曲線レールを同じむきに2本ずつ使えば、少しずれてつながらなくなることはない

曲線レールを2枚つかって、必ず90°曲がっていくようにすれば、直線と曲線レールの半径が同じながさなので、レイアウトに不整合がでることはありません。
このサイトはそうでない組み合わせを探している節もありますが・・・。

点対称に注意するとつながりやすい

たとえば、曲線レール2枚でS字を作った場合、そこの部分の長さはルート2となり、直線の組み合わせであわせることはできません。しかし、反対側にも同じようにルート2の長さを出せば、つなげることができます。


レールの回転角は45°ごとになる。

これは曲線レールが45°(及び2倍の90°)のものだけであること、
ポイントレールが曲線レールと同じ形(ターンアウト=直線+曲線、8の字=曲線+曲線)であることから生じます。ただし、レール間の"あそび(自由)"を利用して曲げていった場合は異なる角度をとることもあります。

このことから、プラレールレイアウトで注意すべき長さは、直線の長さ、カーブの半径、カーブの縦方向長さ・横方向長さ、直線レールの斜め(45°)長さとなります。

基本の長さ 216mm

   長さmm 直線レール長比
1/4直線斜 38.2 0.177
複線軌間斜 42.4 0.196
1/4直線 54.0 0.250
複線軌間 60.0 0.278
曲線短軸 63.3 0.293
1/2直線斜 76.4 0.354
外側曲線短軸 80.8 0.374
1/2直線 108.0 0.500
曲線長軸方向 152.7 0.707
直線斜 152.7 0.707
外側曲線長軸方向 195.2 0.904
直線レール 216.0 1.000
外側曲線半径 276.0 1.278

たとえば、単線複線レールを通常と逆側に使った場合(複線が単線の内側にできるとき)、複線で片側のカーブを作ったとき、反対側を単線でカーブを作ろうとすると、カーブの真ん中で隙間ができます。この隙間は、複線の軌間60mm×2=120mmですので、1/2直線の108mmが一番近いレールとなります。少し差はありますが、プラレールのレール間のあそびは結構大きいので、接続することができます。

次のような代替使用が考えられます。

複線軌間分の調整≒1/4直線
外側曲線×2≒1/4直線+曲線×2+1/4直線
外側曲線×4≒直線(※)+曲線×2+1/2直線+曲線×2+直線(※)
 ※直線、1/2直線、1/4直線いずれも可
最終更新:2008年07月08日 00:10