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薔薇水晶短編35 - (2006/08/13 (日) 17:37:51) のソース

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<dd>「ねえ、ジュン」<br>
ペンを握っている。――滑らせている。<br>
「何さ、薔薇水晶」<br>
出来る限り慎重に、今迄で一番綺麗な字を綴る。<br>
「本当に、いいの?」<br>
その問いかけは今の彼女の全てだった。不安と、期待で満ちた――<br>

「もちろん。断る理由なんか何処探しても見つからないし」<br>

筆先で最後の一画を払う。そして僕は印鑑を取り出して、これまた狂いの無いようにぽん、と押した。<br>

「――私達、結婚するんだね。……えへへ、なんだか夢みたい」<br>

「夢なら覚めないで欲しいよ」<br>
「私も」<br>
微笑む僕らは世界のしあわせの中心だった。<br>
『        』<br>
言葉なんて要らない。ただ、あなたとの口付けを――<br>
<br>
「……というわけで、結婚しました」<br>
「新婚さんです、私達」<br>
ぴき、と音が響いた。いや、実際はそんな音鳴ってないんだけど。<br>

ここは安アパートの一室。<br>
今日はこのことを発表するために、みんなを招いたのだ。<br>

「……今、なんて言ったの?」<br>
だからさぁ真紅、結婚したんだよ、僕ら。<br>
「い、いつから付き合ってたですかあんたたちは……」<br>
知らなかったのか翠星石。僕らが高校生だった頃からだ。<br>

「………………は、あはは」<br>
窓の前に座り込み、空を見上げる蒼星石。<br>
「ジュン、薔薇水晶、おめでとー!」<br>
ありがと、雛苺。<br>
「結婚式の時はみっちゃんに頼んで写真撮ってもらうかしらー」<br>

僕からもあの人によろしく言っとかないとなぁ。<br>
「――ジュン、後で私の家に来なさい」<br>
ごめん水銀燈、引越ししたばっかで結構忙しいんだ。<br>
「子供ができたら、私はおばさん……私は、おばさん……!」<br>

……ごめんなさい、お義姉さん。もとい雪華綺晶。<br>
<br>
「まあ、また遊びに来てよ」<br>
とりあえず、今日はそれで解散。<br>
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「お邪魔するわね、ジュン」<br>
あ、いらっしゃい真紅。<br>
「あら?薔薇水晶しかいないのかしら」<br>
ジュンは今ドラッグストアに行ってるの。<br>
「……そう。ところで、あなたは何をしているの?」<br>
おふとん敷いてるの。シーツの折れ目が綺麗に見えるように敷くのって結構難しいんだよね。<br>

ジュンが帰ってくるまでには済ませないと。<br>
「おふとん?今はお昼の三時よ?なんでもう寝る準備を……」<br>

だって、今から寝るから。<br>
「?」<br>
いい?真紅。<br>
ジュンがドラッグストアでおやつとかアレとかを買ってきて、二人でらぶらぶして、それから二人で寝るの。<br>

おふとんが必要なのは当然でしょ?<br>
「――。」<br>
昨日のジュンは可愛かったんだぁ。<br>
『もうダメだ』とか『そこは止めろ』とか言うクセに調子付いてきて延々と私の名前を……<br>

えへへ、今日のジュンはどんな感じかなぁ。<br>
……どうしたの、真k<br>
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「めぐちゃん。人を殴って外に飛び出して怒りのままにコンクリートに拳を打ちつけて骨折した真紅ちゃんが新しく一緒の部屋に入院することになったわ」←看護婦<br>

「こんにちは真紅さん。まさかあなたとこんなところ(病院)で会うことになるなんてね。水銀燈は元気ですか?<br>

 ……え?バカップルに狂わされた?」<br>
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終われ<br>
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Gジェネにて<br>
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薔「アッガイ生産アッガイ生産アッガイ生産アッガイ生産」<br>

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薔「…宇宙で使えない」<br>
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「ん………朝か…」<br>
「ジュン、おはよう」<br>
「おはよう薔薇水晶」<br>
「…朝ご飯、出来てるよ」<br>
「ありがとう、薔薇水晶」<br>
「ふふ、愛する貴方のためだもの…」<br>
「見え張るなって…なでなでして欲しいんだろ?」<br>
「……………うん」<br>
「よしよし…」<br>
「ん………ジュン………」<br>
「なに?」<br>
「………はぐはぐ」<br>
「はいはい…………ほら」<br>
「………暖かい」<br>
「薔薇水晶、柔らかい」<br>
「…気持ち良い?」<br>
「うん、ぷにぷにして」<br>
「………もっとぎゅーってしていいよ?………ジュンだけの特権」<br>

「うーん、そうしたいのは山々だけどね…薔薇水晶が作ってくれたおいしい朝ご飯が冷めちゃうから、な」<br>

「残念…………じゃあ、ご飯食べよ?」<br>
「ああ、おかずはなに?」<br>
「……焼き魚と大根のお味噌汁…」<br>
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昼休み。<br>
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蒼「はいジュン君、お弁当」<br>
J「ありがとう、蒼星石。いつも悪いな」<br>
蒼「ふふ、気にしなくていいよ。だって、ジュン君は僕の彼氏なんだから」<br>

そう言って微笑む蒼星石。<br>
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薔(これだ……)<br>
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次の日の昼休み。<br>
ガラッ<br>
薔「失礼します……」<br>
薔薇水晶は美術室の中に入る。<br>
美術室の中では美術教師であるエンジュが絵を書いている所だった。<br>

エ「…ばらしー君。どうしたんだい、何か忘れ物かい?」<br>

薔薇水晶は少しもじもじしながら彼の所まで歩き、彼に一つの包みを差し出した。<br>

エ「…これは?」<br>
薔「……お弁当」<br>
薔薇水晶は顔を染めてポツリと言う。<br>
エ「お弁当…? …僕に?」<br>
エンジュの問いかけに薔薇水晶は無言のままコクリと頷いた。<br>

そんな薔薇水晶の様子を見たエンジュは包みを受け取り、彼女に微笑みかけた。<br>

エ「…ありがとう、ばらしー君」<br>
薔「……」<br>
顔を更に真っ赤にする薔薇水晶。<br>
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エ「開けてみてもいいかな?」<br>
薔「……うん」<br>
エンジュは包みを解き、中の箱を開いた。<br>
エ「っ…………」<br>
箱の中を見た瞬間、固まってしまうエンジュ。<br>
箱の中にはご飯が完全に凍りついたおにぎりと、解凍されていない冷凍食品が詰まっていた…。<br>

なんとか視線を薔薇水晶に戻し、口を開くエンジュ。<br>
エ「…えーと、ばらしー君。このお弁当は…」<br>
薔「最近暑いから…冷たい物の方がいいと思って……」<br>
薔薇水晶は顔を染めながら微笑んでいる。どうやら嫌がらせの類ではないらしい…。<br>

ゴクリと生唾を飲むエンジュ。<br>
薔薇水晶は眼を輝かせて自分を見ている、おそらくお弁当を食べ終わるまでは帰ってくれないだろう。<br>

エンジュは覚悟を決めて箸を取った。<br>
エ「…いただきます」<br>
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ガキ! ゴリッ! ボリッ! ギン! バリ! ……<br>
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エ「ご、ごちそうさま…」<br>
エンジュは歯が折れそうな程の硬さのお弁当を根性で食べつくした。<br>

薔「……どう、でしたか?」<br>
エ「お、美味しかったよ、ありがとう…(うぅ…お、お腹の調子が…)」<br>

満面の笑みを見せる薔薇水晶。<br>
薔「良かった……。じゃあ…明日も作ってきますね……♪」<br>

エ「え……」<br>
エンジュが何かを言う暇も無く、薔薇水晶はお弁当を回収して美術室から出て行ってしまった…。<br>

エ「……」<br>
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明日は胃薬を持って来なければ、とトイレに入りながらエンジュは思った。<br>

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虎舞竜のあおの名曲を聞いてて書いてみた。<br>
NG:sinineta<br>
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彼女とのことは昨日のことのように想いだせる。<br>
<br>
ちょうど1年前に君と一緒にこの道を通ったね。<br>
大雪のせいですごい渋滞だったから、君はサイドシートで眠っていたね。<br>

そんな君を僕はゆすって起こした。<br>
君はぼくを恨めしそうに右目で睨んで、<br>
そして僕の手を握り返し『愛がほしい』と言ったね。<br>
<br>
『子供が出来た』<br>
と君は戸惑いながら話してくれたね。<br>
僕は微笑みながら<br>
『春が来るのを待って、二人で暮らそう』<br>
と言ったね。<br>
それを聞いた君は涙を流して僕に抱きついてきてくれたね。<br>

<br>
冬も終わりに近づいたとき、僕は借りたての部屋の中にいた。<br>

突然鳴り出した電話。<br>
それはまるで現実味の無い悪夢のような内容だった。<br>
僕は急いで病院へ行った。<br>
病室のベットで君は、まるで子供のように微笑を浮かべて眠りについていたね。<br>

二度と起きることのない永遠の眠りに。<br>
<br>
<br>
君は幸せになると言って家を出るはずだったね。<br>
でもそんな君は、浅い箱の中に一人で綺麗な花に囲まれ、<br>

そして仮縫いの君の好きな紫色のドレスを着ていたね。<br>
そんな君の冷たい手に僕はお揃いの約束の指輪を飾ったよ。<br>

それから、二人で選んで買った袖を通してない子供服、<br>
君のお腹の上にそっと重ねたよ、<br>
生まれ変わってほしいと思いながら。<br>
長い人の行列、みんな君に最後のお別れを言いに来てたよ。<br>

<br>
僕は何度も考えたよ。<br>
<br>
薔薇水晶、君と出会わなければ、こんなに寂しまなくてすんだのかな?<br>

薔薇水晶、君と出会わなければ、こんなに苦しまなくてすんだのかな?<br>

薔薇水晶、君と出会わなければ、こんなに悲しい思いをしなくてすんだのかな?<br>

<br>
でも僕は、何度も思うよ。<br>
きっと君と出会わなければ、もっと僕は不幸せだっただろう。<br>

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 自宅の玄関の前、そこで俺は立ち尽くしていた<br>
何かが起きる予感はしていた<br>
学校帰りには必ずと言っていいほど、あいつらが、彼女らが一緒だった<br>

水銀燈に金糸雀、双子の翠星石と蒼星石、まさにお嬢様の真紅、どこからどう見てもお子様の雛苺、あとオブラートに包んで言うと独特な薔薇水晶<br>

しかし、今日の下校は彼女らに一切の接触すらなかった<br>
その現象を、「明日は雪だな」なんて気軽に思いたいくらいだった<br>

一瞬、゙野宿゙が頭をよぎったが、俺は腹をくくり、ドアノブへと右手を伸ばした<br>

そして、もう一度、玄関に貼られている一枚の紙を睨みつけ扉を勢いよく開けた<br>

その勢いで゙ROZENMAIDENQUESTSTART゙と書かれた紙が風に乗っていった<br>

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家の中は何時もと変わらず静かだ<br>
ただの思い過ごしだったのか、それはまだ安堵出来ないが、とりあえず落ち着こうと水でも飲みにリビングへと向かった<br>

ええ、やっぱりですよ、リビングのソファーに薔薇水晶と槐さんが腰を降ろして座っていた<br>

ジュンと眼が合った瞬間、槐はいきなり大きな声を出した<br>

槐「おお、勇者よ」<br>
薔「勇者様」<br>
あの張り紙に、この台詞、俺は某ゲームを連想するしかなかった<br>

<br>
槐「勇者よ、大魔王・白さ……」<br>
薔「パパ」<br>
槐「あっ、そうだったな、大魔王・ラプラスの魔を倒してくれ」<br>

さて、何処から突っ込むべきか<br>
どうやって家に忍び込んだか、それとも色々飛ばしてる訳の分からない棒読み三文芝居にか<br>

槐「もしラプラスの魔を倒してくれたのなら、そなたに薔薇水晶をよ……読め……嫁に……」<br>

薔「パパしっかり」<br>
槐「演技でも、薔薇水晶をよ、よ、嫁にだなんて」<br>
槐さん流石だよ、ハリウッドスターにも勝る迫力だよ<br>
薔「パパ、五年後のシミュレーションだと思って」<br>
槐「シミュレー……ばらしぃは貴方なんかには絶対に渡さな、ゴォンッ」<br>

我が家のフライパンを少しは大事に扱って欲しいね、フライパンがへこんでるよ<br>

薔「ラプラスの魔を倒すと、なんと私と結婚が出来ます」<br>

なんと、それはどんなことが有ろうと倒したくないじゃないか<br>

薔「さぁ、レッツゴーオー」<br>
薔薇水晶は一人、はりきりながら右手を挙げた<br>
そして、突然にテレビとゲーム機に電源を入れた<br>
流れてきたのは勿論、あの曲<br>
ところで、俺はそのゲームの主人公じゃないんだから、そろそろ何か台詞を……<br>

薔「それじゃ、改めて、レッツゴーオー」<br>
<br>
<br>
               ~to be continue~<br>
<br>
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<hr>
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《こだわりの一品》<br>
J「買い物済んだか?」<br>
薔「・・・あとメモ帳がほしい。」<br>
J「てことは駅ビルの文房具屋か。」<br>
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薔薇水晶は買う品でいつも寄る店が決まっていた。<br>
CDならタワーレコード、釣具なら上州屋、牛丼は鐘庵、<br>

ハンバーガーはモス、お薬はドラッグユタカ、<br>
そして文房具は駅ビルにある小さな文具店で購入していた。<br>

<br>
J「またあの黒いメモ帳買うのか?」<br>
薔「うん。」<br>
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薔薇水晶は黒いA5変形縦のメモ帳をいつも持ち歩いている。<br>

何か思いつくままに書き込んでいるようなのだが中身は見せてもらえない。<br>

この間チラッと覗いたら『陣内・パブロン・QB/水汲み』とか並んでた。<br>

全く意味がわからない。<br>
などと考えながら適当に相づち打っているうちに目当ての店に到着した。<br>

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J「―――買ったか?」<br>
薔「・・・JUM、どうしよう、売ってない。」<br>
J「そこにあるじゃないか、値上げでもされたのか?」<br>
薔「・・・チガウ、ニセモノ、ニーモシネじゃないもん。」<br>

J「無きゃ仕方ないよ、これにしておけ。」<br>
薔「ダメ!・・・そうだ、探しに行かないと。」<br>
J「ここで注文しておけば?」<br>
薔「ダメ!絶対今日中いますぐ即行買いに行かないといけないの!」<br>

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結局この日はメモ帳探しと称して一日中連れまわされてしまった。<br>

それ以来買い物時は薔薇水晶お気に入りの品を一緒に買ってストックしてる。<br>

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「あったら怖い~あったら怖い~あったら怖い~セレナーデー♪」<br>

薔薇水晶がエレキギター(…というあたりが彼女らしい)を弾きながら歌う。<br>

いわく、嘉門達夫の得意ネタの『あったら怖いセレナーデ』のパクリらしい。<br>

「えーっと…まぁいいんだけどさ。…面白いの?」<br>
いきなり超ド球の毒の強いボールを投げるジュン。<br>
薔薇水晶はそれを正面から受け取った。<br>
「少なくともジュンよりは。」<br>
それどころか言葉を上乗せして返す。<br>
「…面白くない自覚はあるよ。…その言葉どこぞの地の文書いてる自覚のない人にいいなよ。」<br>

ガッシャーン。<br>
どっかで机に向かってぶっ倒れる音。二人の口の悪い会話の終わりは明後日の方向へ投げられ、<br>

それをキャッチしそこねたどこぞのバカが直撃をくらったらしい。つまりは撃沈。<br>

<br>
「水浸しの~ウェットティッシュ~ジュンの舌が~青い~」<br>

「あ、それでもやるのか・・・ってちょっとまって?!舌が青いってどういうこと?!」<br>

<br>
まぁ・・つまりそういうことです。という投げやりなどこぞの声が聞こえた気がした。<br>

「終わりかたもつまらないなぁ・・・」<br>
<br>
ドスッ。<br>
ジュンに向かって何かがとんだ気がしたが見えなかったことにする。<br>