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フラグメント/― 手記2」(2006/08/06 (日) 16:33:11) の最新版変更点

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<p><br>  真っ黒に塗り潰されている絵が現すものといえば、ぱっと思いつくものが『闇』。これ<br> もまた、何も見たくはないという拒絶の顕れなのだろうか。</p> <p>  彼女はれっきとしたひとつの存在であり、また人間である。だから私も、そのように接<br> する。水銀燈もその辺りはわかってくれているようで、それは随分有難いことだと感じて<br> いる。</p> <p>  だが、ここ最近。彼女の意識が、少しずつ変わってきているようにも思える。<br>  そうなると、桜田君という存在とその意識が、どうしても関わりを持たざるを得ない。</p> <p>  彼もまた、無意識の拒絶を内包していることは確かなことかもしれないが。<br>  今度また、彼女と二人で話をする必要がありそうだ。</p> <p><br>  ちょっとまた複雑なのが、ヒナちゃんのこと。まあ、彼女曰く、ヒナちゃんは桜田君に<br> 好意を抱いてるみたいだが……私が見るに、それは恋愛感情からくるそれとはいささか異<br> なるような気もしなくはない。<br>  </p>
<p><br>  真っ黒に塗り潰されている絵が現すものといえば、ぱっと思いつくものが『闇』。これ<br> もまた、何も見たくはないという拒絶の顕れなのだろうか。</p> <br> <p>  彼女はれっきとしたひとつの存在であり、また人間である。だから私も、そのように接<br> する。水銀燈もその辺りはわかってくれているようで、それは随分有難いことだと感じて<br> いる。</p> <br> <p>  だが、ここ最近。彼女の意識が、少しずつ変わってきているようにも思える。<br>  そうなると、桜田君という存在とその意識が、どうしても関わりを持たざるを得ない。</p> <br> <p>  彼もまた、無意識の拒絶を内包していることは確かなことかもしれないが。<br>  今度また、彼女と二人で話をする必要がありそうだ。</p> <br> <p><br>  ちょっとまた複雑なのが、ヒナちゃんのこと。まあ、彼女曰く、ヒナちゃんは桜田君に<br> 好意を抱いてるみたいだが……私が見るに、それは恋愛感情からくるそれとはいささか異<br> なるような気もしなくはない。<br>  </p>

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