購入日:07/05/17
読了日:08/04/10
面白い! 出だしから追われる展開の『王への手紙』と比べて緊迫感のないゆるりとした始まり方だが、野性の森の秘密やリストリディン騎士はどこにいったのか? など前半に出された謎が明らかになるにつれドキドキ度がアップする。
敵との命をかけたチェスの勝負も良かった。
それと囚われの身になったティウリを案じたラヴィニア姫が、男装して駆けつけるところに激しく萌え。なのにティウリはイサドーロ姫の魔性の美しさに惑わされたりしてるし。ラヴィニア姫という存在がありながら、まったく男ってやつは。ぶつぶつ。
ただ善と悪の戦いという図式に違和感がぬぐえず。国家に悪も善もないよなぁと。現実の世界情勢みていているとねぇ。正義を歌うアメリカにしても。悪を冠せられたイラクや中国や北朝鮮も同じく。
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最終更新:2008年04月11日 19:24