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**フーディン わざ構成論
【サイコキネシス】は確定。サーナイトと同じく、エスパーポケモンのメインウェポンです。
もちろんサイコキネシスだけでは「あく」などに歯が立たないのでサブウェポンが必要ですが、サーナイトと違い【10まんボルト】は使えません。
残念ながら、わざマシンわざリストをざっと見ていっても、まったく使えそうなものがありません。もちろんこの種族値のフーディンに両刀は無理です。そこで、遺伝わざを見ることになります。遺伝わざでは、非常に使い勝手がよい三つのパンチを取得できます。すなわち、『ほのおのパンチ』『かみなりパンチ』『れいとうパンチ』の三つです。これらはもちろん特殊攻撃で、しかもチャーレムから全て一発で遺伝できるため、サブウェポンとして重宝します。
では実際、どれを使うのが正道でしょうか? 簡単にサイキネ+3色パンチ、と言わずに少し検証してみることにします。
まず、【サイコキネシス】(エスパー)が対応できないのは、以下です。
|1/2倍|エスパー、はがね|
|0倍|あく|
ほのお、でんき、こおりの中で、「はがね」にこうかばつぐんなのは「ほのお」のみ。「エスパー」「あく」に関してはどれを選択しても同じく等倍です。とするなら、【ほのおのパンチ】がなくてはお話にならない、ということになりそうです。
ここでフーディンについて考えてみると、基本的には速攻型のフーディン、補助わざを積むよりは高いとくこうを活かして相手の弱点を突くことを考えた方がよさそうです。となると、残った【かみなりパンチ】【れいとうパンチ】を何も考えずに入れるというのも、それはそれでひとつの作戦。どちらかといえば、より多くの弱点を突けるのは【れいとうパンチ】です。とくにひこう・ドラゴンのボーマンダなどには効果絶大と言えるでしょう。
以上3つの武器を搭載すると、ノーマル、ほのお、みず、でんき、エスパー、いわ、ゴースト、あく以外には弱点がつけます(意外と多いな……突けないヤツ)。
結果として、このサイキネ+2色でほぼ充分といえますが、一応補助も考えてみましょう。
たとえば【めいそう】を入れる余裕はあるでしょうか。一回でも積めれば大きな財産となりますが、果たして積めるでしょうか。仮に補助ワザを入れるとしたら、おそらくフーディンには以下の三つしか考えられないと思います。
・めいそう
・リフレクター
・バリアー
フーディンが苦手とするタイプはむし、ゴーストが物理であくが特殊。ただ、特殊受けはそこまで弱くはないため、物理防御を何とかしたいところです。下手すれば、フーディンは相手の一発すら耐えられない可能性があるのです。
バリアーは効き目が薄く、バリアー後にフーディンが死んだ場合に無駄になってしまいます。そういう意味ではリフレクターに劣ると思われます。
物理受けにもなるリフレクター。一個でも積めれば驚異的な破壊力が得られるめいそう。どちらにするかは好みですが、攻めることを考えるなら、めいそうに軍配でしょうか。
では【めざめるパワー】はどうでしょうか。3つのワザ構成(エスパー、ほのお、こおり)を持っていて、困るのは『あく・ほのお』『あく・みず』『ほのお・エスパー』『みず・エスパー』の4つの組み合わせ。それぞれのポケモンを探してみると、
|あく・ほのお|ヘルガー|
|あく・みず|サメハダー、シザリガー|
|みず・エスパー|スターミー、ヤドラン、ヤドキング|
仮に彼らが登場した場合、フーディンは負けてしまいますが、要は『ほのお、みず、あく、エスパー』の4つが問題なのであって、これらに普通に効いてくれればいいわけです。そうなると、実は「でんき」だけとなります。わざわざ【めざめるパワー】に構えなくても、【かみなりパンチ】でいいわけです。この場合は「みず」にもこうかばつぐんとなりますので、上記のうち「ヘルガー」以外には対処できるでしょう。
他の選択肢として、同属意識で【めざめるパワー・あく】もあります。これならば同属(フーディン、サーナイト等)を潰せる上、苦手のゴーストにもダメージが通ります。しかし、この場合はやはりヘルガーやシザリガーらに歯が立ちません。パンチ3種を揃えて一気呵成に攻めるか。ヘルガーやシザリガーが来たら逃げの意識を持ちつつ、同属を葬れる【めざパあく】を取るか。深遠な問題といえますが、結局のところ、【めざパあく】はかなり出しづらいので、3色パンチ全種類+サイキネのフルアタック型がもっとも効率的となるかと思います。
アイテムは、とにかく何とかして生き延びさせることが肝心となるので、速攻脆弱型ポケモンにうってつけのアイテム、「おうじゃのしるし」かもしくは「ひかりのこな」を持たせるのが正道といえます。
#contents
*フーディン わざ構成論
物理型速攻フルアタといえば、数多くのポケモンの名前が挙がるでしょう。しかし、特攻型速攻フルアタといえば、やはりまずこのフーディンの名前が挙がると思います。物理系のポケモンが全盛を誇る中、あえて特攻のエースとしての運用を考えたいと思います。
**3色パンチのないフーディン育成
3色パンチ+サイキネで安定していたフーディン。しかし、DPのルール改正により、3色パンチを失いました。さて、どうすればいいのでしょうか?
そこでまず、フーディンの覚えられるわざを洗い出してみましょう。
|わざ名|タイプ・分類|いりょく|命中|PP|効果|
|サイコキネシス|エスパー・特殊|90(135)|100|10|10%でとくぼう↓|
|シャドーボール|ゴースト・特殊|80|100|15|20%でとくぼう↓|
|でんげきは|でんき・特殊|60|-|20|必中|
|きあいだま|かくとう・特殊|120|70|5| |
|エナジーボール|くさ・特殊|80|100|10|10%でとくぼう↓|
威力抜群【サイコキネシス】は確定。エスパーポケモンのメインウェポンです。
残りはどうでしょう。非常に難しい問題ですが、あくタイプに対処可能な【きあいだま】をチョイス。あくタイプへの対処だけなら、2ターンかかるものの安全・確実な【ミラクルアイ】でも良さそうですが、はがねタイプにも対処できる点、命中率のわりには威力が期待できる点などで重宝はすると思います。
あとは、同属意識に、さらにはタスキを持たないゲンガー潰しなどに、せっかく使えるようになった【シャドーボール】を持つのが正道と言えるでしょう。
残りの1個のわざですが、フルアタならば当然威力を取ってくさタイプの【エナジーボール】でしょう。【でんげきは】でも似たような効果は得られますが、威力面で劣ります。
フーディンはその耐久力を考えれば1撃~2撃で落ちてしまうことが多く、【めいそう】などは逆効果になりかねません。よって、フルアタが潔い運用方法だといえます。
***わざ構成・最終回答
|わざ名|タイプ・分類|いりょく|命中|PP|効果|
|サイコキネシス|エスパー・特殊|90(135)|100|10|10%でとくぼう↓|
|シャドーボール|ゴースト・特殊|80|100|15|20%でとくぼう↓|
|きあいだま|かくとう・特殊|120|70|5| |
|エナジーボール|くさ・特殊|80|100|10|10%でとくぼう↓|
新生フーディンはこのような感じで降臨。3色パンチの3色(ほのお、こおり、でんき)は全て姿を消したが、それより高威力のわざ3つが加わったのは大きい。苦手のあく・ゴーストへの対応力も魅力。DPでもヒゲは大活躍です。
**能力論
速攻フルアタであるから素早さ+特攻252は確定。素早さに関してはMAXを狙ってもいいが、最悪でも最速ゲンガー(レベル50で178、レベル100で350)は抜かなければいけない。補正なしのフーディンのMAXは、レベル50で172、レベル100で339。よって、アイテムでの補正が無い限り、すばやさ補正は必ずつけなければなりません。時代は「ひかえめ」よりも「おくびょう」です。
**持ち物
単純に速攻フルアタとして活躍したいのならば「いのちのたま」あるいは「ものしりメガネ」で安定。【きあいだま】の命中率に難を感じるのならば「こうかくレンズ」でも良いが、その違いを感じられるかどうか。
守備に難のあるポケモンということで、「きあいのタスキ」でもいいかもしれない。
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