上城 白雪姫

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  • 3章
    ...礼「…以上、ですね。上城さんは、体調不良でお休みだそうです」 淡々と話す先生に、無関心なクラスメイトたち。 ちらりと横目でぽつりと空いた白雪の席を見た。 (また休みか…) 最近、白雪は前にも増して、よく学校を休むようになった。 理由は常に決まって体調不良だ。 (……心配、だな) ―キーンコーンカーン 本日の学校に終わりを告げるチャイム。 それを合図に生徒達は部活動、友達と雑談、帰宅などと思い思いの行動をとり始める。 その中で、未だ席から動こうとせずにぼんやりと外を眺める暁子ちゃんの姿。 目線の先には冬独特の白い空が広がっている。 それは、まるで今の暁子ちゃんの心を表しているようで。 (………………) ここのところの彼女には、少し違和感がある。 なんとなく、ただ漠然とそう思う。 何かが変ったのかと聞かれ...
  • 1章
    ...たいにー!・・・ね、上城さん平気だよね?」 白「え、あ、はいです・・・全然平気です・・・!」 少し慌てた様子で白雪は返事を返す。 人見知りっぷりは相変わらずのようだ。 鳥「ねー?」 主「はあ・・・白雪はお前と違ってかよわいんだから程々にな」 鳥「あららー、まるでお姫様みたいに扱っちゃってぇ!」 主「んなことねーよ」 鳥「きしし、照れるな照れるな。・・・あ、上城さん!」 白「ふぇ!?あ、な、何ですかぁ?」 鳥「上城さんってよくこいつといるけど、たまには私たちとも遊ぼうよぉ!あんまり話す機会とかなかったんだけど、上城さんとは前から仲良くしたいって思ってたんだよねっ!」 白「は、はいです・・・!」 鳥「ふふ、んじゃーねっ!」 鳥越は笑顔で軽く手を振りながら遠ざかる。 主「まったく、騒がしい奴だな」 白「え、あ、・・・」 主「でも悪い奴...
  • 12月
    ... 送信者 上城白雪姫 件名 内容 見せたいものがあるので、美術室まできてください パチリと携帯をとじてポケットの中へとしまった。 美術室の扉の前、一呼吸置いてから手をかけ開く。 ―ガラッ 白「あ、●●くん!待ってました!」 少し重い扉を開くと、白雪が笑顔で出迎えてくれた。 招き入れられるままに中へと入る。 主「で、見せたいものって?」 白「ふふふー、何だと思いますかぁ?」 やけにニコニコと上機嫌の白雪。 まるでなぞなぞを出す子供の様な、少し得意げな口調で尋ねてくる。 主「んー…わざわざ美術室に呼び出したわけだしなー…あ、新しい絵が出来た、とか?」 とりあえず思いついたものを口にする。 白「ぶー!ハズレ、です!正解は、ですねぇ…」 してやったりと言った顔で、机の下から何か塊を取り出し...
  • 12月.
    ...の彼女の名前は、今は上城白雪姫の文字に変っていた。 仕方なくメニューから電話帳を開き、垂髪の名前のところで発信ボタンを押す。 すぐに呼び出し音が聞こえてきた。 ち「はい…」 主「あのさ、俺だけど…今ちょっと用事で近くまで来てて…」 ち「え?」 何の根拠もないけれど、喜ぶ声が返ってくるはずだと思って電話を掛けたのに、聞こえてくるのは慌てた声。 主「…どうかした?」 ち「その、今はちょっと、」 それと同時に、電話口の向こうから僅かに聞こえる聞き覚えのある声。 (羽生治…?) その声の主に気付いた瞬間、突如居たたまれない気持ちになった。 主「あ…悪い、それじゃ」 ち「あ、その、」 主「何?」 自分で思っていたよりも冷たい声が出る。 ち「…あ…なんでも」 主「じゃあ、切るから」 プツッ…ツー…ツー...
  • 3章.
    ...「でさ、お前は垂髪と上城さん…どっちのが大切なんだ?」 主「ど、どっちがって………そりゃあ、垂髪は俺の彼女、だし…」 羽「彼女、ねぇ…」 主「……………」 羽「ホントにそう思ってんの?」 主「そりゃあ、…もちろん」 羽「じゃあ、何で昨日上城さんとこ行ったんだよ」 主「それは…」 羽「それは?」 主「……………」 言葉が続かなかった。 頭の中では分っているはずなのに。 垂髪は白雪に酷いことをした。 きっとこのことが広まれば、垂髪は何らかの形で処分を受けるだろう。 でも、白雪はそれを誰にも言わなかった。 言わないでいてくれた。 だから、その分そのことを知ってる俺が力にならなくては。 そう、これは垂髪のためでもあるのだ。 (でも………) そこまで考えていつも思う。 俺の考えは矛盾している。 理性で考えた時、感情で考えた時、いつも何...
  • 11月
    ...だからって!なんで、上城さんなんかのところに…」 主「………垂髪」 ち「……………」 主「お前は、自分のしたこと分ってんの?」 ち「それは…!それ、は…」 主「……………」 ち「……………」 何も言わなくなる。 主「それじゃ、俺はもう行くから」 ち「あ…!」 垂髪が何か言いかけた気がするけど、もうそれには構わなかった。 あ………。 昼休み。 そろそろ半分が過ぎ、昼食も食べ終えみんなが思い思いの行動をとる。 校庭や他のクラスに遊びに行ったのだろうか、現在教室内には極めて人が少ない。 白雪も先ほど青木先生に呼ばれたとかで美術室へ行ってしまった。 そんな中、一人自分の席に座っている暁子ちゃんが目に入る。 多分、白雪のことを話すなら今のうちだろう。 主「暁子ちゃん」 暁「あれ、○○くん?どうしたの?」 彼女...
  • 11月:
    ...う、聞きたくないの…上城さんのことなんて…!」 主「違うって!」 白「○○くん?」 主「!?」 突如その場で聞こえるはずのない言葉が聞こえた。 主「白雪…?」 もしかして、今の会話、聞かれてた…? 主「あ…戻ってきたのか?」 白「はいです!ただいま戻りました!」 いつものように元気良く返事を返す白雪。 その態度に安心する。 良かった、そう多くは聞かれてなかったみたいだ。 多分、少なからず白雪が傷つくような内容だったから。 白「暁子ちゃん…?」 暁「○○くん、ごめんね?私、ちょっと用事あるから…」 主「え!?あ、ああ…こっちこそ、なんか、ごめん…」 暁「ふふ、、○○くんが謝ることないよ」 そういい残すと暁子ちゃんは教室から出て行った。 白「……………」 礼「それでは、出席を取ります」 ...
  • 2章
    ...って!なんで、………上城さんなんかのところに…」 主「………垂髪」 ち「……………」 主「お前は、自分のしたこと分ってんの?」 ち「それは…!それ、は…」 主「……………」 ち「……………」 何も言わなくなる。 主「それじゃ、俺はもう行くから」 ち「あ…!」 垂髪が何か言いかけた気がするけど、もうそれには構わなかった。 白雪姫side ピッ ニヤリと微笑んで電話を切った。 これで…良いんだ。 ○○くんは私の王子様だから。 私を助けてくれる存在だから。 垂髪さんになんて渡しちゃいけないんだ。 現に彼は彼女を差し置いて私のもとへときてくれる。 それが何よりの証拠だ。 あ………。 昼休み。 そろそろ半分が過ぎ、昼食も食べ終えみんなが思い思いの行動をとる。 校庭や他のクラスに遊びに行ったのだ...
  • 2章:
    ...礼「…以上、ですね。上城さんは、体調不良でお休みだそうです」 淡々と話す先生に、無関心なクラスメイトたち。 ちらりと横目でぽつりと空いた白雪の席を見た。 (また休みか…) 最近、白雪は前にも増して、よく学校を休むようになった。 理由は常に決まって体調不良だ。 (……心配、だな) ―キーンコーンカーン 本日の学校に終わりを告げるチャイム。 それを合図に生徒達は部活動、友達と雑談、帰宅などと思い思いの行動をとり始める。 その中で、未だ席から動こうとせずにぼんやりと外を眺める暁子ちゃんの姿。 目線の先には冬独特の白い空が広がっている。 それは、まるで今の暁子ちゃんの心を表しているようで。 (………………) ここのところの彼女には、少し違和感があるような気がする。 それはごく最近の出来事なのか、それともずっと前...
  • 9月
    ...」 主「あ、いえ、上城さんの様子を見に…」 礼「あ、そうですか…。…上城さんならまだ眠っています。それでは、私は校庭に戻るので…」 主「え、あ、はい…」 そう言い残すと先生は足早に校庭へと向かって行った。 それとは逆に、俺は保健室へと入る。 薬品の匂いだろうか、その独特の匂いがつんと鼻を突く。 (えっと、白雪は…) 白「…●●…くん…?」 主「白雪?」 ベッドの方に近寄ろうとした瞬間、名前を呼ばれた。 それに反応し目をやると、白雪が上半身を起してこちらを見つめていた。 主「起きてたのか?あ、それとも起したか?悪い」 白「あ、いえ…」 そう答える白雪の顔は真っ青だ。 まだ気分が良くなってないのだろう。 主「大丈夫か?顔色、凄い悪いけど…」 白「はい…大、丈夫、ですよ?」 そう言いながら一目で無理をしてい...
  • 1章.
    ...分かるぜ?」 ち「上城さんと…仲良く?」 主「ああ、お前クラスの中でも中心的って言うかムードメーカーだし、仲良くしてくれれば白雪もだんだんとクラスに溶け込めると思うんだよなー」 ち「…そっか、わかった。うん、そんじゃあたしも声かけるようにしてみるね!」 主「お、さっすが垂髪!」 ち「へへー!」 得意そうな顔で笑う。 そんな顔も心底可愛いなって思った。 ちさ菜side 羽「よっ」 ち「羽生治!」 羽「どうっすか?愛しの恋人様とは?」 ち「えー?もうっ、ラブラブで困っちゃうって感じ?」 いつも通りのおちゃらけたノリで返答。 羽「…さいですか」 ち「…うん」 羽「……………」 ち「……………」 羽「…実は二股かけられてるとか」 ち「なっ…」 にや、と笑いながら、問うてくる幼馴染。 彼の言葉はいつも核心に触れて...
  • 9月.
    ...分かるぜ?」 ち「上城さんと…仲良く?」 主「ああ、お前クラスの中でも中心的って言うかムードメーカーだし、仲良くしてくれれば白雪もだんだんとクラスに溶け込めると思うんだよなー」 ち「…そっか、わかった。うん、そんじゃあたしも声かけるようにしてみるね!」 主「お、さっすが垂髪!」 ち「へへー!」 得意そうな顔で笑う。 そんな顔も心底可愛いなって思った。 ーキーンコーンカーン 羽「あー、終わった終わった」 放課後を告げるチャイムが鳴るのとほぼ同時に、羽生治が軽く伸びをしつつ言う。 羽「・・・さて、さっさと帰るか」 主「あ、なあ、もし帰り暇なら本屋寄ってかねえ?」 羽「あー、悪い。今日はちょっと用事あるんだわ」 主「そっか、ならいいや」 羽「また今度な」 主「はいはい。またなー」 ものの見事に振られ、後ろ姿を見送る。...
  • 9月初め~体育祭
    ...」 主「あ、いえ、上城さんの様子を見に…」 礼「あ、そうですか…。…上城さんならまだ眠っています。それでは、私は校庭に戻るので…」 主「え、あ、はい…」 そう言い残すと先生は足早に校庭へと向かって行った。 それとは逆に、俺は保健室へと入る。 薬品の匂いだろうか、その独特の匂いがつんと鼻を突く。 (えっと、白雪は…) 白「…●●…くん…?」 主「白雪?」 ベッドの方に近寄ろうとした瞬間、名前を呼ばれた。 それに反応し目をやると、白雪が上半身を起してこちらを見つめていた。 主「起きてたのか?あ、それとも起したか?悪い」 白「あ、いえ…」 そう答える白雪の顔は真っ青だ。 まだ気分が良くなってないのだろう。 主「大丈夫か?顔色、凄い悪いけど…」 白「はい…大、丈夫、ですよ?」 そう言いながら一目で無理をしてい...
  • 1章:
    ...てないの?」 暁「上城さんなんだけど…」 主「白雪ね。了解」 暁「ありがとう!」 これくらいで彼女が喜んでくれるならお安い誤用だ。 こうやって少しでもポイント稼いでいかないとな。 打倒先生だ…! 日「姉さん」 暁「あ、日向!それじゃ、私行くね」 主「ああ、こっちはまかせて」 暁「さすが○○くん!ありがとう!」 笑顔で手を振る彼女を教室から見送る。 日「…………」 主「…………」 日「…………」 主「…日向は行かなくていいのか?」 日「え…ああ、僕は、まあ…」 主「ん、何?」 日「いや、あのさあ…○○くんって姉さんのこと好きなの?」 主「えっ!?!?!?」 まったく予想だにしていなかった言葉。 行き成り確信を突かれたことによって上手く返答できない。 主「え…や、あ…えーっと、そのー…」 日「ねえ、好きなん...
  • 11月.
    ...んか垂髪さん、前から上城さんのことが気に入らなかったみたいだし?」 小「別に私たちはどうでもよかったのよ!」 鳥「だーかーらっ!私たちはなーんにも悪くないんだってば!ね?」 小「そうよ!…で、話ってこれだけ?」 主「えっと…」 一気にまくし立てられるように言われ、返答に困る。 事実にショックを受けるも、薄々は感ずいていたことだ。 主「その…なんで、垂髪はこんなことを…?」 そんな中、思わず口にしたのはふと浮かんだ疑問だった。 鳥「…さあ、なんだっけー?」 小「自分の胸に聞いてみたら?」 鳥「ねー?後は知らないっ!」 自分の、胸に…? 主「…………」 原因は、俺、なのか…? 嫌な汗が背中を伝う。 もう一度さっきの話題に戻り話し出す二人の声が、やけに耳に痛く響いた。 自分の胸に聞け、 先ほどの言葉が頭...
  • 10月:
    ...た。 女①「上城さーん!」 女②「こっちおいでよー!」 白「ふぇ?あ…は、はいです!」 白雪は先ほどまで甲高い声を上げて何やら楽しそうに喋っていた女子の集団に呼ばれたかと思うと、その輪の中に混じっていた。 暁子ちゃんのいる集団ではないものの、また楽しそうに話を続けている。 日「ね?」 主「あ…ああ」 日「彼女も彼女で最近は上手くやってるみたいだし、僕たちが下手にどうこうすることじゃないよ」 主「うーん…」 日「こう言うのは放っておいてあげるのが一番だって」 主「そういうもんかな…」 日「僕が間違ったこと言ったことある?」 その問いに、今までのことを思い起こす。 確かにいつも相談するたびに的確な答えをくれていた。 主「ない、な」 日「でしょ?だから、もうこのことには首を突っ込まない方がいいよ、ね?」 主「そうだな…そうする...
  • 2章.
    ...んか垂髪さん、前から上城さんのことが気に入らなかったみたいだし?」 小「別に私たちはどうでもよかったのよ!」 鳥「だーかーらっ!私たちはなーんにも悪くないんだってば!ね?」 小「そうよ!…で、話ってこれだけ?」 主「えっと…」 一気にまくし立てられるように言われ、返答に困る。 事実にショックを受けるも、薄々は感ずいていたことだ。 主「その…なんで、垂髪はこんなことを…?」 そんな中、思わず口にしたのはふと浮かんだ疑問だった。 鳥「…さあ、なんだっけー?」 小「自分の胸に聞いてみたら?」 鳥「ねー?後は知らないっ!」 自分の、胸に…? 主「…………」 原因は、俺、なのか…? 嫌な汗が背中を伝う。 もう一度さっきの話題に戻り話し出す二人の声が、やけに耳に痛く響いた。 自分の胸に聞け、 先ほどの言葉が頭...
  • 10月
    ...あ…その、○○さん、上城さんと仲良いですよね…?」 主「白雪と?」 リヨさんの口から出た思いも寄らない名前に少し困惑する。 仲が良い、とは言っても最近はあまり話していなかったし、今じゃ多分他の女子達の方が仲が良いんじゃないだろうか。 そう思いつつも一応聞いてみる。 主「えっと…白雪が、どうしたって?」 リ「その…」 小「ねえ、灰塚さん!」 リ「あ…」 何か言おうとした瞬間、リヨさんの名前を呼ぶ声が響いた。 その声に彼女は口をつぐむ。 主「有栖川か、なんだよー」 小「うるっさいわね!あんたには用なんてこれっっっぽっちもないわよ!」 主「………」 いつもにも増して有栖川の俺に対する扱いが酷い気がする。 まあ別に、どうでも…いいんだけど。 俺は大人しく二人の話が終わるのを待つことにした。 小「で、さ、灰塚さん」 リ「あ...
  • 10月.
    ...」 リ「あ…その、上城さんのことなのですが…」 主「白雪?」 リヨさんの口から出た思いも寄らない名前に少し困惑する。 主「えっと…白雪が、どうしたって?」 リ「その…」 小「ねえ、灰塚さん!」 リ「あ…」 何か言おうとした瞬間、リヨさんの名前を呼ぶ声が響いた。 その声に彼女は口をつぐむ。 主「有栖川か、なんだよー」 小「うるっさいわね!あんたには用なんてこれっっっぽっちもないわよ!」 主「………」 いつもにも増して有栖川の俺に対する扱いが酷い気がする。 まあ別に、どうでも…いいんだけど。 俺は大人しく二人の話が終わるのを待つことにした。 小「で、さ、灰塚さん」 リ「あ…はい…」 小「先生が呼んでたわよ」 リ「え…」 小「ね?」 リ「あ、はい…」 そこまで言うとリヨさんはくるりとこちらを振り返り、軽く...
  • 9月,
    ...。 ち「ね!上城さん、お昼外で食べない?」 小「上城さん、お弁当だったわよね?」 鳥「一緒に食べようよー!」 白「あ、はいです…!」 横目でその光景を見つめる。 有栖川、この前の体育祭の時とか一人だったわりに、けっこうクラスに上手く馴染んでるじゃん。 俺が一緒にいなきゃ、とか思い込んでたけど、案外そんな心配いらなかったかもな。 羽「あいつら、最近仲良いよなー…」 主「え、あ、うん」 突如同じ光景を見ていたらしい羽生治に声をかけられる。 主「なんか良いよな、ああいうの」 羽「あー…まあ、なぁ…」 主「どうした?」 どこか同意しかねるといった曖昧な返事に思わず聞き返す。 羽「いや、別にどうもしないっちゃあどうもしないんだけど…」 主「なんだよ」 羽「んー…前に垂髪、上城さんは苦手だって言ってたのになあ、と」...
  • 9月:
    ...てないの?」 暁「上城さんなんだけど…」 主「白雪ね。了解」 暁「ありがとう!」 これくらいで彼女が喜んでくれるならお安い誤用だ。 こうやって少しでもポイント稼いでいかないとな。 打倒先生だ…! 日「姉さん」 暁「あ、日向!それじゃ、私行くね」 主「ああ、こっちはまかせて」 暁「さすが○○くん!ありがとう!」 笑顔で手を振る彼女を教室から見送る。 日「…………」 主「…………」 日「…………」 主「…日向は行かなくていいのか?」 日「え…ああ、僕は、まあ…」 主「ん、何?」 日「いや、あのさあ…○○くんって姉さんのこと好きなの?」 主「えっ!?!?!?」 まったく予想だにしていなかった言葉。 行き成り確信を突かれたことによって上手く返答できない。 主「え…や、あ…えーっと、そのー…」 日「ねえ、好きなん...
  • 11月_
    ...だからって!なんで、上城さんなんかのところに…」 主「………垂髪」 ち「……………」 主「お前は、自分のしたこと分ってんの?」 ち「それは…!それ、は…」 主「……………」 ち「……………」 何も言わなくなる。 主「それじゃ、俺はもう行くから」 ち「あ…!」 垂髪が何か言いかけた気がするけど、もうそれには構わなかった。 【朝、教室】 羽「よお…」 主「お、羽生治。おはよ、遅刻じゃないなんて珍しいな」 羽「ああ、まあな…それより、ちょっと良いか?」 主「え、ああ、別に大丈夫だけど…」 (……………?) 【屋上】 主「で、何だよ、こんなことで」 羽「はは、まあ座れや」 主「はいはいっと」 羽「……………」 主「羽生治?」 羽「あのさ…」 主「ん?」 羽「お前さ…もう、嫌なんだったら、見舞...
  • 1章,
    ...。 ち「ね!上城さん、お昼外で食べない?」 小「上城さん、お弁当だったわよね?」 鳥「一緒に食べようよー!」 白「あ、はいです…!」 横目でその光景を見つめる。 有栖川、この前の体育祭の時とか一人だったわりに、けっこうクラスに上手く馴染んでるじゃん。 俺が一緒にいなきゃ、とか思い込んでたけど、案外そんな心配いらなかったかもな。 羽「あいつら、最近仲良いよなー…」 主「え、あ、うん」 突如同じ光景を見ていたらしい羽生治に声をかけられる。 主「なんか良いよな、ああいうの」 羽「あー…まあ、なぁ…」 主「どうした?」 どこか同意しかねるといった曖昧な返事に思わず聞き返す。 羽「いや、別にどうもしないっちゃあどうもしないんだけど…」 主「なんだよ」 羽「んー…前に垂髪、上城さんは苦手だって言ってたのになあ、と」...
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