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「ありえない局面」(2009/08/20 (木) 00:00:47) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*ありえない局面
すべての盤面の中からありえない局面をとりのぞき、
オセロ局面を満足する盤面数を減らすために必要。
今のところありえない局面となる条件
・中央四マスいずれかが緑
・つながってない石がある
・一手戻せない。
・ありえない辺がある
の四つ
親話題→[[終局局面数]]
子話題→[[オセロ局面・非局面である証明]]
----
314 256 sage 2006/02/25(土) 14:40:55
ある石の周囲にある石の数をとりあえず接続数と呼ぶことにします。
接続数について考えてみました。
オセロで実際に存在する盤面は、(当たり前のもありますが、、)
・全ての石の接続数は1以上。
・接続数が1の石に接続している石の接続数は2以上。
・接続数が1の石とそれに接続している石は同じ色。
↓こういうのは存在しない。
●+++++++
+○++++++
++●●○○++
++●○●○○+
++○●○○++
++○●●○++
++●●●●++
+●●●●●++
・接続数が1の石から3個以下石を辿ると接続数が3以上の石がある。
↓こういう細長いのは存在しない
++++++++
+●●●+●●+
+●+●++●+
+●+●●+●+
+●+●●+●+
+●++++●+
+●●●●●●+
++++++++
最後のは証明してませんが反例はまだ見つかってません。
どなたか検証お願いします。
315 293 sage 2006/02/25(土) 15:48:58
>>314
>・接続数が1の石とそれに接続している石は同じ色。
に対しては反例を挙げておきます。もう少し限定をかければ成立するかもしれませんが。
↓の石に関して。
●+++++++ → ●+☆+++++
+●++++++ → +○++++++
○○○○○○++ → ○○○○○○++
++●○●○○+ → ++●○●○○+
++○●○○++ → ++○●○○++
++○●●○++ → ++○●●○++
++●●●●++ → ++●●●●++
+●●●●●++ → +●●●●●++
>・接続数が1の石から3個以下石を辿ると接続数が3以上の石がある。
の具体例に関しては(極端な例だからかもしれないけど)他の点からも指摘できます。
++++++++
+④③②+●●+
+⑤+①++●+
+●+●●+●+
+●+●●+●+
+●++++●+
+●●●●●●+
++++++++
2と3の順番は逆になるかもしれませんが…とりあえず5は挟む物がないので置けません。
ついでに、最後のは分かりにくい気がするので言い換えを提案します。
・接続数が1の石から接続数が2以下の石だけを辿ると2個分までしか辿れない。
316 256 sage 2006/02/25(土) 15:57:36
>>315
ああ、なるほど。
もうちょっとよく考えて色んなふるいを作りたいと思います。
326 284 sage 2006/03/01(水) 13:18:49
>>314-315あたりを読んでて気が付いたが、
オセロの場合石を置くには最低挟める石と挟む為の石が必要なので、可能盤面は
「初期配置の中央4石を除き、全ての石は3個以上の列に含まれる」と言える。
なので>>314の下の図は、オセロでは有り得ないことが証明出来る。
(>>315の反例を一般化してみた)
475 256 sage New! 2006/04/16(日) 03:29:58
>>474
2^64にはならないと思います。
例えば↓のような局面は無理です。
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●○●○●○●○
下辺に7個の白や黒の石があるどのような状態からも、
8個目を打って●○●○●○●○とする事は出来ません。
必ず辺の石を返してしまいます。
476 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage New! 2006/04/16(日) 04:06:45
>>457
(゚◇゚)ガーン
60手目、棋譜数は可能盤面数の何兆倍以上あるというのに
棋譜で表現できない盤面があるとは…
いやはや何とも…
477 名無しさん@5周年 sage New! 2006/04/16(日) 12:51:36
辺のどこかに一箇所でも●○●○の4つの並びがあったら
その局面は実現不可能だと思う
479 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 16:36:31
>>475>>477
なるほど、辺の条件によっては無理なものがありますね。
辺の条件はOKでも不可能な盤面を思いついた。
●●●●●●●○
●○●○●○●●
●●○●○●○●
●○●○●○●●
●●○●○●○●
●○●○●○●●
●●○●○●○●
○●●●●●●●
480 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 17:25:11
少なくとも一つの方向に3つ以上の同じ色の石が連続していて
なおかつ、どの方向にも相手の石を挟んでいない石が存在しなければ
直前に打った石がないということで、その局面には到達できないってことかな
481 256 sage 2006/04/17(月) 17:32:05
>>479
不可能っぽく見えますけど、なぜ不可能ですか?
プログラムを作って存在できる辺と存在できない辺の形を調べてみました。
辺の8マス3^8=6561通りのうち、
・存在できるもの:5935通り
・存在できないもの:626通り
どなたか検証お願いします。
482 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 17:56:54
>>481
int p, i, j;
int c = 0;
int a[8];
for (p = 0; p < 6561; p++) {
j = p;
for (i = 0; i < 8; i++) {
a[i] = j % 3;
j /= 3;
}
for (i = 0; i < 5; i++) {
if (a[i] == 1 && a[i + 1] == 2 && a[i + 2] == 1 && a[i + 3] == 2) {
c++;
break;
}
if (a[i] == 2 && a[i + 1] == 1 && a[i + 2] == 2 && a[i + 3] == 1) {
c++;
break;
}
}
}
printf ("%d %d\n", 6561 - c, c);
5969 592
ちょっと違った
483 479 sage 2006/04/17(月) 18:14:27
>>480>>481
475や477と同じ理屈で、最終着手が盤面のどの石でも必ずどれかの石を返します。
484 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/17(月) 18:26:17
>>479
すべての石が8方向のうちどれか1方向へ
◆○●(◆はそのマスに置かれているもの
そのマスに置かれている石が白の場合は◇●○となる)
という形をとっている場合、
すべての石が直前の一手となりえないので
その局面は存在しないこととなる。
◆○●は、 ◆○○● ◆○○● ◆○○○● でも可
>>480とちょっと違うな。。どうなんだろ。。
64マス全部埋まっていなくとも、通用する理論?
485 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 19:03:48
>>484
基本的には同じことを書いたつもり。
++++++++
++++++++
+++●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●+++
++++++++
++++++++
この局面はどの石も3つ以上連続したつながりを持っていないので
直前に打った石がないことになり作れない。
++++++++
++++++++
++●●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●+++
++++++++
++++++++
これは左上隅の黒石が右と下方向に3つ連続していて、隣接した白を挟んでいないので
少なくとも1手前からは作れる。
++++++++
++++++++
++●●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●●++
++++++++
++++++++
これは全ての黒石が白を挟んでしまっているので、作れない。
486 256 sage 2006/04/17(月) 19:21:01
>>483
なるほど。ありがとうございます。
僕の作った不可能な辺の形を調べるプログラムの出力です。
一番右の数字がゼロのものがありえない形です。
Wikiにアップしました。170KBくらいあります。
http://www9.atwiki.jp/othello/?cmd=upload&act=open&pageid=39&file=impossibleedge.txt
487 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 19:51:56
>>486
機械的に黒白黒白が含まれる数を数えただけなので
●○●●○●
○●○○●○
の6個の並びと
●○●●○○●○
○●○○●●○●
を数え漏らしてたようでした。
すみません。
488 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 20:13:30
今石を置いていくプログラムを書いたら同じ数になりました。
489 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/18(火) 19:38:40
>>485
「辺」の定義を広くして次の盤面も
棋譜で表現不可能かと。
\ABCDEFGH
1++++++++
2+++●○●○+
3+++●○●○●
4++●●○●○●
5+○○○○○○●
6++●●○○●+
7+●●●●○++
8++++++++
D2からG2が●○●○となっているため。
\ABCDEFGH
1+++●●○○○
2+++●○●○○
3+++○●●○○
4+++●●●○○
5+++●○○○○
6+++○●○○○
7+++●●●○○
8+++●●●●○
D2からD7まで●○●●○●となっているため。
これは正しい?
490 名無しさん@5周年 sage 2006/04/18(火) 23:36:11
>>489
ある連続した石の列をとったとき
その列に属する全ての石が、その列を構成する石からしか挟まれていないか
どの方向にも挟まれていなかった場合
その列に辺の打てないパターンが含まれていたら
その局面は棋譜で表現不能。
ってことでいいのかな?
\ABCDEFGH
1++++++++
2++++++++
3+○○○○+++
4●●○○●●++
5●●●○●●++
6+○●●●●●●
7++●●○○++
8+++○○○++
これのA5からD8までの斜めのラインとかも?
491 名無しさん@5周年 sage 2006/04/19(水) 19:09:06
辺の全でに石があるときの、辺の有り得ない形を調べたら
2^8=256のうち106が有り得ない形で、150が可能な配置でした。
と、いうことは60手後の終局盤面 2^64のうち、少なくとも1-(150/256)^4=0.88くらいは
有り得ない局面だということですね。
隅石の重複を考慮してないので正確ではないですが大体このくらいかと。
さらに、辺は可能でも全体としては不可能な盤面もあるので終局局面数はさらに減るのかな。
492 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/19(水) 22:50:59
>>490
ですね。かなり削られますねこれで。
タブーの形が一次元なパターンですが、二次元のパターンはないのかなぁと思ったりもします。
>>491
場合わけをして計算したら、
64マス全て埋まっている状態で
全ての四辺の通り
2^28 = 268435456
のうち、>>486に引っかからない四辺は、
31640626 でした。(>>486のデータを使わせていただきました。)
64マス全て埋まっている状態のうち、オセロ到達可能局面は、
12%未満というのはすごく驚きです。
ここらへんの感覚は今まで認知されてたんでしょうか。。
493 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/19(水) 23:15:42
>>493
タブーというのは
間違った表記ですね
語彙がいいかげんですみません
494 名無しさん@5周年 sage 2006/04/20(木) 00:08:32
60個埋まっている最終局面をランダムに発生させて
ありえない局面を除いた割合を調べてみました。
ありえない辺だけを除いた局面の割合
100000000 11788619 0.117886
計算では31640626/2^28=0.117871
辺のパターンは考慮せず白も黒も1手も戻せない局面だけを除いた割合
10000000 9492871 0.949287
ありえない辺と白も黒も1手も戻せない局面を除いた割合
100000000 11447828 0.114478
この100000000回のうち辺のチェックは通った数 11785752
11785752 11447828 0.971328
辺がありうる並びだったとき3%弱程度が1手戻せなかったみたいです。
495 名無しさん@5周年 sage 2006/04/20(木) 09:27:52
>>492
二次元は私も考えてましたがなかなか難しいですね。
唯一思いついたのがこれです。
盤面は2つとも左上隅とします。
●○●++ |●○●++
+※※++ |○※※++
+++++ |●※+++
+++++ |+++++
+は石の有無は問わないとして※の箇所が全て空白は不可能。
理由:白石は、隅と辺の黒石に挟まれてるので、黒石より後から打たなければならない。
そのとき、※の箇所が全て空白だと打てない。
496 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 19:55:23
疑問に思ったんだけど、中央4×4のボックスから初期配置4石を除いた12マスが
全て埋まる最長手数は何手なんでしょう?
最短手数は12ですよね。
感覚的には59手までボックスのうちの1マスを開けておくのは不可能に思えるのですが。
これが不可能であれば64マス埋まった盤面から1手戻すときもボックスは除外できます。
さらに言えば終局前の数手はほとんど隅の近くしか空いてないと思うのですが、
これも証明は難しいですよね。
497 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 20:59:39
f5d6c3d3c4f4c5b3c2b4e3e6c6f6a5a4b4a6d7c7e7e8b6d8
g3f7g5d1c1b1g6a7g8h6h5f8c8h4g4b2a1b7e1h3a2h7a3g2
a8b8g7h8h2h1g1f1f2e2d2f3
最後まで開けられる模様。
498 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 21:57:44
どうやって見つけたんだ!
一ヶ所バグがあったので直した
f5d6c3d3c4f4c5b3c2b4e3e6c6f6a5a4b5a6d7c7e7e8b6d8
g3f7g5d1c1b1g6a7g8h6h5f8c8h4g4b2a1b7e1h3a2h7a3g2
a8b8g7h8h2h1g1f1f2e2d2f3
17手めb4→b5
499 名無しさん@5周年 sage 2006/04/24(月) 09:52:05
496です。
そうですか、可能でしたか!でも早速の反例ありがとうございます。
501 284 sage 2006/05/03(水) 13:11:34
あと>>474- からの流れの、直前手が可能かどうかでの不可能盤面についてですが以下のことを考えました。
例として>>455の盤面を使わせてもらいます。
455の盤面で480の条件を使い直前手を選びます。(私なりに表現を変えていますが同じ意味です)
条件1:その石と同色で3石以上並んでいなければならない。(ただし3石並びの真ん中は除く)
下図の星の位置
++++++++
+☆+☆+○☆+
+☆●○●★☆+
+☆●☆★●☆+
+☆+★○+☆+
+●★++●●+
+○○●●○○+
++++++++
条件2:どの方向にも相手の石を挟んでいない。
条件2を加えると黒の3石が残る。
++++++++
+○+○+○○+
+○●○●★○+
+○●○●●○+
+○+★○+○+
+●★++●●+
+○○●●○○+
++++++++
黒★の1つは初期配置なので、それも除き直前可能位置は2つですね。
(続く)
502 284 sage 2006/05/03(水) 13:12:20
(続き)
この2石を着手する前の盤面は次の4つ。
++++++++ | ++++++++
+○+○+○○+ | +○+○+○○+
+○●○●※○+ | +○●○●※○+
+○●○○●○+ | +○●○○●○+
+○+●○+○+ | +○+○○+○+
+●●++●●+ | +●●++●●+
+○○●●○○+ | +○○●●○○+
++++++++ | ++++++++
++++++++ | ++++++++
+○+○+○○+ | +○+○+○○+
+○●○●●○+ | +○●○●●○+
+○●○●●○+ | +○●○○●○+
+○+○○+○+ | +○+○○+○+
+●※++●●+ | +●※++●●+
+○○●●○○+ | +○○●●○○+
++++++++ | ++++++++
この4つの盤面も同じように遡っていけば元の盤面が可能かどうか分かります。
と、ここまでは理論ですが、私が考えたのは455の30石ある盤面で直前可能手が2手、
直前可能盤面は4つ、というのは少ない気がします。
(直前可能手、直前可能盤面が少ないので不可能盤面ではないか、ということです)
例えば、>>494で
>辺がありうる並びだったとき3%弱程度が1手戻せなかった
とされていますが、残り97%の直前手可能数と
ランダム棋譜で60手進めた時の直前手可能数を比べてみてはどうでしょう。
感覚的には後者のほうが直前手可能数が多いように思います。
この続きは[[オセロ局面・非局面である証明]]
すべての盤面の中からありえない局面をとりのぞき、
オセロ局面を満足する盤面数を減らすために必要。
今のところありえない局面となる条件
・中央四マスいずれかが緑
・つながってない石がある
・一手戻せない。
・ありえない辺がある
の四つ
親話題→[[終局局面数]]
子話題→[[オセロ局面・非局面である証明]]
----
314 256 sage 2006/02/25(土) 14:40:55
ある石の周囲にある石の数をとりあえず接続数と呼ぶことにします。
接続数について考えてみました。
オセロで実際に存在する盤面は、(当たり前のもありますが、、)
・全ての石の接続数は1以上。
・接続数が1の石に接続している石の接続数は2以上。
・接続数が1の石とそれに接続している石は同じ色。
↓こういうのは存在しない。
●+++++++
+○++++++
++●●○○++
++●○●○○+
++○●○○++
++○●●○++
++●●●●++
+●●●●●++
・接続数が1の石から3個以下石を辿ると接続数が3以上の石がある。
↓こういう細長いのは存在しない
++++++++
+●●●+●●+
+●+●++●+
+●+●●+●+
+●+●●+●+
+●++++●+
+●●●●●●+
++++++++
最後のは証明してませんが反例はまだ見つかってません。
どなたか検証お願いします。
315 293 sage 2006/02/25(土) 15:48:58
>>314
>・接続数が1の石とそれに接続している石は同じ色。
に対しては反例を挙げておきます。もう少し限定をかければ成立するかもしれませんが。
↓の石に関して。
●+++++++ → ●+☆+++++
+●++++++ → +○++++++
○○○○○○++ → ○○○○○○++
++●○●○○+ → ++●○●○○+
++○●○○++ → ++○●○○++
++○●●○++ → ++○●●○++
++●●●●++ → ++●●●●++
+●●●●●++ → +●●●●●++
>・接続数が1の石から3個以下石を辿ると接続数が3以上の石がある。
の具体例に関しては(極端な例だからかもしれないけど)他の点からも指摘できます。
++++++++
+④③②+●●+
+⑤+①++●+
+●+●●+●+
+●+●●+●+
+●++++●+
+●●●●●●+
++++++++
2と3の順番は逆になるかもしれませんが…とりあえず5は挟む物がないので置けません。
ついでに、最後のは分かりにくい気がするので言い換えを提案します。
・接続数が1の石から接続数が2以下の石だけを辿ると2個分までしか辿れない。
316 256 sage 2006/02/25(土) 15:57:36
>>315
ああ、なるほど。
もうちょっとよく考えて色んなふるいを作りたいと思います。
326 284 sage 2006/03/01(水) 13:18:49
>>314-315あたりを読んでて気が付いたが、
オセロの場合石を置くには最低挟める石と挟む為の石が必要なので、可能盤面は
「初期配置の中央4石を除き、全ての石は3個以上の列に含まれる」と言える。
なので>>314の下の図は、オセロでは有り得ないことが証明出来る。
(>>315の反例を一般化してみた)
475 256 sage New! 2006/04/16(日) 03:29:58
>>474
2^64にはならないと思います。
例えば↓のような局面は無理です。
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●
●○●○●○●○
下辺に7個の白や黒の石があるどのような状態からも、
8個目を打って●○●○●○●○とする事は出来ません。
必ず辺の石を返してしまいます。
476 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage New! 2006/04/16(日) 04:06:45
>>457
(゚◇゚)ガーン
60手目、棋譜数は可能盤面数の何兆倍以上あるというのに
棋譜で表現できない盤面があるとは…
いやはや何とも…
477 名無しさん@5周年 sage New! 2006/04/16(日) 12:51:36
辺のどこかに一箇所でも●○●○の4つの並びがあったら
その局面は実現不可能だと思う
479 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 16:36:31
>>475>>477
なるほど、辺の条件によっては無理なものがありますね。
辺の条件はOKでも不可能な盤面を思いついた。
●●●●●●●○
●○●○●○●●
●●○●○●○●
●○●○●○●●
●●○●○●○●
●○●○●○●●
●●○●○●○●
○●●●●●●●
480 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 17:25:11
少なくとも一つの方向に3つ以上の同じ色の石が連続していて
なおかつ、どの方向にも相手の石を挟んでいない石が存在しなければ
直前に打った石がないということで、その局面には到達できないってことかな
481 256 sage 2006/04/17(月) 17:32:05
>>479
不可能っぽく見えますけど、なぜ不可能ですか?
プログラムを作って存在できる辺と存在できない辺の形を調べてみました。
辺の8マス3^8=6561通りのうち、
・存在できるもの:5935通り
・存在できないもの:626通り
どなたか検証お願いします。
482 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 17:56:54
>>481
int p, i, j;
int c = 0;
int a[8];
for (p = 0; p < 6561; p++) {
j = p;
for (i = 0; i < 8; i++) {
a[i] = j % 3;
j /= 3;
}
for (i = 0; i < 5; i++) {
if (a[i] == 1 && a[i + 1] == 2 && a[i + 2] == 1 && a[i + 3] == 2) {
c++;
break;
}
if (a[i] == 2 && a[i + 1] == 1 && a[i + 2] == 2 && a[i + 3] == 1) {
c++;
break;
}
}
}
printf ("%d %d\n", 6561 - c, c);
5969 592
ちょっと違った
483 479 sage 2006/04/17(月) 18:14:27
>>480>>481
475や477と同じ理屈で、最終着手が盤面のどの石でも必ずどれかの石を返します。
484 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/17(月) 18:26:17
>>479
すべての石が8方向のうちどれか1方向へ
◆○●(◆はそのマスに置かれているもの
そのマスに置かれている石が白の場合は◇●○となる)
という形をとっている場合、
すべての石が直前の一手となりえないので
その局面は存在しないこととなる。
◆○●は、 ◆○○● ◆○○● ◆○○○● でも可
>>480とちょっと違うな。。どうなんだろ。。
64マス全部埋まっていなくとも、通用する理論?
485 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 19:03:48
>>484
基本的には同じことを書いたつもり。
++++++++
++++++++
+++●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●+++
++++++++
++++++++
この局面はどの石も3つ以上連続したつながりを持っていないので
直前に打った石がないことになり作れない。
++++++++
++++++++
++●●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●+++
++++++++
++++++++
これは左上隅の黒石が右と下方向に3つ連続していて、隣接した白を挟んでいないので
少なくとも1手前からは作れる。
++++++++
++++++++
++●●●+++
++●○○●++
++●○○●++
+++●●●++
++++++++
++++++++
これは全ての黒石が白を挟んでしまっているので、作れない。
486 256 sage 2006/04/17(月) 19:21:01
>>483
なるほど。ありがとうございます。
僕の作った不可能な辺の形を調べるプログラムの出力です。
一番右の数字がゼロのものがありえない形です。
Wikiにアップしました。170KBくらいあります。
http://www9.atwiki.jp/othello/?cmd=upload&act=open&pageid=39&file=impossibleedge.txt
487 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 19:51:56
>>486
機械的に黒白黒白が含まれる数を数えただけなので
●○●●○●
○●○○●○
の6個の並びと
●○●●○○●○
○●○○●●○●
を数え漏らしてたようでした。
すみません。
488 名無しさん@5周年 sage 2006/04/17(月) 20:13:30
今石を置いていくプログラムを書いたら同じ数になりました。
489 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/18(火) 19:38:40
>>485
「辺」の定義を広くして次の盤面も
棋譜で表現不可能かと。
\ABCDEFGH
1++++++++
2+++●○●○+
3+++●○●○●
4++●●○●○●
5+○○○○○○●
6++●●○○●+
7+●●●●○++
8++++++++
D2からG2が●○●○となっているため。
\ABCDEFGH
1+++●●○○○
2+++●○●○○
3+++○●●○○
4+++●●●○○
5+++●○○○○
6+++○●○○○
7+++●●●○○
8+++●●●●○
D2からD7まで●○●●○●となっているため。
これは正しい?
490 名無しさん@5周年 sage 2006/04/18(火) 23:36:11
>>489
ある連続した石の列をとったとき
その列に属する全ての石が、その列を構成する石からしか挟まれていないか
どの方向にも挟まれていなかった場合
その列に辺の打てないパターンが含まれていたら
その局面は棋譜で表現不能。
ってことでいいのかな?
\ABCDEFGH
1++++++++
2++++++++
3+○○○○+++
4●●○○●●++
5●●●○●●++
6+○●●●●●●
7++●●○○++
8+++○○○++
これのA5からD8までの斜めのラインとかも?
491 名無しさん@5周年 sage 2006/04/19(水) 19:09:06
辺の全でに石があるときの、辺の有り得ない形を調べたら
2^8=256のうち106が有り得ない形で、150が可能な配置でした。
と、いうことは60手後の終局盤面 2^64のうち、少なくとも1-(150/256)^4=0.88くらいは
有り得ない局面だということですね。
隅石の重複を考慮してないので正確ではないですが大体このくらいかと。
さらに、辺は可能でも全体としては不可能な盤面もあるので終局局面数はさらに減るのかな。
492 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/19(水) 22:50:59
>>490
ですね。かなり削られますねこれで。
タブーの形が一次元なパターンですが、二次元のパターンはないのかなぁと思ったりもします。
>>491
場合わけをして計算したら、
64マス全て埋まっている状態で
全ての四辺の通り
2^28 = 268435456
のうち、>>486に引っかからない四辺は、
31640626 でした。(>>486のデータを使わせていただきました。)
64マス全て埋まっている状態のうち、オセロ到達可能局面は、
12%未満というのはすごく驚きです。
ここらへんの感覚は今まで認知されてたんでしょうか。。
493 よんけた ◆Tl2oC4lIZ2 sage 2006/04/19(水) 23:15:42
>>493
タブーというのは
間違った表記ですね
語彙がいいかげんですみません
494 名無しさん@5周年 sage 2006/04/20(木) 00:08:32
60個埋まっている最終局面をランダムに発生させて
ありえない局面を除いた割合を調べてみました。
ありえない辺だけを除いた局面の割合
100000000 11788619 0.117886
計算では31640626/2^28=0.117871
辺のパターンは考慮せず白も黒も1手も戻せない局面だけを除いた割合
10000000 9492871 0.949287
ありえない辺と白も黒も1手も戻せない局面を除いた割合
100000000 11447828 0.114478
この100000000回のうち辺のチェックは通った数 11785752
11785752 11447828 0.971328
辺がありうる並びだったとき3%弱程度が1手戻せなかったみたいです。
495 名無しさん@5周年 sage 2006/04/20(木) 09:27:52
>>492
二次元は私も考えてましたがなかなか難しいですね。
唯一思いついたのがこれです。
盤面は2つとも左上隅とします。
●○●++ |●○●++
+※※++ |○※※++
+++++ |●※+++
+++++ |+++++
+は石の有無は問わないとして※の箇所が全て空白は不可能。
理由:白石は、隅と辺の黒石に挟まれてるので、黒石より後から打たなければならない。
そのとき、※の箇所が全て空白だと打てない。
496 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 19:55:23
疑問に思ったんだけど、中央4×4のボックスから初期配置4石を除いた12マスが
全て埋まる最長手数は何手なんでしょう?
最短手数は12ですよね。
感覚的には59手までボックスのうちの1マスを開けておくのは不可能に思えるのですが。
これが不可能であれば64マス埋まった盤面から1手戻すときもボックスは除外できます。
さらに言えば終局前の数手はほとんど隅の近くしか空いてないと思うのですが、
これも証明は難しいですよね。
497 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 20:59:39
f5d6c3d3c4f4c5b3c2b4e3e6c6f6a5a4b4a6d7c7e7e8b6d8
g3f7g5d1c1b1g6a7g8h6h5f8c8h4g4b2a1b7e1h3a2h7a3g2
a8b8g7h8h2h1g1f1f2e2d2f3
最後まで開けられる模様。
498 名無しさん@5周年 sage 2006/04/23(日) 21:57:44
どうやって見つけたんだ!
一ヶ所バグがあったので直した
f5d6c3d3c4f4c5b3c2b4e3e6c6f6a5a4b5a6d7c7e7e8b6d8
g3f7g5d1c1b1g6a7g8h6h5f8c8h4g4b2a1b7e1h3a2h7a3g2
a8b8g7h8h2h1g1f1f2e2d2f3
17手めb4→b5
499 名無しさん@5周年 sage 2006/04/24(月) 09:52:05
496です。
そうですか、可能でしたか!でも早速の反例ありがとうございます。
501 284 sage 2006/05/03(水) 13:11:34
あと>>474- からの流れの、直前手が可能かどうかでの不可能盤面についてですが以下のことを考えました。
例として>>455の盤面を使わせてもらいます。
455の盤面で480の条件を使い直前手を選びます。(私なりに表現を変えていますが同じ意味です)
条件1:その石と同色で3石以上並んでいなければならない。(ただし3石並びの真ん中は除く)
下図の星の位置
++++++++
+☆+☆+○☆+
+☆●○●★☆+
+☆●☆★●☆+
+☆+★○+☆+
+●★++●●+
+○○●●○○+
++++++++
条件2:どの方向にも相手の石を挟んでいない。
条件2を加えると黒の3石が残る。
++++++++
+○+○+○○+
+○●○●★○+
+○●○●●○+
+○+★○+○+
+●★++●●+
+○○●●○○+
++++++++
黒★の1つは初期配置なので、それも除き直前可能位置は2つですね。
(続く)
502 284 sage 2006/05/03(水) 13:12:20
(続き)
この2石を着手する前の盤面は次の4つ。
++++++++ | ++++++++
+○+○+○○+ | +○+○+○○+
+○●○●※○+ | +○●○●※○+
+○●○○●○+ | +○●○○●○+
+○+●○+○+ | +○+○○+○+
+●●++●●+ | +●●++●●+
+○○●●○○+ | +○○●●○○+
++++++++ | ++++++++
++++++++ | ++++++++
+○+○+○○+ | +○+○+○○+
+○●○●●○+ | +○●○●●○+
+○●○●●○+ | +○●○○●○+
+○+○○+○+ | +○+○○+○+
+●※++●●+ | +●※++●●+
+○○●●○○+ | +○○●●○○+
++++++++ | ++++++++
この4つの盤面も同じように遡っていけば元の盤面が可能かどうか分かります。
と、ここまでは理論ですが、私が考えたのは455の30石ある盤面で直前可能手が2手、
直前可能盤面は4つ、というのは少ない気がします。
(直前可能手、直前可能盤面が少ないので不可能盤面ではないか、ということです)
例えば、>>494で
>辺がありうる並びだったとき3%弱程度が1手戻せなかった
とされていますが、残り97%の直前手可能数と
ランダム棋譜で60手進めた時の直前手可能数を比べてみてはどうでしょう。
感覚的には後者のほうが直前手可能数が多いように思います。
この続きは[[オセロ局面・非局面である証明]]