てゐ - ニコニコ動画用語辞典　（旧ページ）

てゐ

【キャラクター】[東方]

09-06-19最終更新

random_imgエラー：ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。

「てゐ」とは、東方Projectのキャラクター、「因幡てゐ」のこと。

原作

「東方永夜抄」などで登場。
ウサギなのでウサ耳。ロリロリした外見。

公式書籍の「東方求聞史記」には、妖怪兎でうどんげの手下にあるがあまり言うことを聞いていない、会った人に幸せ与える、などと書かれている。
その他明かされている設定では地上の兎たちのリーダーだとか、よく嘘をついて人をだます、などがある。

二次創作

特に人を騙すという設定は東方関連でのてゐネタの定番。漫画系の動画（東方手書き劇場）でてゐが出てくる場合は騙したりその他悪巧みをするキャラクターになっていることが多い。

因幡の素兎？

設定が明確にはされていないが、てゐの正体は因幡の白兎というファンによる解釈がある。
これは、スペルカード（使用する技）に「大穴牟遅様の薬」というのがあるところ、これが「因幡の白兎」のエピソードに合致することことによると思われる。すなわち、「大穴牟遅（おおあなむち・おおなむぢ）」神（大国主命の若き日の名前）は「因幡の白兎」の神話に登場し、苦しんでいる因幡の白兎に薬となる蒲の穂にあたるよう教えた、というものであり、大穴牟遅神の薬という点で共通する。
また、「東方永夜抄」のスペルカード「エンシェントデューパー」（Ａｎｃｉｅｎｔ　ｄｕｐｅｒ）は「古代の詐欺師」となり、神代にワニを騙した白兎に結びつく。さらに、「東方花映塚」には閻魔に「人を騙すと皮をはがされる」と説諭されるシーンもある。
さらに、「幸運を与える程度の能力」というのも白兎神話内の白兎が治療の礼にヤガミヒメとの婚姻を予言したこととも結びつくのかもしれないし、医学に秀でる大国主命に助けられたことと同じく医学の能力を持つえーりんに仕えるのも設定上結びつくのかもしれない。
それにしても、仮にてゐ＝白兎が設定であるとすると、ロリな外見の割にてゐの年齢は神代に遡る東方でも相当なものになる。