅ)<br>
軽口を叩きながらも自分の性格を呪う。<br>
またこのままけんかになってしまうと。<br>
J「ああ、すごいよ翠星石。本当にありがとう。」<br>
翠「うっ・・・JUMーっ」<br>
J「うわっ?」<br>
JUMの反応に翠星石は決心してその胸に飛び込んだ。<br>
翠「(今なら言える)翠星石は、JUMのことが好きです。」<br>
J「・・・ありがとう。僕も翠星石のことが好きだ。」<br>
翠「ほんとはずっとずっと前から言いたかったです。<br>
でもいつもそんな雰囲気にできなくて。でも今日はJUMが・・・。」<br>
J「ごめんな。もっと早くこうなれたら良かったな。」<br>
翠「ほんとにしゃーねぇ奴です。にぶにぶの朴念仁ですぅ。」<br>
J「言ったな。でもほんとにそうだ。告白までさせて。」<br>
翠「そーです。まぁ翠星石も人のことは言えねぇです。」</p>
<br>
<p>2人は淡い微笑みを浮かべて頷きあった。 </p>
<br>
<p>終わり</p>
<hr>
<p>おまけ(1項目ラストから続き)</p>
<br>
<p>数十分後</p>
<p>J「なんじゃこりゃー!」<br>
JUMの叫び声が校舎にこだまする。<br>
J「すーいーせーいーせきー!」<br>
蒼「どうしたのJUM君?・・・(あちゃー姉さん)」<br>
蒼星石の前に姿をあらわしたのは制服姿のJUM。<br>
開け放たれた制服に煌くボタン、その数およそ30。<br>
J「翠星石はどこじゃー!」<br>
蒼「・・・姉さんは制服の材料を取りにカシミール地方に行くってさ。」</p>
<p><br>
翠「てへっ、ちょっと想いを込めすぎちまったですぅ。」</p>
<p><a title="suiseisekisaihou" name=
"suiseisekisaihou"></a>蒼「あれ?JUM君ボタンが取れかけてる。」<br>
J「あ、ほんとだ。どこかで引っ掛けたのか。」<br>
JUMは制服を脱いで裁縫道具を取り出そうとするが・・・<br>
翠「待つです。ここは翠星石に任せるです。」<br>
J「ん?おまえ裁縫できんのか?」<br>
翠「しっつれーな。翠星石の腕前は神技級ですぅ。」<br>
翠「チビがすこーしできる方とはいえ所詮は男、翠星石にはかなやしねぇですぅ。」<br>
蒼「まぁ確かに裁縫は姉さんの担当だけどね。」<br>
J「そこまで言うならやってもらおうか。お手並み拝見だな。」<br>
翠「ふ、ふんっ。あとで吠え面掻いても知らねーですよ。(作戦成功ですぅ)」<br>
蒼「じゃあ直してる間JUM君には花壇の剪定を手伝ってもらおうかな。」<br>
J「わかった。ちゃんと直してくれよ。」<br>
蒼(姉さん、頑張って!)</p>
<br>
<p>
蒼星石にうまくJUMを連れ出してもらったところで準備に取り掛かる。<br>
翠「翠星石が直してやればJUMもメロメロのベタ惚れフォーリンラブ間違いなしですぅ。」<br>
ボタンを直そうと手元に引き寄せたが、翠星石はそのまま制服を抱きしめた。<br>
翠「JUMの制服、JUMの匂い・・・。」<br>
翠「はっ悶えてる場合じゃねぇです。早く直さないと・・・。」</p>
<br>
<p>ひと針ひと針 想いを込めて<br>
私の気持ちが あの人に届くよう 私の想いが あの人に伝わるよう</p>
<br>
<p>(続く)</p>
<hr>
J「おーい蒼星石、こっちは終わったぞ。」<br>
蒼「ありがとうJUM君。・・・そろそろ裁縫終わってるんじゃないかな?」<br>
蒼「後片付けは僕がしておくから行ってきなよ。」<br>
J「そうだな。見に行ってみるか。」<br>
<p>J「おーい、できたかー?」<br>
翠「・・・すぅ。・・・すぅ。」<br>
J「何だ寝てるのか・・・制服は無事だなw」<br>
たたんであった制服に袖を通しながらその出来を確認する。<br>
大言を吐くだけあって修繕の出来は素直に感心できるほどだった。<br>
J(普段は生意気だけどちゃんと女の子なんだな。)</p>
<br>
<p>翠「・・・JUM?」<br>
J「あ、目が覚めたか?翠星石。」<br>
翠「い,いつからそこに?あっ制服・・・。」<br>
J「ちゃんと直してくれたんだな。」<br>
翠「・・・JUM。」<br>
翠「ど、どうです翠星石の腕前は。思い知ったかですぅ。」<br>
翠(あーもうっこんな時くらい素直になりやがれですぅ)<br>
軽口を叩きながらも自分の性格を呪う。<br>
またこのままけんかになってしまうと。<br>
J「ああ、すごいよ翠星石。本当にありがとう。」<br>
翠「うっ・・・JUMーっ」<br>
J「うわっ?」<br>
JUMの反応に翠星石は決心してその胸に飛び込んだ。<br>
翠「(今なら言える)翠星石は、JUMのことが好きです。」<br>
J「・・・ありがとう。僕も翠星石のことが好きだ。」<br>
翠「ほんとはずっとずっと前から言いたかったです。<br>
でもいつもそんな雰囲気にできなくて。でも今日はJUMが・・・。」<br>
J「ごめんな。もっと早くこうなれたら良かったな。」<br>
翠「ほんとにしゃーねぇ奴です。にぶにぶの朴念仁ですぅ。」<br>
J「言ったな。でもほんとにそうだ。告白までさせて。」<br>
翠「そーです。まぁ翠星石も人のことは言えねぇです。」</p>
<br>
<p>2人は淡い微笑みを浮かべて頷きあった。 </p>
<br>
<p>終わり</p>
<hr>
<p>おまけ(1項目ラストから続き)</p>
<br>
<p>数十分後</p>
<p>J「なんじゃこりゃー!」<br>
JUMの叫び声が校舎にこだまする。<br>
J「すーいーせーいーせきー!」<br>
蒼「どうしたのJUM君?・・・(あちゃー姉さん)」<br>
蒼星石の前に姿をあらわしたのは制服姿のJUM。<br>
開け放たれた制服に煌くボタン、その数およそ30。<br>
J「翠星石はどこじゃー!」<br>
蒼「・・・姉さんは制服の材料を取りにカシミール地方に行くってさ。」</p>
<br>
<p><br>
翠「てへっ、ちょっと想いを込めすぎちまったですぅ。」</p>