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*ブラッキー わざ構成論その1
ブラッキーはイーブイ進化系の中でも最も堅いポケモンです。というより、全ポケモンの中でも、その綜合値はトップと言えるでしょう。しかし、攻撃性能には見るべきものはありません。そこで、彼にはこうした防御性能をふんだんに活かした斗い方が求められます。
**どくどく型ブラッキー
ブラッキーの最も基本的な使い方がどくどく型です。堅いポケモンで、しかも回復手段があるとなれば、もう【どくどく】を使うのは使命と言ってもいいかもしれません。
どくどく型として育成を考える場合、考えなければならないポイントは以下です。
|ポイント1|自己回復手段|
|ポイント2|回避手段、あるいは防御手段|
|ポイント3|どく状態にならない相手への対処|
まずポイント1の自己回復手段ですが、これには【ねむる】と【つきのひかり】があります。注意しなければならないのは、【つきのひかり】を覚えるのは最低でもレベル52でありレベル50戦では使えないという点、【つきのひかり】のPPは5しかないという点でしょうか。このことを考えてわざ構成をします。
ポイント2の回避手段ですが、ブラッキーが覚えて回避手段になりそうなものは【まもる】【みがわり】【こらえる】【かげぶんしん】といったところでしょうか。スピードの遅いブラッキーに【こらえる】はマイナス。回復手段を講じている関係上、【みがわり】⇒【みがわり】⇒【つきのひかり】のコンボは面白そうですが、それも相手の戦略によりけりです。また、このコンボの場合、【つきのひかり】の通常の回復量では足りないおそれもあります。
【まもる】は確実性がありますが、連続して出せないのが問題です。【かげぶんしん】は即効性はありませんが、いざという時に効いてきます。個人的には、相手が常に攻撃してくるとは限らないという前提のもとで【かげぶんしん】をオススメします。
ポイント3の、どく状態にならない相手への対処ですが、これがブラッキーの場合もっとも問題となります。同じどくどく型でも、例えば【まきびし】ダメージが期待できるエアームド、とくこうが高くタイプ一致わざの【なみのり】を持つミロカロスなどに比べると、ブラッキーはこれらの効率的な攻撃手段を持たないというのが正直なところ。どくが効かない相手への対処レベルは最低です。
まず相手がどくタイプの場合、【サイコキネシス】を持たせておくという手もありますが、ブラッキーの個体値ではたいしたダメージは期待できません(例えばHP・とくぼうに努力値0のゲンガーに対しても乱数で3発程度かかります)。それくらいなら、どくが効かない相手からは逃げ、というのもアリでしょう。もしも逃げを意識しておくのであれば、【かげぶんしん】から【バトンタッチ】という流れも候補のひとつです。
ブラッキーがもっとも気をつけなければならないのは、どくが効かなくて、さらにいろいろと仕込むタイプのポケモン、すなわちエアームドです。例えばブラッキーが威力70の【めざめるパワー・ほのお】を搭載したとしても、フル装備のエアームドには乱数で6発近くかかります。なので、もうまともに相手をするのは避けて、【ちょうはつ】で動きを止めてからエアームド対策完備のポケモンに代えるのがいいでしょう。ただしエアームドのためだけに【ちょうはつ】を入れるかは要一考といったところです。
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*ブラッキー わざ構成論その1
ブラッキーはイーブイ進化系の中でも最も堅いポケモンです。というより、全ポケモンの中でも、その綜合値はトップと言えるでしょう。しかし、攻撃性能には見るべきものはありません。そこで、彼にはこうした防御性能をふんだんに活かした斗い方が求められます。
**どくどく型ブラッキー
ブラッキーの最も基本的な使い方がどくどく型です。堅いポケモンで、しかも回復手段があるとなれば、もう【どくどく】を使うのは使命と言ってもいいかもしれません。
どくどく型として育成を考える場合、考えなければならないポイントは以下です。
|ポイント1|自己回復手段|
|ポイント2|回避手段、あるいは防御手段|
|ポイント3|どく状態にならない相手への対処|
まずポイント1の自己回復手段ですが、これには【ねむる】と【つきのひかり】があります。注意しなければならないのは、【つきのひかり】を覚えるのは最低でもレベル52でありレベル50戦では使えないという点、【つきのひかり】のPPは5しかないという点でしょうか。このことを考えてわざ構成をします。
ポイント2の回避手段ですが、ブラッキーが覚えて回避手段になりそうなものは【まもる】【みがわり】【こらえる】【かげぶんしん】といったところでしょうか。スピードの遅いブラッキーに【こらえる】はマイナス。回復手段を講じている関係上、【みがわり】⇒【みがわり】⇒【つきのひかり】のコンボは面白そうですが、それも相手の戦略によりけりです。また、このコンボの場合、【つきのひかり】の通常の回復量では足りないおそれもあります。
【まもる】は確実性がありますが、連続して出せないのが問題です。【かげぶんしん】は即効性はありませんが、いざという時に効いてきます。個人的には、相手が常に攻撃してくるとは限らないという前提のもとで【かげぶんしん】をオススメします。
ポイント3の、どく状態にならない相手への対処ですが、これがブラッキーの場合もっとも問題となります。同じどくどく型でも、例えば【まきびし】ダメージが期待できるエアームド、とくこうが高くタイプ一致わざの【なみのり】を持つミロカロスなどに比べると、ブラッキーはこれらの効率的な攻撃手段を持たないというのが正直なところ。どくが効かない相手への対処レベルは最低です。
まず相手がどくタイプの場合、【サイコキネシス】を持たせておくという手もありますが、ブラッキーの個体値ではたいしたダメージは期待できません(例えばHP・とくぼうに努力値0のゲンガーに対しても乱数で3発程度かかります)。それくらいなら、どくが効かない相手からは逃げ、というのもアリでしょう。もしも逃げを意識しておくのであれば、【かげぶんしん】から【バトンタッチ】という流れも候補のひとつです。
ブラッキーがもっとも気をつけなければならないのは、どくが効かなくて、さらにいろいろと仕込むタイプのポケモン、すなわちエアームドです。例えばブラッキーが威力70の【めざめるパワー・ほのお】を搭載したとしても、フル装備のエアームドには乱数で6発近くかかります。なので、もうまともに相手をするのは避けて、【ちょうはつ】で動きを止めてからエアームド対策完備のポケモンに代えるのがいいでしょう。ただしエアームドのためだけに【ちょうはつ】を入れるかは要一考といったところです。
***わざ構成・最終回答1(みがつき型)
|わざ名|タイプ・分類|いりょく|命中|PP|効果|
|どくどく|どく・変化|-|85|10|相手をもうどく状態|
|みがわり|ノーマル・変化|-|-|10|HP1/4を削って身代わりを出す|
|つきのひかり|ノーマル・変化|-|-|5|HP1/2回復、晴れなら2/3|
|まもる|ノーマル・変化|-|-|10|1ターン完全防御|
【どくどく】を当てた後、【みがわり】を置いて相手を牽制し、【つきのひかり】でHPを回復していくタイプ。回復を計画している間に殺されることがないため、時間稼ぎの面では最も適している。レベル50で運用するには、旧作にてレベル42で【くろいまなざし】を覚えること。
***わざ構成・最終回答2(くろまな型)
|わざ名|タイプ・分類|いりょく|命中|PP|効果|
|どくどく|どく・変化|-|85|10|相手をもうどく状態|
|くろいまなざし|ノーマル・変化|-|-|5|相手は逃げられない|
|あまえる|ノーマル・変化|-|100|20|相手のこうげき↓↓|
|ねむる|ノーマル・変化|-|-|10|2ターン眠って全快|
【どくどく】を当てた後、【くろいまなざし】で足止め。物理攻撃には【あまえる】で対処、仕込み後はゆっくり【ねむる】で傍観。物理フルアタタイプなどのメタとして活躍。特殊系はもともと特防種族値130もあるので問題はない。
***わざ構成・最終回答3(追い討ち型)
|わざ名|タイプ・分類|いりょく|命中|PP|効果|
|どくどく|どく・変化|-|85|10|相手をもうどく状態|
|おいうち|あく・物理|40(60)|100|20|逃げる相手に威力2倍で攻撃|
|あやしいひかり|ゴースト・変化|-|100|10|相手をこんらん状態|
|つきのひかり|ノーマル・変化|-|-|5|HP1/2回復、晴れなら2/3|
【どくどく】を当てた後、【あやしいひかり】で混乱。交換読みで【おいうち】を当てるという高等戦略。攻撃力は不足だが、唯一のどくどく+攻撃手段を持つタイプであるため、膠着状態に陥った時の打開策として、最後に一匹残ってしまった時に相手がはがねorどくタイプだった場合に備えて、万能のタイプだといえる。
**能力論
いずれのタイプを育成するにせよ、ブラッキーに求められる能力はなによりも耐久力です。とくに、どくどく型であれば攻撃力は一切不要ですから、HPぼうぎょとくぼうに全力を注げるというものです。
ですから、せめてこれらのうち2個は個体値30以上を確保したいところで、できるものならオール30以上が理想。そのうえで、性格はぼうぎょorとくぼうが上がるものを選択。これくらいなら充分にこだわれるはずなので、なんとかしたいところです。
【あまえる】を持つくろまな型であれば、物理防御に振らず、とくぼう&HPに。あるいは、追い討ち型であれば攻撃に多少厚くする……などなど、タイプによって努力値は調整する必要があります。
**持ち物
【ねむる】を搭載するタイプであれば「カゴのみ」必須、と言いたいところですが、ブラッキーの場合は寝ている間に相手が勝手に死ぬというパターンを確立しています。とくにくろまな型の場合はその傾向があります。よって、「カゴのみ」よりは「たべのこし」の方が相性がいいことになります。
そうでない場合、【どくどく】の命中率向上に向けて、「こうかくレンズ」「フォーカスレンズ」、生きながらえるための「きあいのハチマキ」「ひかりのこな」などが候補として挙げられます。
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