中二病
ちゅうにびょう
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09-01-28作成
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中二病(
中2病)とは、日本のスラングの一種。主に侮蔑的意味合いで用いられる。
中学二年位すなわち思春期真っ只中の頃に、思春期ゆえに行いがちな「痛い」言動の類を「病」として皮肉ったもの。
Wikipediaによれば、
子どもが大人になろうとして、「大人が好みそうな(と子供が考える)格好いいもの」に興味を持ち、子供に好かれるようなもの、幼少の頃に好きだった幼稚なものを否定したりなどする。「もう子どもじゃない」「(格好の悪い・汚い)大人になりたくない」という自己矛盾が、実際の大人から見ると非常に「ずれ」ており、滑稽に見えることが大きな特徴である。
さらに、生死や宇宙、自分や他人・身近な物体の存在に関することなどについて思い悩んでみたり、政治や社会の「汚さ」を批判してみたり、殊更に偽悪ぶってみせたりするものの、結局何も行動を起こさないでそのまま収束するといった性質も「中二病」の「症状」として含まれる。 |
とのこと。
由来はTBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」のコーナー「かかったかな?と思ったら中二病」が初出らしい。もっとも、このコーナーでは「自分の中二病」を自嘲する用語として用いられていたが、これが他者に対して用いられるようになった際に侮蔑する用語となったようだ。
具体例
例えば
- 大人に近づくため(あるいは子供の頃には見えなかったモノが見えたつもりになり)「子供っぽいもの」を否定する反面、現実に流される理想的ではない大人も否定する・・・がその必死さが大人から見れば苦笑ものである
- 大人のするような社会的発言や哲学的思考をする・・・が、実際は理論的に稚拙だったり非現実的な単なる理想論だったりする
などらしい。
もっと具体例に書くと、
- 自分は広大な世界の中のちっぽけな存在である「現実」に気づき、「世の中の不思議なもの」という「非現実」をやたらと探したがる
- その結果、自己紹介で未来人、宇宙人あるいは超能力者を探している、と声高に宣言してしまう
- でも実際は、普通の恋愛とかしたいけど普通を認めたくないジレンマに悩んでいるだけ
というようなのが挙げられるだろう。
個人的には、中二病の行動とは、その行動の数年後の夜、布団に入った時とかにふと思いだして「何であの時はあんな恥ずかしい行動を」と頭を抱えてゴロゴロしてしまうようなものだと思う。
そして、さらに数年経って、「昔はあんなバカなことを言ってた」と酒を片手に懐かしめるようになれば、立派なオッサンである。
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最終更新:2009年01月28日 22:26