四国志 の元ネタの城データ

  • たぶん管理人が用意したデータとあまり違わないはずです。

  • 四国には江戸時代及びそれ以前に作られた天守のうち現在残っているもの12のうち4つが残っている。(丸亀城・宇和島城・高知城・松山城)

讃岐

  • 十河(そごう) 香川県高松市十川東(そがわひがし)町 現代では、十河(そごう)→十川(そがわ)と地名が変わっている様である。十河(そごう)氏本城。高松城(玉藻城)が出来たのは秀吉の四国仕置後1578年。背後が海になっている水城です。

  • 天霧(あまぎり) 善通寺市吉原町 天霧山 香川氏の本拠。ここは、多度津か聖通寺を入れた方が良いのであるのだが三文字だから抜いたのだろう。

  • 丸亀(まるがめ) 香川県丸亀市一番町 大元は聖通寺城の支城。今の丸亀城は1587年生駒親正築城。一国一城令で1615年廃城の後、1642年山崎家治が入り改修。京極家の時代(1660年)に作った天守が残っている。

  • 本篠(もとしの) 香川県三豊市財田町 財田氏本城。

  • 雨滝(あまたき) 香川県さぬき市大川町 雨滝山 安富氏本城。 ここには知名度的に昼寝城入れた方が良かった気もする。

  • 引田(ひけた) 香川県東かがわ市引田 寒川氏居城→生駒親正居城。

伊予

  • 来島(くるしま) 愛媛今治市来島 来島村上氏の本拠。

  • 湯築(ゆづき) 愛媛県松山市道後公園 伊予河野氏本城 湯は湯泉の湯。道後温泉のそばと言うか目と鼻の先。文字通り歩いていける。1587年廃城。なお松山城は1602年に築城開始。1629年完成。道後公園の整備事業と共に一部が復元されている。土塁中心の中世城郭。

  • 今治(いまばり) 愛媛県今治市通町 現存するのは1602年 藤堂高虎築城のもので天守は再建したもの。

  • 西条(さいじょう) 愛媛県西条市明屋敷 一柳氏居城。江戸時代のものらしい。西条陣屋と呼ばれる。陣屋なので城として見ると規模は小さい。戦国時代では高峠城を比定するのが良いか?

  • 元(もと) 愛媛県八幡浜市五反田 伊予西園寺家武将 摂津氏(南方)居城。

  • 大洲(おおず) 愛媛県大洲市大洲 伊予宇都宮氏居城。後、藤堂高虎が改修。現在ある天守は当時の工法で復元したもの。

  • 大森(おおもり) 愛媛県宇和島市三間町元宗 伊予西園寺家武将土居氏居城。

  • 宇和(うわ) 愛媛県宇和島市丸之内 宇和郡の板島丸串城。伊予西園寺所領だが戦国時代にめまぐるしく変わった。今の宇和島城は藤堂高虎の築城で海城。宇和島城に変わったのは伊達正宗の長男が10万石で入った1615年。

  • 黒瀬(くろせ) 愛媛県西予市宇和町卯之町 伊予西園寺家本城。

  • 常盤(ときわ) 愛媛県南宇和郡愛南町城辺 御荘 勧修寺氏居城。伊予西園寺家に帰順。

阿波

  • 白地(はくち) 徳島県三好市池田町白地 大西氏居城。

  • 徳島(とくしま) 徳島県徳島市徳島町城ノ内 阿波守護細川氏居城。永禄年間に細川氏家臣の森氏が入る。今の徳島城は蜂須賀家政によるもの。

  • 牛岐(うしき) 徳島県阿南市富岡町トノ町 熊野水軍首領の安宅頼藤が築城。その後阿波守護細川氏の家臣新開氏が入る。

  • 海部(かいふ) 徳島県海部郡海陽町鞆奥 海部氏居城。

土佐

  • 松田(まつだ) 高知県宿毛市松田町 宿毛(すくも)城とも 松田氏居城。後に依岡伯耆守の居城。天正3年、長曽我部元親によって落城。

  • 中村(なかむら) 高知県四万十市中村丸の内 土佐一条家の本拠。

  • 久礼(くれ) 高岡郡中土佐町久礼 佐竹氏居城 1573年長宗我部氏により落城。

  • 本山(もとやま) 高知県長岡郡本山町 本山氏居城。

  • 浦戸(うらと/うらど) 高知県高知市浦戸 両方の読みが見られる。天文年間は本山清茂の砦であったが1560年長宗我部国親により落城。以後長宗我部氏の本拠地。山内一豊の時代に高知城に移るとともに廃城。現在残っているものは廃墟に近いです。

  • 岡豊(おこう) 高知県南国市岡豊町八幡 長宗我部氏の本城。(長宗我部氏は土佐に来る前は信濃に居たとされる。) 遺構の整理が為されており、ある程度城の様子を見ることが出来る。

  • 豊永(とよなが) 高知県長岡郡大豊町東土居 阿波小笠原氏傍系豊永氏居城。

  • 安芸(あき) 高知県安芸市土居 安芸氏居城 1569年長宗我部元親により落城。

  • 甲浦(かんのうら) 高知県安芸郡東洋町甲浦 長宗我部氏の土佐統一時に出てくる城であるが詳細不明。
最終更新:2008年05月03日 21:37