悪魔と吸血鬼! 恐るべき変身! ◆45MxoM2216

ここは、バトルロワイヤルの会場にある隠された地下通路。
そこに展示されていた『ジョースターの系譜』
DIOの義理の兄弟にして宿敵、ジョナサン・ジョースターを始めとする様々な『ジョジョ』たちの様々な『奇妙な冒険』
それを見てしまった吸血鬼DIOは、自らが空条承太郎に敗れるという未来を知ってしまう。
そんな認め難い真実を知ってしまったDIOは……






「フハハハハハ!!!空条承太郎、恐るるに足らず!」
DIOは、中々にハイテンションであった。



何故先ほどまで自らの敗北の未来を知って暴れていたDIOが、このようにハイテンションになったのか?
それは……


「よもやネズミ如きに遅れを取るような男だとはなぁ!なまっちょろい奴め!」
『ジョースターの系譜』の続き―――DIOを倒した後の空条承太郎を見たからだ。

最初は自分の死んだ後の歴史なんぞ見るまでもなく壊そうとし、実際結構な量の展示品を壊したのだが、その途中で承太郎がスタンドに目覚めたネズミ相手に無様を晒しているのを見て、破壊を止めた。

いくらスタンド使いだとはいえ、たかがネズミ相手に嵌められる姿は滑稽の一言にすぎる。
しかもダサい頭をした学ランの男に助けられる始末。
この空条承太郎の無様な姿を見たDIOは、大きく溜飲が下がった。

「挙句の果てに勝てるはずの戦いで娘なんぞを庇ってプッチに殺されるとはな!」
さらに歩を進めると、自分と親しいプッチ神父が空条承太郎を殺し、自分の敵討ちをしていたのを知り、DIOの暗い気持ちは吹っ飛んだ。

しかも記憶DISCとスタンドDISCを奪われ、散々娘の足を引っ張った上での無様な死だ。
その上庇った娘までもがプッチに殺されたのだ。
これが愉快でないはずがない。


途中で何やら自分と似た男の活躍も展示されていたが、見ず知らずのジョースター家の活躍なんぞ見てもしょうがないとろくに見もしなかった。
今のDIOには空条承太郎の無様な姿しか見えないのである。

「ジョースターのファンからすれば、これも美しい親子愛といった所か……」
しかし、吸血鬼としてパンを貪り食うが如く人間を襲って血を吸っていた際、どれだけ大切な我が子であろうと吸血鬼化した途端に襲いかかる母親を見ていたDIOにしてみれば、親子愛なんぞプリンの上に乗った硬貨のように不安定なものだとしか思えない。

「所詮、このDIOに勝てたのも、ジョナサン譲りの火事場の馬鹿力にすぎないというわけか!」
子供の頃からここぞという時に度々発揮された、ジョナサンの火事場の馬鹿力。
それに散々煮え湯を飲まされたDIOからすれば、同じような火事場の馬鹿力に敗北したというのは、納得はしたくないが理解できなくはないことだ。

「スタープラチナ・ザ・ワールドなどという大層な名前を付けておきながら、承太郎はせっかく覚えた時止めもこのDIOのようには成長させられなかった―――どころか弱体化までさせたようだし……
所詮二番煎じは、オリジナルを越えることなどできんのだ!」

よって、DIOはこう結論付けた。

星は世界をほんの一瞬覆ったが、星の煌きはやがて日が昇ってくればどんどん衰える。
反して世界はどんどん成長する。
たった百年足らずで、馬車しか走っていなかった世界が自動車が走りジェット機が飛び交う世界に変わったように。
そして世界が発展すればするほど、朝など待たずとも星の煌きは弱まるのだ。

「人間には『世界』など使いこなせはせん!吸血鬼にして帝王であるこのDIOでなければな!!」

こうしてDIOは一応は前に進んだ。
『真実』を受け入れた。
そして乗り越えようとはしている。
しかしそれは空条承太郎の『未来』―――それも屈折した目線で見ての『未来』を見た上でのことだ。
わざと不覚を取った場面だけをことさら注視し、「これなら勝てるのではないか?」と思い込む。
そんな後ろ向きな乗り越え方でしかない。
それで実際に自分が強くなるわけでも、相手が弱くなるわけでもないのに。


『残り4時間です』

しかし自分が後ろ向きなどとは露ほども思わないDIOは、一時間半もの間暴れていたことを内心で少し恥じつつも当初の予定であった地下通路の探索に戻ろうと――――










「DIO様!無事でしたかい!」






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

音の正体を確かめるべく地下通路を進んでいたラヴァレイは、音が急に止んだのを訝しく思っていた。
戦闘をしていたのだとしたら戦闘が終了した。
個人が暴れていたとしたら気が済んだといったところだろうか。

どちらにせよ、音の正体を確かめ「処理」をしなければ安心できない。

(それはそうと、『ジョースターの系譜』……中々面白い見世物だな)
波紋法やスタンドといった特殊な能力は個人的にかなり興味がある。
人を悪魔に変えたり、自身の姿を変える自分の魔術にも応用できるかもしれない。

さらにこの殺し合いにおいても有益だった。
参加者である空条承太郎、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、ホル・ホース、ヴァニラ・アイス、DIOの情報を手に入れることができたのだ。
先の放送でも誰一人名前の呼ばれていない彼らの情報を手に入れたことは大きなアドバンテージだ。
そしてラヴァレイにしてみれば、ただ情報を手に入れただけでなく、変身して彼らを騙ることまでもできるのだ。
            ・・・・・
(最も、あくまで『ジョースターの系譜』
ジョースター一行はともかく、DIOの勢力はなりきれるほどの情報はないか)
それでも容姿やスタンド能力が分かるというだけで充分なアドバンテージである。

そんなことを考えながら歩いていると、大きな音が聞こえてきた。
だがそれは、先ほどまで聞こえていた暴れるような音ではなく、人の声が反響した音だった。


「所詮、このDIOに勝てたのも、ジョナサン譲りの火事場の馬鹿力にすぎないというわけか!」


……どうやら、本部以蔵の末路を見るのを半ば諦めた甲斐はあったようだ。
『ジョースターの系譜』で情報を得た後、ジョースターの宿敵であるDIOを発見する。
些か出来すぎているぐらいに幸運だ。

とはいえ、ここで取れる選択肢はそこまで多くはない。
話の通じない相手だと思っていたが、展示されていた情報を信じるならば、DIOは中々できる男のはずだ。
大方、自分の末路を知って思わず暴れていたといったところだろう。

話の通じる相手で、かつ殺し合いにほぼ乗っている相手をここで処理する必要はない。
となれば取れる選択肢は、二つだ。

一つは、音の正体は確かめたことだしさっさと戻って本部以蔵の末路を見ること。
一つは、せっかくだからこのまま進んでDIOと情報交換すること。

個人的にはさっさと戻る方を選択したいが、DIOが東側にいるということは、彼はホテル―――北東方面にいたことになる。
この殺し合いが始まって以降、ずっと北西の端っこの方にいたラヴァレイとしては、他の方面の情報も知りたいところだ。

一応は聖女ジャンヌの副官として、オルレアン騎士団の高官をやっていたのだ。
情報の重要性は嫌というほど理解させられている。

また悪魔マルチネの姿で集めた情報を騎士ラヴァレイとしてオルレアン騎士団に流し、騎士団を自分に都合良く動かしたこともある。
情報があったからこそ、ラヴァレイは神も悪魔も騙しきり、バハムート復活の目途を立たせることができた。
さらに、ここでDIOと情報交換すれば、先ほど手に入れた情報の有用性がさらに上がることは間違いない。

ベストなのは情報交換を手早く済ませ、さっさと戻って本部以蔵の後を追うことだ。

しかし、あらかじめDIOの人となり(吸血鬼だが)を知っているラヴァレイはともかく、こちらを知らないDIOはそう物分かりよく情報交換とはいかないだろう。
さらに、一応は本性を隠して行動している以上、この顔で危険人物と遭遇するのは避けたい。

そんなラヴァレイの要求を全てクリアする方法は……一つだけある。

ラヴァレイの顔が歪む。
比喩でもなんでもなく、本当に顔が歪んだのだ。
そして歪んだ顔が形を変えて―――



「『銃は剣よりも強し』 ンッン~名言だなこれは」



ジョースター一行以外の、DIOの勢力の人物はなりきれるほどの情報はない。
出会ったら戦闘になり、ジョースター一行に敗れるからだ。
しかし、何事にも例外はある。
その例外こそがこの男―――ホル・ホースなのである。

ホル・ホースはDIOの刺客の中で唯一、ジョースター一行と三回もの遭遇をしているのだ。

他の刺客は基本的に一回で敗れ去っているのにも関わらずだ。

自然と『ジョースターの系譜』にも他の刺客と比べて多くの情報が展示されている。
それこそ、ラヴァレイがなんとかなりきれる程度には。
そんなホル・ホースがこのバトルロワイヤルに参加していることも、また幸運であった。

DIOと接触し、手早く情報交換。
そしてなるべく急いで戻り、本部以蔵の末路を見る。
ラヴァレイ自身の顔は見られたくない。

ホル・ホースの姿ならば、無茶とも言えるラヴァレイの望みを叶えられるのだ。
最悪同行を命じられるかもしれないが、口八丁で切り抜けられるだけの自信はあった。

かつてアーミラが、何をどう勘違いすればそうなるのか分からないが、ラヴァレイを父親だと勘違いした時も、その状況を最大限利用してアーミラを上手くヘルヘイムに誘導した。
しかも、自分が父親などという厄介な誤解だけは解いた上で。
自分の演技力とアドリブの上手さに絶対の自信を持っているのだ。


「人間には『世界』など使いこなせはせん!吸血鬼にして帝王であるこのDIOでなければな!!」

(どうにも落ち着きがない男だな)
そんな内心を微塵も見せず、ラヴァレイはホル・ホースとしてDIOに迫る。





「DIO様!無事でしたかい!」







「ホル・ホースか
主人の危機に馳せ参じるのはヴァニラ・アイスの方が先だと思っていたが……」

「たまたま地下通路を見つけて探索してたら、DIO様の声が聞こえたもんでして……」

「それでここまで来たというわけか」
バレてはいない。
このまま情報交換を済ませ、あわよくば都合良く誘導する。
まぁ、DIOは日中は自由に動けない以上、もし誘導できたとしてもすぐには芽は出ないだろうが……






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇







「……それでこの地下通路を見つけ、ここまで来たというわけか」

「ええ、そうです……それでDIO様は?」
上手くいった。
ホル・ホースへと化けたラヴァレイは、自分に都合の良い嘘の情報をDIOに伝えた。
この嘘が芽を出るか、それとも無意味な行動になるか、はたまた巡り巡って自分に不利益をもたらすのか、それはまだ分からない。
しかしこれだけは言える。
嘘の情報を信じさせた時点でラヴァレイは情報戦に勝ち、DIOは情報戦に負けたのだ。

「私はだな……」

DIOの話の要点を纏めるとこうだ。

言峰という男と出会ったこと。
仲間に引き込もうとしていたらポルナレフが乱入してきたこと。
その二人に逃げられたこと。
本能寺学園で大勢を相手にしたこと。
日本刀を使う女学生は殺したが、銀髪の侍、長髪の侍、格闘家の娘、三つ編みの男に不覚を取ったこと。
ホテルでセイバーという少女と遭遇し、一時的な同盟関係を結んだこと。
地下通路を探索し、いざという時の退路にできるか確認しようとしていたこと。

地下通路で見たものについては一切触れない辺り、意外と器の小さい男なのかもしれない。

「ポルナレフか……あいつには俺もJ・ガイルの旦那をやられてるんでね、次会ったら俺の『皇帝』でケリを付けてやりますよ」

「……そうだな、だが先ほど言った四人に対しては手出しは許さんぞ」

「分かってますよ、どっちみちDIO様の『世界』に一矢報いるような連中とはやりあいたくねぇや」

「……今日は珍しく良く喋るな。いつもはこのDIOを前にすると緊張して固くなっていたというのに」

「あー、特殊な状況なもんで、ちょっとハイになってるのかもしれませんね」

「……まぁいい、先ほども言ったように、このDIOの体には制限が課せられているようだ。
試しにホル・ホース、君に肉の芽を―――」

「ちょっと待って下さいよ、肉の芽なんて試しに埋めるようなモンじゃないでしょう!
DIO様を妄信するだけの人形にさせられるのは勘弁ですぜ!
俺を花京院やポルナレフみたいに無理矢理従わせる必要はないでしょう!」

「……いやすまない、どうやら私の考えすぎだったようだ」

「……?よく分かりませんが、ヒヤッとするようなことは止めて下さいよ」

今ラヴァレイは喋りすぎたことにより、一瞬DIOに疑われた。
しかしそれは、ラヴァレイがミスをしたわけではない。
勿論、ホル・ホースがDIOを前にすると緊張することなど知らなかった。
しかし仮に知っていたとしても、彼は先ほどと同じように喋っただろう。

(あれだけホル・ホースしか知らないようなことを言ったんだ……多少は疑われても、確信にまで変わることはないだろう)
彼としては、情報交換さえ済めば良いのだ。
多少疑われようと、決定的な確信に至らせないうちに別れさえすれば良いのだ。

「それでDIO様、俺はDIO様が動けない日中は外を動き回るつもりですが……」

「ほう、ホテルを動けない主人を守ろうという気はないのか?」

「DIO様は俺が守るまでもないぐらい強いじゃないですかい……
それにまだまだ参加者の多い今は、動き回った方が結果的にDIO様のためになりますぜ」

「ふ、その通りだよホル・ホース
それで、地下闘技場には太陽の光は届かないのだな?」

「地下なんだから当たり前でしょうDIO様
まぁずっと棺桶の中にいたんですから、その辺に疎いのは致し方ないことですがね」

「言ってくれる……
そうそう、このDIOから餞別をやろう
しばらくはホテルにいる私には無用の長物だからね」
DIOがホルホースに黒いカードを手渡す。

「こいつぁありがたい
それでは俺はこれから南下するので―――」

「ああ、励めよホル・ホース」










「……?なんだったのだ?さっきのホル・ホースは」
DIOはどことなく違和感を感じながらも、よもやホル・ホースが偽物とは思わない。
正確にはほんの一瞬疑ったが、DIOの僕でなければ知りようもないことを多々言っていたため、その可能性は低いと踏んだのだ。

「まぁホル・ホースはヴァニラ・アイスとは違ってこのDIOに心から忠誠を誓っているわけではないからな
大方、何か隠し事でもしているのだろう」
一応、ホル・ホースが何か怪しい動きをしたらすぐに『世界』を発動できるようにはしていたものの、結局何事もなく情報交換は終了し、ホル・ホースはDIOが動けない間は外を積極的に動き回ることになった。


『残り3時間半です』

「ふむ、そうゆっくりもしてられんな」
ただ戻るだけならば充分な時間があるが、時間には余裕を持った方が良いだろう。

「いやしかし、地下なのだから太陽の光など最初から気にする必要もなかったとはな」
自分の心配は杞憂だったと知り、ホテルへと戻りながら一安心するDIO。
これでホテルにてどっしりと構えられるというものだ。





DIOがラヴァレイの変身に気付かなかったのには、ラヴァレイ自身の能力の高さもさることながら、DIOの精神状態にもあった。
当然だ。
自分が死ぬという未来を見せられて平然としていられる人間などいない。
例え吸血鬼であっても、それは変わらない。

一応は立ち直ったものの、DIOの精神状態は普段と比べて格段に乱れていた。
もしもDIOが万全であれば、ほんの少しの違和感からホル・ホースが偽物だと確信できたかもしれない。
頭脳戦にてラヴァレイに一泡吹かせることもできたかもしれない。

しかし、傷心のDIOを置き去りにして、『世界』は動き続ける。
たくさんのもしもを置き去りにして動き続ける。


DIOは、ついてゆけるだろうか―――
止まらない『世界』のスピードに。


【B-4/地下通路/一日目 午前】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
[状態]:精神的疲労、右腕と胴体にダメージ、全身にダメージ(小)
[服装]:なし
[装備]:サバイバルナイフ@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10)
[思考・行動]
基本方針:主催者を殺す。そのために手っ取り早く他参加者を始末する。
0:空条承太郎、恐るるに足らず!
1:夕刻までホテルで体を休める。その後、DIOの館でセイバーと合流。
2:ヴァニラ・アイスと連絡を取りたい。
3:銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の娘コロナ、三つ編みの男(神威)は絶対に殺す。優先順位は銀時=コロナ=桂>神威。
4:先ほどのホル・ホースの様子、少しおかしかったが……?
5:切嗣、ランサー、キャスターを警戒。
6:言峰綺礼への興味。
7:承太郎を殺して血を吸いたい。

[備考]
※参戦時期は、少なくとも花京院の肉の芽が取り除かれた後のようです。
※時止めはいつもより疲労が増加しています。一呼吸だけではなく、数呼吸間隔を開けなければ時止め出来ません。
※車の運転を覚えました。
※時間停止中に肉の芽は使えません。無理に使おうとすれば時間停止が解けます。
※セイバーとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。
※ホル・ホース(ラヴァレイ)の様子がおかしかったことには気付いていますが、偽物という確信はありません。
※ラヴァレイから嘘の情報を教えられました。細かい内容については、後続の書き手さんにお任せします





ラヴァレイは変身を解き、なるべく急いで地下闘技場へと戻りながらも、自分に風が吹いていることを確信していた。
DIOへ教えた嘘の情報が活きるかどうかは分からないが、それを差し引いても有意義な遭遇だった。

これで、その気になればDIOになりきることもできるだろう。

DIOの言っていた人物と遭遇した際には、また自分に都合の良いような嘘を言って上手くコントロールするのもいいかもしれない。

しかもDIOから手渡された黒いカードの中身は、管楽器のような形状をした機械だった。
テレビさえ知らぬラヴァレイだが、効果欄を確かめることでそれの使い方を理解した。
どうやら、自分の声を増幅させる物らしい。

そもそも凶器ではないし、大声を出せば周囲の人物を無害、有害問わずに引き寄せてしまう。

かなり扱いの難しい支給品だ。
しかし、ラヴァレイにとってはそれだけではない。

色々な人物に変身できるラヴァレイならば、ただ声をあげるだけでも、色々な効果が見込める。


『残り4時間です』


いくら手早く情報交換を済ませたとはいえ、結構な時間を使ってしまった。
本部以蔵の末路を見れるかは五分五分といったところか。

だがここまで幸運が続いている自分ならば、本部以蔵の末路すら上手く見れるかもしれない。


風はどっちに吹いている?
明日か?いや違う。
自分にだ!


【B-4/地下通路/一日目 午前】
【ラヴァレイ@神撃のバハムートGENESIS】
[状態]:健康
[服装]:普段通り
[装備]:軍刀@現実
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
    黒カード:猫車 拡声器@現実
[思考・行動]
基本方針:世界の滅ぶ瞬間を望む
0:地下闘技場へ戻り、放送局へ向かう
1:本部の末路を見届ける
2:蒼井晶の『折れる』音を聞きたい。
3:カイザルは当分利用。だが執着はない。
4:DIOの知り合いに会ったら上手く利用する。
5:本性は極力隠しつつ立ち回るが、殺すべき対象には適切に対処する
[備考]
※参戦時期は11話よりも前です。
※蒼井晶が何かを強く望んでいることを見抜いています。
※繭に協力者が居るのではと考えました。
※空条承太郎、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、ホル・ホース、ヴァニラ・アイス、DIOの情報を知りました。
ヴァニラ・アイス以外の全員に変身可能です。


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100:それでも『世界』は止まらない DIO 134:無辜の怪物
105:溢れ出る瑕穢 ラヴァレイ 135:ルールなんてあってないようなもの