「サーナイト・ステータス論」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

サーナイト・ステータス論」(2007/12/09 (日) 22:50:22) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**サーナイト ステータス論  サーナイトのとくこう種族値は125です。この種族値125というのは、実はポケモンにおいて非常に大きな意味を持つ数値です。その理由は以下で説明します。 ***種族値125の意味  まず、ポケモンの個体それぞれの最終的なステータス(以下、全て特記のない限りレベル100においての議論であるとする)を決定するのは、「個体値」と「努力値」、そして「せいかく」です。個体値は0~31の値を、努力値は0~252(本来は最大255だが、便宜上最大252とする)の値をとります。  ところで、ポケモンのHP以外のステータスは、以下のようにして決まります。 |ステータス={(種族値×2)+個体値+(努力値÷4)+5}×性格補正|  ここで、サーナイトのとくこうなど、基本的には努力値を振って当たり前の能力について議論するため、努力値はMAXの252とすると、こうなります。 |ステータス={(種族値×2)+個体値+68}×性格補正|  種族値はその種族によって固定のため、「個体値にこだわるか、性格補正にこだわるか」は、大きな問題になってきます。個体値31だが、性格補正がつかない……こういうポケモンは使い物になるでしょうか?  そこで、両者の最大と最小とを比べてみましょう。種族値は、ひとまずαとしておきます。個体値0で補正1.1倍のステータスと、個体値31で補正なしのステータスは以下のようになります。 |条件|ステータス| |個体値0・補正1.1倍|2.2α+74.8| |個体値31・補正なし|2α+99|  この二式を比較して、補正1.1倍の方が大きくなるαの値を求めてみます。すなわち、 2.2α+74.8≧2α+99 を解くわけです。これを解くと、α≧125.5、端数切捨てで125となります。  実際には、ステータスを算出する際には途中で出た端数をそのつど切り捨てることになっているので誤差はありますが、おおむねα=125という認識でいいでしょう。  これが何を意味するか、おわかりでしょうか。αというのは、種族値のことでした。個体値がMAXで補正なし、というステータスよりも、個体値最悪でも補正ありのステータスの方が高くなる、という種族値は、125以上……という意味です。  早い話、「種族値が125以上であるステータスは、個体値よりも性格をこだわるべきである」ということを覚えておけばいいでしょう。  そして、サーナイトのとくこうが、まさにそれにあたるわけです。  もちろん、ゆめくい型にする際には、とくこうではなくぼうぎょやとくぼうに補正をつけるのもいいでしょう。ただしその際は、種族値が125以下ですから、個体値30や31を捨てることが、そのまま損をすることになる場合があります。 ***もちもの  もちものは特に指定はありませんが、長く生き延びることを考えるのであれば、【きあいのハチマキ】あるいは【ひかりのこな】が正道でしょう。 ***とくせい  トレースを持っておき、ヌケニン様のATフィールドを侵食する(註:ふしぎなまもりをトレースする)のを狙うのも面白い戦略です。トレースしてはいけないのはケッキングのなまけだけですが、ケッキングに対してサーナイトを出すことはまずありえないので、おそらくは大丈夫かと思います。  しかし、相手の【どくどく】攻撃などに対処するためにも、シンクロを持っておくのが安全・確実なのは間違いありません。
**サーナイト ステータス論  サーナイトのとくこう種族値は125です。この種族値125というのは、実はポケモンにおいて非常に大きな意味を持つ数値です。その理由は以下で説明します。 ***種族値125の意味  まず、ポケモンの個体それぞれの最終的なステータス(以下、全て特記のない限りレベル100においての議論であるとする)を決定するのは、「個体値」と「努力値」、そして「せいかく」です。個体値は0~31の値を、努力値は0~252(本来は最大255だが、便宜上最大252とする)の値をとります。  ところで、ポケモンのHP以外のステータスは、以下のようにして決まります。 |ステータス={(種族値×2)+個体値+(努力値÷4)+5}×性格補正|  ここで、サーナイトのとくこうなど、基本的には努力値を振って当たり前の能力について議論するため、努力値はMAXの252とすると、こうなります。 |ステータス={(種族値×2)+個体値+68}×性格補正|  種族値はその種族によって固定のため、「個体値にこだわるか、性格補正にこだわるか」は、大きな問題になってきます。個体値31だが、性格補正がつかない……こういうポケモンは使い物になるでしょうか?  そこで、両者の最大と最小とを比べてみましょう。種族値は、ひとまずαとしておきます。個体値0で補正1.1倍のステータスと、個体値31で補正なしのステータスは以下のようになります。 |条件|ステータス| |個体値0・補正1.1倍|2.2α+74.8| |個体値31・補正なし|2α+99|  この二式を比較して、補正1.1倍の方が大きくなるαの値を求めてみます。すなわち、 2.2α+74.8≧2α+99 を解くわけです。これを解くと、α≧125.5、端数切捨てで125となります。  実際には、ステータスを算出する際には途中で出た端数をそのつど切り捨てることになっているので誤差はありますが、おおむねα=125という認識でいいでしょう。  これが何を意味するか、おわかりでしょうか。αというのは、種族値のことでした。個体値がMAXで補正なし、というステータスよりも、個体値最悪でも補正ありのステータスの方が高くなる、という種族値は、125以上……という意味です。  早い話、「種族値が125以上であるステータスは、個体値よりも性格をこだわるべきである」ということを覚えておけばいいでしょう。  そして、サーナイトのとくこうが、まさにそれにあたるわけです。  もちろん、ゆめくい型にする際には、とくこうではなくぼうぎょやとくぼうに補正をつけるのもいいでしょう。ただしその際は、種族値が125以下ですから、個体値30や31を捨てることが、そのまま損をすることになる場合があります。 ***もちもの  もちものは特に指定はありませんが、長く生き延びることを考えるのであれば、【きあいのハチマキ】あるいは【ひかりのこな】が正道でしょう。 ***とくせい  トレースを持っておき、ヌケニン様のATフィールドを侵食する(註:ふしぎなまもりをトレースする)のを狙うのも面白い戦略です。トレースしてはいけないのはケッキングのなまけだけですが、ケッキングに対してサーナイトを出すことはまずありえないので、おそらくは大丈夫かと思います。  しかし、相手の【どくどく】攻撃などに対処するためにも、シンクロを持っておくのが安全・確実なのは間違いありません。 [[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー