・ハーン邸の事件に関与。
・本名は『ダニエル・シャッハ』。
渾名は彼のみ2つ振られ、曰く「不滅なる者の愛弟子」にして「偉大なる指導者」。
まだ翻訳中なので詳しくは判らないが、どうやらオラン市内の南部か、南東部あたりに居住しているようだ
・十年ほど前、古代語魔法の邪悪なる使い手「不滅の」ファイルーズが倒された際には、彼には5人の弟子がいたという。
その中のひとり、ファイルーズにとっては『見習いの弟子』と言える者であり、倒された際に唯一同行させていた者の名前がたしか、シャッハだったと聞いたことがあった。
魔術の技も知識もまだ未熟であり、師たるファイルーズに追っ手が迫った際には、いちはやく師の元から逃げ出して以来、行方不明となっていたはずだ。
ちなみに、他の弟子たちについては詳しいことを知らないが、いずれも強力な古代語の魔術を操る、邪悪な使い手だったとされている――ファイルーズが倒された時点では何れもオランにはおらず、その行方も知られてはいないが。