「~第4話 辛い過去~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

~第4話 辛い過去~」(2006/07/03 (月) 00:42:42) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p>~第4話 辛い過去~</p> <br> <p> 只今、水銀燈も仲間に加わったということで、どうやって脱出するか作戦会議中だった。<br> ジ「なんかいい方法は無いだろうか?」<br> 水「う~ん、窓から出ようとしてもここは6階だからねぇ~」<br> 真「危険を承知の上で、1階まで行くしかないのだわ」<br> ジ「やっぱりそれしか無いのかな~?」<br> まったくいい方法が浮かばなかった。<br> ジ「おっと、もう午前0時か。みんな、もう遅いし明日に備えもう寝ようぜ?」<br> 真・水「賛成~!」<br> 3人とも警戒心なんてものは無かった。ただ、眠りたいという欲望だけが彼らにあった。<br> ジ「さてと、寝るか…」<br> こうして3人とも眠りに付いた。<br></p> <br> <p>(ジュンの夢の中)<br> ジ「う~ん、はっ!ここは?あれは…中学生の僕?」<br> ジュンの前には中学生の自分がいた。<br> ジュン父「おらおら~、何だ?それは?全然なっとらん!」<br> 中学生ジュン「父さん、勘弁してよ~。僕はこんなことしたくないよう」<br> ジュン父「馬鹿者!そんな弱音を吐くな!お前にはもしものためにもっと強くなってもらうぞ」<br> 中学生のジュンは虐待といって良いほど、父親から特殊な訓練をされていた。<br> 特殊訓練をやらされている為、中学校もほとんど行かされなかった。<br> ちなみに母親はすでに他界していた。<br> ジュン父「この成長期に鍛えられば、お前はきっと強くなる!だからもっと強くなれ」<br> その訓練は中学1年生の5月から3年生の12月頃まで行われた。毎日が地獄であった。<br> そして3年生の1月の初め、父は他界した。酒に酔っ払って道に出た瞬間トラックに轢かれたらしい。<br> ジュンは正直、嬉しかった。これからは勉強もできるし、中学校にも行ける。<br> しかし、現実は厳しかった。<br></p> <br> <p>中学校に行けてもそこに待っていたのは虐めだった。<br> A「あれ、あんなやつ居たっけ?転校生?」<br> B「あぁ、あいつは確か1年の時から登校拒否だった桜田ジュンって奴さ」<br> A「何で今頃、のこのこと学校に来たのかなぁ?」<br> B「さぁな、とりあえず、引き篭もっていたらしいぜ」<br> 不良A「おい、てめぇ!引き篭もりの癖に学校に来てんじゃねーよ」<br> ジュンは様々な人に噂をされたり、虐めやれたりした。<br> 不良A「なぁ、家で何やってたんだ?ひ き こ も り」<br> ジュンは我慢の限界だったが、何とか理性を保っていられた。<br> 不良B「学校によく来れましたね~、偉い、偉い!」<br> プチッ!<br> ジュンはとうとう理性を無くしてしまった。<br> ジ「お前らなんかに…」<br> 不良B「あっ?」<br> ジ「お前らなんかに、僕の苦しみが分かるもんか!」<br> 不良B「ぐあっ」<br> 不良Bを殴り飛ばした。<br> 鍛えられたジュンは凄まじく、不良Aは数メートル吹き飛んで壁に激突した。<br> 教室内は静まり返って彼を見ていた。<br> この日以来、ジュンはみんなから避けられ、また恐れられ、誰も寄り付かなくなった。<br> ジュンはずっと孤独だった。<br></p> <br> <p>(現実)<br> ジ「はっ!」<br> ジュンは汗をびっしょりかいた状態で起きた。<br> ジ「夢か…、ん?水銀燈?」<br> 水銀燈も汗をびっしょりかいた状態で起きていた。<br> ジ「水銀燈、どうしたんだ?」<br> 水「あら、起きてたのぉ?ちょっと嫌な夢を見ただけよぉ!<br> 実は、私、孤独だったの。この髪と瞳の色が原因で周りからいつも虐められていたのよ!」<br> 彼女は泣きそうな状態で話し続けた。<br> ジ「そうだったのか…水銀燈も孤独だったんだ」<br> 水「えっ?まさかジュンも?」<br> ジ「あぁ、実は僕もな。おっと、まだ午前3時だ!早く寝ようぜ?おやすみ!」<br> 水「ジュン…」<br> こうして2人は再び眠りだした。<br> ?「ひっひっひっ、おもしろい夢を見せてもらったですぅ~」<br> <br> この声の主はもしかして…<br> ~第5話 翠色と蒼色の者達~へ続く<br></p>
<p><a title="turaikako" name="turaikako"></a>~第4話 辛い過去~</p> <br> <p> 只今、水銀燈も仲間に加わったということで、どうやって脱出するか作戦会議中だった。<br> ジ「なんかいい方法は無いだろうか?」<br> 水「う~ん、窓から出ようとしてもここは6階だからねぇ~」<br> 真「危険を承知の上で、1階まで行くしかないのだわ」<br> ジ「やっぱりそれしか無いのかな~?」<br> まったくいい方法が浮かばなかった。<br> ジ「おっと、もう午前0時か。みんな、もう遅いし明日に備えもう寝ようぜ?」<br> 真・水「賛成~!」<br> 3人とも警戒心なんてものは無かった。ただ、眠りたいという欲望だけが彼らにあった。<br> ジ「さてと、寝るか…」<br> こうして3人とも眠りに付いた。<br></p> <br> <p>(ジュンの夢の中)<br> ジ「う~ん、はっ!ここは?あれは…中学生の僕?」<br> ジュンの前には中学生の自分がいた。<br> ジュン父「おらおら~、何だ?それは?全然なっとらん!」<br> 中学生ジュン「父さん、勘弁してよ~。僕はこんなことしたくないよう」<br> ジュン父「馬鹿者!そんな弱音を吐くな!お前にはもしものためにもっと強くなってもらうぞ」<br> 中学生のジュンは虐待といって良いほど、父親から特殊な訓練をされていた。<br> 特殊訓練をやらされている為、中学校もほとんど行かされなかった。<br> ちなみに母親はすでに他界していた。<br> ジュン父「この成長期に鍛えられば、お前はきっと強くなる!だからもっと強くなれ」<br> その訓練は中学1年生の5月から3年生の12月頃まで行われた。毎日が地獄であった。<br> そして3年生の1月の初め、父は他界した。酒に酔っ払って道に出た瞬間トラックに轢かれたらしい。<br> ジュンは正直、嬉しかった。これからは勉強もできるし、中学校にも行ける。<br> しかし、現実は厳しかった。<br></p> <br> <p>中学校に行けてもそこに待っていたのは虐めだった。<br> A「あれ、あんなやつ居たっけ?転校生?」<br> B「あぁ、あいつは確か1年の時から登校拒否だった桜田ジュンって奴さ」<br> A「何で今頃、のこのこと学校に来たのかなぁ?」<br> B「さぁな、とりあえず、引き篭もっていたらしいぜ」<br> 不良A「おい、てめぇ!引き篭もりの癖に学校に来てんじゃねーよ」<br> ジュンは様々な人に噂をされたり、虐めやれたりした。<br> 不良A「なぁ、家で何やってたんだ?ひ き こ も り」<br> ジュンは我慢の限界だったが、何とか理性を保っていられた。<br> 不良B「学校によく来れましたね~、偉い、偉い!」<br> プチッ!<br> ジュンはとうとう理性を無くしてしまった。<br> ジ「お前らなんかに…」<br> 不良B「あっ?」<br> ジ「お前らなんかに、僕の苦しみが分かるもんか!」<br> 不良B「ぐあっ」<br> 不良Bを殴り飛ばした。<br> 鍛えられたジュンは凄まじく、不良Aは数メートル吹き飛んで壁に激突した。<br> 教室内は静まり返って彼を見ていた。<br> この日以来、ジュンはみんなから避けられ、また恐れられ、誰も寄り付かなくなった。<br> ジュンはずっと孤独だった。<br></p> <br> <p>(現実)<br> ジ「はっ!」<br> ジュンは汗をびっしょりかいた状態で起きた。<br> ジ「夢か…、ん?水銀燈?」<br> 水銀燈も汗をびっしょりかいた状態で起きていた。<br> ジ「水銀燈、どうしたんだ?」<br> 水「あら、起きてたのぉ?ちょっと嫌な夢を見ただけよぉ!<br> 実は、私、孤独だったの。この髪と瞳の色が原因で周りからいつも虐められていたのよ!」<br> 彼女は泣きそうな状態で話し続けた。<br> ジ「そうだったのか…水銀燈も孤独だったんだ」<br> 水「えっ?まさかジュンも?」<br> ジ「あぁ、実は僕もな。おっと、まだ午前3時だ!早く寝ようぜ?おやすみ!」<br> 水「ジュン…」<br> こうして2人は再び眠りだした。<br> ?「ひっひっひっ、おもしろい夢を見せてもらったですぅ~」<br> <br> この声の主はもしかして…<br> ~第5話 翠色と蒼色の者達~へ続く<br></p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: