初音ミクGoogle八分疑惑

はつねみくぐーぐるはちぶぎわく

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09-08-10最終更新

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「初音ミクGoogle八分疑惑」とは、初音ミクの画像などの情報が「Google八分」に遭ったのではないか、とされた騒動のこと。
結局、真相は不明のまま、検索結果が改善して収束した。
なお、「Google八分」とよく言われるが、実際にはｇｏｏｇｌｅに加えてさらにYahoo!など他の検索サイトでも同様の事態に遭った。

「Google八分」とは、Googleの検索結果から、Googleが意図的に項目を除外することを言う。これが実際にどの程度なされているかは不明だが、少なくともアダルトサイトは意図的に規制されている。

初音ミクは人気となったその秋頃（１０月末）に、なぜかGoogleやYahoo!などの大手検索サイト（ＭＳＮを除く）で「初音ミク」と画像検索してもヒットしない事象が発生。Googleの場合、初音ミクを含むページはヒットするが表示される画像は初音ミク以外、と謎な事態となった。

これに対し、ネットで議論百出となった。中には、ＴＢＳ（同時期にアンチ初音ミクファン的な報道をした）や電通の陰謀説まで囁かれた。

結局、Googleなどは「技術上の障害」とし、ほどなく元のように検索結果に表示されるようになって収束した。
しかし、初音ミクファンをはじめとして、Googleに対する不信感は拭いきれないものとなったといえよう。
この事件は、無自覚に一企業の提供する情報を信頼してしまう一般利用者へのアンチテーゼを提供したのかもしれない。