ジュカイン わざ構成論
ブレイズキック、スカイアッパーと攻撃手段豊富なバシャーモ、みず・じめんとタイプに恵まれたラグラージに比べ、AG御三家の中でもジュカインは今ひとつなイメージを持たれているようです。しかし、運用によってはくさポケモンのエースといえる働きをしてくれるかもしれません。
ソーラー型
ジュカインの受難は筆舌に尽くしがたいものがあります。
1・【リーフブレード】が物理わざとなり、ジュカインが受ける恩恵が無くなった
2・【リーフブレード】が解禁され、ジュカイン専用でなくなった
2・【リーフブレード】が解禁され、ジュカイン専用でなくなった
このふたつ、ジュカインがジュカインたるべき【リーフブレード】が使えなくなってしまったことで、ジュカインには新たな運用が強いられることになるわけです。
そこで、まずは昔からの伝統である、【ソーラービーム】を用いたソーラー型を検証します。
そこで、まずは昔からの伝統である、【ソーラービーム】を用いたソーラー型を検証します。
くさタイプの秘密兵器、それが【ソーラービーム】です。威力は高いが撃つのに2ターンかかるこの【ソーラービーム】と、【にほんばれ】でコンボを組むというのはよくみかける戦略です。もちろんジュカインもこの戦略を採ることができます。
ソーラー型を採ることができるポケモンは、他にはナッシーなどがいますが、やはりジュカインを使うメリットはそのすばやさととくせいでしょう。
その意味でも、【こらえる】が効いてきます。運用としては以下のようなパターンになるでしょう。
運用例1 | にほんばれ⇒攻撃を受けてしんりょく発動⇒ソーラーB |
運用例2 | にほんばれ⇒攻撃を受けてしんりょく発動せず⇒こらえる⇒ソーラーB |
運用例3 | にほんばれ⇒攻撃を受けたがまだもう1発耐えられる、あるいは攻撃されず⇒ソーラーB |
この場合、持ち物はピンチにとくこうUPの「ヤタピのみ」か、同様にすばやさUPの「カムラのみ」などがいいかもしれません。
残る枠についてですが、ここに攻撃わざを入れないと、攻撃方法が【ソーラービーム】だけとなってしまい不便です。そこで、もしもくさが効かない敵に出会ってしまった場合のためにも、【りゅうのはどう】は必須と言えるかもしれません。
あるいは、はがね意識というのであれば【きあいだま】という選択肢もあります。ただ、【きあいだま】の低い命中率は、先手必勝を身上とするジュカインにはやや不向きなわざでもあります。全般的に対処でき、しかもドラゴンを潰せる【りゅうのはどう】でファイナルアンサーといったところかと思います。
あるいは、はがね意識というのであれば【きあいだま】という選択肢もあります。ただ、【きあいだま】の低い命中率は、先手必勝を身上とするジュカインにはやや不向きなわざでもあります。全般的に対処でき、しかもドラゴンを潰せる【りゅうのはどう】でファイナルアンサーといったところかと思います。
ソーラー型の場合、【にほんばれ】を撃つという手間があるので、ターンにあまり余裕がありません。よって基本的には補助わざは候補から外しても大丈夫だと思います。
わざ構成・最終回答(ソーラー型)
わざ名 | タイプ・分類 | いりょく | 命中 | PP | 効果 |
ソーラービーム | くさ・特殊 | 120(180) | 100 | 10 | 2ターン技 |
りゅうのはどう | ドラゴン・特殊 | 90 | 100 | 10 | |
にほんばれ | ほのお・変化 | - | - | 5 | 5ターンの間ひざしがつよい状態 |
こらえる | ノーマル・変化 | - | - | 10 | HPは必ず1残る |
前述したように、初手の【にほんばれ】の後、どういう展開になるかで次の戦略を練ります。最初のターンからドラゴンタイプの敵が登場した場合、【にほんばれ】は捨ててドラゴンクローが最善手。しんりょく発動ならば、ソーラービームの威力は実質270となる。
能力論
【こらえる】によるしんりょく発動狙いなジュカインですから、まず相手よりも素早く行動できることは最大のポイントです。ポケモンはシリーズが進むほど素早さが重要になってきており、それは今作DPでも例外ではありません。
つまり、素早さに努力値をぶち込んでから色々考えろという話になるわけです。
ジュカインは受け関連はあまり強くありませんし、【こらえる】狙いならばそれほど受けは気にしなくて良いはずなのですが、それでも最低1ターンは耐えてくれないと困ります。今作では「こだわりハチマキ」の他に「いのちのたま」というフルアタ歓迎のアイテムも登場しましたので、受けには慎重にいきたいものです。
くさタイプのジュカインがもっとも警戒すべきは、【れいとうビーム】と【ドリルくちばし】(あるいは【つばめがえし】)の2つでしょう。それに少し遅れて【かえんほうしゃ】【シザークロス】となります。
自身のおかれた環境を考え、これらのわざが来ても1回は耐えられるという状況を作りたいものです。
つまり、素早さに努力値をぶち込んでから色々考えろという話になるわけです。
ジュカインは受け関連はあまり強くありませんし、【こらえる】狙いならばそれほど受けは気にしなくて良いはずなのですが、それでも最低1ターンは耐えてくれないと困ります。今作では「こだわりハチマキ」の他に「いのちのたま」というフルアタ歓迎のアイテムも登場しましたので、受けには慎重にいきたいものです。
くさタイプのジュカインがもっとも警戒すべきは、【れいとうビーム】と【ドリルくちばし】(あるいは【つばめがえし】)の2つでしょう。それに少し遅れて【かえんほうしゃ】【シザークロス】となります。
自身のおかれた環境を考え、これらのわざが来ても1回は耐えられるという状況を作りたいものです。
持ち物
耐えるために必要なのは、一切受けを考える必要のない「きあいのタスキ」でしょう。しかし、相手のすばやさがこちらを上回った場合に一切意味のないものとなってしまいます。
受けにある程度自信があるのなら(無修正ならば、ドードリオあたりが来ると危険)、ピンチですばやさUP「カムラのみ」がベスト。これならば【こらえる】発動後、ほとんどのポケモンに先手を取れます。
受けにある程度自信があるのなら(無修正ならば、ドードリオあたりが来ると危険)、ピンチですばやさUP「カムラのみ」がベスト。これならば【こらえる】発動後、ほとんどのポケモンに先手を取れます。
.