エフティリア英雄伝

エフティリア英雄伝第一章
エフティールは暇だった。
特に争いごともなく地獄も冥界も通常であった。
しかし、エフティールはあることに気づいた。
自分だけ他の神より管轄する地域が広いのだ。
怒ったエフティールは地獄の名もなき死者を復活させ、エフティリア
と名付け、他の神たちと交渉に行かせた。
最初は近くのカンジュランスに…

カンジュラスの居る所へ着いたエフティリアはカンジュランスに地獄を
エフティールと一緒に運営してくれないかと相談した。
カンジュランスは面倒臭そうな顔をしてこう言った。
「お前がエセプティコを倒したら考えてやろう」
エフティリアはカンジュランスから地底のマグマで出来た武器、
ヴォルケーノを貰いエセプティコが居るという海域へ向かった。

エセプティコを倒しに行く途中、都市国家デロスにデブスが降臨している
という話を聞いたエフティリアは、デロスを経由してエセプティコを
倒しに行くことにした。
デブスに会い、エセプティコを倒しに行くから何かくれないか、とエフティリア
が言うと、デブスは空間を歪ませる剣、デブスフィアをエフティリアに
授けた。
そして、エフティリアはエセプティコを倒しに行った。

エセプティコのいる海域は酷く荒れていて、船で通ろうとすると確実に
船が壊れてしまう程であった。
エフティリアは機転をきかせ、ヴォルケーノで海水を凝固させ、道を作り
エセプティコの所へ行った。

エセプティコにようやく会ったエフティリアは、有無を言わさず切りかかった。
エセプティコは驚き怯んだ。
その隙にエフティリアはエセプティコを滅多斬りし、エセプティコの
左耳を切り取った。
そして、カンジュランスの元に戻ることにしたのである。

地底へと馳せ戻ったエフティリアはカンジュランスに
エセプティコの左耳を差し出した。するとカンジュランスは驚いて、
「まさか本当に倒して来るとは。礼に盾をやろう」
といい、エセプティコの左耳から盾を創り出し、エフティリアに差し出した。
エフティリアはこれで気が変わりましたか?と聞くと、カンジュランスは
「よかろう。仕事の三分の一は手伝ってやろう」
と言った。
エフティリアは次にどこへ行けばいいかを聞いた。
カンジュランスは、ベラミフェスマリモの所へ行けばいいと言った。
エフティリアは、言われた通りにベラミフェスマリモの所へ向った。

エフティリア英雄伝第二章
ベラミフェスマリモは、今ベラマリモ火山に居るという事がわかり、
エフティリアはベラマリモ火山へ向った。
途中、マキエドウスに会い、何かくれないかとエフティリアが聞くと、
マキエドウスは馬をエフティリアにあげた。
エフティリアはその馬に乗り、ベラマリモ火山へ急いだ。
火山の近くで、エフティリアは火山の研究をしているというチーラノスという人間に
出会った。
彼によると、そろそろ火山が噴火するとの事で、チーラノスはそこから
去って行った。

ベラマリモ火山の火口に着いたエフティリアは、ベラミフェスマリモと
会った。エフティリアが地獄の仕事を手伝って欲しいと聞くと、ベラミフェスマリモ
は快諾した。
ベラミフェスマリモに礼を言い、他の神に会おうと思い、山を駆け降りよう
とした瞬間、火山が噴火した

急いで駆け下りる最中、大規模な雷がエフティリアの盾に落ちた。
エフティリアの盾は電気を纏い攻撃にも使えるようになった。

山の麓にまで来て、辛くも難を逃れると、エフティリアはエフティールの
元にまで戻る事に決めた。
地獄に戻りエフティールにカンジュランスとベラミフェスマリモの協力が
得られたと報告すると、エフティールは大層喜んだ。そしてエフティリアに
豪華な褒美を2日以内に与えると約束した。

エフティリア英雄伝第三章
エフティリアが地獄に戻った翌日、褒美は与えられた。
冥界の戦士の魂が宿った剣、デゴソードと、怒りの感情が込められた弓、
レイジブラスターが褒美であった。

エフティリアは、地獄で幸せな暮らしを送っていた。

ある時、エフティリアはこの世界のどこかに主神という最強の存在が
いることを知り、挑戦したいという思いが湧いた。

エフティリアは地獄を出て、修行しに地上へ出た。

まずエフティリアは修行に付き合ってくれる者を探した。
しかし、どこにも付き合ってくれるものは居なかった。

ある時、途方に暮れているエフティリアの前に武器造りの神、ドルゴメントが現れた。
エフティリアは喜んで、
「武器を作ってくれ。」
と頼んだ。
ドルゴメントは少し悩んで
「よかろう。材料となる地獄のマグマ、怪物マミヒレヨスの目、
鉛と雷を持って来い。」
と言った。
エフティリアは早速材料を取りに行った。

エフティリアは地獄に簡単に行ける存在なのでマグマは三時間もしないうちに取って来た。

次は人々や神々に危害を加えていて、マキエドウスも手を焼くマミヒレヨスを
倒しに行った。
道行く人にどこへ行くのか聞かれエフティリアはこう答えた。
「怪物マミヒレヨスの所だ。」
すると道行く人は銀の十字架をエフティリアに授け去って行った。


マミヒレヨスの居るという場所へ着くと、エフティリアは
「怪物、出てこい。この俺エフティリアが殺してやるぞ」
マミヒレヨスは何も答えない。そこには静寂が広がっていた。

エフティリアはいつまにか周りが真っ暗になっていることに気付いた。
マミヒレヨスの空間に引きづり込まれたのだ。
エフティリアはヴォルケーノで照らそうとした。しかし明るくはならなかった。
マミヒレヨスはその姿を現さない。
躍起になったエフティリアがデゴソードや盾を振り回すと何かに当たった
音がした。
マミヒレヨスに当たったのだ。
マミヒレヨスは怒り狂いエフティリアに襲いかかった。
エフティリアは右肩を喰われた。
しかし、エフティリアが銀の十字架をマミヒレヨスに刺すと
マミヒレヨスは途端に動かなくなった。これはいいとエフティリアは
マミヒレヨスの目をくり抜き持って行った。

喰いちぎられた右肩を治して貰うため、医療の神ヤヴィーシャの所へ
エフティリアは行く事にした。

 

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最終更新:2015年05月03日 10:14