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「アリスゲーム in the 薔薇屋敷」~第13話 吸血鬼VS狼男~」(2006/08/23 (水) 22:44:16) の最新版変更点

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<p>~第13話 吸血鬼VS狼男~<br> 吸血鬼と狼男。一族の名にかけた勝負が始まった。<br> ジ「行くぞ!」<br> 先手を突いたのはジュンだった。<br> ジュンは梅岡に接近し、銃で撃った。<br> ズキューン!<br> しかし、梅岡にはもう銃など全く効かなかった。<br> 梅「効かんな…」<br> そういうと梅岡はジュンの首元を噛み付いた。<br> ジ「ぐっ!」<br> 梅「お前も吸血鬼の端くれなら血を吸ってみろ!」<br> ジ「くそっ!」<br> ジュンは首元を噛み付いていた梅岡をなんとか振り払った。<br> そのおかげでなんとか致命傷は避けれたものの、大ダメージを受けてしまった。<br> ジ「うっ、クラクラする…」<br> 首元を噛み付かれたため出血が酷かった。<br> ジ「こんなところで負けるもんか…」<br> ジュンが梅岡の顔面を殴りつけた。<br> しかし梅岡には全く効いていない様子だった。<br> 梅「弱いんだよオメエはよぉ!」<br> 梅岡がジュンを切り裂いた。<br> ジ「ぐはっ!」<br> あまりの痛さにジュンはその場に倒れこんでしまった。<br> 梅「もう終わりかぁ?桜田!」<br> 一同「ジュ~ン!」<br> 心配してみんながジュンの下に集まってきた。</p> <p><br> 真「ジュン、しっかりするのだわ!」<br> 翠「酷い傷ですぅ!翠星石の能力では多分治せないですぅ」<br> ジ「うぅぅうっ」<br> ジュンは重症の体を引きずりながら立ち上がった。<br> ジ「まだ…負けるわけには…」<br> 梅「オマエはもう終わりだな!」<br> 梅岡の最後の攻撃がジュンに炸裂した。<br> ジュンは数メートル吹っ飛んで倒れてしまい、そのまま気絶してしまった。<br> 一同「ジュン(君)!しっかりして!」<br> ジュンを心配した薔薇乙女たちが彼に近寄ろうとした時、梅岡がその行く手を塞いだ。<br> 梅「安心しろ。お前らもすぐにあいつと同じ運命にしてやるからよ!」<br> そのころジュンは、気を失って夢を見ていた。<br> ジ(親父、やっぱり僕ダメだよ…僕は誰も守れなかったよ…)<br> 夢の中でジュンは1人、弱音を吐いていた。<br> その時ジュンの目の前にジュンの親父が姿を現した。<br> ジ「親父!?」<br> ジュン父「ジュン、お前はまだ死ぬ時では無い。<br>      お前は昔からの対立に終止符を打つために生まれてきたのだ!」<br> ジ「もう無理だよ親父。僕には戦う力は残ってない…」<br> ジュン父「お前が人間の姿で戦うからだ!お前は吸血鬼の血を引いている!<br>      吸血鬼になれ!誰かの血を吸うんだ!<br>      そうすれば、お前は吸血鬼になってあの梅岡に倒せる!」<br> ジ「親父…」<br> ジュン父「さあ、立ち上がれ!そしてこの無意味な対立に終止符を打て!」<br> ジ「親父!待ってくれ!」<br> ジュン父「勝つんだぞ…ジュン…」<br> ジュンの親父は姿を消してしまった。<br> ジ「親父ぃー!……分かったよ!僕はあいつを倒す!」<br> やっとジュンは目が覚めた。<br> しかし、ジュンが目覚めた時、みんな傷だらけで倒れていた。<br> ジュンの近くには翠星石が倒れていた。<br> ジ「大丈夫か!?みんな!翠星石!一体どうしたんだ?」<br> 翠「あ…ちび人間…やっと目が覚めたですか?遅すぎですぅ」<br> ジ「一体どうしたんだ?」<br> 翠「あいつが本気を出してきたですぅ!もう、翠星石たちではどうにも…」<br> ジ「…分かった!僕がなんとかする!その代わり、翠星石!お前の血を少し吸わせてくれ!」<br> 翠「なっ!?こんなときに何言ってやがるですか?ふざけるな…ってもう吸ってるです!」<br> ジュンは翠星石の傷口を舐め、血を吸った。</p> <p><br> 翠「ち、ちび人間に傷口を舐められても傷なんか、な…治らないですぅ!」<br> するとジュンの傷が全回復した。またジュンの目つきも鋭くなった。<br> 翠「えっ?…ジュン?」<br> 梅「ほう。やっと吸血鬼になったか…そうこうなくてはな!何もおもしr…」<br> 梅岡がしゃべっているときジュンの拳が梅岡の顔面を直撃した。<br> 梅「うばらっ!」<br> さすがの梅岡もかなり効いている様子だった。<br> 梅「ば、馬鹿な!」<br> ジュンは攻撃を止めることなく梅岡を殴った。<br> ジ「まずこれが薔薇乙女たちを傷つけた分だ!」<br> ドスッ!<br> 梅「がはッ!」<br> ジ「これは兎の分…」<br> ピシ!<br> 梅「ふ、ふざけやがって…」<br> ジ「次は姉ちゃんを合わせる前回のアリスゲームの犠牲者たちの分だァ!」<br> ドキャッ!<br> 梅「ゲホッ!」<br> ジ「そして、これが…僕の分だぁ!」<br> ガッ!<br> 梅「ぐはっ!け、けほっ…」<br> ジュンの大反撃を食らって、梅岡はもう立てそうに無い状態だった。<br> ジ「もう終わりだ!終わったんだよ!アンタとの戦い。それと一族の対立はよぉ!」<br> 梅「終わった?た、確かに終わりだな!…お前らもな!」<br> ジ「なにィ?」<br> 梅「桜田!なぜ俺がこのアリスゲームに制限時間を付けたか分かるか?<br>   それはこの屋敷に爆弾が仕掛けられているからだ!」<br> ジ「なんだと!?」<br> 梅「本当は俺だけが生き延びるはずだったんだが…貴様らも道連れだな!」<br> ポチッ!<br> 梅岡は爆弾の起爆装置を押した。<br> 梅「ハッハッハッ!叫べ!泣け!逃げろ!なにやっても手遅れだけどな!ハッハッハ!」<br> ジ「くっ…どうすれば…」<br> ジュンたちの運命は…</p> <p><br> 次号最終話~さらば薔薇屋敷~へ</p>

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