妹(後編) ◆3LWjgcR03U
まず、キインという音が空から響いた。
――飛行機?
そんな疑問が、セイバーを含む全員の頭をよぎった次の瞬間。
徐々に遠ざかっていく牛車の方向で、何かが墜落したような轟音が響いた。
「きゃあ!」
「うあっ!」
「く――っ!」
衝撃が牛車に伝わる。
牛が悲鳴を上げる。
半ば投げ出されながらも、雄二は何とか少女たちをかばう。
「っ、何が――」
走り出したばかりでほとんどスピードが出ていなかったことが幸いし、4人にほとんど怪我はなかった。
それを確認すると、雄二は何かが落ちてきた方向に目を向ける。
土埃が晴れていく。
そこには、少女が立っていた。
少女は、白い衣装を纏っていた。
僅かに綻んだ、その花嫁衣装。
災厄をもたらす、白い弾丸――
『純潔』。
「あ、あのっ」
沈黙が支配する場の中、最初に声をかけたのは水色の髪の少女だった。
「さつき、さん……?」
恐る恐る、少女は起き上がり、花嫁に向かって歩んでいく。
「鬼龍院、皐月、さん、ですか?」
――その言葉が、纏流子の逆鱗に触れるとは、夢にも思わず。
「待っ――」
「死ね」
「え」
雄二の言葉を待たず、刀が突き出された。
☆
あまりに同じだった。
纏流子が、戦いの場に乱入したことも。
最初に少女が、流子を皐月と勘違いして話しかけたことも。
この状況は、先ほど折原臨也がその命を散らした時と、あまりに似通っていた。
違うことがあるとすれば。
――雄二たちは、鬼龍院皐月の見た目を蟇郡苛からの伝聞でしか知らない。
彼から聞いた特徴は、「花嫁衣装のような服を着ている」ということだった。
故に、その衣装――純潔を、今は皐月ではなく流子が着用していることなど。
ましてや、蟇郡の盟友である彼女が、殺し合いに乗っていることなど。
神ならぬ雄二たちは、知るはずもない。
だから、彼女が現れたとき、彼らはわずかに思ってしまった。「味方が来てくれた」と。
それに、雄二は庇っているリゼと遊月に意識を傾けていたし、承太郎と言峰は相対するセイバーに集中していた上、距離が遠すぎた。
加えて纏流子も、少しばかりの遊びのあった前回とは違い、今度ばかりは容赦するつもりはなかった。
そうした個々の事象が重なり合い。
結果、当然の帰結として。
香風智乃の胴体を、縛斬・蛟竜の切先が深々と貫いた。
☆
――どうして、こんなことになったんだろう。
痛みを感じるよりも前に、香風智乃は後悔を感じていた。
ただ、帰りたかった。
ラビットハウス。
父親とティッピーとリゼ、最近は夜のバータイムで働きだした小説家さん。
先輩にあたるシャロや千夜とも、最近は仲良くなれたりした。
学校には、クラスメイトのマヤとメグ。
ちょっと変だけど、ちょっとずつ楽しくなっていった毎日。
こんなに好きなことは、簡単には教えられないけど。
内緒だけど。
あの日常が、とても大事だったんだ。
戻りたい。
帰りたい。
こんなわけのわからない殺し合いなんて、いやだ。
あれ?
でも、ちょっと待って。
帰りたいはずの日常の中に、誰かが、足りていない気がする。
誰なんだろう。
そもそも、日常が、自分が変わっていったのも。
その人がやってきたのが、きっかけだった気がする。
そんな大切な人なのに、どうしても顔と名前が、思い出せない。
と、そこで。
霞んでいく視界の中で、自分を見つめている顔が目に入った。
「――さん」
ああ、そうだ。――さんだ。
――さんがうちに来て。
いっしょに働いて。
いっしょに遊んで。
いっしょにお風呂に入ったりして。
いっしょに眠ったりして。
最初はなれなれしくて、うっとうしく思ったこともあった。
カフェの仕事ではドジばかりしていて、いつまでたってもコーヒーの種類も覚えられなくて。
年上なのにしかたのない人だと何度も思った。
けれど、あの人がいたから、いつもの日常が変わっていったんだ。
あの人がいなかったら、シャロさんや千夜さんとも仲よくなれなかった。
温水プールに行ったり、クリスマスパーティーをしたりして、大切な思い出をつくることもできなかった。
あの人が扉を開いて、新しい世界を見せてくれたんだ。
帰りたい。
まだ、自分は何も言えてない。
ありがとう、これからもずっとよろしくと、伝えたい。
かえらなきゃ。
ああ、でも、どうしてだろう。
落として割れたカップから――がこぼれるみたいに、体からなにかが流れでて止まらない。
体が、動かない。
――さん。
どうして、きてくれないんですか。
風邪をひいて寝こんだとき、――さん、わたしがもし風邪をひいたら、ずっと看病するって言ってくれました。
あのとき私は、リゼさんにきたえられてるから大丈夫だって言いました。
ごめんなさい。あれは嘘だったみたいです。
わたしは、だれかにそばにいてもらわなくちゃ立っていられない、弱い子でした。
蟇郡さんも、折原さんも、シャロさんも、おじいちゃんも、お母さんも、みんなわたしを置いていっちゃいました。
だから、どうか今すぐここにきてください。
いつもみたいに笑って、わたしのことも笑顔にしてください。
ティッピーのこと、ずっともふもふさせてあげますから。
――――って、ずっと呼ばせてあげますから。
一生に一度だけの、とっておきのおねがいです。
……
……
……
なんで。
どうして。
――さんのうそつき。
きらい。
だいきらい。
うそつき……
……
……
……
いたい。
くるしい。
こわいよ。
……
……
……
「――――――――――」
☆
混乱する状況の中。
紅林遊月の耳には、死にゆく香風智乃の最後の言葉が、確かに聞こえていた。
それが果たして『紅林遊月』に向けられたものだったのかは、定かではないが。
彼女は、こう言っていた。
「おねえちゃん、たすけて」、と。
☆
「うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
リゼが流子に目がけ、めちゃくちゃに拳銃を乱射する。
「さがれえええええええええええ!!!!!!!」
雄二が、呆然とする遊月と一緒に、リゼを全力で強引に下がらせる。
「……」
流子は、まるで蚊か何かを追い払うかのように銃弾をはたき落とす。
だが、その心中は冷静などではなかった。
――『おねえちゃん、たすけて』
血と共に、か細い声で吐き出されたその言葉は。
(……けっ)
纏流子の耳にも、確かに届いていた。
あろうことか、またしても皐月に間違えられた。
それがムカついたから、今度は邪魔されないように確実に殺した。
それだけのはずなのに。
(……何だよ)
苛立ちは収まるどころか、倍増している。
なぜだ。
なぜ、最後の最後に助けを求める奴がそいつなんだ。
親父でもお袋でも兄貴でも、ジジイでもババアでも犬でも猫でも、何だっていいじゃないか。
何で、どうして、よりによって『おねえちゃん』なんだ。
偉そうなことばかり言って誰一人守れない、使えない『姉』のことを、思い出しちまったじゃねえか。
苛つく。
敵と味方の区別も付かないような、ストレスを片付けるためだけに蹂躙されて殺されるしか能のない、間抜けで愚図でか弱い子兎の分際で。
誰の許しがあって、私の心に踏み込んできやがる。
何の権利があって、私の心を揺さぶってきやがる。
「よう、騎士王さんよ」
未だ己のうちに反響する少女の言葉を振り払うかのように、流子は離れた場所に立つセイバーに声をかける。
「何をまごついてやがる。さっさと全員ぶち殺せばいいじゃねえかよ。私を吹っ飛ばしたときみたいによお」
「……」
「おいおい、この後に及んで、戦えねえ奴は殺さねえ――なんて言う気か?」
その言葉に、セイバーの表情が僅かに歪む。
「――ハッ、図星かよ、しゃーねえな」
流子は跳躍し、セイバーの傍らに立つ。
「手伝ってやるよ」
「何を――っ」
狼狽えを見せるセイバーの肩を、まるで朋友に対するように叩く。
「聞こえねえのか。こいつらをぶち殺すのを、手伝ってやるっつってんだよ」
「な――」
「破格の条件だぜ――ただし、ぶち殺し終えたらそこでおしまいだ。その時点で即刻、お前も殺してやる」
セイバーは僅かに思考に捕らわれる。
青髪の少女が目の前で突き刺された時、己は何を思ったのだろうか。
――そんな前置きなどしても、ごまかしているだけだ。
認めよう。
「助けたい」と。
自分は、そう思ってしまったのだ。
70余人を殺戮し、万能の願望器を手にするという目的と矛盾することを、頭によぎらせてしまったのだ。
――曇っているんだよ。
三つ編みの青年に言われたことが甦る。
ああ、そうだ。
今の自分は曇っている。
殺し尽すことを決意しながら、都合よく騎士王であろうとしている。
中途半端な者は何も掴めない。
ならば。
柄を持つ手に再び力がこもる。
5人を殺し尽せば、待っているのは纏流子との対決。
一度目は退けたが、再び勝てる保証はない。
――だがセイバーは、心を揺さぶられながらも、冷静に見抜いてもいた。
彼女の着る純白の花嫁衣装。それに、一度目の対決では確かになかったはずの綻びが生じていることを。
そこを突き、服を断ち切れば力の源を断てるはず。
どのみち、この怪物と再び会いまみえるのは必定だった。
曇りを振り払い、矛盾を踏み越えていく好機は、今しかないのだ。
☆
「おう、やる気になったかよ」
「……」
不可視の剣を振りかぶったセイバーを、流子は満足気に見る。
「やり合う前に一つ聞いておくぜ。空条承太郎ってのはそこの学ランで間違いねえな」
水色の人形を傍らに携えた不良に、番傘を突きつける。
「手前は妹が世話になったみてえだからなあ……? おい、私の獲物でいいよな」
「構わん」
流子は改めて、5人を見渡す。
時代錯誤な学ランの空条承太郎に、神父、スカした男、くだばった子兎と同じような小娘、極めつけはふざけたコスプレメイド。
たわい無い面子だ。
こんな連中に、縫の野郎は不覚を取ったのか。
仕方ない。出来の悪い妹に代わって、自分が狩り尽してやる。
「いくぜ、騎士王さんよ」
「――ああ」
「「皆殺しだ」」
【香風智乃@ご注文はうさぎですか? 死亡】
【H-5/路上/1日目・夕方(放送直前)】
【天々座理世@ご注文はうさぎですか?】
[状態]:健康、?
[服装]:メイド服・暴徒鎮圧用「アサルト」@グリザイアの果実シリーズ
[装備]:ベレッタM92@現実(残弾少し)
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(10/10)
黒カード:不明支給品0枚
[思考・行動]
基本方針:ゲームからの脱出
0:――っ!
[備考]
※参戦時期は10羽以前。
※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、一条蛍、香風智乃、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。
【紅林遊月@selector infected WIXOSS】
[状態]:口元に縫い合わされた跡、?
[服装]:天々座理世の喫茶店の制服(現地調達)
[装備]:令呪(残り3画)@Fate/Zero、超硬化生命繊維の付け爪@キルラキル
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(19/20)
黒カード:ブルーアプリ(ピルルクのカードデッキ)@selector infected WIXOSS
[思考・行動]
基本方針:叶えたい願いはあるけれど、殺し合いはしたくない
0:――っ!
[備考]
※参戦時期は「selector infected WIXOSS」の8話、夢幻少女になる以前です
※香風智乃、風見雄二、言峰綺礼と情報交換をしました。
※ピルルクの「ピーピング・アナライズ」は(何らかの魔力供給を受けない限り)チャージするのに3時間かかります。
※チノの『演技』に気付きましたが、誰にも話すつもりはありません。
※チノへの好感情、依存心は徐々に強まりつつあります
【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ】
[状態]:右肩に切り傷、全身に小さな切り傷(処置済)、?
[服装]:美浜学園の制服
[装備]:キャリコM950(残弾半分以下)@Fate/Zero、アゾット剣@Fate/Zero、神威の車輪(片方の牛が死亡、後部にリヤカー付き)@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)
黒カード:マグロマンのぬいぐるみ@グリザイアの果実シリーズ、腕輪発見機@現実、歩狩汗@銀魂×2、旧式の携帯電話(ゲームセンターで入手、通話機能のみ)
[思考・行動]
基本方針:ゲームからの脱出
0:――っ!
[備考]
※アニメ版グリザイアの果実終了後からの参戦。
※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※キャスターの声がヒース・オスロに、繭の声が天々座理世に似ていると感じました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。
※言峰から魔術についてのおおまかな概要を聞きました
[雄二の考察まとめ]
※繭には、殺し合いを隠蔽する技術を提供した、協力者がいる。
※殺し合いを隠蔽する装置が、この島のどこかにある。それを破壊すれば外部と連絡が取れる。
【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
[状態]:健康、胸に刀傷(中、処置済)、全身に小さな切り傷、?
[服装]:普段通り
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)、噛み煙草(現地調達品)
[思考・行動]
基本方針:脱出狙い。DIOも倒す。
0:――っ!
[備考]
※少なくともホル・ホースの名前を知った後から参戦。
※折原臨也、一条蛍、香風智乃、衛宮切嗣、天々座理世、風見雄二、言峰綺礼と情報交換しました(蟇郡苛とはまだ詳しい情報交換をしていません)
※龍(バハムート)を繭のスタンドかもしれないと考えています。
※風見雄二から、歴史上の「ジル・ド・レェ」についての知識を得ました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※越谷小鞠を殺害した人物と、ゲームセンター付近を破壊した人物は別人であるという仮説を立てました。また、少なくともDIOは真犯人でないと確信しました。
【言峰綺礼@Fate/Zero】
[状態]:健康、全身に小さな切り傷、?
[服装]:僧衣
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(17/20)
黒カード:不明支給品0~1、各種雑貨(ショッピングモールで調達)、不明支給品0~2(ポルナレフの分)、スパウザー@銀魂
不明支給品2枚(ことりの分、確認済み)、雄二のメモ
[思考・行動]
基本方針:早急な脱出を。戦闘は避けるが、仕方が無い場合は排除する。
0:――っ!
【セイバー@Fate/Zero】
[状態]:魔力消費(中)、左肩に治癒不可能な傷?
[服装]:鎧
[装備]:約束された勝利の剣@Fate/Zero、蟇郡苛の車@キルラキル
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
黒カード:レッドアンビジョン(花代のカードデッキ)@selector infected WIXOSS、キュプリオトの剣@Fate/zero
[思考・行動]
基本方針:優勝し、願いを叶える
0:皆殺し。
1:島を時計回りに巡り参加者を殺して回る。
2:時間のロスにならない程度に、橋や施設を破壊しておく。
3:衛宮切嗣、空条承太郎、鬼龍院皐月には警戒。
4:銀時、桂、コロナ、神威と会った場合、状況判断だが積極的に手出しはしない。
5:銀時から『無毀なる湖光(アロンダイト)』を回収したい。
6:ヴァニラ・アイスとホル・ホースに会った時、DIOの伝言を伝えるか、それともDIOの戦力を削いでおくか……
7:いずれ神威と再び出会い、『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』を破壊しなければならない。
8:WIXOSS、及びセレクターに興味。
[備考]
※参戦時期はアニメ終了後です。
※自己治癒能力は低下していますが、それでも常人以上ではあるようです。
※時間経過のみで魔力を回復する場合、宝具の真名解放は12時間に一度が目安。(システム的な制限ではなく自主的なペース配分)
※セイバー以外が使用した場合の消耗の度合いは不明です。
※DIOとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。
※魔力で車をコーティングすることで強度を上げることができます。
※左肩の傷は、必滅の黄薔薇@Fate/Zeroが壊れることによって治癒が可能になります。
※花代からセレクターバトルについて聞きました。WIXOSSについて大体覚えました。
【纏流子@キルラキル】
[状態]:全身にダメージ(中)、疲労(中)、精神的疲労(極大)、数本骨折、説明出来ない感情、苛立ち
[服装]:神衣純潔@キルラキル(僅かな綻びあり)
[装備]:縛斬・蛟竜@キルラキル
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(19/20)、青カード(19/20) 、黒カード1枚(武器とは判断できない)
黒カード:不明支給品1枚(回収品)、生命繊維の糸束@キルラキル、遠見の水晶球@Fate/Zero、花京院典明の不明支給品0~1枚
[思考・行動]
基本方針:全員殺して優勝する。最後には繭も殺す
0:空条承太郎から順番に皆殺し。最後にセイバーも殺す。
1:次に出会った時、皐月と鮮血は必ず殺す。
2:神威を一時的な協力者として利用する……が、今は会いたくない。
3:消える奴(ヴァニラ)は手の出しようがないので一旦放置。だが、次に会ったら絶対殺す。
4:針目縫は殺す。
[備考]
※少なくとも、鮮血を着用した皐月と決闘する前からの参戦です。
※DIOおよび各スタンド使いに関する最低限の情報を入手しました。
※満艦飾マコと自分に関する記憶が完全に戻りました。
※針目縫に対する嫌悪感と敵対心が戻りました。羅暁への忠誠心はまだ残っています。
※ゲームセンター内の筐体のいくつかがセイバーによって倒され、すぐにはプレイできない状態になっています。
〔支給品説明〕
【リヤカー@現実】
ジャン=ピエール・ポルナレフに支給。
荷物の運搬などに使われるリヤカー。広さには人間が3人ほど乗っても余裕がある。
【ロープ@現実】
東條希に支給。
消防士が訓練に使用する本格的な品物で、ちょっとやそっとの力では切れない。
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最終更新:2016年10月21日 13:31