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「ワンコ・ニャンコ意気投合!!」(2006/03/07 (火) 01:21:17) の最新版変更点
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「おぃ!コラ!は~な~れ~ろ~!!!」
朝の朝食を食べていた琥は、声の主の横目で伺っていた。
「まぁまぁ、今日ぐらいさww」
まるで、セクハラ常習犯の考えを吐き捨てているようだ。
「今日だけじゃだいだろ!!毎日じゃないか!!」
と、とても不機嫌そうに、言い返している。
「タ~マちゃん!!」
そんなことはぉ構えなしといった感じに、いっこうに離れない。
それどころか、「タマ」という禁句をいってのけていた。
「タマじゃなくて樹(いつき)だっていってるだろ!!」
樹はむぅーっと今にも唸り声が聞こえそうなほど不機嫌に言い返す。
「フッ・・・とかいってタマって呼ばれたいくせに♪」
と相変わらずこりてない様子で嬉しそうにいっている姿に、琥は
思わず、よくしゃべる李輝に近い存在・・・危険人物だな・・・
だなんて思っていた。
「なっ・・そんな勘違いなこと大声でいうな!!////」
と相当恥ずかしかったのか、少し顔を赤らめて反抗する。
「照れちゃってwまぁーそこがカワイイんだけどな」
今にも鼻歌が聞こえてきそうなほど、相手なんておかまいなしに
ニコニコと笑っている。
あぁは、なりたくないと琥は考えながら目玉焼きにさしかかっていた。
しかし、途中で醤油をかけていないことに気づき、醤油に手をのばそうと
していたときだった。
突如、誰かの手が自分より先に醤油を手にとったのが見え、先にとられたかと
思っているとそれは、李輝であった。李輝は自分が使うためではなく
琥に渡すためにとったらしく、すぐさま琥に手渡してきた。
「ぁっ・・・ども・・・」
李輝は主人の役にたてたことが相当に嬉しいのか、表情は無表情なのだが、
とても嬉しそうにシッポを大きく振っていた。
その時、後ろから声をかけられた。
「琥ー!横いい?」
「ぁ?あぁ・・・。」
声の主はさっき、樹にべったり張り付いていた転(くるり)だった。
横には樹もいた。樹は向こう側に座るといったみたいだが、転がそれを
無理やり自分の横の席に座らせていた。
「なぁなぁー今日学校いっしょにいかねぇー???」
当然、そう、問いかけてくる。
「はっ?・・・・・。」
思わず、そういってしまった琥に、李輝は琥の返事またずして、うなずいた。
「ぇ・・ぇ!ぉぃ」
李輝のほうを向いてなにうなずいてんだと視線を送るが、ダメ?っと
いわないばかりの視線を向けてくるので、あきらめた。
めずらしく、琥の反応を伺わずうなずいたのを半場琥も驚いていた。
(めずらしいこともあるもんだなぁ・・・・・。)
そう、そう思ったときに、すぐに止めていればまだ、自分のライフスタイルは
しっかりとこれから先も保っていけたのかもしれない。
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