奥様はバンパイア


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人間界。都内某所の住宅街に建っている小さな白い一戸建ての家。
その一室に、とある新婚夫婦が住んでいた。
「ただいま~」
仕事が終わり、愛する妻が待つ我が家へと帰ってきた青年。
青野 月音(23)
「あ、おかえりなさい、つくね♪お仕事お疲れ様♪」
フリルのついたピンクのエプロンに身を包み、亜麻色の長い髪をなびかせ、スリッパをぱたぱたと鳴らしながら旦那を迎える新妻。
青野 萌香(23)
「疲れたでしょ?ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
恥ずかしげもなく、漫画やドラマの新婚夫婦にはお約束のセリフを言うモカ。
「ぶっ!モカさん、そんな言葉どこで覚えてきたの…?」
モカの核爆弾並みの威力を持つ発言に、吹き出す月音。
「えへへっ、冗談だよ♪ご飯はもう出来てるから、先に着替えてね♪」
新妻らしく月音のコートを脱がしながら言うモカ。
「うん、そうするよ♪…おっと、忘れてた♪」
靴を脱ぎ、立ち上がった月音は何かを思い出したようにモカに向き合う。
「ただいま、モカさん♪」そう言って、モカの唇にキスをする。
たっぷり7秒。それはもうモカが月音の血を吸うときと同じように「ちゅ~♪」という効果音が鳴るくらい、
たっぷりとキスをする。
しばらくして、名残惜しそうに唇が放れる。頬を赤く染めながらモカが呟く。
「おかえりなさい、あなた♪」

そもそも、2人が結婚したのはほんの2ヶ月前。新婚ほやほやのバカップル夫婦である。
陽海学園卒業後、月音は故郷である人間界に戻り、ごく普通の会社に就職し、サラリーマンとして働くことになった。
月音の恋人・モカは、卒業後は人間界の大学に進むことが決まっていた。
恋人同士で人間界に行くことが決まっていたのだ。
だが、片方は社会人、片方は学生である。お互いの時間が合わず、会える機会が減るのは必至だった。
そこで月音は考えた。無い知恵を絞って考えた(を
2人の会う時間が減るなら、2人でずっと一緒にいればいい。それなら、いっその事2人で暮らせばいい、と。
そう、俗に言う「同棲」である。
月音はモカに相談する。モカの返事は「うん、いいよ♪私も月音と一緒に暮らしたい♪」
つまりは「OK」だった。早速2人で住む場所を探すことになった。
最初の数ヶ月は月音の実家にお世話になっていた。
幸い月音の会社は、他の会社に比べれば給料が良い。モカも大学に通いながらアルバイトをして、バイト代を貯めていた。
足りない分は月音の両親や従姉の響子、モカの実家から「独立祝い」という名目で貰い、
一戸建ての家を買ったのだった。
それから4年。2人は晴れて結婚。
結婚式と披露宴には、お互いの家族、胡夢、紫、みぞれ、瑠妃、銀影、猫目先生や理事長、バスの運転手までもが出席していた。
モカはめでたく、「赤夜 萌香」から「青野 萌香」になったのだった。
余談だが、胡夢、みぞれは結婚し、紫は恋人がいて、瑠妃も婚約者がいたようである。
モカの話では、妹のココアも恋人ができたそうだ。
だが、未だに銀影は独身で、彼女すらいないようである。
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